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第36回酒と小皿と音楽婚礼 ブルガリアンジャズと甘く香り立つスパイスの薫るホット葡萄で冬支度

BODUROV TRIO / Stamp Around (bandcamp link)

先日Bamudaさんから知ったブルガリアのジャズバンド、BODUROV TRIO。Youtubeの方ではブルガリアン・ヴォイスの声が加工されて、今っぽいジャズとなっていて、中々に聴かせてくれます。冬支度をするにはぴったりの音だなぁと想います。

c0002171_4272623.jpgこれに合わせたいのはKIRIN 世界のKitchenから 甘く香り立つスパイスの薫るホット葡萄 なかなか売っていうところが見当たらないのですが、京急の横浜駅のホームのキオスクなどで売っています。

ドイツの子どもたちの冬のお楽しみのひとつ、果汁とスパイスを煮込んだホットドリンク「キンダープンシュ」に着想を得て、甘い香りのシナモン、クローブ、カルダモンの3種のスパイスと、皮ごと搾った芳醇な香りのコンコード葡萄を合わせて丁寧に煮込み、仕上げにグレープフルーツ果汁を加えたこの飲料、スパイスが効いたあったかい葡萄のジュースで、アルコール抜きのホットワインと言った感じで美味しいです。もっと色んなところで買えればいいのに。

葡萄の甘み・酸味が音楽と混じり合い、快いマリアージュを産みだしてくれます。

三寒四温の逆verのような、ゆっくりと寒くなっていく日々ですが、BODUROV TRIOのような音楽と薫るホット葡萄のようなドリンクで、適温を保ちながら一日一日を丁寧に過ごしていきたいですね。
by wavesll | 2015-11-25 04:35 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

バブルサッカーやってきた!

ミズノフットサルプラザBumBにてバブルサッカーをやってきました!
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案外バブルは重くて、10kgだそう。結構固い感じの張りのあるものでした。その中に入って5対5で3分間。これはね、面白かった!

プレーはこんな感じ。もうぶつかるのがデフォ。自分は最初のゲームではごっつぁんゴールを決められたのですが、普段の運動無し生活が祟ってその後はダメダメ。体動かなかったけど、それでも体動かすのは楽しいですね。

ゲームのスタート時とゴールが決まってからリスタート時は、両チームゴールラインに並んで、フィールド中央に置かれるボールへ突進するのですが、その時に相撲の立ち合いみたいにガーン!とぶつかるんですね。それがバブルサッカーの華というか、途中からみんなそれで盛り上がっちゃって、ボールそこのけでクラッシュに夢中になっている感もwこの音とかボールを蹴る音で音楽作ったら結構面白いかもしれませんw

大体みんな数ゲームやると疲れてきてて動きが省エネになるので、団子にならず最初よりもサッカーっぽくなったり、逆に完全に振り切って突進だけする奴とか出てきたり。バブルを使った生身のフットサルもやったんですが、あれはかなりのフリーキーさでしたねw

全然フットサルとかもやらない人間だったので異文化体験が面白かったですが、明日が怖いw明後日も(苦笑 風呂上りにバンテリン塗ったけどどうなるか…頑張ります。まぁ楽しい経験でしたw

なんとなくWANIMAの動画置いときますwこれ聴いてモード入れてトランスカルチャー体験してきましたwなんとなくバブルサッカーのイメージってこんな感じw

WANIMA 1st mini Album" Can Not Behaved!!Trailer


翌朝起きたら、バンテリンを塗ってなかった背中の中央のラインが筋肉痛に。アキレスみたいになってしまったwでも想ったより体楽でした。Vivaバンテリン。

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by wavesll | 2015-11-23 23:43 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

F/T 地点X空間現代Xマヤコフスキー『ミステリヤ・ブッフ』 2015年の新しい音楽芸術デモ

昨日の『God Bless Baseball』に続き、フェスティバル/トーキョーの演劇、地点X空間現代のマヤコフスキー『ミステリヤ・ブッフ』を観に、にしすがも創造舎に赴きました。

