美しく醜い子どもの国アメリカ

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高校時代の僕に多大な影響を与えた予備校世界史講師の諸岡先生が慶應で絶対にとるべき講義だといっていた鈴木透先生の著作、『実験国家アメリカの履歴書』を読みました。

そこから浮かぶアメリカのイメージは、一言「子ども」。そりゃだって建国231年じゃそりゃそうだ。大人がなぁなぁにすますことをイノセントに否定したり、自分の感情を抑えられずに暴力を振るったり、失敗しても自分の将来に希望を持っていたり、自分と違う存在を受け入れられなかったり、差別をしたり、理想をひたすらに求めたり、アメリカはまるで子どもです。

古来からあった国家という枠組みをその後に出てきた技術や哲学を利用してもう一度組みなおしたのが合衆国とソ連で、今はEUがそれをやろうとしているのでしょう。いわば国家2.0ですね。

日本は皇紀2667年を誇る大人の国ですが、62年前にガキ大将に喧嘩で負けて無理やり2.0どころか10.0の憲法だけ押し付けられました。自らから出てきた考えではないからルールと現実の乖離が凄まじいことになっています。九条は戯言で、剣術は殺人術だと思います。しかし、大人が子どもの夢をかなえてやるのは素晴らしいことじゃないかなとも思います。ただ、単純に子どもの真似をしているだけでは大人としての責任を果たしていないので大人らしく振舞う必要があるでしょう。

しかし合衆国の持つ実験精神は見習うべきところも多いです。
今法律がどうなっているか知らないのでうかつなことをwebにかけないけれども、次の参院選、日本国民も一度や二度の失敗を恐れず、実験してみても国は滅びないかもしれませんね。
by wavesll | 2007-06-30 07:32 | 小噺 | Trackback | Comments(0)
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