エレファントノイズカシマシ live at 法政大学

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致死量いくかという音裂。彼らは“最大の刺激音”を目指してる気がした。"最高の麻薬文"を目指し快楽をむさぼり肉体の限界に怖じ気づいた昔の己を想いだした。

ノイカシは遥かに上級だ。ビニールテープで結界を張り、日常のノイズでのフィールドレコーディングな導入をする。コンビニ入場音は異界へのエントリーを顕わしたか。ヴィヴィアンなどの服装も伝導率を上げていて。如何に自分の衝動を魅せるかよくよく練られているように感じた。

個人的には音楽におけるノイズは料理における辛味と相似して。辛味は厳密には味でなく痛みで。別のベクトルとして立体性をもたらす存在。この日のライヴは法政大学のPAの爆音もあり生硬な狂気はガツンと来た。トランペットのノイズとグロウル、缶での共鳴、野曝しの魂。

ノイズの轟きが時に瞑想的な静寂をもたらすのは赤子がTVの砂嵐を聴くと泣きやむことの漸近かもしれない。何でも子宮の音に近いと聴いた。我々はノイズの中で生まれ落ちた。

私自身、ここ数年フィールドレコーディングとノイズへ嵌っていて個人的には第二期に入っていて。ともすれば白灰黒で単調に塗りつぶされるようなこれらの音裂の中に様々なグラデーションのビート、グルーヴを感じて。そこでいうとノイカシの音裂には全体的にアンビエントな長さとR'N'Rを色濃く感じた。

ロックがポップに回収された今、ヒリヒリする様な音、ワルみを求めるとこの音になるのかもしれない。死地すれすれなロックなツラの熱情、そしてダンス。最上に危険だ。好いバンドサウンドに溺れた。

写真はギグの後の光景。

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by wavesll | 2017-07-02 06:09 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)
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