2017年 06月 26日 ( 2 )

The Golden Cups X ドライプレミアム豊饒 ニュージーランド産モチュエカ使用 第98回酒と小皿と音楽婚礼

Videos of The GoldenCups


60sの本牧で生まれたバンド、ザ・ゴールデンカップス。
昨年のはちみつぱいに続いてFujirockへ出る彼ら、丁度この春にたまたま聴いたThis Bad Girlのギターの出音の良さに惹かれて最近ずっと聴いていて。

The Golden Cups One More Timeという伝記フィルムでは日本のロック界の錚々たる面子がいかにカップスのメンバーがワルでカッコよかったかが語られていて。後半の再結成ライヴ動画をみると、60年代の方が音が溌溂としていて好きだなと。

ゴールデンカップスは当時事務所から不本意に歌謡曲を歌わされたそうですが、自作では本来はブルーズが本領だと。実際、LSD Bluesなんか最高で。そして真価は海外のモノのカヴァーのギターワークな気がします。海外のロックを噛み砕くずば抜けた感性・嗜好そのものが魅力だったのではと。

G.S.の括りだったけれどその枠をはみ出す感性は寧ろ幻惑のペルーヴィアン・ミュージックに取り上げたような世界的なサイケ・ガレージ・ムーヴメントの一つだったのではないかと想います。

c0002171_2212096.jpg動画群を流しながら飲んだのは黄金に水色の缶も鮮やかなドライプレミアム豊饒 ワールドホップセレクション 華麗な薫り ニュージーランド産モチュエカ使用。

お中元用の限定醸造ですが、最近はコンビニでばら売りなんかもしているところがあったり。これ真面に美味しくて。スーパードライは炭酸水に劣る教信者だったのですが、前出てた金のドライプレミアムも美味だったし、コレなんか風味も最高でころっとやられてしまいました。

60s 70sのRockも最高だけれど、いいビールがつくられる時代に生まれて嬉しい限り。今はクラフトビール熱も上がり、消費者が行為で示せば時代の風も変わるのだと想います。生産者も消費者も文化の両輪、良い嗜好・感性が拡がっていく時代。私も横浜の片隅から個人メディアでそよ風でも発していけたら僥倖の限りです。

最後にゴールデンカップスの底知れなさをご紹介。The Golden Cups-Live Album-1971の4:53辺りから始まる楽曲、フルートが生かしたジャズ・ロックな味わいのある曲で"こんな引き出しもあるのか"と軽くショックを受けました。

私の父は当時ゴールデンカップスのライヴをみたことがあるそうで。今でも本牧にはゴールデンカップという箱があるとか。酒を飲み交わしながらロックの話を親父といつかしてみたい。その時は風味豊かな麦酒をいきたい。
by wavesll | 2017-06-26 22:22 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Liam Gallagher - Don´t Look Back In Anger - Glastonbury 2017

Liam Gallagher - Don´t Look Back In Anger - Glastonbury 2017

Slip inside the eye of your mind
心の瞳に滑り込むと
Don't you know you might find
何をみつけるか知らなかったのか
A better place to play
もっといい遊び場を
You said that you'd once never been
お前は一度だってないと言っていた
But all the things that you've seen
けれどお前がみてきたすべては
Will slowly fade away
ゆっくりと消えゆくんだ

So I'll start the revolution from my bed
だから俺は寝床から革命を始めるんだ
Cos you said the brains I had went to my head
お前が俺は自惚れてるっていったから
Step outside, summertime's in bloom
夏真っ盛りの外へ出る
Stand up beside the fireplace
暖炉の横から立ち上がって
Take that look from off your face
そんなお前の顔はやめてくれ
You ain't ever gonna burn my heart out
お前は俺の心を燃やし尽くせないのだから

And so, Sally can wait
そしてそう、サリーは待てる
She knows it's too late as we're walking on by
彼女は俺たちが共に歩くには遅すぎるって知ってるから
Her soul slides away
彼女の心は離れていく
But don't look back in anger
けれど怒りに任せて振り返らないでくれ
I heard you say
そうお前が言うのを聴いたんだ

Take me to the place where you go
お前が行くところに連れてってくれ
Where nobody knows if it's night or day
誰も知らないところへ 昼夜問わず
But please don't put your life in the hands
けれどお前の手の中の人生を委ねないでくれ
Of a Rock 'n' Roll band
ロックンロールバンドの連中には
Who'll throw it all away
放り出しちまう連中には
I'm gonna start a revolution from my bed
俺は寝床から革命を始めるよ
Cause you…
だってお前が…

グラストンベリー・フェスティヴァル、旗がはためき発煙筒が焚かれ、正直現場にいる連中は舞台なんか見えないと想います。それでも"Rock"としか表現できない精神があふれていて。この大合唱なんか最高。いつかこの中に身を投じてみたい、そう思わせる旅してみたい夢の目的地の一つです。

昔、敬愛する先輩が「旅したいという感覚が分からない、結局逃げだろう?」とどこかに書いていて。けれど別の場では「NYには行ってみたい」と書いていて。

一方で私は旅が好きなのですが、NYにはあまり行きたいとは思わなくて。

それは例えばあの先輩は舞台が好きだったり、一方で私は自然の景観や歴史的・精神的な建築が好きだったりと言った表面的な違いもあるのですが、やはり「旅が好きかどうか」が大きい気もします。

NYは”現代の都市のアーキテクチャ”だとして、そこに在るものは質が高いかもしれないけれどそれも地球上に敷衍しているものに想えるのです。都市は何処へ行っても都市というか、生活したり、仕事したりするには魅力的だけれども、観光という面ではNYにわざわざ身銭を切っていくほどでもない。

実際NYの番組をみるのは私は好きで。ついこの間も”地球タクシー”でNYにハシド派のユダヤ人が現代大衆文明と隔絶した暮らしをしながらNYに棲んでいると聴き、興味を惹かれたりもしました。けれども、どこかでNYは自分から遊びに行くというよりも、必要に応ずることで行く街に感じて。

そういった意味で先輩が言っていた「旅に魅力を感じない」と「NYには行きたい」は整合するなと想うのです。

まぁ、自分は基本暑いくらいのところが好きで。南米とか。イタリアとか。そこでいうと欧米は寒くwドイツなんかは無機質なイメージがあったのですが、ベルクハインという世界最高峰に入るハードルが高いクラブがあると聴いて興味を持てました。グラストンベリーもそうですがやっぱり音楽があると興味を持てるのかもしれませんwただNYだけはなんか違うんだよなー。少なくとも現在は。

旅は自分にとって青い春の象徴なのですが、今こうして"Don't Look Back in Anger"を聴いて。最近"青春"に決着がついていく感覚を想っていて。

自分は中高一貫に行ったからか人間関係が舞台が変わるたびにリセットされていく感覚があるのですが、距離感を誤り衝突し、怒りに任せて切り捨ててしまったことが過去にあります。

もうこんな齢になると今更プライヴェートで無理するのはこちらにも向こうにも無しだろうと想って働きかけないのも礼かと考えているのですが、少なくとも自分の中では怒りは遠のかせるようにしたいと。

道は違えたけれど、俺は俺でこの星の上で暮らしを営み、そして、共に生きる人を大事にしようと。人生の不安定さは寧ろ増していくのだけれど、悪を心の底に認識しながら、魂の解放を音楽に託して。
by wavesll | 2017-06-26 05:47 | 私信 | Trackback | Comments(0)