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鎌近LAST DAY 光波紋

本日閉館した鎌倉近代美術館へ行ってきました。

14時すぎに着くと、入場列が。30分ほどかかって館内へ。
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これがみたかった。水面がコンクリートへ反射するゆらめき。
真昼のプロジェクションマッピングのように、天井が波打つかのようにみえました。
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光の波紋をみながら、入場列で隣だった御爺さんに再会。
曰く、2階の不味い喫茶店で粘るのが心地よくて、ここで心安らかになってまた戦場へ帰っていくそう。客がその御爺さん一人きりの時もあって、こんな混んでいることに驚いていた。愛される美術館だったんだなぁ。カマキン。

この美しいモダン建築。鶴岡八幡宮に土地が返されるそう。ホテルオークラ大丸心斎橋の時も想いましたが、巧い具合に耐震補強して、維持して欲しい。八幡宮の宝物殿にリファインなんて最高だけれど、少なくとも網膜に浮かべられたのは幸いでした。

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by wavesll | 2016-01-31 18:48 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

タワレコインストアライヴハシゴ Tempalay@横浜 & GLIM SPANKY@新宿 とおまけのロック感慨

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今夜は横浜タワレコへTempalayのインストアライヴをみに行きました。

twitterでかなり話題になってる感じのあるこのバンド。Youtubeだとそこまでだなーと思っていたのですが、soundcloudが良くて、こりゃ生音だと更に段違いに良さそうだし、the fin.とかの海外だとテーム・インパラとかのサイケ旋風の最前を体験してみたい、とVIVREへ向かったのでした。

30分前位に着いたらリハやってたんですが、全然客がいなくて、でも音がね、良い!音がでかいのもあるけど、この感覚はいいなー!こりゃこんなに楽しんじゃったらCD買わざるを得ないな、この人数だと。と想ってました。

ただ、ダイエー行って帰ってきたら結構人がいて、まずは一安心。こんないいバンドのインストアがガラガラとか勿体無すぎるし。

で、ライヴ開始。1曲目が、あれ?軽く緊張してるのかな?リハの方が良い出音じゃないかと想ったのですが(これは自分の立ち位置とスピーカーの位置の関係もありそう)、2曲目の"made in Japan"から一気に惹きこまれ、その流れで極彩のライヴ体験の愉悦を味わえました。

メンバーに可愛い子いるなーと想ったら、そのエミと言う子と本ちゃんメンバー3人でSXSWへ行くそう。やっぱねー、ライヴがね、凄い生々しくていい!ライヴがいい!ライヴが良かったからアルバム、ライヴ代だと思って買ったのですが、あのライヴの生々しさからすると大人しい感じがするなぁ。Youtubeに比べたら全然いいけれど。でも本当にこのライヴ、みれて良かった。またどこかの箱かフェスでみたいなぁ。

そして、家にポスター置きに寄った後向かったのが新宿Flags。グリムスパンキーのインストアライヴがあったのです。
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ついこないだ「リアル鬼ごっこ」みていいじゃないかと想ってきたのですが、物凄い人の並びで、人気をまざまざと感じました。

その「リアル鬼ごっこ」はやらなかったのですが、「ワイルドサイドを行け」「褒めろよ」やってくれたし、最後に演った「大人になったら」が物凄く良くて。今夜はエレアコ2本の編成だったのですが、フォーク・ハードロックな感覚で、歌の強さ、詩の強さを感じさせました。

ただ、駆け付けた人たちの年齢層がTempalayと比べて高くて、なんか真面目なロックは、もうダッド・ロックなのかなぁ、、、等とも想ったのです。

グリムスパンキーは、昔の自分を思い出すというか、自分はただのリスナーですが、ロックの夢を信じきる真面目さが、逆に想像を越えない弱さにみえるかもしれません。テンパレイはその点、余裕や才気、日本のシーンの中での新しさを感じました。自分も働くようになると、古き良きロックを昔のようにみれなく自分が薄惚けたのもあるかもしれません。商売としてみてしまうというか。

真面目な人は幻想とか雰囲気でなく、事実の積み重ねと、ただただ真っ直ぐに投げ続けてそこに狂気が孕んでくるのが凄味だと想います。

フェルナンド・ペソアは”一流の詩人は自分が実際に感じることを言い、二流の詩人は自分が感じようと思ったことを言い、三流の詩人は自分が感じねばならぬと思い込んでいることを言う”と言いましたが、なるだけ嘘なく、ファンダメンタルを上げていこう、俺もと想いました。

