カテゴリ:小ネタ( 398 )

Theme Of Premium Friday

DJ Kawasaki - Bright Like Light


羽田沖に街の灯が揺れた金曜の晩、いかがお過ごしでしょうか?
ちょっと空気が外れたバブリーな感覚でチャラ派手な、"華金"なんてのが蘇ったらそれはそれで楽しそう。みんながプレミアムフライデーの恩恵に預かれる世の中になったら一番いいなぁ。

ただプレミアムフライデー、月末最終金曜日のテーマ曲と言うと個人的にはコレかな。

Jeff Newmann And His Orchestra - Positive Force

by wavesll | 2017-02-24 22:09 | 小ネタ | Comments(0)

笑点だけじゃない、テツandトモ 顔芸動画

笑点




ルパン三世のテーマ(3:43~)


踊る大捜査線


あまちゃんのテーマ


あまちゃんなんかもやってたんですね。渡鬼とか古畑とか、どこかでやってないかなぁ。顔芸だけでDVD出してほしいw
by wavesll | 2017-02-15 19:12 | 小ネタ | Comments(0)

ヴァレンタイン 男は黙ってChocolate Synthesizer

Boredoms-Chocolate Synthesizer (1994)
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◆1月1日に漱ぐ 清冽なイランのサントゥール
◆うつらうつらと雅楽 武満 徹:秋庭歌一具 & ヴェトナム雅楽:Nhã nhạc cung đình Huế
◆正月三が日の最後は江陵端午祭巫楽(ムーダン)の炸裂音を
◆節分には鬼打ち豆とDizzy Gillespie / Vote Dizzy 第87回酒と小皿と音楽婚礼
by wavesll | 2017-02-14 00:12 | 小ネタ | Comments(0)

渋谷東急屋上のカーリングバーに行ってきた!

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週末に渋谷東急百貨店屋上のICE WONDER ROOFで遊んできました。

カーリング・エンターテイメントということで、ブラシのシャカシャカはない簡易版カーリングなのですが、チェス X ボーリングといった感覚。

スタッフの人から遊び方を教えてもらえて、回転をかけて壁にバウンドさせたり、ストーンを配置することで邪魔したりとか戦略性があって中々面白かったです。

1レーン15分3000円か30分4000円と値段はちょっと高いかな。最大4人だそうなので、4人なら30分1人1000円ですね。

結構投げる加減が難しく、二人で行って30分やったのですが、それくらいで丁度楽しめる位のボリュームでした。

私たちはずっと投げっぱなしで30分間何ゲームも遊んだのでドリンクは飲まなかったのですが、ホットウィスキーとか魅力的なホットドリンクがあるそう。3/12(日)まで。

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by wavesll | 2017-02-13 19:15 | 小ネタ | Comments(0)

第40回日本古武道演武大会に出場した流派の映像集めてみた

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日本武道館に日本古武道演武大会へ行ってきました。

写真も何枚も撮ったのですが、映像で観ていただきたいと想い、このエントリでは各流派でぐぐって映像を貼っていきます。

小笠原流弓馬術


北辰一刀流剣術

坂本龍馬や山南敬助も学んだ剣術。こんな籠手つけてたんですね。

関口新心流柔術


示現流兵法剣術

るろ剣で御馴染み示現流。「チェストォォオオ」は聴けませんでしたが裂帛の声が聴けたのは嬉しかったなぁ。

肥後古流長刀


伯耆流居合術


澁川一流 柔術

木刀や棒術の使い手でもあるのですね。

當田流剣術

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起倒流柔術


関口流抜刀術


琉球古武術

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十手と言うかトンファーと言うか、凄かった。(釵というそう)

心形刀流剣術


本體楊心流柔術


竹生島流棒術


楊心流薙刀術

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「エイ!エエーイ!」という打声と木な連続打音。オレカTXを想起。

兵法二天一流 剣術

宮本武蔵を開祖とする二刀流

大東流合気柔術

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刀も素手で相手するのが驚き!

初實剣理方一流甲冑抜刀術

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天真正伝香取神道流剣術


荒木流拳法


無雙直傳英信流居合術


竹内流柔術腰廻小具足


佐分利流槍術


琉球王家秘伝本部御殿手


溝口派一刀流剣術


無比無敵流杖術

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水鷗流居合剣法・正木流鎖鎌術

生で見る鎖鎌は凄かった。首にシュルシュルシュルと行くのがリアルバガボンドでした。

諸賞流 和

技を応酬する間合いがラーメンズのコントにも通じる空気感。

天然理心流剣術

近藤勇の奴!?徒手空拳の技もあるとは!

