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HighApps 10 感想

雪が降りしきり、電車が何度も止まりながらも新木場スタジオコーストで開かれたhigh apps 10へせっきぃと共に行ってきました。

いやー昨日は風が物凄かった。傘壊れちゃうし、差してても意味ないし。昨日出かけなければならなかった人にはお疲れといいたい。

14:00に中に入り、二階席で丁度真ん中の席を2つ取り、とりあえず長丁場に備える基地を確保。

サカナクション / avengers in sci-fi / LITE / SEBASTIAN X / Predawn / The Flickers / キドリキドリ / 奇妙礼太郎
ゲストアクト:bonobos / アルカラ
オープニングアクト:KANA-BOON / The Oral Cigarettes


という面子で、個人的にはサカナクションを初めてみるのが楽しみだったのと、LITE、奇妙礼太郎、bonobosなんかが楽しみだった。

オープニングアクトのThe Oral Cigarettesは日本的なアクのある節回しのバンド、KANA-BOONはThe Oral Cigarettesよりかは分かりやすいメロディのバンドで『ないものねだり』なんかはいいんじゃないかと思った。次のキドリキドリも含め、関西勢のバンドが場を暖めてくれた。

THE ORAL CIGARETTES『逆恨み小僧/mist...』

ないものねだり(short ver) / KANA-BOON

キドリキドリ / NUKE?

次のSEBASTIAN Xは90年代のガールポップバンドっぽい感じで振り袖姿で楽しいライヴをしてくれたが、どうもPAの具合なのか二階席だと高音が響きすぎて聴きずらい場面が多く、耳をふさぐくらいでちょうどいい音な位だった。

SEBASTIAN X / サディスティック・カシオペア

ここまで聴いてきて、自分の音楽的な趣味が中高生の頃とはだいぶ変わってきたのかなぁと思った。中高生やら大学生の頃は日本のロックバンドを死ぬほど聞いていたが、いわゆる日本的なロックの節回しが普通になってしまった。もっと新しい音を聴きたいなぁなんて思っていた。

そんな中、ギター一本で弾き語った奇妙礼太郎は逆にほんとにスタンダードに、単純にいい歌を届けていて好感が持てた。いい声と、いいメロディと、いい詞。曲中に赤いスイートピーとオーシャンゼリゼのソウルカヴァーも挟みつつ、『君が誰かの彼女になりくさっても』なんか沁みて、邦楽ポップミュージックとしていいなと思った。

奇妙礼太郎 - 君が誰かの彼女になりくさっても

LITEはマスロックバンドで、轟音のインスト曲を立て続けに鳴り鏤めていた。マスロック好きなんで、思わず下に降りて後ろの方で体を揺らしたり、跳ねながら聴いていた。周りの人たちはいまいちノリ方が分からなかったっぽかったが、インテリジェンスを感じさせるロックが非常に心地よかった。

LITE / bond

そして次に出てきたアルカラは何度か名前をみていたバンドだったが、とにかくオーディエンスの乗り方が半端無かった。残念ながらLITEなんか問題じゃなかったw今のキッズはこういうのが好きなんだなぁ。というかやっぱり10代はこういうわかりやすいロケンローが好きなんだなぁと、二階席から見ていた。

アルカラ - キャッチーを科学する

ここでbonobosの到着が雪で遅れているらしく、 avengers in sci-fiが先に出てきた。
下で見ていたのだが、音は面白いんだけど歌メロがイマイチな曲が多いなぁと思っていたのだけれども、『Sonic Fireworks』など最後の2曲はいい曲だなぁと思った。演出も面白く、レーザーで花火が打ちあがったり、星空が左右に動いたりして曲にあっていて良かった。こういうエレクトロニックミュージックとロックを合わせるバンドはそこそこいるけど、このバンドは人気もあるようだし、突き抜けた曲ができれば化けるかなと思った。今日初めて聞いた中では一番良かった。

