大浦天主堂と伸びていく日に捧ぐ、常在夏場な楽曲群

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日曜から昨日まで長崎に行ってきました。初日に大浦天主堂、グラバー園をみて、中華街の江山楼でめちゃめちゃおいしいちゃんぽんと皿うどんとトンポーロ―の饅頭挿み食べて、2日目は平戸、佐世保までクルマで飛ばし、3日目は帰る前に島原まで走って、島原城と雲仙、諫早湾をみて空港へゆきました。

Xmasの時期、長崎はどんな感じなのだろうなぁと思い今回長崎へ参ったのですが、東京のように華々しく派手に祝うわけでもなく、粛々と穏やかに生誕をお祝いしている空気が感じられ、長崎の基督教文化は真剣だなと、いいもの見れました。

さて、今回の旅行には一つお楽しみがありまして、長崎に住んでいるtwitterでの音楽好きのフォロワーさんにお会いするという機会があったのです。前厄、ということしか情報がなく、年齢性別不明の方とお会いするドキドキ感を味わえました。

結局、お会いしてから2時間、お互い本名も話さず、酒も飲まないで延々と音楽談義に花を咲かせる大変楽しい席になりましたwフィールドレコーディングの話やら、FlyloのYou're Dead!はプログレだとか、レーベル買いの話だとか、AmockとOn the Cornerはフェラ・クティからの影響で繋がっているとか、なかなかリアルでは出来ない話でかーなり盛り上がって、大変楽しかったです。

で、その方とお互い焼いてきたCDRを交換しまして、今聴いていてやーほんと素晴らしいなぁと思いながら、12月24日を過ごしています。いわばあのR交換はプレゼント交換会でしたね。

で、その音源も絡めながら、俺からみなさんにXmasプレゼントができないかなと思い、今こうしてエントリをしたためています。音楽のプレゼント。テーマは、"常在夏場"。冬至も越え、日が伸びていくことを祝福し、大浦天主堂の南国感に捧ぐ楽園な音楽コースをご提案いたします。

Tuvalu Fatele 2014 - Tamafine O Te Saegala

まずは前菜として南太平洋ツバルの祝祭音楽、ファテレはいかがでしょう。
たまたま温暖化の映画で知ったツバルの聖歌のようなこの音楽、CDで聴こうと思うと大変困難で、JVCのワールドミュージックの盤など、ポリネシア・南太平洋の音楽のCDに1,2曲だけ収録されているくらいしか把握しておりません。なので、観光客が録画したYoutubeでみるのが質・量共に一番です。自分の夢としてツバルが沈む前に録音機材もって島にいきたいですねー。

Rodolphe Alexis "Sempervirent"
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これが長崎でyoroszさんから頂いたフィールドレコーディング作家Rodolphe Alexisによる、コスタリカの自然保護区に2か月滞在し採取した自然音の記録集。link先にサンプル音源があります。
NHKのホットスポットでコスタリカを取り上げた時、鳥の音、虫の音がなんと心地よいのだろうと探したら500枚限定でこのCDが出ていると聞き、既にSold outだったのですが、なんという偶然か頂いてしまいました。

中南米の密林で録音した音なんか、蒸し暑くてむせ返ってしまいそうなイメージもありますが、実際に聴いてみると虫の音が非常に涼やかで、時折動物の発する音が入り、寧ろクールに聴ける良盤だなぁと思いました。このエントリの冒頭にある12月の大浦天主堂の、クールな南国感にぴったりのサウンドだなぁなんて個人的には感じます。

Marconi Notaro - No Sub Reino dos Metazoários (1973)

3枚目は最近すっかり嵌ってしまっているブラジリアンサイケから1枚。
1曲目はそこまでではないのですが1分44秒からのこれが凄い!超絶な祝福を与えてくれます。これは今年聞いた楽曲の中でも上位に入るくらい好みの曲です。堪らないエクスペンタル・フォークです。

Ninos Du Brasil - Sombra Da Lua

ここで2014年夏のキラーチューンを。イタリア人によるブラジル音楽の再解釈ダンスミュージック。この打音、たまらなく好きです。

[BALI] Ujan Mas (Yama Sari) [GAMELAN]

Natsuを感じさせる音楽、といえばガムラン。でもコロコロした音だから冬にロイヤルミルクティーなんか飲みながらガムランもいいものです。伝統を革新しつづけるスーパー・ガムラングループの必殺の名曲をどうぞ。

Sein Moot Tar-'Ya Ta Nar Pone',auspicious and ceremonial Myanmar orchestra tunes

最後を飾るのはミャンマーの旋律打楽器、パッワイン奏者セイン・ムーターが率いる楽団によるこの一曲。
ミャンマー音楽、とりわけオーケストラの形式であるサインワインにたどり着いたのは今年最高の音楽的発見でした。ミャンマーというとビルマの竪琴で有名な竪琴がイメージされますが、こーのサインワイン、ヤバイです。楽器の見た目もとても魅力的なので、Saing WaingでYoutube検索してDigることを激薦します。ガムランが好きな人はサインワインは大好物だと思うなぁ。ガムランと中華と、少しインドが入り混じったとてもハイブリッドな素晴らしさがあると想います。

それではみなさん、Merry Christmas!(写真は展海峰から撮影した九十九島です)
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by wavesll | 2014-12-24 19:10 | 小噺 | Comments(0)
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