さいこーをもとめて

Perfume / Dream Fighter

この間、塾で小学生の男の子を教えた時想ったのは、基礎的な事を教えることの方が高度な事を教えるより遥かに難しいなってことだった。その分野に関するさらに深い体系的・理論的・意識的理解が必要になる。簡単なことほど教えるのは難しい。そーいえばアインシュタイン先生も、「本当にそのことを理解しているかはあなたのおばあちゃんに説明できた時にわかる」とおっしゃってた。おそらく、小学生に教えるより中学生に教える方が簡単で、中学生より高校生、高校生より大学生の方が理解力があるから、教えるのはラクなんだろう。

しかし、これが「大人」になるとまるで話が変わってくる。なぜなら多くの(馬鹿な)大人は、<理解しよう>という謙虚な心を失っているからだ。これは逆な言い方をすれば、一旦完成されていて、自分なりの哲学を持っているという意味だ。しかしこと<新しい考え方を学ぶ>時、その<完成された哲学>は邪魔になる。

他者の話を聴いてあげない、聴いても納得してあげない、納得しても認めてあげない、認めてもそれで自ら行動してあげない。俺は真の理解って行動に繋がるものだと想うから、<大人=理解しない生き物>には俺はなりたくないって想うんだ。子どもってホントに自由で、いつでも自分を流動体でいられるから、いつまでもそーいう意味じゃコドモでいたぃw

それと共に、塾の研修で<コーチング>っていうものを習ったんだけど、そこで目から鱗が落ちた。

まず子どもを貶すこと、叱ることは、講師と言うサーヴィス業として絶対にしてはならないらしい。たとえ「こうこうここは良かったね、『だけど』こうしたほうがいいよ」でもダメらしい。ほんとにいいのは「こうこうここは良かったね、『ここをこうすればさらによくなるよ』」と言うと、すげー言われた方は気持ちいいんだって。確かに自分を全く否定されて無い感じがする。コーチングっていうのは凄い技術だなと想った。

と、同時に日本社会・家庭で行われてるコーチング=躾は、『改善型』だなってスゲー想った。まず褒めない。褒めてもそれは後に叱る為の前段階な感じ。褒めるポイントは『今までダメだった点が改善された時』。これではいつまでたっても『今までの自分自身』が褒められてる気がしない。こんな社会じゃやりたいことをやりきる人間より、やりたくないことでもやらなきゃならないからやらなきゃならない人間が大量生産されてしまうと俺は想うよ。


日本人って<当り前>のことを褒めないよね。俺も日本人で、改善型で育てられたからそんな傲慢な感じになってしまって、いけないと思ってる><時間通りに動く電車、毎日飯を作ってくれる母親、コンビニ店員の「いらっしゃいませ」。<サーヴィスしていただいてる>じゃなくて<サーヴィス受けてやってる>って態度、俺はすげー自分が恥ずかしい。

だけど、俺は逆に言うと、日本人は<サーヴィスしてやってる>って態度でもあるんじゃないかな?つまり<報酬以上のことを『してやってる』>。俺はこの感覚も不健全だと想。不満がたまるし、辛いよ、そんな働き方じゃ。

だから俺は自分の働きに見合った報酬が欲しいし、それを得る為には<当り前の有り難味>を伝える為に時にはストライキもする。そして一番いいのは、ストライキした時に、今までしていた<してやってる>という双方の傲慢な態度が消えて、<お互いがサーヴィスしたい/受けたいからサーヴィスする/受ける・報酬を支払う>という関係に戻ることだと想。

俺は『さらにこうなったらいいと想』。<次世代が其処で育つといいと想>。上が詰まってると下も息苦しい。栓が抜けた時に、そこのエアポケットに素早く走り込んで<仕事しちまえばいいんだ>。それは今まで押し籠められてきた人たちにとってはChanceだ。仕事できる機会、成長のチャンスだょ。


中村一義(100s初Live) 犬と猫(RIJF.2001Ver.)
by wavesll | 2011-02-01 09:49 | 小ネタ | Trackback | Comments(3)
トラックバックURL : http://kamomelog.exblog.jp/tb/15851325
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by すもも at 2011-02-01 18:07 x
昔コンビニ店員してたけど、相手の反応がいいと楽しかったです。見返りを求めてるんじゃないけど、いいバランスを保てたら全体が活性化しそうですよね(^^)
Commented by wavesll at 2011-02-01 20:55
なんというか、適切な報酬を得るのは再生産していく上で必要だし、それを求めるのはエゴじゃないと想います(><)
Commented by wavesll at 2011-02-01 21:07
いつもコメントありがとうございます(^^)
<< 冬のある日 春のある日 Future Is Now >>