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未練歌映画 『秒速5センチメートル』

Polaris 『光と影』

新海誠の『秒速5センチメートル』をみた。恐ろしい体験をしてしまった。なんでこういう人の心の弱さの襞をなぞるようなメランコリアを解き放つものを創れるのか。ほんと怖いわ。

新海さんのアニメの評判はよく聞いていたが、実際に見たのは初めてだった。大人になりきれない陽炎のような心象風景が描写されていた。まずいね、こーいうの見せられると。みてるこっちまで恥ずかしい気持ちになるね。

つくづく映像表現って光の表現だな。星の光や電気の灯りが影の主役だった。そんでもって光も含めて背景の小道具のリアリティーが繊細なんだ!鹿児島で売ってんだよヨーグルッペ!そういう細かい積み重ねが、この話のメンタリティーに引きずり込むんだよなーいや完全にずぶずぶにされちまって不覚をとったわ。

まーこの映画でもそうだったけど失恋のダメージを引きずるのは野郎のほうだよな。テーマソングの『One more time, One more chance』だって見ようによっちゃストーカーだぜw案外男の方がよっぽど乙女チックな幻想を持ってるもんかもしれんなw

今年はその方面ではやっちまった俺としては甲本ヒロトさんの名台詞「かなわない恋もある あきらめてしまえ かなわない夢はない あきらめるな」ってのを座右の銘にちょっと別ベクトルで頑張っていきたいなって感じですやね。


山崎まさよし 『One more time, One more chance』
by wavesll | 2007-12-26 23:02 | 映画 | Trackback | Comments(2)

戦場にメリークリスマス

Blankey Jet City 『小さな恋のメロディ』

これは書いていいものかわからんのだけれども、結局最後は駄目な感じに潰れたので書きます。

昨晩はたなともさんのいうところのべりべりぷりてぃぐっどふぇいすらぶぼーいのなかでも最高のべりべりぷりてぃぐっどふぇいすらぶぼーいであるナザレのイエスが生まれた夜で、キリスト教徒を中心として世界がいわゆる愛と光に包まれる夜だったわけです。

今じゃマリア様の処女懐妊も不倫相手とやっちゃってできちゃった言い訳なんだろとかひどいこと言うようになるほど心がすさんでしまった俺ですが、保育園の頃はミッション系で、日曜は聖書読んでるような子どもだったんだよね。

今年は色々自爆テロをやらかしたけど、今夜くらいは優しい気持ちで落ち着ける場所に行きたいなと想って、教会にでも行こうかと支度していたら、何故俺だったのか完全に謎だったのだけれど突然の申し出があって、2人で出かけることになったわけです。急転直下。

新橋で待ち合わせて、日比谷公園に行ったらTBSの公開収録をやっていて、エビちゃんと押切もえちゃんがイルミネーションの点灯をしていたんだ。街の気分はすっかりロマンティック恋の浮かれモードだったんだが、今日ばっかりはそんなのに乗っかる日なのかなと想いながら後にしてゆりかもめで一路お台場へ。

虹色に染まったレインボーブリッジや、フジテレビ前のツリーのきらびやかな光を眺めて、はなやかな街を歩くカップルたちに紛れて歩いて、いきなり今日会うと決まったにしてはそこそこ話も盛り上がりながら飯を食って、相手が行きたいというからヴィーナスフォートに行って、トヨタの奴に行って、レクサス試乗したりして、ゲーセン行ったけど2人ともあんまゲームやるほうじゃなかったから見るだけにして、じゃあ観覧車並ぶかと、一時間半待ちの列の最後尾まで歩いたんだ。

待ち時間も、2人で話せば楽しいはず。。。。ねぇよ!俺の連れながけんだよ!!!ギヴアーップ!!!もう無理だと告げてとぼとぼと寒空の下を東京テレポート駅まで歩いたさ。人は何回過ちを繰り返せば正しくなれるんだろう。

ながいさん、あの後話したな。来ちゃいけないって言われているところは、行っちゃ行けない理由があるんだよ。行っても楽しくないんだよ。重力が50倍に感じられたじゃないか、お台場は。ながいさん。