すっげーーーーー劇でした!!!こーーーーれは凄かった!誘ってくれてありがとう!!!!
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1917年のロシア革命を背景に、方舟にのった労働者たちが地獄や天国をめぐり、約束の地へとたどり着くまでを描いた、マヤコフスキーの戯曲『ミステリヤ・ブッフ』。聖書の物語をパロディー化し、豊かな詩性と笑いで彩ったロシア・アヴァンギャルドを代表する祝祭劇に、地点と空間現代、共にジャンルの先端を行くグループがタッグを組み、挑みかかる。
というこの舞台、会場に入ると、360°の円形のステージを囲むように客席が配置してあり、中心には白い煙をが立ち昇る。

そして客席の間にドラムが置いてあり、そこから60°ずつの処にまた隙間が。
開演時間の19:30になると、空間現代の3人が出てきて、音が出ると、中央のステージが音に反応して光る。天井からはミラーボールが幾つも吊る下がってるし、ここら辺からもう既にこの演劇の魔術にかかりかかってました。

そこから始まる椅子を頭に載せて狂人の様な区切りのリズムで怒鳴りながら政治談議?宗教談義をする男女。もうね、上演時間100分らしいですが、全く退屈する隙間もなくあっという間にクライマックスに辿り着く凄まじい舞台でした。最高級チャオ!すげー面白かったアモーレ!あの走るのが最高でした。あと昨夜の舞台よりも抜群にネタに笑えたw

この舞台をみて想ったことの一つは、「あぁ、これは逆側から見た『ホーリーマウンテン』なのだな」ということ。
自由の極致の様な南米で創られたあの映画も、不死の秘術を求めホーリーマウンテンへ登るも、九賢者は張りぼての人形で、ラストでは監督自身によって「これは映画だ。みな現実をやりきれ」という劇場版エヴァの様なシーンが入りましたが、抑圧の極みの様な帝政ロシア末期を舞台とするこの劇でも「アララト山はただの山だ」という印象的なセリフが出てきます。本当に革命を起こすべきは、本当にやり切り目指すべきは現実の社会行為というメッセージが『ホーリーマウンテン』を補助線として私の中で強く浮かび上がりました。

そしてもう一つが"2015年に鳴らされた新しいリズムを持ったデモの理念を具現化したもの"。
今年、SEALDsのデモが結構ヒップホップとか音楽的に取り上げられていて、デモに新しいリズムを音楽的に進化させたっていわれていたのですが、期待して彼らのデモ映像見たところ、期待したほど進化してなかったのです。
そして、私が“リズムを音楽的に進化させた新時代のデモ”って字面から妄想してた音に、この『ミステリヤ・ブッフ』はかなり近いものがあったのです。
神や天国ではなく地上で革命を起こす。その為のデモの叫びなんだこれは。ってラストら辺で自分のなかでカチッと来て、うーわーすげえの起きてるなってかなりキタのでした。

ここでもう一つ重要なのは、これがあくまで劇空間で起きているという事。抑揚が奇妙なこと、空間現代の爆音、そして思想書の翻訳モノのようなセリフ自体の違和感。これらのことから台詞は聞き取りにくく、それが前述したような芸術的効果を上げているのですが、これをSEALDsがやったら失敗デモでしょうw作品を通じてしかこの世に存在できない表現と革命の脆さが重なるのではと、感想戦をしながら帰路につきました。

やーーー、いいものみました。これは文句なしに"今みるべき"劇だなと想います。28日(土)まで。私は今夜は当日券で入れたので、明日観てもいいですwおススメです!
by wavesll | 2015-11-23 00:10 | 舞台 | Trackback | Comments(0)

日曜美術館平成27年正倉院展回

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by wavesll | 2015-11-22 16:21 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)

