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Altanative FolkとしてのFlamenco ―Silvia Perez Cruz

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Silvia Perez Cruz - Smile and run (Domus)


ディスクユニオンのTweetで知ったSilvia Pérez Cruz。
2000年代に頭角を現し、ハヴィエル・コリーナとの共演でも好評を博す。情感溢れる歌声でスペインの民衆を魅了する女性ヴォーカリスト
とのことですが、いわゆる”フラメンコ!!”といった激しい音ではなくて、チェンバーな質感に情念を香らせていて、大変気に入りました。

Silvia Perez Cruz - Domus (full album)


このアルバム『Domus』は彼女が主演した映画Cerca de tu casaのサントラに当たる盤だそう。

Youtubeを廻るとハンドパン奏者と組んだ楽曲があったり、オルタナ・フォークとしても聴ける素晴らしい音楽だと感じました。

"Luna" by Silvia Perez Cruz and Ravid Goldsmidtch


Silvia Perez Cruz & Ravid Goldschmidt - Niña


個人的には
Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE mid-10'sに放たれた越境する先端の音

中村佳穂 / リピー塔がたつ とんでもないピアノシンガー
といい、瑞々しい音像を歌う女性シンガーに2017年は出逢う年だなと感じていて。こうして"王道"がまた新しく磨かれていくのかな、とてもワクワクしています。

cf.
特集:ボーダレス化するジャズと世界の新世代アーティストたち(ディスクユニオン新宿ラテン・ブラジル館)

by wavesll | 2017-02-18 19:46 | Sound Gem | Comments(0)

Quantic - Arthur Verocai - Jameszoo:地球儀的音楽コネクション

Quantic and His Combo Barbaro / Tradition in Transition


昨日のエントリ:Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE mid-10'sに放たれた越境する先端の音を書く際に高橋健太郎氏のライナーを参考にしたのですが、その中でコロムビアから新しい音楽が聴こえてくることは少ないという一文に"え?"となって。

確かに球数は少ないかもしれませんが、このQuanticが2009年に放った円盤は<コロンビア版Buena Vista Social Club>な弩級の一枚だろう!と。

中でもThe Dreaming Mind Pt 1など、夢蒸す南米の熱を浴びるような名曲だし、その後にOndatrópicaに繋がっていく流れも含め、コロンビアは音楽砂漠というより宝石が眠る地という表現に値すると想います。

そしてAmazonの『Tradition in Transition』のページをみていた際、気になる名前を発見しまして。

それが
エリス・レジーナの作品でプロデュースやアレンジ、ソングライティングなどを手掛けてたブラジル人アーティスト、Arthur Verocai(アルトゥール・ヴェロカイ
丁度先日に8年ぶりの新譜が出ていて名前を見かけたというのもあったのですが、その前にブレインフィーダーから出たJameszooのアルバム『Fool』に参加していて試聴していいなと想っていたのです。

Jameszoo - 'Flu feat. Arthur Verocai'(soundcloud)


この電子音ジャズにフィーチャーされる尖り方は格好いい。オランダのクラブ・ジャズという意味ではJazzinvadersにも繋がる高品位でマットな質感を感じます。

さて、その上でこうなるとArthur Verocai御大の代表作を聴いてみたいところ。で、Youtubeにやっぱりありました。

Arthur Verocai - Arthur Verocai (1972)


エクスペリメンタル・サイケデリック・フォーク。例えばPedro Santos / Krishnandaほど派手でなく、Paêbirú - Album Completo - Lula Côrtes e Zé Ramalhoほど闇のような沼ではない。けれどそのセンスの妙が存分に発揮されて、日常に輝照を与えてくれるような音でした。

コロンビアとオランダがブラジルを介して繋がる。さらに言えばQuanticことウィル・ホランドは英国人だし、ブレインフィーダーを主宰するFlying Lotusはファイナルファンタジーの音をサンプリングしたりする。正に地球儀を回転させるようなトランスナショナル且つ濃ゆい繋がりが音楽界にはありますね。

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その中でもArthur Verocaiというヴェテランが若手と絡むのがいいなあ平成28年のListening ExperienceでもDavid BowieがMark Guilianaと組んだりPaul SimonがClap! Clap!をフィーチャーするなんて流れがいいなぁと想い、年を重ねても尚先端を生き続ける巨匠達とそれとがっぷりよつする若手に心弾みました。

cf.
Arthur Verocai - No Voo Do Urubu (ele-king)

by wavesll | 2017-02-17 20:58 | Sound Gem | Comments(0)

Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE mid-10'sに放たれた越境する先端の音

Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE
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今年に入って渋谷UPLINKでみた七尾旅人/兵士A川崎チネチッタでみたMAD MAX 怒りのデス・ロード BLACK & CHROMEは格別な音楽体験だったのですが、双方元々は2015年のライヴ/作品だったという共通点がありました。

そしてこのイシス・ヒラルド女史の作品も、2015年に高橋健太郎氏がbandcampから見出したもの。mid-10'sの文化潮流は2015年に何かしらのブレイクスルーがあったのかもしれません。

このアルバムのとびきりさは一曲目「He Vivido」にも顕著に現れていますが、ジャズでありながらクラシックの声楽的な美しい響きがある處。

Egberto Gismontiを始めとして南米ではジャズとクラシックが混然一体となっている風土があります。

コロンビアの首都ボゴタで生まれ、10歳の時にカナダへ移住しArcade Fireも出たモントリオールのマギル大学へ入学したイシスさんにも越境的な感性が息づいているのだと感じました。

『PADRE』に収録されている歌の詩はイシスさんの父親によるものだそう。ラテン・アメリカの西班牙語の独特の侘しい美しさがあり、愛や自然、人生についての根源的なテーマが歌われていました。

このアルバムは冒頭のlink先でBandcamp音源として売られているのですが、2016年にJazz The New Chapterのレーベルから第一弾作品としてCDが発売されました(現地でもごく少数プレスはされていたそうです。)

JTNCや高橋さんということで実は少し気構えしながら聴いたのですが、茅乃舎の出汁のような旨みがあって寧ろ「よくぞこれをDigした!」と嬉しくなる音でした。

Antonio Loureiroとの同時代性や、このアルバム以後エレクトロへ行く感じなんか入江陽とも繋がる現代若手音楽家達の呼応を感じました。

少年少女の頃に『フィフス・エレメント』のコズミック・オペラに心躍らせた方も気に入りそうな先進的なJAZZ, お薦めです。

cf.
Quantic - Arthur Verocai - Jameszoo:地球儀的音楽コネクション

Altanative FolkとしてのFlamenco ―Silvia Perez Cruz
特集:ボーダレス化するジャズと世界の新世代アーティストたち(ディスクユニオン新宿ラテン・ブラジル館)
by wavesll | 2017-02-16 05:04 | Sound Gem | Comments(0)

霧中行 American Beauty Original Soundtrack by Thomas Newman

American Beauty Complete Soundtrack OST by Thomas Newman


昨晩の『沈黙ーサイレンスーO.S.T.』エントリに続く映画サントラ。
名匠ポール・ニューマンの腕が冴える。M1はTVのミステリアスなシーンで良く使われる奴。この映画の楽曲だったのか。

僅かにエキゾというか、ジャワガムラン的な音像も散見したり、一枚のアルバムとして高品質な作品だと感じました。

『アメリカン・ビューティー』はみて面白かった記憶はあるのだけれど内容を全然覚えてないなと想ったら1999年、前世紀の映画なのか。ほぼほぼ20年経ってまた見返したら色々と心に入ってきそう。

人生を進める上で全てをクリアにしようとすると回転が悪くて、ある程度霧の中を進まねば虎児を得られないのかもしれません。

しかし纏わりつく煙が泥となっていつのまにか澱の檻の中にいることもある。
叢雲を切り裂き青天をみないと拘泥する。代償として痛みも伴うけれど時に冒険や吐露の苦みを味わうことが生きることに深みを与えてくれる。

だから霧中に身を浸そう。秘密を冒す勇気は香辛料になるかもしれない。でもどっち道良いことばかりじゃないぜ、ただ悪いことばかりでもないんだ。

そう語りかけられているようなサウンドトラックでした。

映画の内容覚えてないのにまさに五里霧中の中感想めいたことを書いてしまったw
『内容わからない映画をWikipediaくらいしか読まないでサントラだけで勝手に語るシリーズ』とか立ち上げてみようかなんて想いましたw
by wavesll | 2017-02-09 23:55 | Sound Gem | Comments(0)

暁闇の青光にMiles Davis - In a Silent Way

Miles Davis - In a Silent Way - 1969


アルコールで前頭葉が少し痛みを覚えながら、意識が切れるまでTVを流していた3:47。ディスプレイの平面のに映るRealが虚構に感じるのは眠気の泥にまみれているからか。

