Arca - Xen Full Albumここ最近、Arcaの『Xen』を聴き返していました。
発売当時はハイプっぽいなぁと、メディアの盛り上がりを斜に構えていたのですが、今聴くと音がこなれて聴こえ、あぁこういうのこの2年で一般化したんだなぁと。新世代ジャズっぽい感じにも聴こえます。十年代のクラシックの一つだなぁと。逆に言えばArcaのヤバさが埋もれてきてるのかもしれません。違和感が死んだというか。それでも、重要な作品だと想います。この盤は。ネオ・スタンダードになりそう。
ヴァイオリンや箏を電子化したようにも聴こえるこのサウンドに合う酒は何かな、と想った時に梅酒はどうだろうと想ったのでした。
実は本日、
大倉山の観梅会に行ってきまして。
地元の女子高生が野点した抹茶と茶菓子や、
地元の小学校の和楽器クラブの四年生~六年生による、筝と三味線を満開の、梅吹雪く中愉しんできました。想った以上にお祭りの空気で、晴れやかにピクニックを愉しむ人々に、こちらの心も快くなりました。
そこで売っていたのがこの
大倉山梅酒「梅の薫」。大倉山の梅で造られたお酒を飲みながら花見する。とってもいい気持ちになりました。
また、この梅酒の深い甘さ、甘酸っぱさが、Xenのサウンドに合い、よりまどろみの深度と廣さを増してくれる気がします。東横線沿線は、
綱島の桃麦酒もそうだし、甘いお酒に縁がありますね。
大倉山の梅まつりは明日もあるそうです。もし良ければ、是非いらっしゃってください。