根岸流手裏剣術

結構古武道って外国の人が習ってて、手裏剣も投げてました。最後の師範代が「手裏剣~!!!」と叫んでてこんなんあるのか!と嬉驚。

鞍馬流剣術


天神真楊流柔術

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師範、渋川剛気みたいな動きしてました。

田宮流居合術


柳生心眼流甲冑兵法

兜を盾にして更にそれで殴ったり。そんなんアリかw!という感じでした。

陽流砲術

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これは動画も撮ったのですが生で聴くと爆裂音が凄音で。『この世界の片隅に』の防空壕のシーンでも空襲の雷撃音に吃驚しましたが、生での重火器の音は恐ろしいものがありました。

人生初武道館がライヴではなかったとは自分でも意外でw

けれど、古武道の演武で鳴る音が神楽や能のようなアシンメトリーな響きで、エクスペリメンタル・ジャズのような趣がありました。裂帛に叫ぶ音波が妖と繋がるような、日本の霊魂を感じた一日でした。

これだけみれて何と五百円は破格。

三点倒立もできない俺が生で体験してハマった、スポーツ興味ない人にこそ薦めたい体操観戦の魅力10ポイントを代々木第一で体操天皇杯をみて書いたときも想ったのですが、身体運動の大会を生で見るって物凄く面白いですね。武は舞に通ずるというか、格闘漫画や格ゲー好きの人なんかもかっなり楽しめるのではと。

誘って呉れた友に感謝を。いい武道館デビューになりました◎
by wavesll | 2017-02-05 22:16 | 小ネタ | Comments(0)

電通巨悪観(広告=悪)から一歩進んで

要旨:
・好いか悪いかのスタートラインに立つ為の宣伝は意義がある
・寧ろマスの媒体が"枠"に載せるか否かの目利きが低質だから澱みが生まれている
・"これは広告です"と"作為"を隠さず、その上で拡散したくなるものが今の"刺さるアド"ではないか


TVをみていて「最近いやに同じ事物が取り上げられてるな」とか想うことないですか?

「おぉ!コレが今熱いのか!!」というのが期待されている反応なのかもしれませんが自分は穿った人間なので「あぁ電通に金払って番組内広告してるのだな、アドか、アドw」と想ったりします。

私はマスコミのゴリ押しとかが大嫌いだし"宣伝で魅力を水増しするなんてナンセンス、良質なものが必要とされる処に届くシステムをWebが達成するのが一番いい"と想っているのですが、実は最近"宣伝の意義"を感じたりしていて。

それは実はこのBlogに立脚した話でして。天へ挑む究道者 ETV特集「曜変~陶工・魔性の輝きに挑む~」 をみてとかが、ETVで再放送されたり鑑定団で曜変天目が取り上げられてアクセス数がドカっと来たりしてることがあって。

また過去記事ってそんなにアクセス数を集めるものはないのですが、Twitterで例えば「そういやYASHIBU Vol.3でブレイク前のSuchmosみたなー」とか呟くとlink踏まれたりして。

記事があることが分かった上で"興味ない"とされるならまだしも"存在を知ってたら読んだけど、存在すら知らないから読むきっかけもない"こともあると、宣伝=悪ではないのかもしれない、と。

今でも"宣伝で商品の魅力を水増し"したり"良質なものが低品質なものに宣伝量で負ける"とかには嫌悪感がありますが、"スタートラインに立つ為の為のアド"は必要だし、そこでの擽り方を考えるのは正当な活動なのだと想いました。

広告代理店はクライアントの商品を売り込むために必死に働き、営業・宣伝は"努力"なのだと想います。では何故"広告は悪"だと想ったか。それは営業・宣伝されるプロダクトが、質の面で広告で推されてなく売れてないモノより質が低く感じるからでしょう。

実際、私も90年代にTVの音楽情報がTKプロデュースで埋め尽くされたときは"小室ウゼー"と想ってましたし、AKBなんかは最悪で、初期の頃、可愛くもないメンバーが週刊誌のグラビアを埋めたり、或いは音楽番組の"枠"を埋めたり、握手券チートでCDランキングを詰まらない曲でハッキングしたりするのは、明確に邪悪だと感じてました。