ながいさん、もういい加減俺は気付いたんだが、女の子はこういう面白さを求めてないんだよ。普通にかっこいいことを端整にやる姿が女子の心を掴むんだよ。出川や小島よしおに笑っても、誰もあいつらの彼女になりたいとは想わないんだよ。ながいさん。

ながいさん、きっと俺たちは味覚が狂ってしまったんだ。苦いものを噛み過ぎたんだ。逆に苦ければ苦いほど良いなんて風にスイッチが切り替わってしまったように思い込んでるけど、甘いものは美味しいんだよ。ながいさん。

ながいさん。俺はあの後卓蔵の家に行ったら、そこには公ちゃんがいて、武蔵がいて、安たくがいて、ぞんがいて、ちかがいて、クリスマスパーティをしていたんだ。穏やかで、微笑ましい光景が6畳間に広がっていたんだ。ながいさん、俺たちが歩いたあの寒空の下では、こんなにもあったかい場所がきっと星の数ほどあったんだよ。

ながいさん。来年、来年も、前人未到の道をいくのか、それとも別の戦場のボーイズライフを過ごすのかはわからないけれど、もう今年は終わるんだ。戦争は終わった。せめて最後の数日間は、平和な時を過ごそう。


John Lennon 『Happy X-Mas (The War Is Over)』
今はクリスマスなんだ
今年は何をした?
また年が過ぎる
新しい年が始まるんだ
今はクリスマスだよ
俺は君が楽しい気持ちになるのを願うよ
身近で、親愛なる君がね
年上の人も、年下の人も

メリーメリークリスマス
そしてハッピーニューイヤー
いい年になることを願おう
悪いことはなしでさ

ハッピークリスマス(戦争は終わる。君が望めば)
弱い人にとっても、強い人にとっても
金持ちにとっても、貧しい人にとっても
道はとても長い
ハッピークリスマス
黒人にとっても、白人にとっても
黄色人種にとっても、先住民にとっても
戦いをやめよう
by wavesll | 2007-12-25 23:15 | 私信 | Trackback(5) | Comments(0)

すっきり笑わせてもらった

サンドウィッチマン 『M-1 2007 敗者復活戦』


M-1面白かった。決勝に出てきた連中はやっぱ実力あるなと想った。

何が面白いかって話って、好みもあるし一概には言えないしで凄い難しいよなぁ。
特にわかりやすいクリエイティヴって見るからに新しいことだったりするし、わけわかんないことが面白かったりすると、わけがわかることがつまらなく感じられたりもう滅茶苦茶になったりする。

もっと下手すると気が狂ってないのにワザと気が狂った振りし始める奴まで現れてきちゃったりしてみてらんない状態になっちゃったりする。結局そういう「無理」がネタを面白くなくさせちゃうんだよな。
わけがわかんないにしても面白さが伝わるわけがわかんないと伝わらないわけがわかんないがあるよ。

漫才って言うおふざけだからこそ説得力へのこだわりを追及するのが面白いんだよなー。そういう観点でみて今日出た漫才師たちはどれも上手いレベルだったwやっぱ真剣はいいわ。


葉加瀬太郎 『情熱大陸』
by wavesll | 2007-12-24 00:24 | 私信 | Trackback(1) | Comments(0)

間違ってたのは俺だったのか

友達と汐留で広告展をみたあと、新宿で『グミ・チョコレート・パイン』を観た。大槻ケンヂの小説を原作としてケラリーノ・サンドロヴィッチが監督をした作品なのだが、『世界の中心で愛を叫ぶ』のダークサイドといった出来栄えで、身もだえしてしまった。

クラスの連中はくだらなくて、低級で、話す価値も無いとバカにしながらも、自分では何一つ先に進めずに歯がゆく不安な中高生の頃の俺がいたw俺は最近中二病をぶりかえしているからその分さらに心をえぐられた。

その後横浜で社会人の諸先輩方と飲んだのだが、いいとこなしだった。悪酔いした。なんか根本的なスタンスの違いを感じてしまった。

自分、そして自分と気のあう奴だけが特別で、他はクズだなんて、中高生の頃はみんな想っていて、でも外部者には認められなくて、結局誰も特別でない人間なんだと悟っていくのだと俺は想っていたのだけれども、俺は間違っていたのかもしれない。
最初から最後まで屈折も何もなく、他人に認められない趣味も何もなく、ある意味まっすぐに成長する人もいるのかもしれないと想ってしまった。あるいは屈折を消化しきれる人。そういう人は、普通に大学生を終えたら、普通に社会人をやって、普通に家庭を築いて行くんだろう。それを目指しているんだから、当然なんだろう。

