"俺って変だなぁww"というのと"君って変だよww"から解脱できるか

野球みたんで久しぶりにすぽるとでもちゃんとみるかwとすぽると観てたら、なーんか疲れてしまいました(苦笑
まぁ、スポーツは勝ち負けがあることもありますけれども、その中でも野球・サッカーってスーパーサラリーマン的というか、仕事ができる男的な打ち出し方がみえるんですよね。リーマンが自分を投影する像というか、うげーと想ってしまった。ただ大抵のスポーツは生で観戦すると面白いんですけれど。

思うに、体育会系というのは"まともの結果として異常"なんですよ。特に日本ではコーチから結果を出すために"まともに向上させること"、日々血の滲む鍛錬を積み上げることが求められてきたんだなぁこの人たちはと想うのです。それってモーレツ社員に自分が想う感覚に近いというか、いかに正常に出力をあげるために異常に頑張るかの競争だなぁなんて想うのです。

一方で、音楽、文学、映画なんかはいかに狂うか競争な気もします。創造性というのはカイゼンではなく創新でもある訳です。素晴らしく魅力的な新しい発想というのは"まとも"からいかに自分をズラせるかにかかっているような気がします。自分の中の狂っている部分をみつめて、いかにもっと狂った、つまり新しくて刺激的なことができるかが評価軸の一つになっている世界。

自分が"まとも"だなぁと思っているし、周りからもおおむねそういう評価を受けてそうな人が怖いなぁと想うのは、そういう人が秘めている異常さが不意にちらついたときですよね。そしてそれを当人は"いや、これは普通でしょ"と想ってそうな処が怖いなぁなんて思います。マジョリティの狂気というか、正義の狂気というか。まぁたいていの人は自分の感覚はニュートラルなもんだと思っているとは思いますが。その圧倒的な"当然でしょ"感が、怖い。

逆に"自分は普通じゃない、こんなに自分は狂っているんだ"って人は話してて怖くないですね。他者と自己の感性が違う事を元から意識しているところもそうですし、最初から"この人は狂っている人なんだ"と分かる人は怖くないですよ。狂気は凶器と違ってまるだしの方が怖くないですね。

逆に言えば自分が狂ってると主張する人は浅くみえるし、いや自分は普通だよと本気で思ってる人の方が昏い狂気を湛えているとも言えます。一時期、自分も“普通”という概念に苦しまされましたが、日本社会でいう普通とは“完璧”の事だという感慨やマジョリティ、マイノリティ、“公”の概念も含めて、普通って何だと考察し出すとその深みに沈みこんでしまいます。

ここまでの話でじゃあ"普通"って何だ?という問いがあると思いますが、カイジの福本さんのマンガ『天』によるとその時代時代にあらわれる幻想の様なものという事ですが、大雑把に言えば自分の周りの環境やメディアを知って得た情報の最大公約数的だと想われる像なのでしょう。

本当はそんなものは幻想で、本当は自分の感性は普通でも普通じゃないでもなくて、ただただ自分の感性なのだから、"俺って変だなぁww"からも"君って変だよww"からも解脱して、ただただ澄明に、そして自然にやっていければいいのでしょうけれども、風乱れる浮世ではなかなかそれも難しいですよね。『天』でのアカギの遺した言葉を知りたい方は拙ブログに記述があるので、もしよろしければどうぞ。



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# by wavesll | 2015-05-21 01:13 | 私信 | Trackback | Comments(0)

会社帰りに神宮でベイスターズ戦


会社終わりに友達からLINEが入り、神宮でベイスターズ戦見ないかと言われ、行ってきてしまいました。
神宮は早慶戦以来で、夜もプロ野球も初めてだったのですが、席の高さがグラウンドに近くていいですね!浜スタが日産スタジアムなら神宮は三ツ沢ですね。


チケットも外野自由席なら1600円と安い!有料会員なら1100円でみれるとは。最近スポーツ観戦の機会が多い自分ですがこの安さには驚きました。これなら会社帰りに飲む感覚で何度もこれますね。外野指定席は2000円で、背もたれがあるグラウンドにより近い席でした。

やー、横浜市民なのにスポーツニュースを流し見人間なので、ベイスターズがセリーグ一位なのも先日その友達に教えられる始末でしたよw中畑やるね!というか野球を生で見るのも大学ぶりだったかも。DeNAとヤクルト合わせても浜の番長三浦くらいしか知らなかった(苦笑

