Tempalay - New York City(Official Video)
Tempalay - Austin Town(Official Video)
20170227 Tempalay /Austin Town @SHIBUYA duo
早いもので今年ももう下半期。あっという間に過ぎる光陰に驚愕させられながらも、時の流れと張り合うのは無理でも、遅々としてでも人生を前に進めていられるようにありたいものです。
さて、Webの音楽好きの間だと、年間ベストだけでなくて上半期ベスト何かもやるひとが多くて。最近BandcampやらSpotifyやらで結構新譜も聴けていたから私もしてみんとてするなろうかなとw
上半期Best Album : Jlin / Black Origami
上半期Best EP : Tempalay / 5曲
今年の前半は佳作が多くてアルバム選びは迷ったのですが、
Gqomという新しさをポピュラリティを持った形で提示してくれたJlinのアルバムが一番気に入って、よく聴いていました。
ここ最近はバンドのロック・サウンドよりも電子音に心揺さぶられることが多くて。現在系JAZZもそうですが、サウンドの粒立ちが良く聴こえる音楽、というのが現行のモードな気がします。
そんな中でBest EPに選んだのはTempalay。このEP、めっちゃよくないですか?クラバーでもハマれる現在進行形な魅力を感じます。音のテクスチャーなのかなぁ、この魅力は。
マンホールから蒸気が昇るような冬のNYの情景を画いた『New York City』もいいのですが、何と言っても白眉は『Austin Town』!
去年の年間ベスト楽曲に選んで、
生演奏も素晴らしかった毛玉 - ビバ!もそうだし
人生No1に好きなEgberto Gismonti - Baião Malandroもそうなのですが、南米のパーカッシヴな粒子感覚のある音が大好物で。これは是非CDでオーディオで味わってほしい!(正直Youtubeの音質だと魅力が伝わり切らないと想います)
美味しい柑橘類の煮凝りのような、前菜的な綺羅めきとバンド・サウンドにやられましたねー。Tempalay、
1stが出た時のライヴも良かったし、最初このEPのタイトルを『センス売ります』にしようとしたエピソードを聴いてもその不遜さも可愛げがあってみれるw今後とも愉しみなグループです。
ちなみに再発部門の一位は
『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』のリマスターで。これ、ヤバくないっすか!”サイケロックのめちゃくちゃいい若手バンドが出てきた”みたいな現在進行形の音を魅せられて。
Paul McCartney Live in Tokyo Dome 2017.4.27も半端ない多幸感だったけれどビートルズのマスターピースはやっぱり格が凄いなと驚嘆させられました。
また下半期も素晴らしい音楽Experienceに期待して〆。