俺はよく「最近面白いことあった?」と人に聞くことが多いのだが、普通、これにまともに返す人は少ない。たいてい「ないですね」と答えてくる。かくいう俺も、中高生の頃並みに今の毎日が面白いかといったらなかなか危ういところだ。そしてこれからも気を抜くとすぐに日常はつまらなくなってしまうのではないかと危惧を抱いている。周りがそうだから。

でも俺はわざわざつまらない日常を生きるために今まで生きてきたわけではないから、少なくとも「俺は今の状況を望んで、楽しめる」といえるようには努力したいとは想う。そのためにはなんでもしたい。これも含め最近の俺の言動は完全に青臭いかもしれないが、じゃあ他に何かあるのかと考えても何も無いからしょうがない。

世の中の平均からしたら俺は違ってるのかもしれないが、その世の中でいう「普通」というのを俺は望んでないから、俺は間違ってていいや。やぶれかぶれで捨て身でいこう。どうせ失うものもないし。


電気グルーヴ 『少年ヤング』
by wavesll | 2007-12-23 09:31 | 私信 | Trackback | Comments(0)

最強の裏方

Aretha Franklin 『I Say A Little Prayer』
目覚めたとき
化粧する前に
私はあなたに小さな祈りを告げる
髪を梳かしながら
何を着ていこうか考えながら
私はあなたに小さな祈りを告げる

これからも、これまでも、あなたは私の胸の中にいる
愛してる
これからも、これからも、私たちは離れない
どう愛そう
一緒に、永久に、それこそがすべて
あなた無しで生きることは
私の心が壊れることだけを意味するの

バスに駆け寄る
乗り込みながら私たちのことを考えていた
私はあなたのために祈る
仕事中にも
コーヒーブレイクのときでも
私はあなたのために祈る

ダーリン 私を信じて
私にはあなた以外いないの
私を愛して
そしたら私はあなたの愛の中に生きるわ
私の祈りに応えてベイベ

Forever, and ever, you'll stay in my heart
and I will love you
Forever, and ever we never will part
Oh, how I'll love you
Together, forever, that's how it must be
To live without you
Would only mean heartbreak for me (oooooooooh)



『トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男』を観た。
トムはレイ・チャールズやアレサ・フランクリン、エリック・クラプトンやそのほかの音楽界の英雄達と仕事をしたサウンドエンジニアだ。

彼はジャンルにこだわらず音作りに参加し、また新しい方法論に貪欲で(例えば8トラックによる多重録音をいち早く実践した)、ミュージシャンが楽曲作りに煮詰まったときはその豊富な音楽知識からアイディアをポンポン出し、ミュージシャンが録ってほしい音を録るためにあらゆる力を総動員させる。

多くのミュージシャンに敬愛される最高のミキサーでありプロデューサーだったトムは2002年にこの世を去った。

演奏を聞いたとき、きっとトムにはその音の連なりの理想像がみえていたんだろう。何が余分で、何が足りないかわかっていたからこそ的確なアドバイスを出して、ミュージシャンの魅力をずるりと引き出せたのではないか。

トムは音楽仲間を語るとき、顔をほころばせて本当に楽しそうに笑う。みているこっちもなんだか嬉しくなってしまう。この人徳と、しっかりした実力があるからこそ数多のミュージシャンと相思相愛の関係を築けたに違いない。

将来、もし編集者となれたら、こういう人になりたいものだ。


Derek & The Dominos 『Layla』
孤独になったとき君はどうする?
誰も君の側にいないとき
君は余りにも長く逃げ隠れし続けてきた
知ってるはずだ 馬鹿げたプライドだって

レイラ 君は俺のひざの上にいる
レイラ 俺は乞うよ 頼むよダーリン
レイラ、ダーリン 俺のこの不安な気持ちを拭い去ってくれ

俺は君を慰めようとした
君の古い男が君の気持ちを倒れさせたとき
馬鹿みたいだ 俺は恋に落ちたんだ
俺の全てはめちゃくちゃになった

最善を尽くそう
俺の気が狂わないうちに
俺たちに先はないなんて言わないでくれ
俺の愛が無駄だなんて言わないでくれ

Layla, you've got me on my knees.
Layla, I'm begging, darling please.
Layla, darling won't you ease my worried mind.