でも三浦、凄かったですよ。8回まで投げ切って0点に抑えました。終盤までほとんどヒットも打たせず、凄かった。ピンチを迎えてもきっちりと抑えるこの年でこの実力、感服です。

試合は筒香のホームランもあって横浜が2-0で勝利!『横浜の空高くホームランかっとばせ筒香!』って応援覚えちゃいましたよ。あと助っ人外人がスペイン系なのかVamos!って声援が合唱されてましたねー。筒香が打席に立った時友達が「俺が来たときはいつも筒香がホームランを打つ」といっていたらほんとにホームラン!いいジンクスだ★

野球っていうのも凄いですね。年間140試合近く、平日こみでスタジアムライヴですもんね。こんなんで集客成り立つのはそれこそポール・マッカートニー並の人気ですよ。野球好きにとってはこの国は最高だろうなぁ。イースタン戦やオフまでスポーツニュースで毎日やりますもんね。最近は朝のニュースで音楽もエンタメニュースとして報じられますが、ちょっと違うんだよなぁ。GetSportsみたいな感じで音楽を掘り下げる番組、みてみたい。BSのSong to Soulは理想に近いものがありますね。レジェンド過ぎる選曲ではあるけれども。

ちょっと野球を仮想敵にみてたとこあったのですが、実際生で野外で見ると楽しいし、実際に体験することは自分の中のしこりをデタントさせますね。誘ってくれたダチに感謝★!



『横浜DeNAベイスターズ球団歌 熱き星たちよ』って今選手が歌ってるんですね(笑)今夜はすぽるとでもみるかなw!

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# by wavesll | 2015-05-20 23:28 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

第十四回 酒と小皿と音楽婚礼 13th Floor Elevatorsとズブロッカで御機嫌サイケデリックに

13th Floor Elevators 50th Year Reunion - Full Concert - Levitation 2015


先日のソ連・東欧グルーヴィナイトでお話させていただいたサイケフリークのお姉さんに教えてもらった13th Floor Elevatersのオースティンの世界最大のサイケフェスでのリユニオンライヴ動画、真面好い感じですね。

このグループの代名詞ともいえるポコポコ音はエレクトリック・ジャグという楽器でこちらの動画でどんなものか見ることが出来ます。面白い楽器ですね。カラオケなんかに置いてあったら盛り上がりそう。

結成50周年とのことですが、声も出てるし、ポールもそうだけれども60年代からやってるレジェンド達の凄さには驚かされます。ロックンロールドリームはいつまでも若さを与えてくれるのかもしれませんね。

なんかこれに合うサイケに美味い飲み物ってないかなーと思い廻らし、今回はこれ選んでみました。

ズブロッカ
ポーランドの世界遺産「ビアウォヴィエジャの森」で採れるバイソングラスを漬け込んだウオツカ。青リンゴや桜もちを思わせる柔かな香りと、爽やかな飲み口が特徴とサイトにありますが、確かにウォトカだから辛いんだけれども、杏のような甘みも先日飲んだ時に感じて、「あ、これウォトカなのに飲みやすいから危険な酒だなw」と思いました。

どぎつさと甘みで酩酊へ誘い込むこの感じ、最高にサイケデリックだなと思って選んでみました。リンゴジュースやアップルサイダーで割った飲み方もあるのですね。今度試してみたいなぁ。13th Floor Elevatorsの練熟しながらもフレッシュな音に幻想的なフレーヴァーを足してくれます。お試しあれ。

そしてバンドの中心人物、ロッキー・エリクソンのバンドは来月来日公演があるというのも楽しみですね!新宿MARZはもうソールドアウトっぽいですが、下北沢GARDENは19日現在まだ買える状態です。個人的には今年のフジロックが13th Floor Elevatorsをブッキングできたら一発逆転だと想うので、来日時に巧いこと接触してくれないかなぁと思ってます。

先月ジョージ・クリントンも来たし、ミーターズも来たし、ポール、ゾンビーズ、GREEN ROOMにはウェイラーズ、サマソニのビーチにはJB'sとレジェンド達が日本でライヴしてくれるのは嬉しいです。出来るだけ観に行きたいなぁ。そして、クリムゾンが来たら絶対に行きたい!やー、夏に入ってwkwkが止まらないですw


