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ようこそジャパリパークへ / どうぶつビスケッツ×PPP & 動物の謝肉祭 / Saint-Saëns

TVアニメ『けものフレンズ』主題歌「ようこそジャパリパークへ / どうぶつビスケッツ×PPP」


今期のテレ東は深夜でおそ松さんの再放送、そして夏休みの子ども達向けに朝の時間にけものフレンズを連日再放送していて、話題作を後追いでチェックしていました。

元芸人が脚本を書いたというおそ松さんはイヤミのお笑い論回とかですぐ面白さが分かったのですが、けものフレンズは「このアンビエントみたいな薄味のどこが面白いんだ???確かに実写パートとか可愛いし声の演技は濃いけれども」と物語の起伏のなさに戸惑って。

しかしあれよあれよという間に結局みちゃって、ミサイル騒動の中放送された最終話なんか涙ぐんじゃってwやっぱり制作陣はやっぱり上手かったのだなと思います。

けものフレンズを実際に見て「すっごーい」のイントネーションがようやく分かったのも収穫でしたが、何より収穫というか気に入ったのはこのOPナンバーでした。

ヲタ界隈から生まれる楽曲は強いメロのパワーチューンが多くて、古くはOVA 炎の転校生 OP (島本和彦&日高のり子 フルバージョン)とかMOSAIC.WAVの作品群とか、異様なテンションで好きな楽曲も多くて。この「ようこそジャパリパークへ」もその連峰に成る一曲だなと感じ、「ピンポン」以来久々にTVアニメを愉しみました。

さて、「どうぶつ」にかこつけて紹介したいのがサン=サーンスの『動物の謝肉祭』。

Saint-Saëns - The Carnival of the Animals (Argerich & more)


近年、飛行機で帰る時なんかはJAL名人会かクラシックchを聴くのが専らなのですが、この楽曲もそんな中で聴いた一曲で。クラシックの面白い所は、楽曲を意識して聞いたことはなくてもCMやらBGMやらで良く知っているフレーズが出てくるところ。

9:24からの『水族館』とか"あ、ここ聴いたことがある"という箇所が鏤められていて、楽しい組曲で好きでした。

この楽曲はそれぞれに動物の名前などが付けられた14曲の小品からなる組曲で。けものフレンズのノリでたつき監督に"ピアニストちゃん"がフレンズと旅する短編アニメ集とかつくってほしいwというかそういう同人誌つくってコミケとかに参加してみたいですw←お前云うだけ番長でやらねーだろ。

それにしても、クラシック聴くようになったのもそうですが、年を重ねると身体的にも変わってきますね。6時前に自然と起きるようになったのもそうだし、子どもの頃は母がドラマで泣いてるのをバカ受けしてた自分が今けものフレンズ最終回で泣く位涙脆くなってしまいましたw

だから『僕(私)血も涙もないのかな』と悩んでる中高生がいたら『年を食えば勝手に泣けるようになるから安心し』といいたいです。昔は「Don't trust Over30」と想っていて、実際になってみると大人のバイオリズムを身勝手に子どもに押し付けがちなところも感じるけれども、案外オトナもいいもんだなとか想う8月の終わりでした。
by wavesll | 2017-08-31 06:21 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

太陽肛門スパパーン インストアライヴ@HMV record shop shibuya

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太陽肛門スパパーン - 青春!夢!仏教徒!


太陽肛門スパパーン-女子高生組曲


太陽肛門スパパーン - Viva! USA


ミサイル発射、Jアラートで戦争突入みたいな脅威が煽られた昨日、いかがお過ごしでしたでしょうか?

