先週末、TLにこのイベントのことが流れてきたのでした。
CHEB HASNI Forever~100% Algerian Rai music party~
アルジェリア料理とお菓子を食べながら、在日アルジェリア人とおしゃべりしたり、アルジェリア人DJによる
めったに聴けない最新アルジェリアン・ポップスで楽しく踊る100%アルジェリアン・パーティです!
ということで。大変気になったのですが、今週の小旅行に余力を残す為に泣く泣くパスし、家でYoutubeでアルジェリアンミュージックをかけていました。
Raiという音楽はあまり馴染みがなく、アジアン歌謡なコクも含めちょっととっつきづらいかなぁと聴きながら想っていたのですが、
【名盤クロニクル】強烈な異文化競演 シェイハ・レミッティ「Sidi Mansour」という盤にロバート・フリップとフリーが参加していると聴き、ロックを媒介にライに面白味をみつけられるかもと聞いたらこれが大正解でした◎
Cheikha Rimitti ; Sidi Mansour
さらに検索すると
STING & CHEB MAMI - DESERT ROSEという楽曲も発見しまして。
アルジェリアで生まれ、モロッコ、そしてフランスへ広がっていった
ライ、POP MUSICの中でも進化を続けているのだなと想いました。ここで出てくるCHEB(シェブ)というのは"若い"という意味だそうです。
さて、段々とライの味蕾が開発されてきたところで、件のEL SUR RECORDSのサイトにあるCHEB HASNIのカセットテープ動画を聴いたらこれが物凄い良くて!
Il était une fois Cheb Hasni - Face A
Il était une fois Cheb Hasni - Face B
特にB面が好みですね~^^
こういうコッテコテの?ライ、最初にYoutubeで検索して聴いてるうちはかなりきついものがあったのだけれども、この動画の奴が特別に今の感覚に合ってるのか、自分の感性が開かれていったのか、とても良く聴こえました。
ロックとかジャズを媒介にしていくと結構民族音楽の嗜好も広げられるかも?というのは今回の発見でした。
Brian Jonesのジャジューカの奴も好きだったし。クラブ音楽を媒介にしても行けるかもしれないですね。個人的にはイサーン民謡とかカッワーリーとかイマイチ良さが噛みしめられないのですけれども、機会を見て徐々に味蕾を開いていきたいです。そして来年はアルジェリアンパーティ、参加したいなぁ。