Layla, you've got me on my knees.
Layla, I'm begging, darling please.
Layla, darling won't you ease my worried mind.

by wavesll | 2007-12-21 10:49 | 私信 | Trackback(1) | Comments(0)

事務方は偉いよ

Green Day 『Working Class Hero』


今月の初旬は某社の年末調整のバイトをするため9:30出社17:00あがりの準サラリーマン的生活を送っていた。

やることといえば、保険などの書類の仕分けとチェック。延々延々延々に続く作業に地味に精神力を削られた。ある意味マラソンよりきつかったw

バイト仲間と話をすると早慶とか東大とかで、来年からはゴールドマンサックスとかモルガンスタンレーで働くらしくてびびった。ってか贅沢な人材の使い方だなwwwwww

でも、いい大学に入ってるやつって、地味な作業が延々続くことに耐える根性とか、仕事場の空気をよくするコミュニケーション能力とかに長けているから、質のいい歯車になれるんだよな。

実力があるやつほど余裕があるからか、自分を落として周りを立てるんだよなー。でもってやるこたやってんだからそりゃ出世しそうだわって感じだわ。

こーいう事務作業をしていると、「こんなの電子化しろよ」とか想ってしまうけれど、そうなったら俺は金稼げなかったわけだから、システムの無駄に今のところ感謝しなきゃなw上が頭よすぎるとラッダイト運動が起きるからなw

ただまぁこーいう仕事は機械に任せて人間はもうちょいクリエイティヴな仕事やったほうが効率的な気もするんだけどな。まだ人間に勝る歯車が開発されてないからしょうがないか。

とはいえサラリーマンはほんと偉いなと想ったわ。9時前出社で、あの昼飯後の眠気に耐え、帰りはもちろん残業後が毎日続くなんて、トライアスロンよりやばいんじゃねぇかwしかもそれが40年間続くかもしれないんだからなーwwwwwwww今のうちに体力つけとこw


John Lennon 『Working Class Hero』
君が生まれてまもなくから彼らは君を小さく押し込めようとするだろう
あわただしく時を過ごさせることで
ついに君の痛みは甚大になる
労働者階級の英雄はそんな感じだ

彼らは家で君を傷つけ、学校で君を叩く
君が賢ければ彼らに憎まれバカだったら軽蔑される
気狂いにならなきゃ彼らのルールには従えない
A working class hero is something to be,
A working class hero is something to be.

彼らは20余年にわたり君を拷問にかけ慄かせる
君からキャリアを奪うためだ
君が恐怖に満たされたとき君が何の機能もしなくなる
A working class hero is something to be,
A working class hero is something to be.

君をテレビ漬けセックス漬け宗教漬けにして
君がまるで賢くて、自由で、世の中には格差なんかないと信じ込ませる
しかし俺の地点からすると君はひどい状況にあるようにみえるぜ
A working class hero is something to be,
A working class hero is something to be.

頭上から彼らは君に騙り続ける
君が学ばなければならないことは作り笑いは君を殺すってことだ
もし君がそうなりたいのなら
A working class hero is something to be.
A working class hero is something to be.

Iもし君が英雄になりたいのなら俺について来ることだな
If you want to be a hero well just follow me.

by wavesll | 2007-12-21 09:55 | 私信 | Trackback | Comments(0)

Afrojamisen Night

吉田兄弟 『津軽じょんがら節』


随分前明学白金キャンパスで開かれた「国境を越えろ!アフロジャミセンの夜」というイベントに行ってきた。

カメルーン人ドラマーでありながら三味線に魅せられ、8年の修行を積んで名取になった富士松ワッシーさんの率いるバンドのライヴだ。

ロザリオスの達也さんがメロディを歌うようにドラムを叩くようにワッシーさんはビートを叩くように三味線を奏でる。

ただでさえルーツミュージック、とりわけアフロビートは音楽と身体は一体なんだということを伝えてくるのに、今回はヴォーカル、ギター、ベース、キーボード、三味線、ヴァイオリン、コンガが渾然一体となってソウルをズドンと腰と心臓に撃ちこんでくるので、俺もいつの間にやら汗だくになるまで踊ってしまった。

