丸の内サディスティックを洒落込んできた。丸ビルのクアアイナでポリネシアンビールと冷製パンプキンスープを飲みながら
マルキドサド侯爵の著書、
『ソドム百二十日』 を読んだ。
甘酸っぱい吐き気を催す悪徳と淫猥の序章を読み終わったところで眼下に目を移せば、南米チリ領、イースター島から運ばれた
「平和のモアイ」が展示されている。
絶海の孤島にたどり着いたポリネシアの民の希望の祈りが込められた像の眼は、まっすぐに見つめていた。表情を読み取るのが難しい。
イースター島の民は自然破壊と外部からの侵略者と疫病によってほぼ滅びた。
銀河系の孤島である地球の民はどうするのだろう?
サド侯爵も孤独な人だったろう。かれの思想、かれの哲学はほとんど誰にも受け入れられなかった。彼はバスティーユ牢獄の中でこの書物を書いた。熱病に浮かされるように。
現代日本では少年少女がドSとかドMとかの言葉を平気で使う。
蛭子能収のような鬼畜がきさくなおじさんとしてTVに写っている。
青噛んで熟って頂戴(青姦で逝ってちょうだい)なんて黙示録を女学生が平然とカラオケで歌う。
こんな
末世で気が狂わないのは
鈍感力がありすぎだろう。
ま、だから俺みたいな奴もシャバで生きられるんだけどなw
言論と思想信条の自由を保障する憲法がある国で本当に良かったwww
天才プレパラート 『メロウ』