馬鑑 山口晃展@馬の博物館、根岸競馬記念公苑の光景

GW初日、根岸の根岸競馬記念公苑の中にある馬の博物館で行われている。『馬鑑 山口晃展』へ行ってきました。
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これがね、すーごい良い展示でしたよ◎バイク馬の作品、現代大和絵『百貨店図 日本橋三越』や『東京図 奨堕不楽乃段』もみれたし、『ドローイング(馬)』も綺麗でした。さらに坂の上の雲の漫画と絵画の間みたいな作品、『日清日露戦役偽書 原画』、最高でした。こないだ黒田清輝展@東博 もう一つの坂の上の雲という感想文を書いたばかりで不思議なシンクロニシティを感じたり。井上武彦展はみたことがなかったのだけれど、展覧会と言う空間を使った漫画表現がとても面白く、新たなインスタレーションの形や物語絵巻のコマ割り版だなと想ったり。

江戸時代に造られた作品も良かった。厩図屏風とか、山口さんがインスピレーションを受けたであろう当時の作品も良かったし、『角切鹿形兜』のピカチュウ感^^、そして『陣形図屏風風』、可愛かったー!これらとは別に常設の競馬の展示(根岸のこの場所に昔は競馬場があったの、知りませんでした)があり、これ、まじで200円!?

さらに、また公園の美しさ!天気もよく芝生の輝きに親子や友人、恋人達が思い思いに楽しんでて、アルカディアのよう!木々の木漏れ日、今日の日差しと気温の妙から避暑地に来た気になりました。GWなのに空いてるし、まるでWINDOWS初期スクリーンのような光景w、これ、最高。GWの天気、ずっといいみたいだし、超おすすめです。

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# by wavesll | 2016-04-30 18:48 | 私信 | Trackback | Comments(0)

Uni-Cubに乗ってきた!!!

Honda Uni-Cub: we drive the office chair unicycle of the future


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六本木一丁目の赤坂アークヒルズでSound & Cityというイヴェントがあり、そこでRezがPSVRで体験できると聴き、向かったはいいのですが着いたときには整理券が配布終了してました><

明日は開始直後になくなりそうとのこと。REZのPSVRverは勿論市販されるそうですが、今回は振動スーツをつけてのアトラクションだそうです。うーん、やってみたかった><

会場をぶらつくと、VRでオーケストラを愉しめるブースや、センサーの付いた靴を履き、飛んだり動かしたりすると音楽がなる体験型アート作品のブース等がありました。ボーダーのシャツからノイズを産む装置も。

c0002171_19620100.jpgその中で、入り口辺りに合ったのがこれ。HONDAが造ったUni-Cubという乗り物。試乗してみました!

同じ指導を受けた方は結構簡単に乗りこなしていたのですが、自分は運動音痴だからかあまり上手くいかず。重心の移動のさせ方が難しい。ただ、アドバイスを受けて座りを深くすると安定して結構乗りこなせるように。10分でこれだから、30分もあれば大体の人は普通に運転できそう。感覚は平らなところを滑れるスノボというか、重心移動の仕方はちょっと違うのですが、スノボと同じくへっぴり腰よりちょい前傾の方が上手くいく感じ。面白い!セグウェイもこんな感じなのかなぁ?

最高時速は6kmで、足をつけば止まるので安心なのですが、視線が低いので結構乗ってる時はスピード感があって面白い。チューンナップしたら、面白いスポーツになりそうな気もしました。HONDAとしてはショッピングセンターや病院などのある程度大きいけど限定された空間での利用を考えてるそうで、滑らかな床だと3cm空中を滑っているような感覚だとか。やー、面白かったです。

Uni-Cub、Perfumeも出演したOK GOのPVで使われてました!ここまで乗りこなすのは相当練習したに違いないwまだまだ開発中という事ですが、これが進化したら老後も安心ですw


OK Go - I Won't Let You Down - Official Video

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# by wavesll | 2016-04-28 19:16 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

黒田清輝展@東博 もう一つの坂の上の雲

東博に「生誕150年 黒田清輝 日本近代絵画の巨匠」展へ行ってきました。
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展示は初端の『婦人像(厨房)』から驚きの高水準。『アトリエ』の抜けるような光。『少女』のコントラスト『七面鳥』の暢気さ。『洋燈と二児童』の濃い美。