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# by wavesll | 2015-05-19 05:01 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Redbull Airrace in Chiba 体験レポ

レッドブルエアレース2015千葉・室屋義秀のラウンドオブ8のアタック

やー、行ってきました海浜幕張★

レッドブルエアレース、面白かったです。
ぶっちゃけ、「来たぜー★!」とtweetするのが最大の目的くらいなゆるチャラな感じで行ったので、そこまで各所で言われていた運営の不備は気になりませんでした。まぁ飯とドリンクの売り場が離れていたり、水が500円だったりしたのは確かに言われりゃあれでしたけどね。個人的には水が500円なことより、500円も取るのにクリスタルガイザーなことがオイオイと思いましたねー。

全然ルールを知らずにみたので、Gをオーバーすると失格とか、室井選手が失格になった時初めて知りました(苦笑)その時会場がヴィジョンに写されたら、室井さんが失格しちゃったのに映った連中がうぇーいしてたのには「こいつらひでーな」と想っちゃいましたw夜のBS1での放送をみて分かったのですが、高度だとかスタート時の速度だとかにもレギュレーションがあったのですね。

幕間ではウェイクボードショーや、レスキューショーが行われ、私と友達は帰ったのですがレース後にDJショーとモトクロスショーが行われたみたいです。X-GAME的なパーリーピーポーな楽しみが出来るイベントで、現地でもFMDJっぽい外人二人組が実況しててノリ良かったです。最後の「SMOKE ON!!!」は一緒に叫びましたよ。周りは結構暑さでへばってたみたいですが。

Cエリアでみたのですが、結構飛行機は大きく見えて良かったです。あるいはTV放送より大きく見えたかも。逆にエンジン音はそこまで大きくなかったかな。スタート/ゴール地点は大型ヴィジョンが邪魔して見えず。ここら辺は次やるなら何とかして欲しいです。あと、砂浜なので、レジャーシートは必須です。私たちは有り難いことに近くいたおじさんに新聞紙を分けてもらえて助かりました。

TV放送で知ったのですがパイロットの年齢は結構50近いんですね。でもYoshiさんなんかサムライっぽいルックスでかっこよかったです。会場でレッドブル買ったらYoshi缶でしたw

まぁ、めっちゃくちゃ暑かったですが、すげー楽しかったです。
初物をヒップスターに遊んで8000円なら悪くないでしょうwYoshiさんもいいタイムで活躍してくれたし。
対戦形式とはいえタイムアタックの繰り返しで、ドッグファイト的なものではないので、魅せ方は大事かもしれません。でも生で見たらあっという間でしたよ◎ゴールした後回転飛行を魅せるパイロットもいて、ビーチも盛り上がっていました。発着は浦安だそうですが、そっちでも盛り上がっていたのかな?まぁ一番のリア充はクルーズの上から見てた人達でしょうね笑

昨年末有馬記念で生競馬、今回飛行機レースを生で見たので、次は競馬か競輪か。あるいはF1行っちゃおうかなw!あと会場でかかっていたB'zの曲がスカッとした天気とレースに案外あってました◎



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# by wavesll | 2015-05-18 21:41 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

ソ連・東欧グルーヴィナイト Vol.2 観覧記

善光寺から帰ってきてその足で向かったのは高円寺でした。巨大に広がるロックな商店街を散策し、てんやで天丼食って向かったは駅前徒歩2分の地下階にあるカフェ&バー「コネクシオン」。今夜は「ソ連・東欧グルーヴィナイト vol.2」というイベントがあったのです。

このイベントを知ったのは実は善光寺周辺にいるときで、私が1年前にしたソ連のJAZZFUNKのtweetが何故かふぁぼられていてどういうことだろうとFavった方を調べたらこのイベントの主催者のミッテさんだったというわけです。それで富岡製糸場へ行くのを飛ばして高円寺へやってきたのですw

ソ連の音楽イベントなんてそこまで人入らないだろう、それにグルーヴィナイトというならダンスできる空間あるんじゃないかと思ってたら、かなり狭い店内にひとがぎっしり!おわ!こんなに共産圏の音楽ファンがいるとは!ヤパン捨てたもんざないなと嬉しくなりましたw