私は太陽肛門スパパーンの渋谷HMV record shopでのインストアライヴに行ってきました。

フジロックで「反日 反核 反五輪」の旗を掲げて練り歩いたとか聴いていたのですが、ソウルフラワーユニオンですら生温く感じる極左パフォーマンスは私には毒が強すぎました。

男根をモチーフにした聖火トーチを手に行進で入場し、黄ばんだブリーフ一丁でイッチャってる目でダンスしながら展開される演奏、幕間には生ケツを出して肛門みせながら尻をドラミング、安倍・昭代・小池・トランプetcを徹底的に馬鹿にしながら男男女女男で水を口から口へぶちまけるとか下品なパフォーマンスをやるのは露悪的で、MCも色々と濃すぎるし、今こうして書くだけでも消耗。

ただ、左翼な方がいい音楽をやる体感はあるのです。プログレッシヴ歌謡ビッグバンドで組曲的に展開される音は良かった。ヒメジョオンという別編成のフォークグループの歌も良かった。が、ぐったりw

ミュージシャンの音は好きだけれど、政治思想には差異がある場合、音だけを楽しむのは失礼なやり方な気もします。自分はどちらかと言えばリベラルかと想ってたけど極左の原液みたいな太陽肛門スパパーンのライヴにはきついものを感じ、"オルグはされたくねぇな"と想ったのも事実。

ただ、絶対的な位置間関係で俯瞰すれば、少なくとも音楽として興味を持つのはバンドにとって少しでもプラスに働くことだし、こと左翼は自分の主張への信心から妥協を許さないイメージがあるけれど、無関心よりかはマシかなと自分の中で折り合いをつけました。

ミサイルなんかで戦争が身近になると、精神の余裕は削られます。不真面目なことが許されない感じ。例えば“フェスに『参戦』”とかの平和ボケした表現を、浅はかだと実感する感じ。

けれど、こんな時こそそういう"遊び"をいとおしく私は想います。ヒトラーは抽象画等を退廃芸術と弾圧しました。過激性的表現に投獄されても挑んだマルキドサドのように、不謹慎表現は社会の自由の表れだと想うのです。

礼文の桃岩荘的な"カッコ悪いことはなんてカッコイイんだろう"的なアティチュードを闇鍋的に煮込んだような濃ゆすぎるパフォーマンスに精神力を苛烈に奪われて昨日はバタンQだったのですが、政治的で下品で過激で二郎並みにマシマシなステージ(これは否定的な意図ではありません)に、"やっぱ北朝鮮や中共と違って表現の自由あるわ、この国"と笑えてミサイルでふさぎこんでいたとこを打破してもらった感がありました。

それにしても体力使ったなと思ったらなんと全編で2hにも及ぶインストアライヴw HMVの攻めの姿勢は大変評価したいw 色々と感慨深いライヴ体験となりました。
by wavesll | 2017-08-30 05:52 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

yorosz / Ambient Thug Mix 002 -A Stranger- X 原酒 三岳 で処暑に味わう31時 第104回酒と小皿と音楽婚礼

Ambient Thug Mix 002 -A Stranger- by yorosz
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処暑の風の中、24hTVの真夜中帯を越えて、だらだらと起き抜け、少し寝て、何を為すこともなく半日を経過し、オーディナリーミュージックの笹口騒音オーケストラをRadiko Time Freeで聴くなどすると、自分のカイロスが29時にゆくような気がします。

静かな、深い時間を得るには、何かの契機がないと難しくて。本当は何でもないことなのに、情報奔流過多の現代を生きる者にとって本質的なChillの先へ行くには特殊な状況が必要となる現状があると私は感じます。

そこからSparks - "Dick Around"で一拍置いて聴きしはTwitterで交流のあるyoroszさんのMIX、 Ambient Thug Mix 002 -A Stranger。 これ、親しいとか関係なしにとてもいいです。

虫の音のようなノイズが入る序盤から水中で爆ぜるようなGuitarの音が響く中盤がハイライトで、そこから氷棒を叩くような後半、そしてアンビエントへ解けていく終盤と、玄妙な音の連なりが続く構成は坂本教授のasyncを輪郭線を誇張して表現したようにも響きました(これは坂本龍一を比較に出すほど良かったという意味です)

大変気に入ったこのMIXTAPEに厚みを加えたのが原酒 三岳。屋久島の三岳の原酒Versionである本酒は、ノーマルの三岳よりも円やかで、ベース音が効いていて。このAmbient Thug Mix 002 -A Strangerと合わせると低音部分を補完してくれました。

音を聴くだけでも27時へ飛ぶような感覚がありますが、原酒 三岳の援けを借りるとそのカイロスの深みが30時、31時へいくような、まどろみの末に在るサンクチュアリへ持ってかれるような心持になりました。
by wavesll | 2017-08-27 21:20 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

生誕140年 吉田博展@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 前期に続き後期も行ってきた!

