ロングバケーションを述懐しよう。
人にやさしくされた時、自分の小ささを知りました。
あなた疑う心恥じて、信じましょう心から。
流れゆく日々その中で、変わりゆく物多すぎて、揺るがないものただ一つ。
あなたへの思いは変わらない。
駅へ向かうトラックに吹き込む風は涼しかった。
バスは淡路島を通って本州に入った。
楽園から帰ってきたら新宿は人が多すぎた。
こんな多くの人を飼うために、とんでもない数の高いビルや広告、交通機関が整備され、バビロン・シティのように感じた。
家に帰って、風呂を浴びて、マンゴービールを飲んでベッドに横になったら今の今まで寝てしまった。やっぱりどこかで気を張っていたのだろう。
ほとんど何も下調べをせず、風任せ、現地の方々のホスピタリティ任せでいった割にはかなり充実させることが出来た。
向こうは懐が広いし、シンプルで、のびのびやれて、ほんとにパラダイスだった。
日記としての途中からのコンセプトは、現代の坊ちゃんが2007年の松山で過ごしたらどんなことを思うかを意識しながら、なるべく歯に衣着せぬように書いた。
自分としては読み返したときそこそこ面白いものを書けたなという自負がある。そうだな、スプーン一杯分くらいの幸せは感じるな。
ちなみに、もし良かったら、この松山紀行文全体でスプーン何杯分の幸せをあなたに与えられたかコメントしてくださると、嬉しいです。
それではひとまずさようなら。
俺は近所のサンクスでスピリッツを立ち読みしてきます。
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