第一部は元モスクワ放送アナウンサー西野 肇氏による当時のソ連の状況の述懐と"肋骨レコード"の披露でした。

現在 世界の車窓からであったり、ソ連関連のドキュメンタリー番組であったりのTV番組制作に携わる西野さん。紹介された中では宮沢賢治がサハリンを旅し、銀河鉄道の夜のエッセンスを得たという番組なんか、かなり惹きつけられました。

モスクワから世界へ向けて放送された海外放送の日本課に就職した西野さん、まず取り出したのは一葉の白黒写真。「これはエレーナさん、私の妻です。紙上のね」

当時のソ連は物不足真っ只中、独り暮らしするための道具を買いそろえるのも至難の業でした。そんな中唯一者が潤沢にあったのが"新婚夫婦向けの雑貨店"。モスクワ放送の上司の方が気を利かして、西野さんが行った翌日からエレーナさんを書類上の妻にしたのでした。凄い話だ。

西野さんは1983年にモスクワから帰ってくるまで、アナウンサー兼番組製作者として働くのですが、特に注目した3人の音楽家がいたそうです。

まず一人目がアーラ・プガチョワ。
社会主義諸国のレコード大賞のようなものが、毎年ブルガリアのゴールデンビーチで開かれていたそうなのですが、そこに彗星のように登場したのが彼女。当時の歌手は棒立ちで歌うことがスタンダードだった時代に、振付でビジュアル的にも魅力的なディーバとしてヒットを飛ばしたのでした。
また『王様のいう通り』(うろ覚え)という曲では、当時の権力者ブレジネフの怒りを買い放送禁止化にされるなんてこともありながら、『百万本のバラ』でメガ・ヒットします。この曲は日本では加藤登紀子さんにカヴァーされているそうです。

二人目がエドゥアルド・アルテミエフ。この人が凄かった。今夜の最大の収穫でした。

ソヴィエト電子音楽のリーダーとされる彼は、タルコフスキーの『惑星ソラリス』や『ストーカー』等の劇伴やモスクワ五輪開会式のカンタータも作った凄腕です。上の動画でも、その辣腕ぶりがいかんなく発揮されていますね。西野さんは彼を"ソ連の富田勲"と呼んでいるそうですが、確かにそんな感じします!

3人目はジャンナビー・チェスカ。ロシア民謡をフォーク風に弾き語る女性歌手です。今は修道院に入りながらCDも出しているそうです。この人の曲もかかって結構良かったのですが、どうも検索に引っかかりませんね。名前を聞き間違ったかな???

ここでガモウさんという方が登場し、なんとガモウさんが当時録音したモスクワ放送のカセットテープが再生されました。西野さんとロシア人女性がパーソナリティを務める番組で、ガモウさんのリクエストが読まれていました。凄い。時代を超えてラジオの音波がモスクワから高円寺に届いてしまった。

そして遂に"肋骨レコード"の披露。
ソヴィエトは戦後東西対立の中、西側の音楽を禁じますが、戦前はジャズ・タンゴ等が聴かれていたそうです。またWW2でドイツに攻め込んだソ連兵はヨーロッパの文化を直に体験したのでした。

しかしスターリンによって西側文化は禁じられてしまいます。持っているだけ、聴いているだけで逮捕。ソ連で聴いていいのは文部省唱歌の様なつまらない音楽だけ。
それでも、音楽の魅力は若者たちを大きく惹きつけて、アンダーグラウンドでジャズやタンゴ、ラテン、ポップスが創られていくのです。

レコード録音機は西側から持ち帰ったものがありましたが、問題となるのはレコード盤。そこでどうしたかというと、レントゲン写真を丸く切って溝を刻みこんだのです。この"肋骨レコード"、大ヒットし、数百万枚売れたそうです。売れすぎですよねw当局も見逃していたのかなw

なんと今夜は西野さんが所有されている4枚の肋骨レコードを聴くことが出来ました。肋骨レコードは、よく中身が入っていなかったり、中身の音楽が違ったりしたそうです。当局に見つかるといけないのでレコード店では試聴できなかったためです。また質も適当なものだったそうです。実際、今夜かかった盤も、真ん中に穴がちゃんと開いてなかったり、穴が2個も空いていたものもありましたw

