アイネ・クライネ・ナハトムジーク第一楽章 モーツァルト
一昨日の事でなんで俺がムカついたかと言えば、奴の方が頭がよいかのような空気になったからだ。
しかし、考えてみれば奴は俺に新しいモノの見方を教えてくれたという面もある。あの場ではやり込められた感はあったけれども、そもそも国際的な安全保障は奴のフィールドなのだから、あいつの方が理論が詰まってて当たり前だ。そこは自分の意見と違っても、合気というか、乗っかるのも手だ。
乗っかった先にアウフヘーベンして、ジンテーゼを生み出せばよい。
別に対談相手は敵じゃない。2人で論述を組み立てる仲間なんだ。そこで相手の方が情報気圧が高かったらパサーになってもいいと想。
俺が知識だとか情報とかが好きなのは抽象的な事柄には熱力学の第一法則が働かないからだ。つまり情報には質量が無い。人から人へ無限にコピーできるという利点がある。そしてお金と違ってゼロサムではなくいくらでも産み出せる。一旦教えられた側は、つまり知った時点で<知っている>という点では教えた側と同等だ。まぁ<教えられる>ように使いこなせるレベルや<創りだすレベル>と言うのは更にもう一段深い理解が必要になるけれども。
人類の歴史と言うのは抽象空間の進化の歴史でもあるかもしれない。
言語や非言語によって顕される抽象空間(情報)が時間の経過とともに積み重なって行く。
それらの堆積の表面が現代と言う地層なんだ。俺たちは仏陀やエジソン、モーツァルトを自在に使いこなせることができる。これは幸せなことだと想う。
こと抽象空間の進化と言う点においては歴史が進むにつれ進歩と調和が産み出され続けていると想。
ちなみにクラシックの重ね聴きは抽象的な感覚を養うらしいよ(^^)
Turkish March (Mozart)
Wolfgang Amadeus Mozart - Symphony 40 in G min KV 550
Mozart - Requiem
Wolfgang Amadeus Mozart - Piano Concerto No. 21 - Andante
Mozart The Magic Flute Queen of the Night Aria
Mozart - The Magic Flute - Overture (Levine/Met Orch)