差別もキャベツもみじん切り

Mr.Children 『名もなき詩』


俺が和をもって尊しとするこの国のスタンダードになぜ異を唱えるかと言えば、普通の人、つまり付和雷同で善人ぶってるひとが嫌いだからだ。

こんなひねた人間になってしまったのはおそらく文学のせいだろう。二冊の本のせいだ。

マーク・トゥエイン『ハックルベリー・フィンの冒険』は奴隷制度が色濃く残る時代のアメリカに生きた純朴な少年の苦悩が書かれている。

その当時のスタンダードは、黒んぼの奴隷は人間家畜だから、動物のように扱うことだった。お偉いさん、つまり政治家や教師や神父もそう思ってたし、普通の人もそれが当たり前と思っていた。

でもハックは、一緒に冒険をした黒んぼのジムがひどい目にあうのを観てられなかった。
「もういいや、神様に逆らって、地獄に落ちてもいいから、あいつを救おう」
「黒んぼは人じゃない」という常識とは別の心からのルールであいつは生きたんだ。

もう一つの本は島崎藤村『破戒』だ。
明治の世、四民平等が唱えられても実質的に差別されていた人たちがいた。穢多・非人だ。彼らは汚らわしい存在として忌み嫌われていた。

当時の人々はそれをマナーだと思っていた。
主人公は部落の出自を隠して教師をしている男で、カミングアウトすべきか否かでハムレット並の苦悩を味わうという話だ。 "to be or not to be, this is the question"だ。

小林よしのりは「差別は人間が持つ自然な感情だ」と確か『差別論』で書いてたと思うが、俺もそう思う。

たぶん差別は、社会・組織・集団の免疫システムなのだろう。自分が汚い・悪い・弱いと思うものを仲間として扱わず自分の近くに寄らせない自己防衛本能なのだろう。

ただ、時代の流れを見れば、マイノリティを排除すること、自分たちだけに我田引水で権力を持とうとすることが馬鹿なことだというのは分かると思う。昔なんか女なんかまともな社会人になれなかったしね。

自分が好きなものを腹いっぱい喰える権力を持った奴より、自分が嫌いなものをやせ我慢して食べられる奴のほうが俺はスゲーと思う。俺は納豆は絶対に食べられないけどw

だから俺は社会のルール・常識、集団の「空気」なんか全然当てにしてない。ほとんどいつも疑ってかかっている。だって今までの歴史見てたら集団の論理が間違ってることがあまりにも多いから。だから俺は自分のルールで生きようとしている。

俺はチャラい奴がキライだからもしかすると平成の連中より明治の連中の方が気質があうかもしれないw

でも明治だって20世紀まで続いた。俺が生まれたのも20世紀。俺は20世紀少年なだけなんだ。


T.REX 『20century boy』
友達が、あれはスゲーって言ってんだ
友達たちが、ありゃいいぜって言ってるんだ
どいつもこいつもこいつはまるきしロックンロールだっつってんだ

俺は猫みたいに動いて、雄羊みたいにつっかかって
蜂のように刺すのさ
なぁ、俺は君の彼氏になりてーな

カンタンな話だ
君が俺を 大事にしてくれたら
俺は君の少年だ
君の20世紀のオモチャだ

友達たちが言うんだこいつはイカスって
俺のダチどもが言ってんだよこれはいいって
誰も彼もが言うんだよ
こりゃあ、まるでロックンロールみたいだって

飛行機みたいに飛んで、クルマみたいに駆けて
雌鶏みたいにバカ騒ぎ

なぁ、俺は君の彼氏になりてぇな
そうだよ、カンタンな話さ
君が俺に身も心も与えてくれたら
俺は君のオモチャさ
君の20世紀少年だ

20世紀のオモチャ
俺は君の少年になりたい

20th century toy,
I wanna be your boy

友達が言ってるんだこれは最高だって
友達どもが言ってるのさ こいつはヤバイって
みんなが言うんだ これじゃまるでロックンロールみたいだって

猫みたいに動いて、雄羊みたいにつっかかって
自分が感じるままに刺すんだぜ

ベイベ、俺は君のカレシになりてーのさ
カンタンな話なんだ
君が俺を大事にしてくれたら
俺は君のオモチャだ
君の20世紀少年なんだ

20th century toy,
I wanna be your boy

20th century toy,
I wanna be your boy

20th century toy,
I wanna be your toy

20th century boy,
I wanna be your toy



ま、今は21世紀だけどなwwwwwww
あー、そうだ。明日から南半球はオーストレイリアに行って参ります。お土産は期待しないで下さい。
by wavesll | 2007-09-15 00:08 | 私信 | Trackback(1) | Comments(0)
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