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菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール/ Killing Time X くるみ 第88回酒と小皿と音楽婚礼

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール/ Killing Time


土曜夜、ゴールデン街で飲んでいた時にバーのお姉さんとペペ・トルメント・アスカラールの話になって。

菊地さんはチャゼル監督とまたビーフをやっているようで。今夜はペペのブルーノート公演日でもあり、中々にタイムリーかなと想ってYoutubeで聴いていたらとても良くて。

私は所謂あるあるコースというか、大学の頃にDCPRGや東京ザヴィヌルバッハを"刺激的だ"とレンタルし、菊地さんのラジオで"この人面白いな!"と想って愛聴し、そして段々衒学性とか狙いすぎとか感じて気が離れていって。

ただ、DCPRGが大雨の日比谷野音で復活したライヴを現場でみて抜群に楽しかったのが明確にあって。曲名とか、言語的な魅力抜きに音が物凄く好きだ、と再到達しまた菊地さんの音楽にポジティヴになっていきました。

最近の作品だとMobile Suit Gundam Thunderbolt OST - 17. RONALD REAGAN OTHER SIDEなんかも好みなのですが、上に載せたペペ・トルメントの楽曲もタンゴを咀嚼し色気漂うチューンで非常に好きです。

さて、ブルーノート東京では菊地さんがセレクトするボルドーを日替わりで、またアルゼンチン最古のワイナリー"コロメ"のワインも用意されたそうですが、Bar鴎庵ではモアリーズナブルな奴をw
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール/ Killing Time X くるみ 第88回酒と小皿と音楽婚礼_c0002171_20262514.jpgこのなとり・くるみはカリフォルニア産の胡桃を食塩や塩を使わずにそのままパックしてある一品。これ、最近の大ヒットで常備しているのです◎

余計な味付けがされてない素材そのままの味だから何にでも合うし、ちょっと贅沢感も。

ペペ・トルメントみたいな”夜”を感じさせる音楽にも非常にマッチしているなぁと想うのでした。

最後に『ラ・ラ・ランド』トリビアを。
"このタイトル、ダサくね?"と呟きポポポリスにタタ逮捕されかけたのですが、『La La Land』という言葉自体が
〈米俗〉〔麻薬や酒に酔ったときに味わう〕陶酔境、恍惚、我を忘れた境地◆La-La Landとも表記される。
〈米俗〉ハリウッド、ロサンゼルス◆ロサンゼルス全体を指すこともあるが、特にハリウッドについて使われる場合が多い。
という意味を持っているそうです。しらなんだ。

cf.
蒸夏夜- dCprG / Franz Kafka's South Amerika X SanktGallen 第64回酒と小皿と音楽婚礼


『セッション!』、倒錯した現代の写し絵か。痛みと闘争心の果てに師弟関係を考えさせられる
by wavesll | 2017-03-06 20:18 | La Musique Mariage | Comments(0)
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