宣伝担当や営業担当が全精力でハイプを仕掛けてくるのは必要悪として、そこでメディアの人間が"質"を見抜いて自分の媒体の"枠"に載せるかどうかが最も重要で。

それは逆の意味でも大事というか、小室楽曲はいいのも多かったし、最近だと『君の名は。』をキネ旬が無視せずに年間ベストに組み入れた方が価値観の流布としても効果的だったと感じます。また私はもう坊主憎けりゃ袈裟まで憎いレベルになってますけれどもAKB系でもいい曲は良い曲なのでしょうし、N.E.5.5. / The Choice Is Yours × サイレントマジョリティなんかは面白いですしね。

すべて是々非々に"正当に質を評価する目利き"こそメディアが信頼されるポイントだとすれば、コンテンツと広告がごっちゃになるのは悪で。
そうしないと製作費が捻出できない現実の事情はありながらも、"枠が買われる"自体になると指標が指標として機能しない悪循環が起きます。

冒頭で"あーこれアドだと、アド(嗤"としたのは、広告なのに広告じゃないように装っているから。
今の時代は"自然を装った作為"を嫌いますから、寧ろ広告は<広告です!>と"作為"を主張した方が信頼されるのではとも想うのです。

私自身の中では広告の見え方は変わりましたが、広告屋が「最近の客はノリが悪い」というのは阿呆な発言だなと想うし、今の時代に"躍らせる広告"の革新が社会企業的な方向も絡んで起きたらいいなぁと想います。

今はWebで拡散が起きる時代ですから、「マス&個人メディアが取り上げたくなるプレゼンテーション」が現代の広告技術の指標になるのだろうなと想う次第です。

cf.
KIRIN「一番搾り 熊本づくり」を全国発売 売り上げ1本につき10円を熊本地震の被災地の復興支援策に活用

【イタリア地震】サイゼリヤが一部のパスタ「399円のうち100円」も寄付する赤字覚悟の復興支援を発表
by wavesll | 2017-01-12 01:57 | 小ネタ | Comments(0)

地球生物の知性から未知の精神活動を想像する:<モーガン・フリーマン 時空を超えて>

最近一番楽しみな番組、モーガン・フリーマン 時空を超えて。

今回は色々な地球生物の"知性"から未知の知的生命体、つまり宇宙人の知性の形が想像されていました。
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1. 脳を持たない植物の知性。
コンスエロ・デ・モラエスとマーク・メスカーという二人の研究者によると、アメリカネナシカズラという他の植物に寄生植物は根もなく光合成もせずに、宿主から栄養を奪います。そして宿主が健康かどうかをなんと"匂い"で検知するのです。

植物は匂いによって情報交換をしています。例えばダイズは芋虫が葉を食べにやってくると蜂を引き付ける物質を放出し、蜂の助けを借りて芋虫を駆除します。そして周囲の植物もSOS信号を感知し物質を放出します。

2. 意識は感覚入力と身体運動から。ヒトの知覚の拡大
意識が五感の相互統合作用だとすると、感覚のベクトルが増えたら…?
認知科学者サスキア・ネーゲルの実験によると、方位磁石ベルトによって"北"で振動を感じるようにする訓練を6週間積んだ被験者は、ベルトの振動に頼らずに北を認知するようになるそうです。感覚は拡大・成長できるという実験により、未知の知的生命体はヒトの五感とは異なる感覚を基にした精神活動を行っている可能性があるのです。

3. 蟻の"超個体"における社会構造
宇宙人は脳の神経細胞の結合が"個人"を超えている可能性があります。
ナイジェル・フランクスによると蟻は集団になると"超個体"を形成します。小さく知的でない個体が集合すると、巨大な知的生命体となるのです。蟻のコロニー全体が一つの脳の様な構造物となり、その中で情報交換をしているのです。

一匹の蟻は限られた指示に従って行動しているのですが、超個体全体としては高度な問題解決や価値判断、効率的な行動を行えるそうです。蟻によっては個々の個体は細胞の様なもので、社会全体が重要だと。

そしてコンピューター科学者ジェームズ・マーシャルによると蟻のコロニーの意思決定モデルをコンピューター解析すると、なんと霊長類の意思決定モデルと極めて似ているそうです。蟻のコロニーと、霊長類の個体の脳の意思決定は似ていると。
となると、蟻のコロニー全体としては"精神"があるのでしょうか?

