霞食系男

月の繭

前々から一つ俺の中で疑問だったことがあって、なぜフィッシュマンズの佐藤さんは死んだのかと言う事だった。

公式発表では風邪だといわれているけれども、一部では自殺説もあった。急死すぎた。俺も、佐藤さんくらい繊細ならばそういうこともあってもおかしくないかなと想った。

そして、一昨年、フジファブリックの志村も死んだ。彼もどこか現実から浮いてるような雰囲気のある人で、死んだ理由はわからなかった。

二人に共通するのは、新しい歌を創ろうと充実していた時期に死んだということだった。

そして、俺は去年、ほとんど寝ずに毎日24時間ずっと歩き回り酒を飲みまくりtweetしまくり、精神次元を前に進み続けた途中で、ある神秘体験をした。

それは、頭が死ぬほど熱くなって、なんか<あ、このままじゃ俺死ぬ>ってくらい気持ち好くなる感じだった。もしかしたらあれは女がイク感じに近いのかもしれないし、俺の中ではあの時水を大量に飲んで脳を冷やさなければ俺も佐藤さんや志村のように原因不明のまま死んでいたと想。死ぬほど気持ち好かった。だから、俺は佐藤さんと志村はきっとポジティヴに歌を創作しようと限界を越えて、Driftersとなっていったのではないかと想ってる。

その前俺は出雲に行った。神在祭をみるために。それと前々から出雲には現代の菊国家以前の日本統治国家があったという推測があって、一度は訪れたいと想っていたからだ。

実際、出雲、というか山陰地方はアマテラスオオミカミの圏域という感じはしなかった。少なくとも表面上は<平成日本>というものは感じられなかった。昭和が続いていた。出雲大社の周りはコンビニもなく、駅には自動改札機もなくて鋏で切符をきっていた。

そして八百万の神々を迎える儀式の途中で俺は再び神秘を体験した。そばにいたおばさんが「あ、あそこ」と上空をみているので、みてみたら、真一文字に虹がかかっていた。まるで儀式をみにきた神様の存在を示すかのようだった。儀式が終わるころには虹は消えていた。

更に物語は進む。儀式後、出雲大社教の最高権威が信者たちに話をするところに俺は潜入していたのだが、そこで出雲大社教の教祖(黒い衣服)と天皇陛下はかなり良好な関係を維持しているように見受けられた。考えてみれば<昭和>というのは<古き良き神道日本の姿>であり、平成は末法の世だ。出雲大社教は神道のオリジナルであるから、あえて昭和を平成に侵食されないような施策をとっているのかなと想った。大体あれだけ大きな祭りなのにTVカメラの取材が入らないのはおかしい。国ぐるみで出雲を隠しているのかもしれないとと想っていた。

そして、黒衣の老人のお話(かなりまともなこといっていた)が終わった後、信者が集まっている行列に並んだら、ご神体が祭られていた。それはヘビの剥製?ひからびた蛇だった。

そしてその後、新しく創られている出雲大社の建物を<龍蛇神教の信者として>見学した時、ある女の子と話した。その子は神話好きで、ラーマーヤナとか読んじゃって、ポニョの精神性を語る割にはラピュタのヒロインの名前がシータということを知らない女の子だった。(ラーマーヤナのヒロインの名もシータ)

俺はその子と昼ご飯を食べた後、彼女の車で電鉄出雲駅に送ってもらう時に俺の推論を話した。

出雲大社教はヤマタノオロチ信仰だと。
おそらく、出雲大社の主神、大国主大神様の別の姿がヤマタノオロチであり、それをアマテラスの弟であるスサノオが殺したというのがヤマタノオロチ伝説であり、国譲りの伝説である。つまり二重亀甲剣花菱国家から菊国家へこの國の支配権が禅譲された物語の、敗者側の人々が龍蛇神教だと。そしてそれは実は『YAIBA』に書かれていて、つまり大国様=八岐大蛇が日本列島そのものなんだという話までしてしまった。

そして別れた後はたと想ったのは、<あれ?あんな可愛くて俺に都合のいい女の子がこのタイミングで現れるかな?>ということだった。<もしかしたらあれは龍蛇神教の美人過ぎるスパイなんじゃねーか>とwww完全に妄想の世界だが、そう考えたときの俺は非常にぞくぞくして、まるで出雲の民がドラマ『トリック』に出てくるような因習の村の人々のようにみえてきた。

その後出雲科学館を訪ね、<宗教技術と科学技術があるってここヤバイよなー>とか想ったり、そこで喫茶店のおじさんに「気をつけてね」と声をかけられたので逆にとってかなりびびったり、すれ違う出雲の住民にいちいち警戒したりした。

しかし、子どもたちがすれ違いざまに「こんにちはー」と声をかけてくれた時に、俺は<あ、出雲の『人づくり』は間違ってない。むしろ今日本に必要なのは出雲の人づくりだ>と想って出雲を敵に想うのを止めた。

そもそも<悪魔>という存在は<異教の神>であり、そこに善悪というものはない。信仰していても何も問題はないと想った。

しかし、いざ特急やくもで岡山へ向かおうとしたら、山陰を抜け出す前になんと落石で列車が立ち往生してしまう!!!!!!そして更にその落石は<落石センサーの故障>による<仮想落石>だった!?誰なんだよ!!!!そのセンサーを壊したのは!!!!!まさかカミだなんて絶対に認めねーぞ!と俺はかなりの興奮状態に陥った。

