TOKYO JAZZへ行ってきました。今年はファラオ・サンダースがみれると楽しみにしていたのですが、何とキャンセル食らったため、今年は友達と無料のPLAZAでのライヴを観に行きました。
最近インストに嵌っているという友達が「もはやジャズじゃないんだけど」といって薦めてくれたADAM at、世界のどっかにホウチ民のテーマの曲やってる人たちだったんですね。ピアノの方の可笑しいMCと共に、勢いのよい"TOKYO CLUB JAZZ"で盛り上がりました。うんうん、ロック系からジャズ系へ行くにはここら辺通っていくよなぁ。
何より自分は大学時代に今は亡きモアーズのタワレコ横浜、クラブジャズ試聴機棚に足繁く通って、quasimodeやino hidefumi辺りから、レアグルーヴ、和モノ、スピリチュアルジャズ、そしてFUNKへと道を開いてもらった人間ですし、そう考えると去年のサマソニでデ・ラ・ソウル、今年はディアンジェロで〆たのも、もとはと言えばロック好き少年だった自分をクラブジャズが音風景を拡げてくれたこともあるよなと、色んな観念が想起させられました。そういった意味ではホールのトリにファラオ・サンダースが出ていたら、広場でADAM at→PRIMITIVE ART BAND→bohemian voodooからホールでKYOTO JAZZ MASSIVEと菊地成孔が出ていたし、新旧のクラブ寄り邦JAZZから、クラブジャズDJが掘り起こしたスピリチュアルJAZZへの流れが提示されて面白かったのになぁ。