椎名林檎と歴史教育

中学・高校で習う歴史はベスト盤です。
それも『NOW BEST』とか『○○年代洋楽ヒッツ』のようなコッテコテのコンピレーション・ベスト。

まぁ仕方ありません。ベスト盤を聴くだけで50コマ終わってしまいます。だから大勢の命に関わる政治史と戦争史だけでほとんど終わります。

大学まで行くと普通のアルバムにいけるようになります。政治史と戦争史だけでなく、文化史や経済史を追ったり、書籍やwebで公開されてる文献を読めるようになります。

僕は行かないのであれなのですが、大学院では更に先、ブートレグ(勝手に観客がライヴを録音した音源)やデモテープ音源、TV・ラジオで流れたものなどの非流通情報まで手を出すようになるのではないかと推測します。もちろん、自分自身でも音楽を構造から組み立てて演奏するようになるのでしょう。

ところでここに椎名林檎の2番目のデモテープがあります。
ここに入っている『幸福論』は市販されているものとはかなり歌詞が異なります。是非皆様方に10代の椎名裕美子さんの初々しい変化を感じ取って頂きたく、ここに書き抜きます。

幸福論とすべりだいについて(interview)

幸福論-PV

幸福についてなんて論ずるとすれば
恍惚としてどうも頬を赤らめます

だってあたしにとっては君の強さも
隠したがる弱さも全部

時の流れと空の色にこれ以上望まないように
変わらない気持ちを知り尽くしてくれてる美しさなんです


幸福についてなんて論ずるべきじゃない
もう赤くなったほうに困惑しちゃうけど

さっきわざわざ言ったの
その光も翳りある戸惑いも汲んで

あたしは君のメロディーとその哲学を今からずっと
守りたい気持ちにきりも無くエナジイを燃やすだけなんです


時の流れと空の色にこれ以上望まないように
素直で泣いて笑いもするそれが幸せの証

あたしは君がただ真実をくれる限り同じように
身も心も幸福の海で泳ぎ疲れてしまうんです

by wavesll | 2007-07-03 08:47 | 小噺 | Comments(0)
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