ニュースで看護師になって8ヶ月で自殺した女性が報じられていた。

なりたかった職について、そのRealを回す労働疲労の重みが心を蝕んだのか。自分がなりたかった仕事だから、頑張って、頑張って、全然足りない自分が嫌いになって、鬱になってしまう若者の躯。

健康に属している内は鬱の事など七面倒な陰気話で、鬱だった俺も離れれば忘れてしまう。

精神が疾患を起こし、平衡を失った時、仮想と実在は限りなく一体になって。己の生の重みが一夜の夢と等しくなってしまう。

平衡を失った明け方。つい今しがたの出来事と、死にたくなるような過去の醜聞が同時に想起していた頃を思い出す。世の中を呪い、それ以上に自分自身を殺したくてならなかったあの頃。

生き永らえて。生き永らえてしまえば世の中の温かみに感謝する余裕が出てくる。人間、一番度量が試されるのは損切りで、精神が切羽詰まっては諦める事すらできない。

みずみずしいジャズが鳴っている。
hr-Sinfonieorchester X Francesco Tristano X Moritz von Oswaldを聴いた時も想ったけれども、時を越える藝術はみずみずしい。"再生"とはよく言ったものだ。じきに太陽が宙へ昇るように何度でも"再生"を繰り返せる。

エレーヌ・フォックス教授は認識が蛋白質を形成すると述べた。脳神経すら半ば精神で出来ているならば、心身は半ば以上エーテルなのかもしれぬ。

姿を持たぬ心は、姿を持たぬ芸術である音楽に共鳴するなら、心は何度も再生するかもしれぬ。

サステイナブルな営為になるには再生と消耗を整えること。再生には時がかかる。必要なのは闇の中で生き永らえる兵站。

淡々と心の行を積むことを具体的行動に落とし込み継続維持できれば、閾値まで達せれば。春立ちぬやもしれぬ。

寂かな道でそう考えた。
by wavesll | 2017-02-04 04:15 | Sound Gem | Comments(0)

hr-Sinfonieorchester X Francesco Tristano X Moritz von Oswald による『Bolero』&『Strings of Life』

Music Discovery Project (hr-Sinfonieorchester Official Web Sight)
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Music Discovery Project 2017 ∙ Francesco Tristano ∙ Moritz von Oswald ∙ hr-Sinfonieorchester


去る29日午前4時(現地時間28日20時)からhr交響楽団とフランチェスコ・トリスターノ・シュリメ、そしてモーリッツ・フォン・オズワルドのライヴの生中継があるとTLで知り、実は3者とも良く知っていなかったのですが"これは良さそうだぞ"と。

宵を更かし、そして聴いてみると此れがとっても好い!hr-Sinfonieorchesterはドイツのフランクフルト市にあるヘッセン放送協会所属のオーケストラ。このオケが毎年やっているMusic Discovery Projectという外からミュージシャンを招いてコラボレーションするコンサートの2017年版がこのライヴ。

今年はルクセンブルクのピアニストFrancesco Tristanoと90年代テクノ・シーン黎明期から現在まで活躍するMoritz von Oswaldを招き、クラシックとテクノを縦断融合するライヴを魅せてくれました。

聴きどころは先ず20分辺りから始まるラヴェルのボレロ。美しく瑞々しいhr-Sinfonieorchesterのハーモニーに、Francesco Tristanoがピアノで、そしてMoritz von Oswaldがビートで共鳴していく。高まっていく『ボレロ』、その旋律がピアノの綺羅めきと、そして電子音に侵食され融け合い魅惑が爆ぜていきます。そしてノイズへ…!

Moritz von OswaldはCarl Craigと共にドイツ・グラモフォンのRecomposedシリーズでBoleroを再構築していますがこの夜のこの『Bolero』の輝きは円盤のさらに先にある恍惚が芽吹いていた気がしました。

そしてもう一つの目玉が終盤に演奏された『Strings of Life』!!!
Rhythim Is Rhythim名義のDerrick Mayのオリジナルも素晴らしいですが、木琴のビートで打ち鳴らされるこの曲も昂がる昂がる!