それでも、ちゃんと音楽は鳴りました。『ペサメ・ムーチョ』、トルコ・サイケのような音楽、ノイズがひどくアンビエントみたいに雑音がドローンになっている彼方で響く南国っぽい音楽。当時のソヴィエトの人々の音楽への飢餓感、寒いソ連から想像された熱い音楽への情熱を想うと、感動的な音楽でした。

最後に欠けられたピョートル・レシチェンコは肋骨レコード歌手と呼ばれ、戦前からポップスを歌っていたのに、戦後禁止され地下に潜った人です。ゴルバチョフ時代に解禁された彼の音楽はレントゲンがディスクに印刷された"肋骨CD"として発売されました。

独裁者は文化を彼らの"健全な感覚"で統制しようとする傾向がありますね。文化の自由さはそのままその国の民主主義具合とリンクするかもしれません。西野さんは最後に統一ドイツ初代大統領ワイツ・ゼッターの敗戦40年での演説から「過去に目を閉じるものは、未来にも盲目になる」という言葉を引いてトークを終えました。


そして第二部!ここからDJタイムの始まりです。

こーれが最高のソヴィエト・東欧ミュージックでした!かかる曲はブラジリアンな曲もあり、ソウル・ブルージーな曲もあり、ジャズ・ファンク、ポップスと多様でしたが、どれもこれもイカしたものばかり!日本人DJも最高だったし、ドイツから来たDJの人のプレイした曲なんかクラブジャズというかレアグルーヴとして踊れる感じで良かったです!ソ連の音楽は驚くほど"民族音楽というより普通に高水準"でした。
Solid Steel Radio 15/03/2013 - Om Unit & DJ Scientist
The Soviet Tape Vol. 1
数人の方とお話したのですが、おそロシ庵ソ連カルカルを見た人、去年のロシア・アヴァンギャルド展を見た人なんかが多かったです。そしてモスクワ放送リスナーも◎

世界中のサイケミュージックを聴いているというお姉さんもロシア・アヴァンギャルド展に行かれたそうなのですが、プロバガンダポスターなのにそのデザイン性が高すぎると感動していたら、最後に"今回展示したアーティストは全員処刑されました"と書かれてあってショックを受けたそうです。惜しい才能を失いましたね。ロシア時代に生きていたら、とてつもない良作を作ってくれたかもしれないのに。スコリモフスキーパラジャーノフにも思いを馳せざるを得ませんでした。

杏の様な甘い風味が美味しいけどアルコール度数はヤバそうな美味ウォッカ、ズブロックを飲みながら、サイケや、インドは昔ジーパン禁止だったとか、ロシアンロックの話など面白い話をしながら、ソ連・東欧の音楽に興じた時間。いい夜でした。Спасибо!ソ連のソウルジャズファンクコンピ、どっかで出してくれ!


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# by wavesll | 2015-05-17 05:17 | 私信 | Trackback | Comments(0)

Voy A ZEN-KO JI

6時前に家を出て、善光寺へ行ってきました。
7年に一度の御本尊の御開帳で賑わいを見せる善光寺、現地に着いたのは10時くらいでしたが、ご本尊をマジかで見れる内観の行列は2h Over待ちで、それはパス。本尊の指に紐で繋がる御柱に両手で触れ願いを祈り、遠目で眺めました。その後、5羽の鳩が隠されているという『善光寺』の看板がある山門に登り、参道を眺めました。

帰りに参道で食べたソフトが生乳感たっぷりで、コーンがクッキー生地で美味しかった。また川中島公園のわさび蕎麦、800円で(写真は大盛にしたので900円)本わさびを鮫皮で摩り下ろせ、蕎麦も締まってました。砂糖を入れると更に辛くなるというのは初めて知りました。西瓜に塩の逆verですかねw摩り下ろしたわさびは驚くほどまろやかで、大変美味でした◎

個人的に善光寺のフォルム、好きなんですよね。尖った丸みが格好いい。行けて良かったです。

そして善光寺横の西方寺がめっけものでした。チベットのマントラが描かれた5色旗が張られてるなーと想ったら、チベット祭りなるものをしていて、声明と楽器演奏による祈祷、砂曼荼羅、ダライ・ラマが開眼した仏像の展示と盛りだくさん。仏像の処では金髪のお兄さんがチベットの五体投置で祈っていて、うわー生で初めて見たと嬉しい驚き。こういう未知の出会いがあると旅感増しますね。善光寺はあんなに混んでいたのにこっちは空いていたのも穴場感があってMuy Bienでした★





