渋谷のO-nestで開かれたJ WAVEのTOKYO REAL-EYESのイベント、LIVE SUPERNOVAへ行ってきました。
O-nest自体初めてだったのですが、狭くていい感じのライヴハウスでした。エントランス階にタイ料理カフェも入っていてフードも充実してていいっすね。そこでローストビーフのニョクマムサラダ食べながら、TVで下の階でやってるココロオークションのライヴを眺めてました。こういう感じ、何かBECKに描いてある米国のライヴハウス的で良かったw気に入ったバンドがいたらライヴフィーを払って会場入りする、基本レストランなライヴハウス感。ココロオークションも、歌声とか曲にどこかバンプを感じさせるようなピュアなJ-ROCKをやっていて楽しめました。
そして2組目が本日のお目当て、Roth Bart Baron。岡村詩野さん辺りがかなり推していてメディアでもよくみていたのだけれど、今まで聞いていなかったので、非常に楽しみにしていました。
この日のセトリはこれだったのですが、初っ端の
「小さな巨人」を聴いたときに、「あぁ、
fleet foxesや
Take A Way Show系を日本語化した感じのバンドなのかー、ちょっと期待値が高すぎたかも…」と想いました。
しかし、それは杞憂で、2曲目、3曲目と曲目が過ぎていくたびにとても感触が良くなっていきました。シンセの音とこのアコースティックな演奏を合わせるのが良かった。
「Campfire」は本日のイベントの白眉ともいえる瞬間でしたし、
「電気の花嫁(Demian)」も冒頭の電子音とドラムの静と動のダイナミズムがとてもいいオリジナリティを生み出していました。
事前の想像していたのと違ったのはかなり賑やかな音作りだったこと。特に喇叭は印象的でした。最初聴いているときは、もっと静寂さを重視した音作りをすればいいのではないかと想ったのですが、ライヴ後した感想戦で話している内に意見が変わって、むしろこういう音楽をやっているのに賑やかさを放っているという点こそがRoth Bart Baronのオリジナリティなのではないか(その点ではArcade Fireなんかにも近いものがありますね)。そこの面白さが今後さらに化けるかも、なんて話をしてました。
さて、この記事のタイトルである自家製ハニージンジャー、Roth Bart Baron終わりで転換の際にエントランスフロアに戻ってタイ料理カフェで頼んだのですが、これが美味い!400円だし、ソフトドリンクならこれ一択、更にいうならビールとかより満足度高いかもしれません。刻んだ生姜とたっぷりの蜂蜜が入っていて、ベリッシマでした。
飲んでる時にトリのフレデリック始まったなーと想ったら一曲目から
「オドループ」!えぇ勿論ハニージンジャー片手にライヴフロアに降りて最後方で体揺らしながら聴きましたwハニージンジャーの甘みとオドループの粘っこい旋律がベストマリアージュっしたwというか、フレデリックってオドループ以外もオドループ風味なんですね。テイストがはっきりしていて、すげーオリジナリティあるなぁと思いました。とかいいながら会場を出て前述のセンター街の沖縄そば屋で感想戦に向かったのでしたw
ちなみにもらったフライヤーに
ZAZEN BOYSと立川志らくの対バンが。何を隠そうJALに乗った時は名人会channelを楽しみにしてる俺得なライヴ、買ってしまいましたw平日からとても愉しい夜になりました。誘ってくれてありがとう^^