昨年凸版ホールでFreiburger Barockorchesterのコンサートを観たときや日曜朝に題名のない音楽会をみている時も想うのですが、オケの音って勿論重厚さを感じるけれども、本当にみずみずしくて。

華怜さとでもいうか、かぐわしさを楽しむような綺麗なオーケストレーションでテクノのソリッドな強度をあるアンセムをやるのが素晴らしい。今夜のライヴはJeff MillsがMontpelier Philharmonic Orchestraと組んだ『Blue Potential』をRhythm隊の面で凌駕していると想います。

『Strings of Life』は動画の1h47mから始まりますが、シークするより流れの中で聴くとより愉しいかと。

Derrick May - Strings of Life - ft. Francesco Tristano & L'Orchestre Lamoureux - 4Kなんて動画もありました。


2時間強のライヴが終幕したのは日本時間の朝6時。クラブで踊らずに音楽の祝祭で朝を迎える事なんかもあるんですね。素晴らしいコンサート、是非是非楽しまれていただけたら。
by wavesll | 2017-01-30 22:37 | Sound Gem | Comments(0)

中村佳穂 / リピー塔がたつ とんでもないピアノシンガー

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口うつしロマンス:中村佳穂 (soundcloud link)


いつものように渋谷タワレコ6F奥のカツオさんコーナーへ行くと目に入ったのがこのPOP。"へぇ~FUJIROCK出てて、くるりの岸田も褒めてるのか、どれ聴いてみようか"と試聴ボタンを押すと一気に心臓鷲掴みにされるような音!こーれはめっけものだぞと。

上のYOUTUBEはかなりノイズが入っちゃってるんで、"熱"だけでも伝わればなと。soundcludもいいですが、出来ればCDを聴いてほしい。なんでもメジャーどころだとタワレコ限定発売だとか。


FUJIROCK'16に出てる動画も上がってました。
CD Shopっぽいコピーを考えるなら「aiko meets 矢野顕子な新世代ピアノシンガー」とでもいいましょうか。サンクラにあがってるあんたがたどこさもいいし、奇妙礼太郎とか好きな人にも響くんじゃないかなぁ。

まぁ何しろ歌が強くて美しい!『リピー塔がたつ』の1曲目<リピー塔がたつ(intro)>から2曲目<POiNT>への怒涛の展開の惹きが凄くて!ここをね、是非ともタワレコ渋谷6Fカツオコーナーに試聴が昨日(1/27)の時点ではあったので聴いてほしい!

3曲目の台詞付きの<辞める辞めない押し問答>はちょっと椎名林檎っぽい。4曲目<通学>の音遊びは現代JAZZ/ELECTRONICA/POST CLASSICALな感覚もあるPOP楽曲で。ここでも唄の強さがサウンドに負けてない。5曲目の<悪口>はクラシカルなピアノ弾き語り+アルファ(パーカス、チェロ、ボイパ)なチェンバー・ポップ。これはceroのLIVEなんかが好きな人なんかも"おっ!"と想うかも。

詞もよくて。「文字をあつめて 評論家気取り 無難にまとめて 人を殴っている ~ 人をあつめて 神様のそぶり 冷たい仕打ちに 熱くなっている ~ 僕は船を編む ここで溺れてしまわぬように ぼんやりあおむけ もうすぐ夏が来るよ」中村さんの詞は短いのに思索が拡がるいい詩だと想います。

そして6曲目<口うつしロマンス>は中盤のクラマ。このみずみずしさ、綺麗だ。楽曲終盤でスクラッチが鳴りながらブレイクダウンするところなんか最高。

7曲目<72億人分のあのひと(もう74億だね ver.)>はNHK Eテレ『シャキーン!』で活躍する岩見十夢さんとの共作。岩見さんの弾き語り動画もありました。

8曲目<my blue>はピアノバラード。荒井由実「翳りゆく部屋」や椎名林檎「同じ夜」、入江陽「JERA」級のDrama性を感じる。9曲目の<どこまで>は冒頭で子供たちが「みんな死ぬ」といい、本編自体もちょっと童謡っぽいところが最初"不穏な感じでいきたいのかな?"と想ったのだけれど、聴き終わると寧ろエレファントカシマシ「コールアンドレスポンス」のような"どうせ死ぬからこそ生きる"って感覚を得ました。

10曲目<makes me crazy>はなんとスチャダラのBoseが参加するラップ曲。SSWのアルバムに普通にHIPHOPが入るのはラブリーサマーちゃん「202 feat. 泉まくら」もそうだし、ラブサマちゃんやDAOKOといい、ほんと良い新世代女性アーティストどんどん出てきてるなと。

そして11曲目<リピー塔がたつ(answer)>。鮮やかなラスト。あっという間の37分強で、まだ聴きたくなってリピートしてしまう。や~、いい円盤でした◎

渋谷タワレコでインストアライヴもあったのか~><と凹んだのですが、かなりライヴスケジュールもあるみたいで。一回みてみたいです。
by wavesll | 2017-01-28 21:44 | Sound Gem | Comments(0)

