築地本願寺で開かれたテクノ法要に行ってきました。
この
テクノ法要は福井市東郷二ケ町の浄土真宗本願寺派の照恩寺住職である朝倉 行宣さんによって始められたエレクトロニックミュージックでお経を読むスタイルの法要。
築地本願寺に着くともう人が並んでいて。
中に入れて、良い感じに空席に座れたところでアナウンスがあり、撮影可とのこと。ありがたい。なんか音に合わせて光る丸いライトを渡されて。「おまんじゅうみたいなものはリップルライトです」との説明。
会場では大きなスクリーンの前に縦長のスクリーンが4列に並んでいて。”Flying Lotus的だ”と想ってw
阿弥陀如来についての話があった後にいよいよテクノ法要。
音をより幽玄な12K的にしてオーセンティックな念仏を活かしてもいいかもとも想ったりもして。後はこの築地本願寺限定だとパイプオルガンがあるのでそれを活かすのも音楽的にはさらに聖性を高めそうな気も。とはいえ面白かったです。
そしてこの築地本願寺はインド様式で建てられていることは知っていたのですが、ここの大谷住職が大谷探検隊を指揮してシルクロードへ知見を求めた結果でもあるとの法話があって。なんと福井の住職は大谷探検隊隊員の血筋だとか。
テクノ法要、ミャンマーのLED的寺観からも一歩進んだクラブ的空間でもあり、なんかまだ粗削りな勢いからの伸びしろを感じさせる催しでした。浄土真宗は髪も切らなくていいし親鸞を始め妻帯も出来るし、革新的な試みをしてくれるのはいいですね。