大きなケーナ?のハモニカのような音(ラオスの笙で、ケーンという楽器らしいです)で始まった第一部。ギターで爪弾かれるジスモンチ節。スポットライトだけの演出なのに、走馬灯がスクリーンに映されたような、あるいは時空の果て、銀河のさんざめき、セノーテのような心の深い処に灯るような音楽。一緒に行った彼女が「ギターであんな音出るんだ!?」って言っていて、3年前にヒカリエで観た時の俺と同じだなぁと想ったり。柳の笛すら超絶技巧で吹いた上で「左手は関係ない」とユーモアを飛ばすジスモンチwナナとの思い出を語るアットホームなMCと、異次元のライヴ音像のギャップ。凄かった。5、6時間でも聴いていたい感じ。なかでもDança das Cabeçasは特別に響きました。