黒田の師ラファエル・ロランの『フロレアル(花月)』『思春期』の裸婦の美しさ。留学で彼が影響を受けたアレクサンドル・カバネル『フランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの死』、ジャン=フランソワ・ミレー『羊飼いの少女』、ジュール・バスティアン=ルパージュ『干し草』、ジュール=ブルトン『朝』、クロード・モネ『サンジェルマンの森の下草』、アルフレッド・シスレー『モレのポプラ並木』、ピエール・ビュヴィス・ド・シャヴァンヌ『聖ジュヌヴィエーヴの幼少期』。やはり西洋絵画は西洋人が書いてこそ本質を持つ気がしてしまいました。如何に黒田清輝が上手くても、普通の上手さでは、足りない。酷い見方だとは思うけれど…。

日本に戻った黒田が描いた『舞妓』、『横浜本牧の景』、『大磯』の風景。『大磯鴨立庵』、『昼寝』の赤。『東久世通禧公肖像』。日本を描くことでオリジナリティが生まれて面白い。そして『湖畔』。油絵で日本の心を、こんなにも薫らせることが出来るのか。『木かげ』の光。『裸体婦人像』、『春』、『秋』の甘美なヌード。『野辺』、『花野』。『赤小豆の簸分』の自然派から影響を受けた農村の生活描写。『桜島爆発図(噴煙、噴火、溶岩、降灰、湯気、荒廃)』なんてのも。連作『雲』が良かった。

黒田清輝に関連した日本画家の山本芳翠『花化粧』、小林万吾『門付』、青木繁『日本武尊』、中村弘光『裸婦(霧)』、藤島武二『静』も良かった。

そして戦災で焼失した名画『昔語り』の下絵『草刈り娘』・『僧』・『舞妓』・『仲居』・『男と舞妓』・『男』がスナップ画として、それら単体でも素晴らしかった。ラストは今も論議を呼ぶ『智・感・情』。ミステリアス。当時の日本女性としてはありえない7頭身ながら、普段草鞋を履いているであろう足。服装でなく肉体で日本を表現するとは。見事。

渡欧時の作品には複雑な思いというか、良い絵だけど日本人がこれを描く意味は?と想い、日本に戻ってからの絵は“洋画というツールで日本の風景を変換した”様にみえましたが、明治期。ああこの人も『坂の上の雲』の人なのかと。夏目漱石が評した絵もありました。グローバル化に直面しもがき、日本人というアイデンティティを世界に挑戦する上で求められた明治。まるで、今の様。

というより、明治期に形作られたシステムが今解体され、再びドラスティックな変化が(明治期の様に)起きているのでしょう。第二の開国がインターネットによって起きたとしたら、今は第二の文明開化の時期と言えるかもしれません。双方向の文明開化。

今回の文明開化は、海外に挑戦するスポーツ選手やミュージシャン、企業家など、多岐に渡ります。その大先輩にあたる黒田さんの功績は、確かにその後の日本画壇のレベルを見ると筆致に物足りないところはあるし、西洋画というジャンルにおける先行者利益の人だと想います。しかしその“切り開いた”行動力、未知へ突き進む胆力こそ、彼の真骨頂の一つ。挑戦者は批判を恐れてはならない。

そうして見る『湖畔』。31歳での作品。彼は、西洋を身につけ、日本の新しい水準を示した。遥かなる高みにいる同い年。俺は相変わらずデラシネ…。その絵に描かれた女性は後の妻、照子さんだといいます。どこか同期をみるような、『お前はのうのうと何やってんだ!?』と言われたような。特別な展覧会になりました。

その後、常設展等も観てきました。

虎の陣羽織
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歌川国芳『通俗水滸伝豪傑百八人之一個・清河県系之産武松』
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円山応挙『虎図』
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玉杖石製品
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埴輪 猿
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三彩多口瓶
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押出蔵王権現像
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慶長小判・大判
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上村松園『焔』
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大智勝観『聴幽』
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曾山幸彦『試鵠』
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太刀 青江守次
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脇指 金房政次
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太刀 長船長光(号 大般若長光)
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太刀 粟田口国安
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頼光大江山入図大花瓶
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唐織
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藤棚図屏風
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白猪空穂
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黒韋肩白威胴丸
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黒糸威胴丸具足
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模造 樫鳥糸威鎧
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紺糸威筋兜
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南蛮胴具足
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太刀 備前一文字弘
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黒漆打刀
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当麻曼陀羅図
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両界曼陀羅図
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聖徳太子絵伝
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大般若経 巻第四百六十五 断簡
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須恵器 子持高坏
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根付
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喜多川歌麿'『山姥と金太郎 杯』
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歌川広重『薔薇に小禽』
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蹄斎北馬『出陣図』
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写真禁止のものも、目茶苦茶素晴らしかったです。福田平八郎『漣』の現代性、『制吒迦童子』の眼差し、この二つは黒田清輝入れても今日のベストでした。『黒綸子地唐草入大葉文様小袖』、竹内栖鳳『絵になる最初』、『古筆手鑑 浜千鳥』etc etc...素晴らしかった。

