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転生省察

Pizzicato five - Flower drum song Maki Nomiya 

今朝tvkでムーミンやってた。ムーミンとスニフが何か商売をしようという時にある占い師が超人気なのをみて、自分が占い師になって(ヤラセで)占いを成功に導いてしまおうとして、成功しかかるのだけれど、結局スニフは痛い目にあうという話だった。

占い、とうものがどのように成り立っているかには俺もとても興味がある。
TRICKのように、最初は本当に『視えて』いたのが、義務化され、組織化され、能力以上の実績を求められ、サギまがいの行為に至ってしまった占い師もいるんじゃないかと想。

というのも、占いというものは大部分のところをチャネリングで行っている気がするからだ。
その人の人相や、生年月日、『オーラ』から、その人の現状を読み取り、未来を想像する。これらのことを非常にうまくやれる人達が存在すると想。非常に有能な分析官であり、空想家でもある人物、それが俺にとってのチャネラーの解釈だ。

例えばぽぽこさんが紹介されていた #917-2 歴史の終わり(2)クライオンのメッセージ なんかをみると、確かにいいことを言ってる気がする。また<あの世の存在が身近だった時代>には恐山のイタコなんかは<霊=仮想化された生前の死者>に出会い、<心的ストレスやわだかまり、罪悪感=呪い>を解きほぐすために有効だったのではないかと推測される。

ただ、チャネラーや占い師の人たちが科学的でないのは反証可能性を認めない点だ。つまり、予測が当たっているかどうか確かめる方法を提示せず、もし間違っていたときに素直に間違っていることを認めない姿勢。こいつが宗教やスピリチュアルなど<信じ切ってる人>には足りないようにみえる。科学ってのは<疑いつつ信じる姿勢>だからね。

さて、俺は以前<人は共同幻想で動く>とかいたがその最たるものは血液型占いだ。A型の人間はこうだから、と認識して動いていると、実際そうだった時ばかりが心に残り、そのうち本当にそのような人間だと錯覚して実際にそういう行動をとってしまうようになる多重フィードバック現象もあるんじゃないかと俺は想っている。 

また、星座占いなんかは、生まれてきた季節と関係あると想。人の原型は2・3歳までで決まると云う論文もある。その間の日照時間がかなり人間性に影響するのかもしれない。また小学校くらいまでの周りの子供との間の関係性、つまり成長の段階に応じた集団の中での役割も人間性に影響を与えそうだ。そういった意味で誕生日と<その人のキャラ>には何らかの相関関係が存在しそうな気はする。

そう、Roll、Rollはその人の人相を決めるのに非常に大きな役割を担っている気がする。
これまでの人生の中で体験したRollの積み重ねの顕れ、それが<今の人格>、俺はそう思うんだ。

逆に言うと、もともとのDNA的な差異というよりも、その人の環境要因により人は形作られると想。 
そういった意味で、<似たような基礎能力値>で、<似たような環境で人生経験を積んだ者>って或る意味<同位体/生まれ変わり>のような人生を送ることになるんじゃないかな?だってそうだろ?偉人と同じような人が作られる条件が整えば、まるで偉人が転生したかのように同じような性質を持った人が造られてもおかしくないじゃないかw!

更に<あの人と自分は似ている>と自分で想ったり、人から言われたりすると、自然行動パターンにその人の影響を受けるようになっていくと想。俺はこれを精神的コスプレと呼んでいるw

人格形成には本当にさまざまな要因があって、何がどれくらいの影響力を持っているかはわからないけど、占いの世界から可能性次元に関して研究できる点ってのは結構あるんじゃないかって俺は想うんだ。


fishmans 新しい人
by wavesll | 2011-01-13 03:31 | 小噺 | Comments(0)
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