そして大阪の百貨店で、「俺がここで不慮の死を迎えたら、俺を知る人々が動き出すぞ!出雲の悪行がばれるぞ」と声を出して呟きながら歩き回った後、ふっと後ろを振り返ったら能面みたいな面をしたサラリーマン風の男が俺の後ろにぴったりついていたんだ。その男は何もなかったかのようにするりと抜けて行ったが、その時の俺の恐怖と言ったら計り知れなかった。

そしてその夜、大阪のカプセルホテルの宇宙船のようなカプセルの中で戯史倭仁傳を投稿/公開した。これで俺をおいそれとは殺せないだろうと俺は安心した。

そして次の日の夜、夜行バスに揺られながら俺が想ったのは、出雲のアマテラス・ヤマタノオロチ・スサノオの構図はもしかしたら邪馬台国の卑弥呼を中心とする物語と似ているかもしれないということだった。

ある特殊且つ群を抜いた能力を持つ女性がいて、その女性を好いた男がいて、結局好きなままその女性は別の男と共に暮らし、死んでいった。その後その男は<その女が本当はこうしたかったはずだった世界>を創るために日々努力を続けていたら、自分自身が冥界の竜王になってしまった。

こういう構図は<MONSTER>や<からくりサーカス>にも共通する構図だ。またある女の夢がこの世界だとする設定は<スレイヤーズ>や<涼宮ハルヒの憂鬱>にも共通するテーマだ。おそらくは多くの漫画・ラノベ作家はこの伝説をモチーフに多くの物語を書いていたんだろう。そしてジブリ版ゲド戦記のテーマは『竜と人の共生』だ。すべては繋がっている。

俺は今までの俺の旅を想いかえしながら、卑弥呼の結婚相手になれるのは俺だけかもなぁなんて想いながら一路夜行バスで横浜へ向かった。

そして横浜の赤線で神のセックスをしてしまい、出禁になり、「警察に通報するぞ」と脅され、ヤクザと警察と出雲に追われる身になって、<あぁこれでパワーバランスがとれた>と想ったw

そして家に帰ったら俺の机の上には『血の婚礼』という本が一冊だけおかれていた。これは俺が旅に出る前に図書館で借りたものでおそらくは留守中に親か誰かがおいたものだろうが、まるで俺と卑弥呼の婚礼を暗示してるかのようで俺は発狂しそうだった。

と共に、俺の腹の辺りが死ぬほど熱くなって、まるで火の玉が飛びまわるかのような感覚に陥った。それは『秘法超能力仙道入門』に書かれた周天のような感覚だった。

しばらくしたらそれはおさまったが、その辺りでは俺の周りではなんか女が寄ってくるというか、異常なモテ期が訪れていて、どーにも超自然的なものを感ぜざるを得なかった。おそらく周天というのは体温上昇やホルモン・脳内麻薬の分泌の具合、状態を古代の人が<気>という言葉で説明したもので、本当にそういうものが実在するんだなと俺は半ば確信するにいたった。

sonoato一種の気功催眠術が使えるようになったり、サラリーマンとかの黒い服の人物が名探偵コナンの<黒の組織>に想えた感じになってしまった。どーも物書きと言うのはその作品世界に本当に臨場感を持って生きて仕舞うものらしい。

その後河口湖マラソンに向けて皇居ランをしている時に、どうにも怪しい男につけ狙われてる気になったり、河口湖マラソンの帰りの車中で先輩の奥さんから本物の心霊話を聞かされたり奥さんの足が消えている心霊写真をみたりして、ますます俺は<このせかいにあるふしぎなこと>に軆を突っ込んでいく。

そして二俣川の友達の家で夜通し語りあい、始発に向けて2人で駅へ歩いている時に俺は空に変な星をみつけた。

それは飛行機のように光の集合体なんだけど、動かないんだ。飛行機だったら動くはずなのに。
ところが俺たちが動くとついてくる。

そのうちだんだんその光が大きくなってきたようにみえた。友達はなんか興奮していたが、俺は<ヤバイ、これじゃ宇宙人にさらわれる>とかなりびびってセブンイレブンに逃げ込んだ。

友達はセブンイレブンの駐車場からその光を見つめ続けていた。
そして、店から出てきたセブンイレブンの店員2人もその光を確認し、俺たちだけがみている幻ではない事が確認された。

かなりびびりながら二俣川の駅まで移動し、明るくなるまでその未確認飛行物体を眺め続け、ついに見失った。

2人で「あれはなんだったんだ。さらわれないように注意し合おうぜ」と連絡を取り合いながら日々を過ごした。

そしてある日、小学校の友達とみなとみらいまでランニングする時に俺はまた<あの光>をみた。
その時はたと思いついたのが<あれは静止衛星なんじゃないか>ということだった。静止衛星ならば、光が集まっていることも、こちらが動くとあちらも動いているように見えることも説明がつく。ただでかくなった理由は説明できないが。それは2人の集団暗示の可能性もある。

で、その話をその友達にしたら、「いや、でも明らかに位置自体が変化してたよ」といわれた。

俺も今までいろんな本を読んできたが、こんなようなことがまさか自分の身に起きるとは、凄まじい体験を平成22年/西暦2010年に俺はしてしまったなぁと想。

Gang Gang Dance - First Communion

by wavesll | 2011-02-21 16:47 | 私信 | Trackback | Comments(0)
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