昨晩、青森の地酒、田酒を飲んでいました。嫌な感じが1ミクロンもない、水の様にすっきりしたいい酒でした。
こないだの津軽旅行の際、青森で買えなかったのですが、帰りに盛岡駅で時間があったので駅ビルを歩いていたら、そこの酒屋さんにあって入手。12本問屋に頼んだけれど、3本しか入ってこなかったとの事でした。小さめの瓶でも5000円弱。常飲にするにはちょっと難度のあるレア度と値段ですが、美味しい体験が出来ました。
SHERBET / そり
この田酒の体験に見合う音楽は何だろうと想った時にすらっと浮かび上がったのがSherbetの『セキララ』でした。
ベンジー屈指の名曲
『水』も勿論ですが、他の楽曲もとてもいい。田酒と同じ、雪解け水の様な清らかな音像に心身が浄化される感じ。
中でもこの『そり』の少年の無邪気な美しさは本当に心地いい。大好きなアルバムです。
この『セキララ』、本編終了から無音状態を越えて入っているシークレットトラックの凄まじい破壊的で創造的な音のセッションもとてもいいです。これから寒くなっていくにつれ、聴くことが増えていくアルバムになると想います。風を掴んで、季節には敏感にいたいですね。