蟻のコロニーは目の前の事しかできず、自己認識と想像力がない点が人間の"意識"と異なるそうです。

4. ヒトの同じく自己認識する脳を持った地球生物・タコ
蛸は無脊椎動物ですが、哺乳類に匹敵する思考能力を持っています。考えが深く利口で計算深くさえ見えるそうです。知性を持つ宇宙生命体に最も近い地球生物はタコだというデヴィッド・エデルマンは言います。火星人モデルは正しかったのかw

タコには複数の脳があります。五億の神経細胞のうち半数は腕にあり、蛸の腕は小さな脳を備え、これら複数の脳がコンピュータの分散処理システムのように働きます。タコの腕から頭脳へデータが送られる。しかも蛸の腕は本体から切り落とされても独立した生物のように動けるという。興味深い。

タコの眼は脊椎動物の眼に形が似ていて機能も似ているように、脳も脊椎動物レベルに働いているそう。

例えばバーンズ迷路というラット向けの"学習・視覚のナビゲーション能力"のテストを蛸に使った実験。
18個の穴の一つだけに逃げ場所の海水を入れ、その上だけに十字マークを書いておきます。

そのテストに慣らした上で十字マークをズラすと、タコはもう海水はないのにその穴へ来るそうです。つまり視覚による学習がタコにあるということです。

タコに意識はあるのか、自己認識や"世界"はあるのか?
人間は常に言葉でモノを考えますが、視覚による思考というものがあったら、ノンバ―バルな"意識"があるのかもしれません。

5. 言語の進化
しかしまずは未知の宇宙人と意思疎通するために、地球における"言語"を考える必要があります。

伝言ゲームによる文章の変化は、"参加者の脳が文章を改変した"といえ、その改変こそが言語の文化的進化と実験したサイモン・カービーは言います。

奇妙な名前を付けた"宇宙の果物"の名を被験者に覚えさせ、覚えていることを次の被験者に伝えさせます。
最初の名前は全く覚えられないものだったのに、伝言ゲームによる改変が行われていくうちに、一度聞くだけで覚えやすいものに"進化"していきました。

このように"言語は世代を経るごとに分かりやすくなっていく"というモデルが正しければ、宇宙人の言語は分かりやすいものに洗練されている、と推測できるかも、といえます。番組では現在マイク・ドゥズムラが研究しているテレパシー技術に関しても取り上げられていました。

しかしそうした"文化的進化"が"生物的には退化"を招くこともある、と言う科学者は言います。今後私たちは文化的には賢くなっても生物的には愚かになるかもしれません。

そうしたときに旧来は手間だと考えられた"生の手応え"こそが人間にとっての最大の愉しみになるかもしれません。

6. 思考と感情は表裏一体
知性が優れた氷の様に冷静な宇宙人像がSFには出てきますが、"言語や記憶、理性的な思考さえも全て感情に依存している"そうです。

感情と理性は全く別のモノとされ、動物的本能と理性は異なる、とギリシアの昔から言われていますが、感情と理性は切り離せないとリサ・バレットは言います。

感情の基本にある状態、コア・アフェクトを本人が気づかない内に変えることが出来るのです。二つの画像を同時に見せて、潜在的に意識された知覚が意識された"美しさ"が変わることを実験したのです。つまり"情報を受け取るスタンス"は無意識的・感情的な影響を大きく受ける、と。

"宇宙人の知性"というフックから、ヒトの精神活動のありようが検証された面白い回でした。次回13日のテーマは「“生殖”は変化するのか?」、これもまた楽しみです。
by wavesll | 2017-01-11 19:26 | 小ネタ | Comments(0)

本音2.0

Bob Dylan - Like a Rolling Stone


先日、マスメディアのハレとケ。/TVのバラエティを叩くより報道検証企画を求めたい。という記事を書きました。

その中で最近のTVバラエティは悪意の面白さを追求しすぎているという様なことを書きましたが、これは具体的には月曜から夜ふかしだとか、イッテQだとか、スター名鑑だとかゴッドタンだとかそんなバカなマン辺りを指しているのですが、こうしてみると今の面白番組ベストラインナップじゃないかw