黒田清輝展は15日まで。特別展のチケットで常設展もみれるので、おすすめです◎
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# by wavesll | 2016-04-27 21:49 | 私信 | Trackback | Comments(0)

第6回音の貝合わせ 慶應の銀杏並木 with fra-foa 小さな光/煌め逝くもの

先日の根津神社のつつじ祭りをみた時に、あぁ初夏が始まったのだと想ったのですが、自分が桜以上に好きな景色に日吉の銀杏並木の新緑があります。
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慶應の銀杏並木、翡翠に透ける若葉の色彩はロングシーズンの始まりを感じさせました。慶応生は見慣れてるからか、銀杏に何の反応も示さず。後5日程早いときが一番美しかったのかもしれません。それでも綺麗だなぁ。また来年の若葉の季節が楽しみです。

そんな碧にあう音楽、私が学生の頃に嵌ったfra-foaなどいかがでしょう。

fra-foa - 小さなひかり[PV]


fra foa - 煌め逝くもの (解散ライブ 2005/05/14 @ 渋谷CLUB QUATTRO)


あっという間に駆け抜け、エントロピーを増大させ、散開していったこのバンド。人生初のフェスで、ひたちなかのレイクステージでみたのが想いだします。高2だったかな?新芽の持つ飛び抜けた可能性の量。それでも、季節はめぐり、また碧の季節がらせんに繰り返されることが、今自分にとっても嬉しいことだと感じます。

人生で一番美しい碧をみたのは奥入瀬渓谷でした。その年々で、また美しい出会いがましてゆく。日々に奇跡を見出して生活していけたら、最高ですね。自然に感謝。

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# by wavesll | 2016-04-26 12:18 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Prince入門としてのCoachella2008 / 情報生態系の構築の話

先日他界されたPrince。ギターが物凄い上手いとか、岡村ちゃんが憧れ目指した存在とか、伝説級のアーティストと言うことは聴いていたのですが、実際の処ジョジョ関連で『The Gold Experience』を聴いてただけで、そこまで聴きこんでいたわけでもないし、逆に失礼だからと想ってこれまで訃報の件に触れていませんでした。

ただ、生前無料音楽システムに厳しかった彼が逝去し、Webに追悼の流れで音源があふれ、色々聴くことが出来ている中で、Coachella 2008のライヴが非常に良かったので、これは紹介したいなと想ったのです。

Prince Coachella 1
Prince Coachella 2
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Purple Rain等の大ヒット曲から、Come Together、更にはCreepまでのカヴァー。コーチェラという他流試合でのサーヴィス精神にあふれたセトリは、初心者にもとっつき易いと想います。

更にそのサウンド!ギターが格好いいのは勿論ですが、去年サマソニでみたD'angeloを直結で想起する熱いライヴ!検索して観るとD'angeloはやっぱりPrinceの強い影響下にあったみたいです。Sonic Youthを聴いてVelvet Undergroundを感じると同じように、D'angeloからPrinceに繋がりました。源流をたどるのは面白い。去年D'angeloにどっぷりやられた人、或いはCeroの『Obscure Ride』が去年のベストアルバムだった人に、是非聞いてもらいたいです。

Princeは権利関係に非常に厳しい人でもありました。実際、Webは著作権ビジネスと言うものを破壊するイノヴェーションだったと想います。自分みたいな個人ニュースサイト崩れだと、創作者の権利を時に軽く見て、怒りを買ったことも過去に在ります。アーティストにとっては、自分の作品を好きに使われ、対価も払われないのは酷い噺だと想うし、仮に音楽でなく文筆であっても、自分の発言を捻じ曲げて伝えられたら怒りたくなるのはわかります。そこは素人のサイトだとしても律儀に丁寧に敬意をもって扱わねばならないなと想います。

