仕事上がりでメトロで渋谷へ。
野宮真貴さんのインストアライヴが19:00からタワーレコードで行われるのです。
否が応でも高まるのはあの曲をやってくれるのかな、まさか時間ジャストで始めたり、、いやいやそんなベタな、、いや"あえて"なら、、なんていってたら店員の方の呼び出しの後、七時ちょっと過ぎて野宮さん登場。『東京は夜の七時』をやってくれました。このライヴは結局二曲のみだったのですが、最初の曲の間は写真OK、SNSで広めてくれとの事。美人な写真にしてくれとの事でした。野宮さんて、エバーグリーンな魅力がありますよね、あの声で「待ち合わせのレストランはもう潰れて無かった」とか、おおお!と想わされました。
二曲目は小西さん訳詩による新アルバムタイトル曲、『世界は愛を求めてる』。この曲もエバーグリーンだったなぁ。
ライヴ後、アルバムのプロデューサーとのトーク。華やかなりし音楽業界の繋がりの話の中で、「小西さんと野宮さんをいい感じに寄せられて、自分の仕事は良かった」のようなことをおっしゃってました。この先、更にもう一展開、ちょっと期待してしまいますね。
野宮さんは現在渋谷系をスタンダードにするという音楽活動をされていて、3年目になるビルボードでの"渋谷系を歌う"、今年はフレンチverだそうです。昨日の
入江陽&粗悪ビーツインストアライヴでも想ったのですが、インストアライヴは近くでミュージシャンをみたりコミュニケーションが取れるのはいいですが、音や演出の面ではやっぱり物足りないものがあるので、本荘はやっぱりライヴハウスだなぁと想います。色々な音楽に触れられて、とっても重宝はしているのですが、インストアとライヴ箱、それぞれのいいところを味わっていきたいです。
それにしても野宮さんをインストアライヴで観れるとは、音楽業界のエコシステムが90'sとは様変わりしたなぁ、豊饒なる音楽の芸術家たちをマスメディアは掬えず、狭い席を芸能界のメンツが事務所の力で埋めてるのは、残念ですね。今でも全然格好いい音楽番組が造れることはDOMMUNEが証明してるのに。まぁ、端的に言えばもうTVの時代じゃないんだなぁ、音楽は、と想います。CDの時代でもないのかも。
それでも"待ち合わせの渋谷タワレコはもう潰れてなかった"にならず、今も人を集めるように時代に適応しながら営みを続けているのに、改めて心動かされるなぁ、これからもいい音楽と出会っていきたいなぁとしみじみ思いました。