何か憧れるのはTempalayだけど、自己投影するのはGLIMSPANKYかな。でもどちらも魅力のある音楽をやってるから、出来うるところまで駆け抜けてほしいですね。到達地点は遠ければ遠い方が良い。

私も鴎庵、「美意識が高くないからこそ雑食でフットワークが軽い」と特性を活かし、多様な処へ赴いて化学反応を起こすのと、今年は"厚み"に挑む時かもしれない、と刺激を受けました。
by wavesll | 2016-01-30 23:41 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

銀界東京'十四

雪降りませんでしたね。代わりに2年前雪明けの東京をスカイツリーから撮った写真を。モネの『睡蓮』のタッチのような光景。
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by wavesll | 2016-01-30 10:15 | 街角 | Trackback | Comments(0)

白楽駅にミレニアム・ファルコンをみる

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by wavesll | 2016-01-28 21:22 | 街角 | Trackback | Comments(0)

元乃隅稲成神社のよな鳥居群は武蔵小杉にもありて

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by wavesll | 2016-01-28 20:32 | 街角 | Trackback | Comments(0)

第40回酒と小皿と音楽婚礼 Chassol / Big Sun とLAWSON NLグリーンスムージーで此の星を噛る

Chassol - Big Sun

昨年、ちらちらと名前と評判はみていて、年末にはミューマガの部門別No1にもなってたChassol、年明けてもうそろそろ一月も終わりにどっくらしょと聴いてみたのですが、やー、いいですねー。これはハイクオリティ。

特に2曲目 - Birds, Pt. Iのキーボードの音に鳥の声をあわせるアイディアはツボりました。2012年末にYosi Horikawaを初めて聞いたときの感銘を想いだしました。

こういうフィールドレコーディング素材を使った音楽はもう大好きな分野なのですが、友達なんかに「フィールドレコーディング何が面白いかわかんないんだよねー」と言われた時、今まではChris Watson / No man's landなんかをフィールドレコーディングの美味しさや極致・ドラマ性があらわれた絶好の音源と考えていたのですが、先日「その音源もわかんないなー」と言われたので、いきなり採音だけのモノを出すよりも、Yosi HorikawaのBubblesChassol - Birds, Pt. II等、ビートやメロディの中でSE的に聴かせる音楽を紹介した方がいいのかなぁなんて思っています。いや、しかし、この3曲は3様にフィールドレコーディングの素晴らしさを伝えてくれる特級の楽曲だなぁ。自然・動物のクリス・ワトソン。モノの音のヨシさん。そして自然と生活音のシャソル、フィールドレコーディングの多様な面を鳴らしてくれていると想います。










c0002171_21183956.pngさて、そんな私が大好きなフィールドレコーディングには私が昨年コンビニで買った飲み物の中でもとびきり愛したローソンのグリーンスムージーをマリアジュりたいw

これ、ほんとヒットだったんですよね。まぁ言ってみれば青汁なんですけど、絶妙な甘さに味が調節してあって、普通にとびきり美味しい野菜ジュースとして飲めるという。いきつけのローソンの小姐も、最初は「青汁嫌いだから飲めないよー」とか言ってたんですが、「美味しいって言われて飲んだらほんとこれおいしいねー」とか言ってたので、万人に愛される味だと想います。

このChassolの名盤に、舌の上で甘みを足してくれて、フィールドレコーディングなのにメロディアスな感じに錯覚する方もいるかもw是非御愉しみ下さい^^

追記:2016年夏至時点で聴ける最新ライヴ。梅雨空にChassolもいいですね。
by wavesll | 2016-01-27 21:23 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

第39回酒と小皿と音楽婚礼 D'angelo / Voodooに抹茶 軽やかに艶甘

D'Angelo - Voodoo (Full album)

D'angelo、昨年のライヴベストにしれっと選んでいたのですが、実は14年末から聴き始めたニワカ者でして(苦笑 本格的に聴き始めたのが去年からだったのもあり、『Brawn Sugar』が最も好きだったのですが、この極寒の帰り道にふと「今日みたいな日は『Voodoo』を聴くにはうってつけかもしれない」と、その足で横浜のタワーにより、奮発してSHM盤を買ったのでした。