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# by wavesll | 2015-05-17 03:23 | 私信 | Trackback | Comments(0)

漲るイメージによるイニシエーション体験フィルム。アレハンドロ・ホドロフスキー『ホーリーマウンテン』

The Holy Mountain (1973), A. Jodorowsky - Trailer

先日TSUTAYAに行ったところ、発掘良品コーナーにアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『ホーリーマウンテン』と『サンタ・サングレ』があり、おぉこれは凄いと借りて観ました。

LSD西部劇とも評された『エル・トポ』にも大変感銘を受けましたが、『ホーリーマウンテン』には更に衝撃を受けるというか、トリップガンギマリにさせられました。

冒頭から祈祷師のような男が裸の白人女二人の頭を刈るシーンwそこから蜂まみれの男が小人に連れられカエルのサーカスで血が滴り爆発し、夥しい数のキリスト人形に絶叫し、猿を連れたエロ姉ちゃんに惚れられる。金を盗もうとすると錬金術師に弟子入りし、太陽系の惑星に守護された7人と永遠の命を得るために聖なる山へ登る…荒筋だけでもその鮮烈なカルトさが伝わればいいのですが。

そして、上の動画にもあるのですが(DVDはリマスタリングされていてもっと映像が鮮明です)、映像が凄い!めくるめく超現実的な映像は、物語の勢いも相まって衝撃的です。特に虐殺を比喩的に映像化したシーンがあるのですが、その暴力性、性的な苛烈さ、寓話的な表現方法には舌を巻きました。『エル・トポ』で稼いだおかげでメキシコ映画としては破格の150万ドルの制作費でつくられた現代の神話。『エル・トポ』でも思ったのですが、物語構造が少年漫画のそれのような印象を受けます。この映画、ジョジョ好きがみたら相当嵌るんじゃないかなー。去年赤坂サカスでみたFUERZA BRUTAなんかにも影響を与えてるんじゃないかと想うエロと暴力性は最高でした。

この監督のDVDはコメンタリーも超絶に面白いのです。そのシーンに込められた意図、世界各地の宗教から得たインスピレーションの暗喩や、撮影の裏話なんかも聴けます。何しろ、その場であった素人を多数役者として使ってますから、ホドロフスキーw確かに、そういう役者選定をすれば、「その役として生きている人」として混じりっ気なしの映画体験ができますね。

リアルさへの追求という意味では、後半の聖なる山へ登るシーンは、実際に山に籠り撮影したそうです。現地のシャーマンと出会い、幻覚キノコや麻薬を俳優女優に与えて撮影したと。何という撮影w日本では不可能だろうこれはwwwww役者陣の入れ込み方もものすごく、もはやこれは映画でなく現実に起きたイニシエーションのドキュメンタリーなのではないかというような気すらしました。修行のシーンとか、幽白の魔界編みたいに監督も自分で何撮ってんのか覚えてないんじゃないかというトビっ振りwそしてラストシーンは70年代に世紀末のエヴァを先取り。この映画、激お薦めです。

一方で1989年に撮られた『サンタ・サングレ』はイメージの奔流が微かにしか感じられなくて、ちょっと残念でした。来月には最新作『リアリティのダンス』がレンタル開始するので、ホドロフスキーのイマジネーションが再び迸っているかどうか、確かめたいと思います。

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# by wavesll | 2015-05-16 03:53 | 私信 | Trackback | Comments(0)

初DOMMUNE 万有音力の法則現地レポ+家帰ってからの中央ヨーロッパの最前衛!

行ってきました。DOMMUNE。恵比寿と渋谷と表参道からちょうど同じくらい離れた閑静な住宅街の地下にそのクラブはあります。

月木で毎晩クラブの生中継配信をしているDOMMUNE.現地でも1500円で生で見れると聴いて、せっかく首都圏に住んでるんだから行きたいなぁと思っていたのですが、最後まで見ると終電を逃してしまうこともあり、また19-21時の前半はトークが多いため中々行く機会もなかったのですが、今夜は5hぶち抜きライヴ回。更にハチスノイトさんも出るという事で思い切って仕事帰り行ってきたのです。