鴻池朋子 『根元的暴力』 @神奈川県民ホール 天地を結い彫り描いた巨大な霊性の塊

神奈川県民ホールへ、鴻池朋子『根元的暴力』展へ行ってきました。

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東日本大震災以降、東北のお伽噺を収集し、皮に彫り描いた作品群。ナメクジの影や正体不明のオブジェにウルトラ怪獣っぽさを感じました。あれも東北の芸術家のデザインでしたね。人類学的な脚注も面白かった。自然を切り離して人間のものとする男の道具と、それを再び結い合わせる女の道具。口という器官の話。そして赤ずきんは狼でありおばあさんであるという話。

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そして徐々に霊性の浪が大きくなっていた処に、圧倒的に表れるこの作品。これが凄まじかった。

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巨大な皮に彫り描かれた根元的な自然の霊性の巨塊。これは、(まだ見ていないのでフワッとしか言えませんが)村上隆の五百羅漢展と対になるような展覧会かもしれません。また、穴から作品の中を出てくる構造は、ニキ・ド・サンファルの作った巨大なナナのように、子宮を感じさせられました。

東北や、蝦夷の自然/獣の根元的な力の存在感。これはとても印象的な、感銘を受ける展示でした。生で体感することが心からお薦めできる展示でした。28日迄。
by wavesll | 2015-11-22 14:33 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

日曜の朝に The Velvet Underground & Nico

The Velvet Underground & Nico Full Album (soundcloud)

このあまりにも有名なバナナジャケ。昔ちょろっと聴いたときはイマイチ魅力が分からなかったのですが、今聴くととってもいいですね。Heroinのノイズなんか、堪らない。後のMetal Machine Musicでみせるノイズの萌芽と、ギターロックの絶妙なブレンド具合が素晴らしい。

日曜の朝はこの時期布団とまぐわっていたいものですが、これ聴いていたらだんだん気持ちよく覚醒してきました。そろそろベッドから出ようかなw
by wavesll | 2015-11-22 09:40 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

F/T 岡田利規 『God Bless Baseball』にて想った事 <価値観のスタンダードを誰が握っているのか>

ひょんなことから池袋あうるすぽっとにて岡田利規 『God Bless Baseball』を観劇してきました。初フェスティヴァルトーキョー、初岡田利規。劇に関しては大学の頃小道具作りで関ったくらいで現代演劇にはずぶの素人な自分の、正直な感想を書きたいなーと想います。(ネタバレが厭な方は読まない方が良いです)

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野球を通して日韓の姿を描いていく、自叙伝の要素もある作品。国籍を使ったネタとか、明らかにスベってるだろと思っていた「身体の部分が自分じゃなくなる」のオチとか、おっと想わされるところはありましたが、マジックと言うほどの出来ではなかったかな、、先日金沢で見たマリーシュイナールが良すぎたのもありましたが。

黒幕に米国がいることが提示され、本来そこの構造を打破しないといけない、日韓で憎み合う場合ではないという主張は、取り立てて新しいものではなく感じましたが、F/Tという場でやるのは確かに刺激的かもしれませんね。

アフタートークが素晴らしかったのですが、中でも今回の劇の着想が、劇団のスタッフが「日本と韓国は兄弟ですから」といったところから「では父親は誰だろう」と考えたことからだそうで、確かに現代の日韓の父は米国かもしれません。セウカンのパクリ元のかっぱえびせんがパクった米国のキャラメルポップコーンの話が出て来たり、中々面白かった。

ただ、政治をネタにするとどうしても違和感を感じるところもありました。劇中では中国が捨象されていますが、本来の"父"だった中華を据えて西欧と対峙するのか。しかし中共は「我々の領土を粛々と統治するだけだ」というでしょうが現実的に権益でぶつかる領土問題は些末なことだと考えるのか、或いは中共と価値観を共にできるのか。

"価値観のスタンダードを誰が握っているか"、それはこの観劇で一番心に想った事でした。劇中で大リーグに評価される日本人の野茂と韓国人の選手が描かれるのですが、メジャーリーグこそワールドスタンダードであるということで、"日本が異端"と日本人自身で思ってしまう事象。これこそ精神的敗北ではないかと想うのです。