そして家のオーディオで聴いてみるとまぁこれがいい!Youtubeとは体験が全く違いました。へヴィなのに軽やか。国内盤だったので歌詞の和訳もついていたのですが、詩にもちょっとうるっときました。

そして、去年始めた飲み物や肴とのコラボだけでなく、今回から絵とも合わせられたら合わせてみようか、なんて思って日曜美術館で松前藩の武士がアイヌを描いた夷酋列像をみたり、この企画の為にTOKYO BLACKと合わせる、なんていいんじゃなかろうか、なんて思って色々動いていたのですが、前者はどちらかというと合っていない気がしたり、トーキョーブラックは全然売っているところがなかったりで、どうしようか、2016年初の音楽婚礼は、なんて思っていたのです。


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で予想外にその時にたまたまセブンで買った一緑茶がこの音に合ったんですよ。
これ、宇治抹茶入りなんです。その抹茶の深い甘苦さがなーんか合うんですよねー。自分が色々画策していた案よりも"Voodooには抹茶"の方が面白いというwちょっと今後抹茶飲料と色々合わせていこうかなと想っております。抹茶チョコレートなんかにも合うかも。愉しみが出来ました。


by wavesll | 2016-01-26 22:26 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

プラド美術館展@三菱一号館美術館 上質な小品群が咲き零れる展覧会

三菱一号館美術館 プラド美術館展 - スペイン宮廷 美への情熱 をみてきた。プラドの小品を集めた展覧会。小品と侮るなかれ、大画家達が巨大な作品を大人数で作るために自ら描いた見本絵を楽しめると言う仕掛け。
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最もみれて嬉しかったのはペーテル・パウル・ルーベンスによる『聖人たちに囲まれた聖家族』まるでルーベンス版『アテネの学堂』のような美しい色彩。油絵のいいのって、なんか美味しそうなのですよね。
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Top2に印象的だったのはヤン・ブリューゲル(2世)の『豊穣』。6つの乳房を持つ女の人を初めとして咲き零れる花々、実り誇る果実。奇想の楽園が美しかったです。
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奇想というとダーフィット・テニールスの諧謔の効いた『猿の画家』『猿の彫刻家』も良かったし、ヤン・ファン・ケッセル(1世)が奇妙な光景の『アジア』、蝙蝠の羽が生えた不気味な赤ん坊に股がった悪魔が印象的なビーテル・フリス『冥府のオルフェウスとエウリュディケ』もハオ。

美女達の画も多かったです。ドメニコ・ティントレット『胸をはだける婦人』、グイド・レーニ『花を持つ若い女』も良かったし、ルイス・パレート・イ・アルカーサル『画家の妻、マリア・デ・ラス・ニエベス・ミカエラ・フルディニエ』も美人。ホセ・カマロン・イ・ボナナート『座る女』はマダムでした。マドリードの不祥の画家による『スペイン王妃、マリアナ・デ・アウストリア』の髪型はアミダラのよう。またペーテル・パウル・ルーベンス『狩りをするディアナとニンフたち』やルカ・ジョルダーノ『スペイン王妃マリアナ・デ・ネオブルゴ(ノイブルク)騎馬像』に力強く行動的な女性像をみました。若妻なバルトロメ・エステバン・ムリーリョ『ロザリオの聖母』、石像のように青白いコッラード・ジャクイント『イフィゲイアの犠牲』も洗練された美しさがありました。

双眼鏡というモチーフが面白いビセンテ・パルマローリ・ゴンザレス『手に取るように』、鮮烈な日差しのコントラストが美しいマリアノ・フォルトゥーニ・イ・マルサル『フォルトューニ邸の庭』も印象的でした。
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宗教画ではエル・グレコ『受胎告知』もあったし、カルロ・マラッティ『眠る幼子イエスを藁の上に横たえる聖母』の闇に浮かび上がる姿の美。ヘラルト・ダーフィット『聖母子と天使たち』の黄金の優しさ。ドメニキーノ『聖ぺテロの涙』の青と黄、仏国不祥の画家の『自らの十字架を引き受けるキリスト教徒の魂』の十字架で埋まった世界や、偽ブレス『東方三博士の礼拝』『12部族の使者を迎えるダビデ王』『ソロモン王の前のシバの女王』も好。ピセンテ・ロペス・ポルターニャ『聖ヨセフの夢』『聖ぺテロの解放』の天使はクールでしたねー。天使だとフランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス『トビアスと天使』も。