やっぱインストは生が一番だなー。音が全然違うし、目の前で弾かれるとその楽器の感触や叩くときの反動までもが伝わってくるような感じがする。2時間以上やってくれたのにタダなんだから太っ腹だったw

動画は、無理やりだけど、三味線つながりで吉田兄弟、アフリカつながりでコンゴの親指ピアノの雄、Konono N°1です。


Konono N°1 『Lufuala Ndonga』
by wavesll | 2007-12-21 09:25 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

風とロックと箭内道彦

YUKI 『歓びの種』

昨日は箭内道彦さんの講演会があった。箭内さんはunoで芸人がヘアチェンジするCMやオノヨーコのフジフィルムのCMや宮崎あおいの東京メトロのCMやタワレコのNo Music, No Lifeの広告などを手がける風とロック社のクリエイターだ。 とらえどころの無い人だった。とりあえず桃紫のダウンに金髪は社会人にはみえねぇw

基本的にはクライアントとは絶対に衝突せず、クライアントに敬意を払い、彼らの意見を生かしての広告作りを行い、クライアントも世の中も出演者も喜んだ上で面白いものを作ろうとされているらしい。

その上で最近は商業表現の上でのアートの道を更に進めて、面白いだけカッコイイだけではなく賛否両論あっても世の中に働きかけることができる仕事を目指していて、実際にそういう作品を(まだ発表していないものもあるが)製作しているらしい。

モノづくりの上で大事にしているのは「ドキュメンタリー(実際に起きていること・その場で一回しか起きない本当のこと)で作ること」らしい。それは例えばCMの中で「役」を作らず素の自分で出演してもらうことや、YUKIのシングルのCMで長澤まさみに歌詞を暗唱させたときは、カンペ無し、一回きりで、間違えたところも戸惑うところもそのまま撮るというスタイルに現れている。

きっと今は技術的には何でも作れるようになってしまったから、リアルな面白さってのを再現できないところに求めるしかなくなってしまったんだろう。

某曲が嫌いで「No1になりたくて挫折したりしたのをいつまでも引きずってそれでもまだ目指して40過ぎでオンリーワンを目指すんならいいけど10代の頃から1位を目指さないなんて日本が駄目になる」とか「悲しいことやネガティヴなことを言い合うことでしか楽しめないメンタリティが嫌だ」とか「人の命や大事な人な大切なことを大切にして欲しいという気持ちを作品を通じて伝えたい」だとか、真っ直ぐなことを真っ直ぐやっていて、こーいう大人になれたら最高だなという感じだった。

とりあえず箭内さんが「今までで3本の指に入るくらいかわいく撮れた」という『光のロック』の安めぐみはマジでかわいかった。YOUTUBEの画像が粗いのが残念や。


サンボマスター 『光のロック』
by wavesll | 2007-12-20 10:58 | 私信 | Trackback(2) | Comments(0)

言技術 西尾維新『ネコソギラジカル』

DJ Krush 『Kemuri』


西尾維新の『ネコソギラジカル』3部作を読んだ。このラノベは戯言シリーズの完結編で、ジョーカー級のそれ一枚で状況をひっくり返せるような異能を有する人外の間で、何の能力も持たないが「戯言」で問題を解決してしまう「ぼく」が活躍する話だ。

最初はライトノベル特有の空気というか、「いちいち赤を『紅』と書くセンス」とかギャルゲーノリに戸惑ったが、読み終わってみるとかなり面白かった。突き刺さるシーンも多く、非常に面白かったのでほかの戯言シリーズも読んでみようかなという気になった。

またこの主人公が面倒なやつなんだw

「まじどーでもいいことをやたらめったら難しく考えてるうちに周りがどんどん話を進めてありえない方向に話が外れていくなーとか自分の能力のなさをふがいなく感じているのとは裏腹に物語中で最大の功労者のポジションを与えられている。」

みたいな感じに一気呵成にストーリーが展開していくから文体にスピード感があって軽い。『バトルロワイアル』を読んだときみたいに「よくわかる異常性」を感じさせる本だった。