もっといいのは自己資本比率を増やすというか、他者のクリエイティヴィティがメインでなく、己自身の言葉で魅せられるようになれたら理想ですよね。昨日「音楽紹介ブログはその楽曲の時間分の文章を書くべきだ」と書きましたが、引用があくまで引用の量に収まるくらい本文の質と量を高めること、その正攻法が結局一番いいのかもと想います。なかなか難しいですが。

音楽作品で、上手く収益があがる仕組み、これを考え付いた人がいたら次代を謳歌できること間違いなしでしょうね。ハイレゾ配信のTIDALはJAY ZやBEYONCEが株主だったり、ヘッドフォンのBeatsはDr.Dreだし、ニール・ヤングはハイレゾプレイヤーPonoPlayer造ってるし、音楽関連ビジネスに手を広げることが今後の生き残り、マネタイズの鍵だとは理解しつつも、あくまで音楽作品での収益に拘ったプリンスの姿勢は理解したいし、良いエコシステムが生まれてくれることを望むばかりです。

Webでちょろちょろ文章を書いている自分は、Facebook、個人ユーザーが投稿を収益化する仕組みを検討かというニュースや、NAVERまとめで収益を上げるとか、noteだとか、或いは欧州で始まり米国に上陸した"ジャーナリズムのitune"Brendleが気になっています。日本だとdマガジンと食い合うかもしれませんが。"情報のマネタイズ"、或いは新たな情報生態系の構築は、どうなるのかなぁと、blog世代の個人サイト管理人としても興味があるところです。
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# by wavesll | 2016-04-26 05:49 | 私信 | Trackback | Comments(0)

"音楽の要約"は可能?「音楽紹介ブログのYoutube動画、全部見ることめったにない問題」について。

自分は恐らくは音楽好きといって間違いでない人間だと想います。このブログでも良くYoutubeとかsoundcloudとかで音楽を紹介することが多いのですが、友達なんかからは「Youtubeはみないなぁ。ブログは読んでるけれど」なんていわれること、結構あるんですよね。

紹介する音楽よりも、私自身の文章を目当てにアクセスしてくれるというのは喜ばしいことかもしれませんが、文章よりも愛する音楽こそ聴いてほしい、みたいに思ったり。「聴きたくなる文を書け」ということかもしれません(苦笑)

ただ、その気持ちも分かるというか、音楽って本当に人それぞれ好みが違うのもありますが、音楽は"時間の藝術"であることが大きいのだなと想うのです。

自分は結構、展覧会なんかにも行くことが多いのですが、ビデオアートって苦手なんですよね。時間かかるじゃないですか、みるのに。その点、画や彫刻はぱっと把握できるのが、魅力を増していると想います。また自分は最近は読む頻度が減ったのですが漫画好きで、アニメより断然漫画だったのですが、それは漫画は読むスピードを自分でコントロールできるから。"時間が規定されていない藝術”の方がとっつきやすくあると想います。

実際、タブで同時に開いていれば好い話なのですが、私自身も他の方の音楽紹介記事で多数の音楽リンクが紹介されている時に、全部みるのはしないですし、一つを聴き終わる前に止めて他のものを開いたり、別のページに飛んでしまったりします。そういった意味で、鴎庵の文章は読むけど音楽は聴かない、というのは私自身もまぁわかるかもしれない…とも想ったりします。

"時間をリスナーが支配できる音楽"、或いは"要約可能で短い時間で美味しい処を味わえるように編集する音楽"ってあるのかなぁとも想ったのですが、うーん。。。短い曲ということならば「1分の音楽」ルールのコンピなんかはありますが、、、試聴ファイルつくりと言う意味でも、音楽の要約って、案外重要な観点な気もしますね。

或いは音楽紹介の記事は、「楽曲の時間」と「文章を読むのに要する時間」が等しいのが理想なのではないかと想います。音楽を主にして文章がバックグラウンドで流れる感じと言うか。流し聴きと言うのは聴覚表現の大きな利点ですから、これを活かすというのは音楽ブログにはいい方法かもしれませんね。"時間が決められている"というのは逆に"その時間で楽しみきれる"ということですし、私も最近はマンガ読むよりも映画観てる方が楽だななんて感じになってます。このサイト上で上手く文章と音楽、或いは画像を連携させられたらいいな、なんて最近は考えています。
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# by wavesll | 2016-04-25 18:26 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