韓国は分かりませんが、現代日本が始まったのは1945年だと想います。それ以前と以後では国が変わってしまったような意識が、自分にはあります。しかし断絶以前から受け継いだ価値が、勿論日本にはあります。

私はここ数年、ぶら美とかで仏像や仏画に目覚めたのもあったり、日本美術をかなり好きになってきたのですが、江戸の琳派に限らず、「このデザイン性、なんとモダンなんだ」と想うことがあります。その"モダン"には"西欧的"という要素が少なからず入っているのです。つまり"西欧的でモダンだ"と。

しかしそれっておかしくないですか?西欧がスタンダードになる前から日本美術の価値観の歴史の中にもそういうエッセンスがあったのに、現在の意識でそのことをディスカウントしてしまっている。本当は日本の美意識はもっともっと太い幹で肚に落ちる普遍的なものなのに、例えば"Cool Japan"的な奇矯なものにわざわざしてしまっているのは、不甲斐ないというか、恥ずかしいことだなぁと想うのです。凛として堂々とした背骨が日本人の感性にはあるのになぁと想います。

“凛とした”という意味では、この劇中のキャラクターのようなたるい感じではアメリカはおろか韓国にも勝てないだろうなぁと想います。米韓はとてつもなくハードワーカーですからね。ゆるい日本が落ちぶれていくのは、まぁ必然としては必然、国としてそういう良い心地を創っていく方にパラダイムシフトしていくのかなぁと思いますし、私自身はそれはそれでいいかなぁ、大国にはなれなかったけれど、とも思います。安倍さんはそうは思ってないようですが。

スタンダードを握られると、今回のテロでのフランスの注目とレバノン・シリアへの無関心の様な不利益が起きてしまいますし、自らの主張・価値観を伝えるメガ・メディアを持つことは大事ですね。逆に日本の場合は、劇中のイチローのように、政財・メディア界のエリートがCIAにやられてしまい米国の意向で動いているのは、どうにもこうにも…あいつらハードに働くからなぁ…という感じですな。

そういったことも含めて、価値観WARが全球を覆っているのだなぁと想います。思想・美意識・社会道徳、そして折衝能力・表現主張能力といった人文の力が、今こそ力を持つのではないかなぁと、今このblogを書いていてちょっと想いました。

C.F.として
合わせて楽しみたい展覧会レポをあげると
韓国人「日本の韓日食品博覧会のクオリティがすごすぎる」(カイカイ反応通信)

ガリレオ・ニュートン・ファラデー・キュリー夫人など歴史的書物を集結させた「世界を変えた書物」展に行ってきました(Gigazine)

そして神聖ブリタニア帝国の植民地とされ、呼称が「日本」から「エリア11」に、「日本人」から「イレヴン」と変わった近未来の日本を描いた『コードギアス 反逆のルルーシュ』なんかも興味深く楽しめると想います。
by wavesll | 2015-11-21 23:36 | 舞台 | Trackback(1) | Comments(0)

Taylor Deupree, Corey Fuller & 原田郁子 live in Perfumery Organ Exhibition at 恵比寿ガーデンホール

Xmasイルミネーション輝く恵比寿ガーデンプレイスを抜けて、恵比寿ガーデンホールで催されたPerfumery Organ Exhibitionを視に行ってきました。
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Perfumery Organ。香水瓶で出来た"香るオルガン"。このプロジェクトは、レノアハピネスのアドとして行われたもので、香水の調香台とオルガンが似ているところから着想を得て、19世紀にピエッスという調香師が考え出した"香階"をオルガン化してしまおうという試み。香階における和音で調合すると、良い匂いになるそうで、低い音には重い香り、高い音には爽やかな香りが当てられています。
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驚くべきは、音をシンセとかでなくその場で起こしているということ。会場に着いたとき、丁度カノンの演奏が行われていたのですが、瓶の大きさと中の液体の量で、ビール瓶に息を吹きかけたときに音が鳴る仕組みでピッチが決まるのです。