その後現東証会長で、元東芝社長の西室さんの講演を聞いた。西室さんは大学で全塾自治委員会委員長を務め、カナダに交換留学に行った後、東芝では語学力を買われてアメリカで広報や販売の仕事を任され、技術系以外では稀という東芝社長になった島耕作を地で行く方だ。

西岡さんは悩める若者に
「色々なポストで下らない仕事を回されたとしてもそれに正面から取り組まなければならない。その仕事の価値は自分だけでは決められない。与えられた仕事を真面目にやることが大事だ。チャンスが無いようでも、最初から『これやっても駄目だ』ではなく単純な作業でも他人より上手くやるようすることが大事で、その積み重ねが自信になる」
「好奇心を持って未知のものに挑み続けることが大事だ」
とおっしゃっていた。さすが実力のある人の言葉は重いな。

まーでも「戯言遣いのぼく」の活躍を読んでいると、口先三寸でも結構問題解決って出来てしまうんだなーとか想うけどねw言葉の力も実力のうちか。西室さんも日本人に足りないのは前向きなコミュニケーション力だって言ってたしな。言葉は大事だな。

俺はよくしゃべるほうで、しかも荒唐無稽の領域に属することを言うほうだから、かなり言葉で苦労している。誰も俺が言うことを本気にしないからなwwwwwwwww

だからその分なるだけ俺は自分の言葉に肉づけをするようにしている。いうならば「諺を地でいく」というか、自分が実際にやったことを素材に、切ったり張ったりして俺なりの「戯言」を構成するようにはしているつもりなんだけどそこらへんの効果もどーなんだろーな。まぁリアルに演技とか嘘とか織り交ぜてるから、どうにも俺の書く文章は自分で読んでてもバッタもんぽいんだよなぁ。まぁこれはいずれ時間が解決してくれることを祈ろう。

まぁ、オオカミ少年の俺が言うのもなんだけど、本当に大事なものは言葉では表せないと想うよ。 現したいものと現れるものの間には差が生じる。


小田和正 『言葉にできない』


だからせめて限りなく近い表現ぐらいはしたいものだ。


by wavesll | 2007-12-19 09:17 | 書評 | Trackback(1) | Comments(0)

重度中2病クランケ2

Judy and Mary 『Motto』


こないだは 「大体、あぁいうことをいうのは『シティハンター』とかみて喜んでる中学2年なんだよな。いい大人が言うことじゃないんだよ。きちんとした大人は辛いこと、きついストレスに耐え、休日も接待ゴルフで神経使い、やっと家に帰ったら家族から冷たい視線にさらされ、また月曜からつまらない仕事に出かけるんだから。俺も来春からそういうきちんとした大人になれるように頑張ろう。 」

なんて書いたけど、やっぱどうにもしっくりこねーなー。だいたいそういう「きちんとした大人」って頑張って目指すものじゃないしなー。

物事をつまらないとか、ネガティヴに捉えることって簡単だろ。ただ「気に入らない」っていえばいいんだから。物事を面白く感じることの方が難しいと想う。どうやればそのモノが活きるのかを捉えぬく洞察力も、物事を面白くしようとする気力もない馬鹿がつまらない大人になるんじゃねぇかと精神年齢中学二年生は想う。

大体、現代日本人は甘やかされてるんだよ。幸せに対する感覚が麻痺してるんだ。今日麒麟の田村の『ホームレス中学生』を読んだが、清貧と言っていいほどの周りへの感謝とポジティヴさ、生活への真摯な態度に笑わされ泣かされたよ。幸せのハードルが低いんだ。やっぱ人間スポイルされない環境の方が良く育つなと想ってしまったわ。

俺も田村みたいな人々に笑顔を与える奴になりてーな。(ある種の)芸人になりてーな。だって「まじ自分の仕事がきつくてつまらなくてさー」とかいう奴よか冴羽獠の方が俺好きだしwそれに一般社会に生きる分にはシティハンター並みの能力はいらねーしw「一般人としては凄い」奴をとりあえず目指そうw


Bump of chicken 『Laugh Maker』
by wavesll | 2007-12-17 18:08 | 私信 | Trackback(1) | Comments(0)