これはつまり旧来のTV番組のつくりだとネット等の辛辣な感性の批評から阿呆扱いされてしまうことから、毒気を増すことでエンターテイメントのつくりをアップデートした結果だと想います。

この十数年、TVのあらゆるところに"お笑い芸人"が蔓延し役者やミュージシャン、スポーツ選手なんかもかなり"面白いコメント"が出来る様になった感が今はあります。

一時期流行り言葉になった"空気を読む"なんかもお笑いがTVに飽和したことから生まれたのではないかと私は考えています。それは同時に旧来の笑いがコモディティ化した故にTVでの"お笑い"がエクストリーム化していると。

これは個人的には弊害もあると感じていて。というか、<みな"お笑い"をやれるようになってユーモアに満ち溢れた楽しい世の中>になるかと想ったら<窮屈な"空気読め"な国>になってしまった。

これはボケ・ツッコミの本質として<異端をマジョリティの立場から嗤うこと>を孕むからだと想います。ツッコミ或いは"いじり"というのがボケ扱いされた人間からするとハラスメントに感じる事、あるのではないでしょうか。オネエやハゲは嗤っていいと安全圏にいるつもりの人でも他者を嗤う人間は自分も一歩"普通"から外れると嗤われる。

"自分の中の絶対的な基準"に沿って行動できる人は良くても"空気を読む"小心者の人は誰が主導しているわけでもない、しかし集団が生み出す鵺のような"空気"に圧力を感じているのでは。

年を重ねオジタリアンやオバタリアンのように図々しくなれればいいけれども、ナイーヴな十代はかなり他人の顔を伺いながら息苦しさを感じているのではないか、そしてそういう"空気"をつくる一端はこの国を覆う"お笑いと悪意"なのではないか。というのはメディアのパワーへの妄信でしょうか?

実は"お笑いの害"への対策はかなり明確にあって。年壱で出川や山ちゃん、狩野辺りが集まってACとかのCMで「俺たちはお金を稼ぐためにショーとしてバカにされても楽しそうにしているんだ。今、笑われることで心につらさがあっても周りが喜んでいるから嬉しいと想おうとしていた君、つらい時はつらいと言っていいんだよ。怒っていいんだよ。空気を読むことなんかより、自分を大事にすることが大切な事なんだ」とかやるといいのではないかなーなんて思います。

しかし実際問題、他人が喜ぶって嬉しいことだし、私もtwitterやblogやるくらいには承認欲求をこじらせている人間ですから、ネタに生きるプライド、みたいなものも理解できます。とは言え、自分を犠牲にすることで笑いを取るのはやっぱり禍根を残してしまうのではないかと想うのです。

LINEとかで裸を晒してしまう女の子を例に出すまでもなく、後々思い返して自らに大きな傷を作ってしまう対価に"その場の快楽"では余りに足りない。もし人を喜ばせるとしたら"本当の芸"でするべきではないか、そう思います。

と、同時にTVに於いては"本当の芸"より"茶化したフリートーク"の方が数字を獲れてしまうのが苦しいところで。「神ってる」が「流行ってない」と言われるのが顕わすのは旧来の本物の芸の王様である"野球"が存在感を失い"趣味の一つ"になった今。

ネットによって趣味が細分化された現在に"大衆"を相手にするマスコミが最大公約数のコンテンツとしてお笑いフリートークに頼るのは理解できます。そして、本物の芸を持つ人が本当の芸を魅せることをしなくなることで更にTV芸しかないTVから人が離れていくという。

勿論TVは寡占事業ですから、パワーが完全消滅することはないでしょう。最近もフリースタイルダンジョン逃げ恥がムーヴメントを起こしていますし、TVは一定のプレゼンスを保持するでしょう。芸人の"人間力"はますます増していくことだと想います。ただ、"板の上のファンタジー"と”その人の素”は区別されるべきで、その人の素の人間性が酷いからと言って排除していった結果が、しゃべくり芸のみがのさばるTVなのだとも思います。

さて、TVのお笑いの害への対案はそんな感じですがTVの笑いをエクストリーム化させたもう一つの"悪意"、"2chに代表されるWebのヘイトな罵詈雑言"は2chを潰せばそれで済むということでもなく、カストリ紙のような"低俗の正義、悪辣の誇り"によって批判も蛙の面にションベンですし、何よりも不味いのがネットが無ければそういう罵詈雑言を知ることもなかった子供がいきなり悪い大人の言説に触れる状況が起きてしまっているということ。

