淡優朝光に喜多嶋修『竜王』X ピクルス丼で起動 第92回酒と小皿と音楽婚礼

Osamu Kitajima - Dragon King (full album)


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曇白天に射す光で起きた朝、自宅で漬けたピクルスを白米の上に乗せて海外の反応系サイトで話題になったこの一枚を。

喜多嶋修は49年神奈川は茅ヶ崎生まれ。慶應大学在学時より作曲家としてCM及びTV音楽業界で活躍、同大学を卒業後に渡英。現地の音楽を肌で感じるも帰国後は純邦楽の勉強に深く取り組み、74年に渡米。ロスに永住。同年日本人として初めて英国レーベル、アイランドUSAとアーティスト契約を結び、78年にMCAと契約、その翌年に当時の業界の"ドン"クライブ・デイビスに認められアリスタ・レコードと契約します。前置きが長くなりましたが、本作はそのアリスタより81年にリリース、氏の通算4作目のアルバム。(from まわるよレコード ACE WAX COLLECTORS

Youtubeのコメント欄で英語の感想を読むのはまた楽しいものですが、Squarepusherなんかが引き合いに出される一曲目がやはり白眉。Jaco Pastorius / KURU/SPEAK LIKE A CHILDのストリングスが効いたトラックに三味線が響き渡る完成度の高い和JAZZが展開されます。

ピクルス丼に合うのは寧ろその後に続く穏やかなトラック群。なんとも素敵な時空間を演出してくれます。琴、琵琶、尺八等和楽器がふんだんに使われたメロウ・ソウル達。朝の心身の起動にぴったりな快く、そして酸いも爽やかに効いた名盤でした。

Osamu Kitajima - Dragon King 1982 Alfa
A-1. HOT STRINGS INVASION 津軽攻め
A-2. LAKE SPIRIT 湖心
A-3. SAY YOU WILL
A-4. SHARE MY LOVE
B-1. DRAGON KING 竜王
B-2. WILLOW PATTERN 柳模様
B-3. YAMAME 山女

Personnel are;
Produced By - Richard Evans
Osamu Kitajima - Guitar, Koto, Biwa & Narimono
Kazu Matsui - Shakuhachi
Masayuki Suzuki - Acoustic Guitar
Takeo Takahashi - Shamisen
Victor Feldman - Rhodes
Geoffrey Hales - Percussion & Drums
Phil Perry, Rena Scott & Wendy Mathews - Vocals
Bunny Brunel & Larry Ball - Bass
Tom Brechtiein, James Gadson, Harvey Mason
& Carlos Vegas - Drums
by wavesll | 2017-05-17 07:06 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)
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