私も鍵盤を押してみましたw鼻づまりでイマイチ香りが分からなかったのですが、確かにいい匂いが馨る感じがしました。

そして今回来た理由でもあるのですが、ステージ上に在る12kの文字、見逃しませんでしたw
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会場には他にも、ピタゴラスイッチのごとく球が落ちていくとメロディが奏でられる作品や、ターンテーブルと連動して、生でヴィブラフォンを鳴らす上に煙が出てレーザーも出るという作品も展示されていました。

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さて、今回馳せ参じたのは、なんと第32回酒と小皿と音楽婚礼で丁度取り上げていたTaylor Deupreeのライヴがあるのです。

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Taylor DeupreeとCorey Fullerが徐に舞台に現れ、ライヴ開始。
雨粒が傘にはぜる様な音から、パフューマリーオルガンの音色でアクセント、そして低音から静謐な中に爆重低音が入るフェーズへ。缶がカラコロ言う音が通低する風音の様なメロディーに響き、滴るノイズに魅せられる内に二人は去っていきました。

正味30分くらい。サウンドだけが、其処に在るなかで原田郁子登場。一気に牧歌的に。パフューマリーオルガンの吹くメロディーに場が和みます。いい香りが客席まで。香りに乗せて『ユニコーン』。美しい。教会のような空間に。灯りの効果が素晴らしい。耀。

二曲目の『青い闇をまっさかさまにおちていく流れ星を知っている』を歌い終え、チューニング休憩。ステージの熱で香水瓶の液体が蒸発してピッチが変わってきているため。

そして、再び始まったステージは3人での演奏。これが実に霊性的なステージングでした。素晴らしかった。
郁子ちゃんはギター、トイピアノを奏で、歌う。インプロヴィゼーションの彼方。穏やかな旋律が、テクノロジーによって奏でられる。美しくて落ち着いた、眠りに落ちそうになるようなとっておきの時間でした。

アルコールの効果もあるけれど、今夜のライヴの霊性さは、夜の深みを感じさせてくれた。宇宙に放り出されたような深い時間。綺麗な一時でありました。

2hのステージが終わり、ロビーへ出るとマシンバンドが演奏していました。
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これが無料イベントなのだからレノアハピネス太っ腹。というか、郁子さんの感じは確かにレノアハピネスのCMに使えそうだけれど、Taylor Deupreeは攻めてるなーwいいアドのやりかただなぁと想いました。イルミの灯りにほっこりしながら帰路に着きました。

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【レノアハピネス】初めての体験!香りの音が聴ける!?『Perfumery Organ』

by wavesll | 2015-11-21 01:00 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

"好きになること"は立場を弱くする。"冷笑"が最強。それでも好きになっちゃうよなぁ

普段から思っていることで、好きになることって自分の立場を弱くするよなぁと想います。

好きなことが多い人って、否定されることが多いんじゃないかなと。興味の範囲が広い人(甲)が興味の範囲が狭い人(乙)と話すと、甲はAもBも好きだから乙を否定しないけれど、Aしか好まない乙は甲のBへの好意に共感しないというか、半ば否定するというか。

それで最初は"両方いいじゃん"なんて思っていた人も、否定されることでAに対してネガティヴな感情を持ったり、、そんなこと、ありませんか。(実は自分は結構そういうことあります)

まぁ、ちゃんとそのBの良さを論理だって話せればコンセンサスを創れるのかもしれませんが、何分感覚的な事だったり、不可抗力の立場のことだったりすると、上手くいきませんよね。(これは逆に言えば以心伝心社会の中でロジカルシンキングが鍛えられてないことの証左ともいえるかも)