新しいこと学び始めた奴 脳 Good Night

Steve Kimock & Friends feat. Jeff Chimenti - full show - 8-26-16 Nedfest Nederland, CO SBD HD tripod


ルーティンから外れ、古典と格闘してもうぐったり。久々に使った脳の部位にぐろっと来てDopeに眠いwそんな時でも聴けるデッド・ファミリーの凄さ。あと、『カルテット』は週初めに流すドラマじゃないと想。けど面白い。

とまぁ書いていて想い起したのは「ヒトは自分が耐えられる最大の不快さまでが"刺激的"になる」という言葉。誰かが言ってたけれど思い出せないのはTwitterで流し見たものだからかもしれません。

疲れてるときは重いものは味わうのも骨だし、逆に疲れてないときは脳を動かすことがストレス解消になり、歯応えがなさすぎると退屈になって酒でまぎらわしちゃったり。

脳をわざと消耗させるって酒だけではなく、映画や報道なんかもあると想います。歯応えのある情報を流し見で消費する感じ。逆に言うと今の朝のニュースの文化芸能だらけの編成はみんな本当に仕事でストレスと疲弊をしきっている証左なのやもしれません。

今夜は難解書でぐったりして、刺激的凄る音楽は聴けなくて。しかし退屈な音楽はつまらないし。と言ったときにスポっと嵌ったのがスティーヴ・キモックの音。

穏やかではあるのだけれど、魂が籠ってる。単なるSmoothとは一味違って噛み応えがあるから丁度いい刺激。

そうするうちに精神力が回復してきて、また読み進めて。普段使ってない脳の部位を動かしたからかスイッチが入り旅の初日の夜みたいに脳汁が出まくってます。

昨年末の台湾旅行で足つぼマッサージで疲労が取り除かれて帰りの足で新宿タワレコにDOTAMAのインストアライヴ観に行ったのですが、丁度いい刺激で老廃物を取り除くと気脈が充実しますね◎ぐったりしていた脳が昂揚してしまって眠れないw

Set 1, STEVE KIMOCK BAND live in Yokohama 2017/01/15

by wavesll | 2017-01-25 21:46 | Sound Gem | Comments(0)

Bruno Mars Carpool Karaoke 『24K Magic』のBestプレゼンテーション。 楽しくいかしてるクルマX音楽番組

Bruno Mars Carpool Karaoke


来日してスッキリやMステでパフォーマンスをみせてるブルーノ・マーズ。「来年には日本でライヴするよ」とのことで"みてぇなー!"とwkwkしてしまいます。

それで「これいいよ」と薦められてめっちゃ良かったのがこのCarpool Karaoke.
米国CBSで1995年から続く深夜のトークバラエティ番組「The Late Late Show」の1コーナーで、番組MCのJames Cordenとゲスト歌手がクルマの中でカラオケするという企画。

これがすっごく楽しくて。クルマでわちゃわちゃするのが「気分は上々」的な感覚というか”ドライヴしてるときって歌っちゃうよなー!”と楽しいw

TV的なコミカルさというか、スターがしょうもないことするというフォーマットが上手く機能していて。シンプルな作りなのにゲストがAdeleSiaRHCPGagaなどバリバリのスターばかりだから全然貧乏臭くないのが凄い。

そして中でもBruno Marsの回が良くて。最近のブルーノの"バリバリイケテル俺YEAH"なバカ明るくゴージャスでファンキーなノリがこの企画にうってつけだと想います。冬の横浜のしばれる中でみるとアメリカあったかそうで陽気で好いなとw正直『24K Magic』はEXILEみたいなブルーノの中では凡曲だなと想っていたのですが、湿っぽくないし、この企画だと映える!この曲のベストプレゼンテーションやも◎

日本でもフォーマット買ってザキヤマ斉藤さん森三中の黒沢辺りにMCさせてこの企画やって欲しい気もするし、こういうノリの独自企画とかもやってほしいなぁ。鼻歌というと風呂場とか?アイドルやミュージシャンが風呂場でシャワー浴びたり銭湯で湯船浸かりながらカラオケとかどうでしょうかw?水音が交ってフィールドレコーディング的にも面白い企画になるやもw

