LEGOムービー -レゴの楽しさとアウトプットの得意な人不得意な人双方向の理解の物語

The LEGO® Movie - Official Main Trailer [HD]


レゴランドのオープンに合わせて映画天国で流れた『LEGOムービー』。これがめちゃくちゃよくできていて。

主人公のノリとか、重苦しくなく終始みていて明るい感じがするとか、何より本物のレゴを使ったかのような映像などこどもが大好きになりそうな空気感に包まれながらも大人がみても面白い名作でした。

主人公はマニュアル人間で、作中で自由自在にレゴを組み立てるレゴの達人たちから「駄目な奴だ」とみられるのですが、その"普通の人間"という特性を生かしたハックで活躍します。

この映画はマニュアルに頼ってばかりの人間が自分の頭で考えられるようになるというドラマと、自在に活躍できている人達が自分たちがそれに驕っていることに気づき、普通の人の価値を尊ぶというドラマ、その双方向の理解が描かれているのが素晴らしく感じました。

どんな人たちも、生きる営みを積み重ねていて。すべての面ですべての人を凌駕している人はいなくて。個人個人それぞれでこの世界を航海している。ヒトは全知全能ではないからこそ、互いに貴ぶことができる。これは年を重ねるごとにその想いを感じます。

昨日の記事で「Webに何も書かずにROMるだけでフリーライドしてる人」についての複雑な気持ちを書きましたが、自己表現であったりアウトプットをしていない人でも、その内面には豊かな世界が広がっていることは自明で。逆に上手く話を引き出す技を習得出来たら私なんかは一皮むけるのになと常々想っているところです。

宮崎駿は作品として取り組むことにゴーを出すためには三つの条件がある、というようなことを言っていた。「それはつくられるべきものか」「それはつくるべきものか」「それは売れるか」という三つの問いにパスすることという言葉があったと聴いたことがありますが、この映画はまさにそういう感覚を与えてくれる『LEGOムービー』。


またレゴがメタ的にもレゴなところがいい。子どもも、かつて子どもだった大人も、そして大きなお友達も満足できる映画。これをみてちょっとレゴランドにも行ってみたくなりました◎

c0002171_8242495.jpg

by wavesll | 2017-04-13 06:11 | 映画 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://kamomelog.exblog.jp/tb/26579455
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 草間彌生展 わが永遠の魂@新美 人付き合いとWeb同期 文字コ... >>