Txalaparta dantza
代官山、晴れたら空に豆まいてに、バスクの民族楽器であるチャラパルヤという木の棒で木の板を叩く楽器のユニット、オレカTXのライヴを観に行きました。
ライヴの前に彼らの音楽ドキュメンタリー映画
『遊牧のチャラパルタ バスク幻の伝統楽器奏者オレカTXの旅』が流れました。インド、サーミ、ベルベル、モンゴルへのノマドな旅。最後に彼らの旅を纏めた楽曲が流れました。
Oreka TX - Nomadak TX - Lauhazka
この感じに近いと想うのですが、通常、3つ以上の民族楽器同士のコラボってどうも上手くいかない印象があるのですが、これはチャラパルタが打楽器だったのが功を奏したのか、非常に美味しい出来になっていると思いました。
さて、そしていよいよライヴ!ファンタスティックでした!石琴?の響きは岩に沁みいるし、木の棒以外に使った竹のような撥も、羊毛太鼓の爆ぜる音がよいアクセント。チャルメラ・キセルみたいな音もジャメヴゥなのに新しい音。バンジョーも、ソプラノサックスも、そして勿論木板も、良い素晴らしい時間でした。あっというま。
このファンタスティックさをどういえばいいか…4/2に所沢でやるらしいのでそれ見て頂ければ一番なのですが、ローテクなアコースティック楽器でファンタジーを奏でるという意味では、
シュヴァンクマイエルっぽい感覚に近いかもしれません…。うーん、説明しづらい(苦笑
このアクト、間違いないので、所沢と兵庫にいらっしゃる方は、ぜひぜひお薦めです。アコースティックな未来が鳴り響いていました。
Nomadak Tx Live - Saapmi
Oreka TX (Viljandi folk music festival 2011).
ちなみに今夜はピーター・バラカンさんもお見かけしたので、バラカンビートで感想を言ってくれるかもしれません。それも楽しみです◎