定時上がりし表参道からコンビニ寄りながら開場時間の18:50過ぎにつき、2重扉を開けもう一つドアを開けると、そこにはかなり狭い空間に人と器材がぎゅうぎゅうに置かれてました。どうやらまだ開場できる状態じゃないと。外で待っていると、中にいた外人集団がスマホを持った青年に道を聴いてるみたい。「コンビニ?」と訊くと何か食べれるところに行きたいと。

DOMMUNEの立地の玉に瑕な処は、ほんと周りが住宅街過ぎて表参道方面に一件セブンがある以外、ほんと何にもないんですよね。この道を真っ直ぐ行くと恵比寿だよと伝え、彼らは恵比寿方面に歩いていきました。青年に訊くとやっぱりGRUN GRUNのメンバーだそう。今夜の後半のメインアクトです。

と、開場し、中へ。やっぱり狭いw映像で見てると渋谷クワトロより少し狭いくらいなのかなという印象だったのですが、全然狭い。六畳のトーク&ライヴスペースと、DJブース、四畳もないくらいの立ち見スペースとバーカウンターといった具合。今夜は特別器材が多いらしく、立つ場所も限られるくらいでした。

というか、周り関係者だらけで、純粋な客って俺だけなんじゃないかw?くらいスタッフとミュージシャンが動いてました。あ、カウンターに白人の父娘が座ってました。なんかDOMMUNE、海外向けの観光サイトに載ってるらしいよなと想いながら近くにいる人と今夜のお目当てを聴き、自分はハチスノイトが目当てで、大久保のブエナという所で知ったんですよと話していると、何とそこにブエナの店長、ハルさんが!

ヘンミモリさんの展覧会で御邪魔していたんですと挨拶しているとハチスノイトさんも会場入り。何と少し話すことが出来ました。すげー美人でした笑CDのジャケとDOMMUNEの動画だとちょっと感じ違う美人だなと思っていたのですが、生だとまた違った印象の美人さんで、やー、まさか話せるとは思っていなかったので、馬鹿正直に開場時間に来たかいがあったなと嬉しかったです。

そしていよいよライヴがスタート。


トップバッターの松本一哉さんが青銅?鉄の鐘でガムラン的というか金属の打楽器音を鳴らし神秘的に場が始まりました。

実際生の現場は、ほんとスタジオ観覧というか、撮影現場にお邪魔している感じなんだなと思っていると、biskさんのプレイが開始。軽快なピアノとでも浅くないビートで場を盛り上げます。

そしてその次の浅野達彦さんのプレイが物凄かった。
最初はアコギのソロだったのですが、アコースティクなのにサイケデリックという深い演奏。そしてギターをエレキに持ち替えてサンプラーを五本指靴下で操作しながら弾き鳴らすのは時にトロピカル、時にブルージーな響き。この方は今回初めて知ったのですが、これは凄い。凄腕ソロギタリストということで前にサマソニでみたトミー・エマニュエルを想起するくらいの印象的なライヴでした。

そしてハチスノイト。DJブースでハルさんが操作し、ハチスさんの声を重ねてその場で多重コーラスを形作っていきます。こーれがね、凄すぎた。
ハチスさんの高音から低音まで、端正な声から野性的な声までの音色の廣さ。その存在感の人知を超えてる感じ。先程美人だったと言ってましたが、舞台の彼女はもう、物の怪ですね、唄のもののけの姫でした。荘厳と獰猛を同時に感じることがあるとは、圧倒されました。

野性味を感じる発声や声の重ねには、ブルガリアンヴォイスのエッセンスなんかも感じましたね。チベットの声明みたいな低い声も出るのが驚き。逆に中高音の端正さはヨーロッパの教会音楽を想い起さされました。そこにサンプラーなどが組み合わされて21世紀の音になっているという。ヤバかった。またライヴ行きたい。なんでもハチスさんの話だと最後にVeraさんのサポートで皆がまた出てくるとのことでした。丁度帰宅したらPCでみれるかもしれないと言い残し、ハチスさんが終わったところで一旦帰路。

電車に乗りながらTLをチェックしてると今沢カゲロウさんもスゴカッタみたいで。Youtubeでみてみたらやーばいっすねこれは。ベースの鬼だこりゃw

家に着くと丁度Vera Jonasさんがやっていました。というか、開場にいた子じゃないか、あの空間ヤバいなw
オーソドックスなフォークロックから実験的なアシッドロックへ移り変わっていくのが良かったです。

