藝大美術館「素心伝心ークローン文化財 失われた刻の再生」にて敦煌莫高窟 第57窟等のクローンをみる

敦煌莫高窟第57窟
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敦煌莫高窟 第57窟南壁≪部分≫再現模写
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高句麗古墳群江西大墓≪四神図≫
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江西大墓≪四神図≫再現模写
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新疆ウイグル自治区 キジル石窟 第212窟
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アタカマイト
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壁画断片 仏陀坐像
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バーミヤン東大仏天井壁画
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バーミヤン石窟K洞 壁画 仏坐像
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パキスタン 仏伝浮彫 占相・祝宴・勉学
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パキスタン 仏陀説法図
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ストゥッコ 仏陀像頭部
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タジキスタン ペンジケント遺跡発掘区VI 広間1壁画≪ハープを奏でる女性像ほか≫
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ミャンマー・バガン遺跡 ミンカバー・グービャウッヂー寺院壁画(部分)
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法隆寺釈迦三尊像
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法隆寺金堂壁画
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東京芸術大学大学美術館のシルクロード特別企画展「素心伝心」クローン文化財 失われた刻の再生に先日行ってきました。

Q)文化財は唯一無二の存在であり、その真正性は本来、複製が不可能です。その一方で、文化財の複製の歴史は古く、文化財の記憶をより広く長く継承したいという思いは、普遍的・根源的なものであるといえます。

東京藝術大学は、劣化が進行しつつある或いは永遠に失われてしまった文化財の本来の姿を現代に甦らせ、未来に継承していくための試みとして、文化財をクローンとして復元する特許技術を開発しました。本展では古代シルクロードの各地で花開いた文化を代表する遺産がクローン文化財として甦ります。

絹の道シルクロードは仏教の道でもあります。インドで生まれた仏教は、シルクロードを通ってギリシア・ローマ、イランなどの文化と融合し、グローバルな文化様式が育まれ、さらに中国において大きな変容を遂げ、東アジア仏教美術の古典様式が形成されました。シルクロード各地の文化財は、それぞれに関係性をもちながら多文化・多様性を体現しており、極めて今日的な意義を有しているといえましょう。

しかし、シルクロードの文化財は現在、様々な危機に面しています。2001年に爆破されたバーミヤン東大仏天井壁画、流出後に第二次大戦の戦火で失われたキジル石窟航海者窟壁画、保存のため一般公開が困難な敦煌莫高窟第57窟、模写作業中に焼損した法隆寺金堂壁画など、この度、再現する作品はいずれも唯一無二の歴史的・芸術的価値が認められながら、惜しくも失われていたり、実物を鑑賞することが難しい作品ばかりです。

クローン文化財の制作にあたっては、オリジナルの精細な画像データを取得し、三次元計測や科学分析を行って、空間・形状・素材・質感・色を忠実に再現します。また、クローン文化財に加えて、生涯にわたりシルクロードを歩き、撮り続けた並河万里の写真や、本展のために現地で撮影した映像、臨場感のある音など、五感でシルクロードの世界を体感いただけます。
(UQ

クローン藝術の面白さを愉しめました。
特に敦煌莫高窟は四方が完全に再現されていて、まるでVRで石窟に迷い込んだような気になりました。

欲を言えば天井も床も再現してほしいし、もし敦煌莫高窟を全窟完全再現したテーマパークとかが出来たらかなり行ってみたいと想いました。大塚国際美術館みたいに街おこしになるかも。

"それは流石に費用が"ということもあるでしょうし、取敢えずはいつかGoogleがストリートヴューで公開して呉れたらいいなぁと思います。

またクローン藝術として現在はもう失われてしまったものを記録から再現するという試みもしていて。新疆ウイグル自治区 キジル石窟やバーミヤン東大仏天井壁画等、本当に意義深いなと感じました。

東千仏洞石窟のミニスカートの女神といい、中国西域のエメラルドグリーンの麗しさには目をみはるばかりでしたが、今回その顔料がアタカマイトだというのを知って。本当に、根源を刺激する発色だなと。

360°の空間展示と言う意味ではインスタレーションや例えばチームラボが宇宙と芸術展で披露した空間映像作品などもそうですが、クローン文化財もその一角に大きなプレゼンスをこれから成していく感覚がありました。

さらに
Q)本展終了後、クローン文化財の一部は、故国に「帰還」する予定です。シルクロード美術の伝統は残念ながら多くの地域で途絶えてしまいましたが、終着点の日本では幸運にも今日まで継承してくることができました。クローン文化財の「帰還」をとおして、シルクロード美術の道が円環を描き、新たに脈動することを願ってやみません。(UQ

とのこと。未来への遺産としてこの手法は普及、発展してほしいですね。
by wavesll | 2017-11-02 07:51 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
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