惑星ソラリス 透徹した海洋の映像詩

惑星ソラリス Solaris 1972

今朝未明のAM3:00過ぎから、自宅で『惑星ソラリス』のオールナイト上映を行いました。

案の定途中で寝落ちしてしまい、巻き戻して全部見て、朝方に寝て、今起きましたw

タルコフスキーは初めてなのでしたが、冒頭の、緯度の高い地域ならではの澄んで輝く光りの中での描写が本当に美しくて、映像詩を観ている気分。「あぁ、こりゃ評価高いのもわかる」と。

話の筋書き自体は難しいものでもなく、ちょっとホラー要素もあって、楽しく見れました。でもオールナイト上映で観たら寝るの確実な感じでしたw日本の高速道路のシーンは広重ブルーを意識したのかもしれませんね。映画の中で時折差し込まれる藍のモノクロ映像も、90年代感と言うか、70年代の映画にはみえないスタイリッシュさがありました。

ソラーリスで起きる奇妙な出来事に愛と人間性が験されるという筋書きなのですが、映像と言う意味では時々差し込まれるソラーリスの海の光景が異次元に美しい。一方で宇宙基地のビジュアルはそこまででもないかな、タルコフスキー監督はセットよりロケの人かもしれませんね。自然描写の多い作品があったらみてみたいです。オープニングをみただけでも、観た甲斐がありました。

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またとても存在感のある音で魅せてくれたエドゥアルド・アルテミエフ。ソ連・東欧グルーヴィナイト Vol.2で知ったのですが、彼はプログレッシヴ・ロックなテクノ・アルバムを残していて、これも聴きものだと想います。

Edward Artemiev - Moods (FULL ALBUM, Soviet cosmic electronic music, 1984, Russia, USSR)

by wavesll | 2016-05-03 09:49 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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