第52回酒と小皿と音楽婚礼 Prince / Lovesexy とよなよなエール。抉じ開けられた華やかな感受性の受容体

Prince入門としてのCoachella2008 / 情報生態系の構築の話でも書いたのですが、それまで殿下をよく聴いていなくて、"Purple Rainの人でしょ?"って想ってた自分もすっかり殿下に嵌ってしまいまして。Youtubeとかを漁る日々を過ごしております。

特に
Best TV Appearances ~ Prince Nelson ~ Endorphinmachine - Nulle Part Ailleurs 1994


とか、勢いと言い艶と言い最高じゃないっすか!?もう仰天しっぱなしです。
本当はLIVE映画『Sign of the times』の上映に馳せ参じたかったのですが、売り切れでみれず。。代わりに"音源買っちゃうか"と数ある殿下の円盤の中でも物議を醸したジャケの、『LOVESEXY』、買ってしまいました!

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これをレジへ持ってくのはいくら殿下が凄くても恥ずかしいものがw林檎の『加爾基 精液 栗ノ花』をレジに持っていった女の子の気持ちの一端は理解できたかもしれませんw

内容は、最高の80s Music!
この"80s Music"というのが、自分の中では大きなことで。90年代に青春を過ごした人間として、これまで80sモノってどうにも気分じゃない感じがあったんですよね。Daft punkが『R.A.M.』を出した時も乗り切れなくて。なら『Yeezus』のほうがいいじゃないかとか、当時想ってました。それくらい80sは自分の中で鬼門と言うか、70s、90s、10sはかなり好きなので、20年周期できっと感性が変わるんだろうと想ってました。

そこでこの『LOVESEXY』、素晴らしい。本当に好きです。何が凄いって、80sらしい華やかなポップミュージック、快楽の上澄みを抽出したような音でありながら、艶めかしさというか、昏さも湛えているところ。ネオンと闇の奥に、きちんの芯があるところ。それがわかるのはP-FUNKを源流の一つに持つからでしょうか?或いはJB?自分はJB、P-FUNK、そしてD'angeloは今までも好きだったので、限りなく高みにある巨星が、このシーンに豊かに輝いていることを知れて、嬉しいと共にもっと早くに気付いていれば、、、とも思います。

楽曲的な遊びでは、マイテの喘ぎ声が入った歌もあったり、やりたい放題だなと想ってしまうのですが、Princeファンの間では"このアルバムはちょっと売りにかかっていて、その前の3作こそ才気が迸ったもの"という声を聴いたり。すげーなー、こういう巨大なものにまだ当れるのは、ある意味幸福な事だなぁとも想ったり。何しろ80s嫌いの俺を無理から開眼させるほどの魅力。凄まじいです。

c0002171_215844100.jpgこんな薫り高いアルバムには、香り高いエール麦酒を。よなよなエール、ここ数年でコンビニでも見かけることが多くなり、KIRINが参画したからかなとも想うのですが、この麦酒大好きなので嬉しい限り。この世で一番瑞々しい液体といっても過言ではないかもw果実のようなカスケードホップの爽やかな甘苦さが舌をくすぐるこのエール、『Lovesexy』に相応しいアルコールだと想います。

殿下がこじ開けた80sの感受性、新しい扉が開いて、また自分が変わった気がします。返す返すも気付くのが遅いのは悔しいけれど、ただただ感謝を。今はどっぷり殿下に嵌り、彼が遺した音源と映像を、享受出来たらなと想います。金庫の中に合ったアルバム100枚分を超える音源の行方も、気になります。残りの人生掛けて、殿下の音楽を聴いて行きたいです。
by wavesll | 2016-05-06 22:06 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)
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