第八回 酒と小皿と音楽婚礼 - Marco Bosco / METALMADEIRA & アーモンドミルク

Marco Bosco - METALMADEIRA (1983) - Completo/Full Album


ブラジルのフォークロアに新たな次元をもたらしたEgberto GismontiのCarmoレーベルの良質ラインナップの中でも、ひときわ才気を放つ傑作『Fragmentos Da Casa』を残している打楽器奏Marco Bosco。その3年前の83年に発表していた作品。民族楽器のミニマムなリズム、鳴り物のたまゆらの響き、降りしきるスコールや雷鳴といった森の息遣い、そんな五感的に訴えてくる濃密な響きの空間に、電子音やコラージュを交えた激イマジナブルなサウンドスケープ仕立て。次作へと直結する空間の錬成術にぐ~っと引き込まれる逸品。打楽器に向かう佇まいはまるでシャーマンのよう。脳内辺境探検家に猛烈ぷっしゅ! (SHE Ye, Ye Records)


というこの一品。今上記のYoutube動画でヘッドフォン聴きしてるのですが、水の滴る密林でUFOに出会ってしまったような、高い質感と驚きにあふれた音で、素晴らしい音ですね。(SHE Ye,Yeさんにすべて書かれてしまったw)


c0002171_20593828.jpgそんな音源に合う飲み物は何かなぁと思い巡らしたところ、昨秋ITパスポートを受けに行ったとき大手町の地下のカフェで飲んだアーモンドミルクなんか合うんじゃないかと近所のコンビニに行ったらこんなのが売ってました。

ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ オリジナル

で、音楽に合わせてみたのですが、アーモンドのコクがありながら上質なクリーミーさが、なかなか合いますよ。舌触りの良さとちょっとした自然味が、この音の質感の高さと冒険心にマッチしています。

それにしてもこういう採音素材を混合した音って、今まさに先端に響く音だなぁと個人的には想います。最近江戸時代の美術工芸のモダンさに舌を巻いていたのですが、人間、100年200年前と今でモダンに感じるデザインがあまり変わらなかったりするのですから、本当に飛び抜けたものは時を超えて先進性を感じさせてくれるのだなぁと、しみじみ感じます。フィールドレコーディング素材と楽器の演奏がお互いを高めあって連携した構成力が光る、名盤だと感じました。
by wavesll | 2015-03-11 21:13 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)
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