三浦大知 (Daichi Miura) / Look what you did -Choreo Video-
ラゾーナに三浦大知視にいってきました。
ダンス、素人目でもキレが凄かったです。ぐにょと止めが素晴らしくて。跳躍が印象的でした。そしてある意味それ以上に黄色い歓声が凄くて。音は2Fからみたのでそこまでではなかったのですが、Youtubeでこうしてみるとトロピカルハウスで格好良いですね。ダンスミュージックの流行の日本化はAVEXの真骨頂。第一線のショービズの活気に触れられたのは楽しかったな◎
そして由比ガ浜で行われている
Night Waveへ行きました。
蛍烏賊のよう。海辺が夜光に波めいて。壮大なプールバーのようでした。これ、どうやってるのだろうと想ったら
青い電燈で白波を照らしてたのですね。アイディアだなぁ。面白いアート・プロジェクトでした。
そしてその足で向かったのがスカートのインストアライヴ@新宿タワレコ。
スカート - おばけのピアノ @ 月刊ウォンブ! Vol.2
サニーデイとかスピッツの影響をまざまざと感じる音像だけどちゃんと仏に魂が入ってて、演奏する彼らの周りに漫画の効果線がみえるみたいなライヴ体験になりました。
"新しいこと"と"POP/ROCKであること"の重なりと差異を最近良く考えていて。
サニーデイやスピッツがこういう音楽を発明したわけではないけれど、自分の中で"この席"が埋まってしまっている感覚があり、でも新しいバンドをそのシュミラークルとするのは違うと感じていて。
実際スカートのギンギンの音に生でこの距離で見れるのは今ならではだと思ったし、"新しい/新しくない"みたいなことと"本当に好きな音楽"ってまた違うのではないかとも想うのです。いつ食べても炒飯は美味いし、炒飯に変わり種はあまり求めません。音楽はどうなのだろう?
"新しさの魅力"はすぐ塗り替えられてしまいます。ただ、帰りに手に取った
クラシックのFREE冊子に
くるりの岸田がオーケストラ向けの交響曲を書き、来月初演されるという記事が載っていて、そこは"流石だ…!"と思わざるを得ませんでした。グッド・リスナーとしての理想的な姿をみた気がしました。
個人的にはアルチザンとしても、シンプルにいい音楽をやるという意味でも、身体性という意味でもいいバンドはタイムレスに最近は感じていて。新しさ/実験性と普遍的な魅力の両立をうねうね考えるよりも音をガン!と鳴らすが易しなのかもしれない、キャッチコピーよりも鳴らす環境の向上の方が効果的なのかも。そんなことも想うこの頃です。
cf.
米国のミレニアル世代の間でクラシック楽団を部屋に呼んでパーティを開くのが流行っている(WIRED)湯川潮音と音楽隊が限定10組の自宅へ、Xmasイブの訪問ライブ(ナタリー)