Bruno Mars - 24K Magic (Full Album)
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改めてアルバムを日曜のこの時間に聴くとこのハイでグラマーな感じが楽しい週末が終わっていくセンチメンタルさに共鳴していいですね。この企画を機に聴けて良かった。2018年にあるという公演が楽しみです。
by wavesll | 2017-01-22 22:16 | Sound Gem | Comments(0)

80sを中心とした女性シティポップ/Vaporwave & Future Funk的な を貼ってくエントリ

きっかけはtatatumblrさんで見たこの動画でした。

Kaoru Akimoto (薫秋元) - Dress Down (1986)


Kaoru Akimoto - Cologne (1986) [Full Album]
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一体この音楽は何たるか!すっげーいいな!と検索すると詳細に解説が書かれていたサイトさんがありました。
秋元薫 - Cologne(Vapor Drawings)
1980年代に活動していたシンガー、秋元薫さん。こんなキラーな楽曲があったとは。マクロスMACROSS 82-99のRemixで音楽好きの間ではもうだいぶ前からメガレア盤として有名だったそうで、やっぱ世界は広くて面白い。

こんな凄い人いたんだなぁと想っていたらYoutubeが続けて流したこのアルバムも素晴らしくて。

Junko Yagami (八神純子) - Full Moon


モノッスゴイ円盤。音づくりのゴージャスさも凄いし日本語の綺麗なメロへの乗り方と引っかかり方が素晴らしすぎる。朴訥というか、純な新鮮さ。八神さんてみずいろの雨の人ですよね。こんな音もやられていたとは。

Daft Punk / Random Access Memoriesからこの方80s的なエッセンスが大きな潮流でブラックミュージックが隆盛ですが、95-05年に青春を過ごした自分は80年代が鬼門で。寧ろ70年代の方が好きでした。

ただなんか、この80年代邦楽は凄く好きになれそうで。70-90と来て10年代の流行、Vaporwave/Future FunkならJOJOとDIOの血統がジョルノ・ジョバァーナで融け合った様にめちゃくちゃ好きになれるかも。私の中で愈々そういう時分になったのかもしれぬと一人盛り上がり、Youtube漁ってました。

というわけで”本家のCity Pop"で、良かったの、貼ってきます。このエントリは更新するたびに一番上にしてくかもしれません。この鉱脈はザックザクぽいし。

佐藤奈々子 - サブタレニアン二人ぼっち (1977)

慶應義塾大学の学生時代、まだ世に出ていなかった佐野元春と共作したデビュー・アルバム『Funny Walkin'』('77年)の収録曲で、大野雄二をアレンジャーに迎えた楽曲。
早くも看板と違うんだけどシティポップ名曲だからw
Joice / Femininaのような風貌で声もハスキー・ウィスパーでサウダージ的なものを感じる。五つ星。

MIki Matsubara - 真夜中のドア / Stay with me

松原みきのデビューシングル。作曲・編曲林哲司。こういうのって華やかで"トレンディー"が笑われない頃の東京の空気を伝えてくれる。

亜蘭知子 浮遊空間 Midnight Pretenders

織田哲郎作曲。亜蘭さんはBeingの創設に参加した初期所属アーティストの一人。自分より年上の人が自分より年下の時に作った歌を聴くってなんか可笑しい気持ちになりますね。

阿川泰子 / Skindo-le-le

須永辰緒によるRemixも素晴らしかったブラジリアンフュージョンのカヴァー。原曲は、クラウディオ・アマラルとジェイ・ワーグナーを中心とするサンフランシスコ出身のバンド、Viva Brasilの『Viva Brasil』(1980年)に収録。

まだこれくらいなのですが、やっぱり秋元さんのが一番好きかなぁ。
今のところのエントリの終わりに今年解散してしまうEspeciaのアンセムを。

Especia「海辺のサティ(Vexation Edit)」VJ MIX MV


超絶曲。解散は本当に惜しいけれど、Especiaは語り継がれるアイドルだと想うなぁ。
このエントリもちょこちょこメンテしながらIdol Musiqueを聴かない理由があるとすれば演歌から日本における語り/ラップの海潮 <艶歌四人姫、JAMAAS、俵星玄蕃、キラーボール adult ver.>みたいなテイストのある特集記事に動的に伸ばしていければと想います。

cf.
つかみどころがないVaporwaveとかいうジャンル(心の耳で聴け)

今週の何か 〜Future Funk入門〜(週刊ねこ通信)
日本語が死滅した「未来」からやってきたかも知れない謎の無法音楽「Future Funk(Japaaan)
by wavesll | 2017-01-20 01:00 | Sound Gem | Comments(0)