そしてGRUN GRUN。客席の床に広げてあった器材にあの兄ちゃんたちが群がっているwメンバーがやってたっぽいアクトの合間のDJも雰囲気のある女性ヴォーカル物で良かったです。

そしてライヴ本体は、素晴らしかった。日本人女性ヴォーカルを迎えての実験的なアンビエントのライヴだったのですが、空間の神秘粒子がどんどん濃くなっていくような音像。こんな凄いなら会った時もっと握手とか声掛けとかすればよかったwでもライヴ開始23:50越えていたので、みてたら終電逃してましたねw家で見れてまずまずOKって感じです。

そして今もDOMMUNEかけながらこのエントリを書いてました。すげーいい夜をありがとう、DOMMUNE.最後に、宇川さんの笑顔が優しすぎたことを書き記し、明日の為にシャワー浴びに行ってきます。夜は長い人生は短い、ハードに遊んでかっちり仕事し、また明後日には週末だ☆
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# by wavesll | 2015-05-14 00:56 | 今週の一曲 | Trackback | Comments(0)

ガブリエル・オロスコ展@MOMAT

ガブリエル・オロスコ展-内なる複数のサイクルに行ってきました。




一番目を引いたのがこのシトロエン。てっきり写真を加工したものだと思ってたら実物で出てきて、存在感有りました。鳥山明だったらこの後部にロケットエンジン付けたジェットカーをデザインしそうだななんて思いながら見てました。

このクルマの展示の前は写真作品だったのですが、日常の+αな光景を切り取ったような作風は以前ポパイで紹介されたポートランドの風景的というか、もっと言ってしまうとインスタグラムの面白ユーザー的オサレ感で、まぁいいんだけど今となっては陳腐化しつつある表現だなと想いながら見ていました。逆に言えば90年代にこのセンスだったのは物凄いです。メキシコという国に対するイメージも、少し現代的に修正されました。

これが例えば印象派の画家の絵が現代の写メのスナップショットっぽかったりすると「おぉ!すげー!」となるのですが、表現媒体が同じだと20年先取りしてるのに陳腐化だと思ってしまうのは不思議です。寧ろ最近だとスマホアプリで撮った写真を絵画っぽくとか漫画っぽくできる奴があるそうで、絵が自動化される時代に10年代はあるのかもしれません。そう言った点では蜷川実花のカメラアプリなんかは自身を自動化/プラットフォーム化するという意味で、今っぽい取り組みの一つなのだなぁと思います。分野は違いますが、NIKE+とかの自分で色の組み合わせを設定できる仕掛けにも似てますよね。CGM的な感じは。

クルマの後の円を使ったコンポジション作品、特にそれのヴァリエーションは面白かったです。特にスポーツ写真に変化をつけたのが。スポーツ繋がりなのか置いてあったピンポン台も実際に遊べて良かったです◎

まぁただこれで1100円というのはちょっと高いかな。もう一作品目玉が欲しかった。MOMATに行くなら山口小夜子展の方がお薦めな気がします。私もまだそちらは行っていないので、また清澄白河へ訪れる予定です。

あと、ガラガラだという記事が出ていたブルーボトルコーヒー、並んでましたよ。ただ、近くのジェラート屋の方が行列できてたかな。


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# by wavesll | 2015-05-10 22:39 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

JunGi Kim(キム・ジョン・ギ)展@Hidari Zingaro en 中野ブロードウェイ

その圧倒的画力に刮目せよ!「世界一上手い漫画家」キムジョンギ個展(KAI-YOU)
をみて中野ブロードウェイに展示を観に行きました。





『ウルトラヘヴン』の小池さんの系統の絵というか、バンドデシネ的なリアルな筆致でエロスとミリタリーと日常が描かれているのがマッコリのコクの様な不思議な美味さがあって良かったです。

またライヴ・ドローイングにはなんと寺田克也さんが参加され、下書きなしでガンガン書いてて素晴らしかったです。日曜は寺田さんはいないけれども、キムさんが再びライヴ・ドローイングされるそうですよ!サインももらえるようなのでお近くの方は是非◎展示自体は5/26までやっているそうです。



その他の写真tweetはこちら



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# by wavesll | 2015-05-10 00:04 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)