この冷笑的な空気の蔓延が、呪いの言葉が呪いの言葉を呼び、「汚い言葉や欲望の発露が<本音>なんだ」となってしまって<本音>をあけすけに言うことが持て囃される。これは<空気を読む>ことが余りにも強いられることの裏返しかもしれません。

ネットに書かれる<本音>。2chに書かれる便所の落書きの他、今年の流行語にも選ばれた<日本死ね>への反発もニュースになりました。言葉の下品さに眉を顰める"一般人"、「これは社会の歪に苦しむ人々の魂の叫びなのだ」という"良識派"。目的を重視するか手続き論を採るか。私はこれに関しては言葉の裏にある社会の暗部に対するアクションこそが最も重要だと想います。

<日本死ね>というのはあくまで煽りで、本当に伝えたいことは働くためには保育園に入れないといけないのに入れられない苦しさ。言葉の裏側にある現実の苦しみを想像したい。

それと同時に「チョン死ね」等のヘイトの言葉が書き連ねてある2chに対しても「あいつらはクズだ」と断じ、唾棄するのみになるのは悲しみを生む構造の根本的解決を放棄していると言えます。個人的体験では、攻撃的になり人に対して呪いの言葉を放ち続ける人は大きなストレスを抱えていたり、社会や他者から否定され続けている状態だと想うのです。

これを「怠惰な連中のゴミのような繰り言だ」とするのは簡単ですが、Brexitやトランプ勝利はこうした"マイノリティにパイを奪われるマジョリティ側の不平不満"の発露、いや"魂の叫び"でした。それはこの国でも安倍氏が首相の座をこんなにも長く続けて居られることに既に現れている事象。

汝の敵を愛せよではないですが、ネトウヨに対してモラルを振りかざして非難するのは言ってみれば対症療法で、根本治療のためには2chを始めとしたネット上のヘイトの裏の社会のストレスを緩和することをして初めて解決があると想います。

"<日本死ね批判>批判"の人も、立場が変われば同じ態度を"異教徒"に取ってしまっています。2chねらーのみじめさ、哀しさに、保育園レスのママへの思いやりの1/3でも分けてやって欲しい。そう想うのです。

日本のTVお笑い文化とネットが醸造した<空気を読むことの強要、悪意な本音、冷笑>、それに対抗するには"本音2.0"が有効なのではないかと私は考えております。

思春期の頃なんかは捻った思考をして世の中を斜めにみることが格好良く感じる向きがあって。真面目がカッコ悪く感じたり、"賢しい"ことが格好よく"世の中をハックするのが格好いい"みたいなことがあったかもしれません。しかしその成れの果てがDeNAのような虚業だとしたら。

寧ろ真っすぐな正攻法こそ学ぶべきもので、オリジナルな捻りは自分自身から自然と出てくるものではないかとこの年になると想います。無論、新しい技術を積極進取するのは一番大事で守旧的なマインドになっては淘汰されてしまいますが。

そこで発言するときに"本当にそこまでの悪意を言いたいと想っているのかな"というのは自問したい。或いは"真面目とか真っ当って気恥ずかしいけれど、自然に<それいいよね>とか思うこともあるよな"ってことも。

今はSNSとかで"みられる自分"を意識して、自意識に苦しむ人も多いかもしれません。今現在承認欲求に苦しんでいる人は、捻じれた自意識を芸術作品に昇華させられたら勿論最高なのですが、それが難しい時は困ってる人を助けたりしたらすげー素晴らしいことだと想います。

Webではニッチなスウィートスポットを追求し、リアルでは感性合う人などSRなので承認要求を爛れさせるより"必要とされること"を黙々とやるのが格好いい。

何も物凄い社会問題のボランティアをしようというわけでなくて、身近な人の"必要としている助け"をすることは素晴らしく貴いことだと想うし、"ヴォランタリーな奉仕"に賞賛が贈られる社会って、全然いかしてると想います。そういった意味で気の利いたサーヴィスにチップを払う海外の文化って面倒だけど、好意/行為に感謝を示す風習というのは悪くないのかも。