生誕300年 若冲展@東京都美術館 High Vision & High Standard

c0002171_724692.jpg都美に生誕300年 若冲展へ行ってきました。

鹿苑寺(金閣寺)の襖絵、動植綵絵、そしてプライスコレクションの鳥獣花木図屏風まで。若冲は「具眼の士を 千年待つ」と言ったそうですが、まさに当時における未来の今、その高い視座が高い普遍性として受け入れられる奇想の素晴らしさ、美しいカタチがありました。

9時過ぎには上野についたのですが、混んでましたねー!空いてる状態で一番入りしたい場合は8時半とかにいかないといけないのかもしれません。ただ、見終わって出ると行列がなかったので、案外夕方とかの方が空いてみれるかもしれません。まぁちょっとGWは人出が凄そうですが、混んででも観るだけの価値はあり。


c0002171_729115.jpg動植綵絵で一番好きだったのがこの『雪中錦鶏図』。この天才性は先日見たエグベルト・ジスモンチにも通じるなぁ。若冲もジスモンチも二度目のコンタクトでしたが、初物のインパクトに比肩する瑞々しさを多数見た後でも生み出す凄さ。細密な碧。極彩の魔術。

他の動植綵絵では『老松白鳳図』『牡丹小禽図』『棕櫚雄鶏図』『紫陽花双鶏図』『雪中鴛鴦図』『芦雁図』『池辺群虫図』の蛙、『貝甲図』のデザイン性はモダンな感性でした。

その他良かったもの。『糸瓜群虫図』『雪中雄鶏図』『旭日鳳凰図』『白梅錦鶏図』『隠元豆・玉蜀黍図』『鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図襖絵』のカクカクした枝振り。『鳳凰之図』『樹下雄鶏図』『瓢箪・牡丹図』『乗興舟』の黒波、『花鳥版画』シリーズ、『仙人掌群鶏図襖絵』の鶏の正面の顔。メインヴィジュアルに使われている白凰、生で見ると全然感動が違いますよ!優美さにびっくりしました!そして世のワンコ好きにはたまらないであろう『百犬図』も掘り出し物でした。『鳥獣花木図屏風』のデジタルタイル絵はやっぱり良かった。

見所が多い若冲展。一か月と短い展示ですが、その中でも展示替えもあるそうなので、お早めに検討するのがいいかと想われます。
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# by wavesll | 2016-04-25 07:36 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

M3 2016春に行ってきた

浜松町から緩やかなジェットコースターのようなモノレールに乗り東京流通センターへ。M3(音系・メディアミックス同人即売会)に行ってきました。
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まず流通センター駅ホームのメガネ率の高さw自分もメガネなのですが、これはなかなか気合の入った現場なのかもとTRCへ行き、カタログを買って中に入ると盛り上がりが凄い!ワンフェスとか、コミケみたい!

今回来る気になったのはフォロワーのよろすずさんが出展しているから。会場を迷いつつサプライズ訪問し、500円で作品を購入。取り敢えずはミッションコンプリートw

会場を一回りぐるっと。無料頒布も数枚ゲット。試聴するとなかなか何も買わないのは辛いものですが、心を鬼に(苦笑)ここでしか買えないと想うと財布が緩みそうになるけれど心を鬼に。ワンフェスとかコミケに散財する人の気持ち少し分かりましたw

アニメや東方、アイドル、ゴスロリみたいなものも勿論多いのですが、ギターインストゥルメンタルとか熱いのもあり。ボカロものも、まるで本物の歌手が歌ってるかのよう。今ってこんなに進んでるんだと目から鱗が落ちました。

会場を後にし、カタログでジャンル一覧を見ていると<フィールドレコーディング>というのが。あれ!?旅音さんじゃないか!旅音さんもフォローしてたのです。しくったなー。M3特設サイトをみると結構よさげ、、、これは挨拶がてら買っておけばよかった、、既にモノレールは浜松町付近で、またきっと次回お会いできると思い、今回はお会いできませんでした。

個人単位での音楽の即売、面白い。魑魅魍魎感もある熱気に少し火照った午後でした。

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# by wavesll | 2016-04-24 14:57 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

