Sergio Mendes & Brasil 66 - Mas que nada (introduced by Eartha Kitt / Something Special 1967)
VIDEO
BS TBSで放送されている一時間かけて一つの名曲の逸話を取り上げる
SONG TO SOUL~永遠の一曲 で『マシュ・ケ・ナダ』が取り上げられていました。
元々この曲はジョルジ・ベンが作ったもので、 リオ、コパカバーナの小路、ベッコ・ダス・ガハーファスでのジョルジ・ベン、セルジオ・メンデス、ワンダ・サーの出会いなども取り上げられました。
マシュ・ケ・ナダというと"オ~・アリア~・イオ、オバー、オバー、オバー"というサビですが、この歌詞の意味、セルジオも"意味はないんだけどノリがいいから覚えてもらえる"と言っていて、音楽ってフィーリングだなとw
ところがジョルジ・ベンに訊くと…
!?
意味しっかりあるじゃないかwwww
ちなみに『MAS QUE NADA』も当時のスラングだそうです。
この間水曜日のダウンタウンで"バンドTを着ている人にそのバンドのイントロクイズ"をする企画をしていて、正答率10%くらいだったのですが、演奏してる本人も曲のことをわかってなくても大ヒットできるんだからつくづく音楽の魔法というか、"知識じゃない、フィーリングでやるかどうかだ、MAS QUE NADA(さぁ!さぁ!)"ですね。
頭でっかちよりも野性味というか、身体的なカンがものをいうクリエイティヴな世界。ジョルジ・ベンに言わせるとこの曲を作ったころはエレキベースやマラカトゥという黒人ルーツの音楽に嵌っていたそうです。
その原曲を、また全然異なるアレンジでインターナショナル・ヒットにしたセルメンの手腕、流石…!
MAS QUE NADA(勘弁してよ)w