そうして”無理に過激を装わない<本音>を見極めること”の上で、"衝突から逃げずに対話によって<本音>と<本音>を刷り合わせること"が一番大事だと想います。

この<対話>という部分が最も大切で。"ネトウヨ"だとか"パヨク"だとか、相手をレッテル張りして人間として扱わないことでは何も解決しないし、寧ろ政治的な部分だけをピックアップして話すから対立が激化してしまう。礼儀を忘れずにファクトベースで合意形成の論議をしていけばいい。

また友達との間のSNS疲れなんかでもそうですが、<言いたいことは言う。しかしちゃんと伝え方を工夫し、良い距離感を維持する>のが理想で。自己欺瞞せず、偽りをする必要はなく、そこで自分の意思を伝えて具現化させるのがコミュニケーションだと想います。

そういう"人間関係"をやろうと想ったら、自然と付き合える人数は少なくなってしまうかもしれません。人間が管理できる数は150人までである。さらに、最大で5人までの親友を持つことができ、仲のいい友だちは15人までが限界だみたいな話もあります。

そうなると"対話もいいけれど炎上して1:Nの関係で多数と相対しなければならなくなった時どうする?"と言う話があると想います。この時はまた別の方策が必要ですが、目に見える人間集団の中で"コイツめんどくさい奴だな"と想われても、本音を話せる対話の努力をする、或いは自分がつらくなった時につらいことの愚痴や相談によって伝えるスキルを磨くことは有用で。

そしてコミュニケーション能力・政治力だけでなく<本物の芸を磨くこと>が世を渡っていく上で一番な戦略となってくれる、そう思います。本物の芸として板の上で歌舞くこと、そして素の旨みはレジリエンスの範囲で隠し味として効かせる。それが"伝達の力"で相乗効果を生む。そう<本音で>想うのです。

cf.
●続・アドラー心理学 <幸せになる勇気/黒い十人の女/天> ぬくもりという名の獣道

●自衛隊教官が教える「訓練を乗り切る隊員と急に折れる隊員の違い」とメンタルヘルス(togetter)
●おもてなし大国・日本の「思いやり指数」は世界最低レベル(DIAMOND Online)
●正義の人たちがインターネットを殺した(マイルドヤンキーにさよならを)
●2016年の音楽界を振り返る 西寺郷太 X 柴那典 X 宇野維正 X 田中宗一郎(WOWOWぷらすと)

Bob Dylan,My Back Pages, Glasgow, 9.04.1995


Bob Dylan, Lenny Bruce

by wavesll | 2016-12-12 21:49 | 小ネタ | Comments(0)

喜友名諒の空手の形 武と舞が交叉する身体表現

Karate 'KATA' Japanese champion Ryo Kiyuna 2015 "Suparinpei"


喜友名諒vs新馬場一世(第42回全日本空手道選手権大会)


karate KATA 'Ahnan' Team Okinawa in Karate premier leage Okinawa Japan


NHKBS1 アスリートの魂「沖縄の誇り 背負って 空手家・喜友名諒」をみて、この稀有な空手家、喜友名選手を知りました。

そもそも空手自体が琉球生まれだったことも初めて知って。
TOKYO2020で競技となる”形”も、実践的で護身術から始まった空手の神髄を表しているのだなぁと。
”むちみ”を魅せる喜友名選手の演武は身体表現としてもずっとみていられるし、カポエイラのような武と舞がクロスする真善美を顕わしているように感じました。TOKYO五輪で楽しみな種目が増えました。北青山のクラヴマガの道場も興味あったけれど空手、やってみたくなったなぁ。

cf.
シルヴィ・ギエムのボレロ 於 東京バレエ団創立50周年 祝祭ガラ

Compagnie Marie Chouinard 『春の祭典』を観に赴いた秋滲む金沢鑑賞旅行記
三点倒立もできない俺が生で体験してハマった、スポーツ興味ない人にこそ薦めたい体操観戦の魅力10ポイント
by wavesll | 2016-12-06 04:30 | 小ネタ | Comments(0)

ジュリアン・オピー展@外苑前MAHO KUBOTA GALLERY

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太い線のシンプルな絵は現代都市生活者の“気分”を写しているように想えました。そして静止画の一部が動く映像がGIF動画感覚というか、新時代の掛軸のようで面白かった。
by wavesll | 2016-12-03 23:09 | 小ネタ | Comments(0)