友達に紹介されたカルトムーヴィー
『ピンク・フラミンゴ』をみました。
こんなお下劣映画はじめてみたwだってあんな〇〇〇がパクパクするなんて…www草茫々不可避w
このマツコデラックスの原型みたいな人は実在のドラァグクイーンの
ディヴァイン。この映画は「世界一のお下劣人間」とされるディヴァインに嫉妬し「我こそが世界一のお下劣だ」という夫婦が殴り込みをかけるというもうここまで書いた時点で「ファーwww」な内容w
敵役の夫婦の小悪党感とディヴァインの大っぴらなイカレっぷりの対比が面白く。他者を僻む小物と違って真の変態は自分自身で誰も満足感を得ることができ、誰かを攻撃することもない、ある意味完全生物なのだなと想って感慨深かったです。ラストも歴史に残るシーンだったと想いますw
またコメンタリーも興味深くて。
この狂った映画が計算でつくられているというのが味わい深い…と想ってたら許可なしで町中でストリーキングを撮影したり壁に勝手に落書きしたり冬山でクルマを燃やしたりやっぱり頭沸いてましたw
どこか
『エル・トポ』に通ずるものがあるなと想っていたら、同じ劇場でロングランしていたそう。
自分の直接の知り合いを役者に使ったり、ちょっとフリークスな感じがしたり。
本当にインディペンデントな映画によって変態性の中にパンクや野性の摂理を見出す稀有な経験をしましたw
cf.
エル・トポ感想(ネタバレほぼなし) ー真にインディペンデントな神的旅路漲るイメージによるイニシエーション体験フィルム。アレハンドロ・ホドロフスキー『ホーリーマウンテン』