また、好きになると(半ば勝手に)相手に期待を押し付けてしまうことも、あるかもしれません。
今ちょうどプレミア12で日本が韓国に負けたところですが、スポーツの贔屓のチームなんかいい例と言うか、まぁプロと言うのは期待に応えることが最低条件ですから、当たり前なのでしょうけれど、自分みたいな野球にそれほど関心のない人間も、負けたと聞くとがっかりしてしまうのは、やっぱり期待してたんだろうなぁと想います。

明石家さんまは自分に全く期待せず、出た結果を受け止めるだけ、というスタンスで収録に臨むそうです。何にも期待しないことと、その人たちを好きであることは両立できるのかもしれませんが、中々の境地ですよね。(只さんまって結構番組内で駄目だししている気も。あれは期待と言うより教育なのかもしれませんが)

他者を好きになることは、少なからず他者に身を委ねることという側面があって、個人主義の背骨が無いと、人として弱くなったりしてしまう面もあるかもしれません。

結局のところweb辺りでも最強なのは何にも好きじゃなくて、あらゆるものに冷笑的な態度をとる人達だなぁと想います。すべてを馬鹿に出来て、自分の好きなもの(弱み)を表に出さなければ、がっかりすることも、馬鹿にされることもない。まさしく最強ですw

だけど、やっぱり私は人を好きになりたいし、自分が好きなものに対する感情を顕したい。"個人は個人(ヒトはヒト)"と自立できれば、他者に期待し依存を押し付けることを無くせないまでも自覚し意識的した上で行えれば、少しは強くなれるのかなぁなんて思います。また期待される方にも潰れないくらいの期待の重石は、パフォーマンスを上げることができる燃料になるかもしれませんものね。

そして、自分自身も出来るだけ誠実に、潰れない範囲で期待をかけてくれる人に応えていけたらいいなぁ。そんなことを最近考えていました。また、好きな人がやっていることを自分がやってみれば、過剰な期待をすることもなくなるのかもしれないですしね。

ただ逆に自分が出来るからって他者もできるとは限らないから、何が他者に対しての本当にいい働きかけかは今後も試行錯誤していかなくてはならないなぁとは想いますが、自分自身に全然期待しなくなってしまった私に対しても、評価を与えてくださる方々がいる今に何か報えればいいなぁと、想い新たにやっていく所存です。
by wavesll | 2015-11-19 23:30 | 小噺 | Trackback | Comments(0)

東京藝大生によるGEIDAI ANIMATIONがデジスタ世代には堪らないアートアニメ&ショートショートな佳さ。

夕化粧 / Sunset Flower Blooming

藝祭2015Snapshotでも取り上げた東京藝大生の作品、藝祭ではちょっとしか発表ルームでみられなかったアニメ作品が今Youtubeで公開されてます。

twitterアカウント・GEIDAI ANIMATIONで作品群が紹介されているのですが、ショートショートムーヴィーとしても、短編アートアニメとしても、センス・オブ・ワンダーな感性が刺激される佳作ばかり。これはデジスタ世代には溜まりません。

上で取り上げた中国の女の子の古き良き風景を取り上げた夕化粧の他、子どもの頃の暗闇の怖さ・不思議さをかんじさせる夜から来た人たち / Spirits from the Nightや、街を遷ろう妖精?を描いたBONNIE
街と天地が蠢きを魅せるThe surface of the earthなんかもいいですね。







デジスタ世代とか、Flash製のアニメをみていた者としてはこういうのを観れる場ができるってのは嬉しい限り。
それこそ昔はFlash紅白歌合戦とかありましたね。探したら10年以上前に書いた鴎庵が選ぶ、紅白FLASH合戦ほんとのひかりをみつけ大賞なんてエントリもありました。

今は藝祭がそういう公開イベントになっているけれど、何かwebアニメ・動画のコンベンション的な催しがまた起きたら面白そうですね。しかし流石藝大生の作品だなぁ、ハイクオリティで素晴らしいです。interestingな鉱脈ってほんと其処等中に開いているものですね◎

追記:紅白Flash合戦、今年もやってました!

by wavesll | 2015-11-19 21:20 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)