観終わった後二階席へ戻りせっきぃに「なかなか良かったな」といったらやはり二階席では高音が響きすぎて聴きづらかったらしい。下で聴く分には高音の大きさはそこまで感じなかったから、スピーカーの上部から高音が、下部から低音が出るようになっているのかもしれない。

avengers in sci-fi / Sonic Fireworks
avengers in sci-fi / Yang 2

次に出てきたPredawnは、順番がついてなかった。ほのぼのとしたオシャレな曲調なのだが、avengers in sci-fiの後だとどうしても客が求める音とは違って、ぺちゃくちゃしゃべる声が聞こえてきていた。それでも、『Suddenly』辺りから徐々に自分のペースに持って行って、ふわふわしたMCも含めて客の心をつかんでいったのは流石だった。この子はこれからの子だなと思った。

Predawn / Suddenly

bonobosはいきなり『THANK YOU FOR THE MUSIC』から始まり、金管部隊も含めた編成で圧巻のバンドアンサンブルを聞かせてくれた。これはLITEのときも思ったけど、知らない曲だとオーディエンスが地蔵になっちゃうのは残念だなー。もっと踊れる曲もやってるのにと思っていたが、LIVE後半では横に揺れる客が増えていていい感じだった。あと『あなたは太陽』は成人式にはぴったりな曲だと思った。

THANK YOU FOR THE MUSIC
bonobos / あなたは太陽

ここで座りつかれたので下に降りてThe Flickersを観た。歌メロが念仏みたいな起伏のない感じのエレクトロロックだったけれども、音が若い感じで同世代には受けるのではないかと思った。最後らへんにやった『lovender』なんかはいいなと思った。このバンドもまさにこれからのバンドだし、メディア連中は結構注目してるっぽいからライヴでファンを増やしていってほしいなと思った。

The Flickers / lovender

そしてオオトリ、サカナクション。圧縮に乗ってモッシュピットへ行ってしまい。人並みに揉まれながらみたが、本日一番すごかった。何より、久しぶりにあの汗臭いモッシュピットで跳ねていると昔の感覚というか、あぁライヴに来たんだなぁという気になれた。

いきなり『バッハの旋律を夜に聴いたせいです』からスタートし、その後も『アルクアラウンド』など有名曲を連打する。最前付近だったのでしょうがないのだが、好きに踊れないのとみなで同じようなノリをしなきゃならない圧があるのはイマイチだったが、さすがのアクトだった。できれば一郎のように小躍りしながら聴きたかったがw

曲の繋ぎっていうか、クラブミュージックのようにビートが連続していて、ちょっと普通のロックバンドのライヴを観てる感じじゃないなとワクワクしていたら、途中で暗転し、光が着くとメンバーがサングラスをかけラップトップを並べてダンスミュージック風の『僕と花』が鳴らされて曲が展開し、その流れで『ネイティヴダンサー』が歌われた時は嬉しかった。あの曲好きだったから。ただ、サビの出だしの高音が聴こえなかったのはちょっとなという感じ。下で聴くと低音が大きくて高音が聞こえづらいのはスタジオコーストの仕様なのかなー、ちょっと残念だった。単純に声が出なかったのかもしれないが。

本編は『アイデンティティー』で爆発的に踊った後、「まだ踊れますか」というMCから『夜の踊り子』。これはヤバかった。このイベントは結局8時間近くやったのだけれども、セトリもフェス向けのものだったのかもしれない。シングル級の曲ばかりだった。

『夜の踊り子』で『本編は終了し、アンコール待ちの拍手になったので、一旦外に出て、コーラを飲んだ後後ろの方からみた。レーベルに関してのMCの後、新曲の『ミュージック』を演った。この曲も『夜の踊り子』のように最後に大サビが入る構成だったけれども、それまでがちょっと退屈かな、といった感じだった。これは聴きこめば良くなるかも知れない。

サカナクション - ミュージック (FM音源)

昨日はいろいろトラブルもあったし、色々文句はつけたけれども、やはりライヴは音の圧も違うし、いいもんだなと思えたイベントだったし、知らないバンドもいろいろ見れたので、来てよかった。 どのバンドもみるべきところはあった。

ただ、なんというか俺自身が年取ったんだなぁというのは如実に感じる一日ではあった。特に暑い感じのロックを久々に聴いて思った以上に乗れなかったのは年齢を感じた。とはいえ、今後も面白い音楽を探して聴いていこうとl強く思うライヴだった。
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by wavesll | 2013-01-15 23:34 | 小ネタ | Comments(0)
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