好きな人やものが多すぎて、見放されてしまいそうだ。
虚勢を貼る気はないのだけれど、取り分け怖いことなどない。
この河が絶えず流れゆき
1つでも浮かべてはならない花などがあるだろうか。
無いはずだ。僕を認めてよ。
明日くたばるかもしれない。だから今すぐ振り絞る。
只、伝わるものならば僕に後悔は無い。
最初は一部だけ引用しようと思ってたけれど、この歌詞って切れるところがないなぁ。
この歌って結局は「僕を認めてよ」って歌で、こんなに僕は世界が好きなのに、世界から自分は(自分が期待しているほど)認められていなくて、とにかく伝えたい、俺を知らしめたいって歌だと思うんだけど、「周りに理解されない」ってモチーフと、「がむしゃらに頑張る」って解決策が凄くわかりやすくて共感を呼ぶのだと思った。
こういった「がむしゃらに頑張る・自分を出す」って方法はともすれば独善的になりがちなんだけれども、思春期に抱く「自分は特別だ」っていう思いにとてもマッチしていて、いいなぁ。
最近、こういった青臭さや、がっつくパワーや、焦燥感や、理想を追いかける情熱が自分には足りないんじゃないだろうかと思ってて、よくこの歌を歌ってます。
いつも身体を冷し続けて、無言の季節に立ち竦む。
浴びせる罵倒に耳を澄まし、数字ばかりの世に埋まる。
巧いこと橋を渡れども行く先の似たような道を
只走り続けている。
其れだけの僕を許してよ。
会いたい人に会うことも無い。だから手の中の全てを
選べない日の出よりも先に僕が空に投げよう。