東京ナイトフィッシング 音楽と周辺文化的表象

未明に起きて、録っておいた「東京ナイトフィッシング」というサカナクションの山口さんが夜釣りをする番組をみました。
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海から見る東京湾・河川からみた東京と言う建造体。夜釣りとして、都市で狩りをしながら内省をする光景。夜景と闇が綺麗で、サカナクションの歌にもあっていました。

"東京は、夢を掴みとった人、夢を叶えようとするも何となく生きている人の、夢が化石のように積み重なった場所"、か。好い表現ですね。鏡のような凪の海面はパウダースノーならぬ"パウダーウォーター"だという言葉も良かった。

音楽の重みは、言葉の意味からも生まれるのかもしれません。
少なくとも中高生の頃の自分は、音楽に思想や知見を求め、そういったメッセージを聴くために邦楽ロックを聴いていたと思います。その一方で、湧き出でるむしゃくしゃを如何に晴らしてくれるかと言うラウドな攻撃性、内省と暴力、あるいは"正しさ"なんかを求めて聴いていたなぁと想います。

先日BABYMETALがミュージックステーションに出た時、Webの反応をみていて"ソイヤソイヤって歌詞なんて馬鹿らしくて聴いてられないよw"みたいなものを読んで、その後でやったスピッツの、詩の魅力にいいなぁと想ったことがあって。しかしあの回のベストはベビメタだったなぁと想う自分がいたのです。

ベビメタのダンスが、本当に良かった。あのメタルのサウンドを踊りであらわすのが魅力的でした。いつの間にか自分は歌詞で音楽を聴いていた頃から、サウンドや視覚的な演出を重視するようになっていたのだなぁと、時代に影響されたか、意識は変わるものだなぁと想うのです。

時代はヴィジュアルの刺激や、グループのコンセプトが重視される音楽環境になったなぁと想うのは、一旦邦ロックから洋楽へ行き、詩から解放され刺激としてサウンドを愉しむようになったからこそ着いた地点だなぁと想います。"正義"とかより”快楽”として音楽を愉しめるようになったことで、聴く音楽の幅が拡がったなぁと。

自分がワールドミュージックやフィールドレコーディングが好きなのは、詞に代わって文化人類学的な要素を概念として聴いているからな気がします。

ただ、今、この東京ナイトクルージングをみて、あぁ、この真っ直ぐに繊細に紡がれた言葉も、またいいなぁと想ったのでした。言葉は、音としても現れ、良いメロディは、真言のようにその言葉が持つ一番いい姿を現すイデアとしての表象だと想います。自分の音楽の聴き方が3周目に入りつつあると言えるのかもしれません。

サウンドと、言葉と、コンセプトと、ダンスやヴィジュアル表現と。そして演者の魂と練達さ。ついつい色んなものを求めがちで、それを叶えると総花的で逆につまらなくなってしまう気もするけれど、「ミュージック」のコーネリアスRemixは素晴らしい出来だったし、この番組は音楽と周辺文化を繋げるいい番組だったなぁと想ったのでした。山口さんがオーガナイズするNFというイヴェントも、commmons10 健康音楽にも通じそうで面白そうですね。
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# by wavesll | 2016-04-24 06:49 | 小噺 | Trackback | Comments(0)

OKI & 沼澤尚インストアライヴ at 渋谷タワーレコード

OKI DUB AINU BANDからOKIさんと沼澤尚さんのインストアライヴを観に渋谷タワレコへ行ってきました。
樺太アイヌのトンコリの深い響き、キレキレのドラム!すっげー良かったです!!!
三種の大きさのトンコリ。高音中音低音。博物館にあるような、失われたトンコリ文化を、手探りでやってきたOKIさん。木製のトンコリにずぶっとジャック差すのかっこよかった。
沼澤さんも実は先祖が函館で網を作っていたそう。OKIさんのアイヌ柄のジーンズカッコいいと思ってたら沼澤さんプリンスTシャツでした!生でトンコリを聴くのは初めてでしたが、深い響きが煌めいていました。ちょっと奄美竪琴の盛島貴男さんを想起しました。トンコリとドラムのソリッドな音像、非常に良かった。

なんとインストアライヴなのにアンコールが!タワレコ店員カツオさんGJ!『サハリンロック』!最高に乗れました!
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OKI DUB AINU BAND - 2014.7.19 大MAGROCK vol.7

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# by wavesll | 2016-04-23 20:02 | 今週の一曲 | Trackback | Comments(0)