ロココなフランシスコ・バイェウ・イ・スビアス『オリュンポス、巨人族の戦い』も素晴らしかったし、ジャンバッティスタ・ティエポロ『オリュンポス、あるいはウェヌスの勝利』はBest3クラス。

ヘルマン・ファン・フォレンホーフェン『死せる鳥たち』、ハブリエル・メツー『死せる雄鶏』の黒、ファン・バン・デル・アメン『スモモとサワーチェリーの載った皿』、ルイス・エヒディオ・メレンデス『静物:風景の中のキイチゴの皿、アセロラ、ハシバミ』はしずる感ありました。

フィリップス・ワウウェルマン『タカ狩りの一団』、ヒエロニムス・ボス『愚者の石の除去』、カルロス・デ・アエス『ヤシの林(エルチェ)、気球を描いたジョン=フランシス・リゴー『3人の花形空中旅行者』等、題材が面白いものも幾つもありました。

その他、ミゼルコルディアの聖母の画家『金細工工房の聖エリギウス』、不気味可愛いアンドレア・デル・サント『洗礼者聖ヨハネと子羊』、マリアノ・フォルトゥーニ・イ・マルサル『日本式広間にいる画家の子供たち』、フランシスコ・ドミンゴ・マルケース『眠る猫の頭部』、イグナシオ・ピナーソ・カマルレンチ『ファウヌス(子供のヌード)』と、プラド美術館展、頭から尾まで餡子が詰まったタイ焼きのように、非常に満足できる良品ばかりの展覧会でした。今月末まで。1700円でも損した気にはなりませんでした。
by wavesll | 2016-01-25 00:07 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)

THE 世界遺産 カトマンズ盆地の復興への胎動と元少女神クマリ

THE世界遺産、今夜はカトマンズでした。
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番組では以前に取材した際の映像と比較することで、例えばブッダの智慧の眼が崩れ去ってしまったように、往時の姿と大きく傷ついた姿が映されました。

現在でも建物が大きく崩れている状態ですが、徐々に、本当に徐々にですが復興が始まっているそうです。7~12年かかるとのこと。何かできることはないかと募金サイトを調べると、ユニセフでコンビニからも募金できるそうです。私も心ばかりですが寄付しようと想います。

また番組では少女の生き神、クマリを取材していました。
クマリへの取材自体はもう何度か見ていたのですが、今回興味深かったのは元クマリに取材していたこと。
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この現在は女子大生の元クマリの女の子が、今も神の祝福を感じるとクマリであったことにポジティヴに語っていました。生き神という使命をポジティヴに語ってくれるのは、天皇家を擁する日本人としては、どこか安心もしました。今回の地震でも心を痛めたり、責任を感じているのではないか、辛いさだめだと私は思っていたので。クマリの場合は初潮を迎えることで神から人に戻ることが出来るとはいえ、そういってくれるのは有り難いことだな、と想いました。

同じ震災の爪痕を受けた国同士、繋がりで援けあいながら、良い関係をネパールと持てたらいいですね。世界遺産というきっかけで改めて目を向ける機会になり、いい放送だなと想いました。
by wavesll | 2016-01-24 19:02 | 私信 | Trackback | Comments(0)

サントリー美術館 水-神秘のかたち展

先日、ミッドタウンのサントリー美術館に水―神秘のかたち展を観に行きました。
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流水文銅鐸から始まり、宇賀神像の蛇に頭の異形、それを頭部に冠した弁財天座像、江島縁起絵巻や浦島伝説絡みの蓬莱山蒔絵硯箱、円空の善女龍王立像も良かったし、春日龍珠箱の鬼もみれて幸いでした。

特に宇賀神の造形は興味深くて、こんなの初めて見ました。日本の神様だというのも、独自性が感じられて良かったです。

このあいだのぶら美でも取り上げられてましたが、春日龍珠箱はドラゴンボール好きには惹かれるものがありましたねー。

こじんまりとした佳い展示。会期は2/7までだそうです。
by wavesll | 2016-01-24 11:34 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)