VACATION6.5-6.6

#6.5
朝の散歩で梅津寺海岸の護岸の上を真心ブラザースの『人間はもう終わりだ』を歌いながらゆく。

猫がねそべっていた。赤眼の猫だ。病気だろうか?俺は猫語は話せないのでわからない。

ターナー島のところでフーテンっぽいじーさんの話を小一時間聞く。

この人は神戸の漁師の父と料亭の娘の母を持つが、戦争で全てが焼け二人は奈良に疎開して、終戦の二年後に生まれた。最終学歴は中学校。水泳の達人。社会では肉体労働をして日々の糧を稼ぐ。仕事で楽しいと思ったことは一度もない。本当は海外旅行がしたいが金は人付き合いで消えるのでいけない。現在60歳。

ただ俺はこの人の名前を知らない。道端であった猫と同じようなもんだ。名前聞いてもどうせ忘れるし。もちろん俺も名乗らなかった。それが旅人の流儀だ。

中島に行こうかと思ったがチケット売りの男の愛想が悪かったのでシャクにさわって取り止めた。

1.5kmのトンネル内の空気が悪くて閉口した。

いつものサークルKで日本最強の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』を読む。

これに関わってるヤツラは天才だ。

でてくるのは人外の化け物ばかり、人智を越えた秘術が駆使され、異次元の物理法則が支配し異形の生物が闊歩する。そんな世界に力業で説得力を持たせるクリエイターは同じ人間とは思えない。

そんな物語を同時平行で20本以上読む読者もアンファンテリブル(恐るべき子どもたち)だ。

またジャンプはグラビアに頼らない。少年のハートを掴むのは理想化された(ある意味驚異的な)この世の住人ではないヒロインたちなのである。

久々に週刊ジャンプを読んだが、この教育(狂育)システムが今の日本の礎なんだと思った。

#6.6
一人カラオケに興じた。俺にカラオケボックスは必要ない。俺はエアカラオケ準二級保持者だ。

松山最終日に歌うのにふさわしいのはメタルバンドSEXMACHINEGUNSの大名曲、『みかんのうた』だ!

みかんは色々あるけれど
愛媛のみかんは一つだけ
愛媛のみかんを食べるなら
農家の愛を噛み締めろ

皮を捨てる奴がいる
皮を捨ててはいけないぜ
風呂に入れてあったまればポカポカ

心が和めば世界は一つ
世界にはばたけ愛媛のみかん

みかんみかんみかん
みかんみかんみかん
みかんみかんみかん
みーかーん

愛媛のみかんは世界一
みかんを体で感じよう
みかんを粗末にする奴は
みかんにやられて死んじまえ

こたつにみかんが無い家は
日本の心を失くしてる
日本の心を取り戻せ
取り戻せ

みかんを絞れ
それがポンジュース
命の水だポンジュース

みかんみかんみかん
みかんみかんみかん
みかんみかんみかん
みーかーん

(以下一分間エアギター)

みんなで飲もう愛媛の心
みかんを食えば救われる
オレンジに負けない黄金色の果実
命の水だポンジュース

みかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみーかーんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみーかーん

扇風機に向かって歌えば金属的に声が歪む。エアディストーションだw

地酒屋で「隠し剣」というのを買う。

松山寿司を頂く。

荷物を整理する。

後は帰るだけだ。
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7日目
by wavesll | 2007-08-21 20:09 | | Trackback | Comments(0)
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