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吉田博展@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 日本人にしか描けない洋画、その探究からほぼ一ヶ月、最終日前日に行って参りました後期展示。入場列が出来てましたが会場内はそこまで混雑してなくて幸いでした◎

≪画材と鉢≫の確かな質感描写、≪東大谷の横道≫の色褪せた旧い写真のような質感、≪鶏のいる風景≫には写真をアプリで線画したようなデッサン力、≪中神≫の鉛筆での濃淡表現に舌を巻きました。

≪武州飯能町、入間川辺≫の水車の木の描写、≪御岳、奥の院≫には仙境へ入る心持を感じました。また≪招魂社附近≫の儚さ、≪養沢、西の橋≫の風景に人が溶け込んでいる様も見事で。そして≪日光≫はこの後期展示のハイライトにもなるような、人物配置の構図の美事さに感銘を受けました。

人物像でいうと和装の人物画が良くて。≪少女≫≪鳩と少女≫の、ぷっくりとしてリアルな日本少女の姿や≪汐干狩り≫の銚子の浜の人々がまた味わい深くて。

≪雨の中の子守≫の雨になずむ姿、鯉のぼりがアクセントとして効いた≪富士山麓の村≫、≪吉野≫の夕薄桃、幻想的な≪土手の桜≫、≪日暮里≫なんかには”100年前はこんな光景なのか”と。

≪雨上がりの少年のいる風景≫と≪昨夜の雨≫には侘しさ、寂しさのなかの立ち姿の美をみました。

≪雪かき≫の雪・つららの質感表現、≪朝≫のBon Iverのような聖なる綺麗さ。

一方で80sのような明るさの≪フロリダの熱帯植物園≫や≪ロイヤル・ポインシアナ・ホテル≫の端正なホテルというような引き出しの多様さ。≪ステンドグラスの窓≫はルオーのような筆致だし、流石すぎる。

≪檜原下川のつなさんの馬≫の古い写真を彩色したような描写、≪血の池(別府)≫のようなモチーフの作品も。

≪富士登山図≫の神域へ昇る感じや、版画の素となる水墨画としての≪帆船≫、≪登山口(宿場の馬)≫の掛け軸3幅も良かった。

さて、後期展示では66点が入れ替わっていて、新たな息吹が吹き込まれていたのですが、前期と共通する作品たちも新たな魅力を感じて。特に朝・夕・夜など光の移り変わりによって同じ版木で刷られた作品群の、特に”夜”の鈍靑色の魅力に気付いた二度目の鑑賞となりました。

≪帆船 朝日 渡邊版≫≪帆船 日中 渡邊版≫≪帆船 夕日 渡邊版≫という三景は後に≪帆船 朝 瀬戸内海集≫≪帆船 午前 瀬戸内海集≫≪帆船 午後 瀬戸内海集≫≪帆船 霧 瀬戸内海集≫≪帆船 夕 瀬戸内海集≫≪帆船 夜 瀬戸内海集≫と拡充されました。

また≪マタホルン山 欧州シリーズ≫≪マタホルン山 夜 欧州シリーズ≫≪アゼンスの古跡 欧州シリーズ≫≪アゼンスの古跡 夜 欧州シリーズ≫そして≪スフィンクス 欧州シリーズ≫≪スフィンクス 夜 欧州シリーズ≫の昼夜の光闇の対比が綺麗でした。

また≪ヨセミテ公園≫≪モレーン湖≫そして≪ルガノ町 欧州シリーズ≫もやっぱり素晴らしかった。

囲炉裏の描写がいい≪猟師の話 渡邊版≫や≪露営 北岳間の岳 日本南アルプス≫のようなアートスタイルも良かったです。

そして後期新規の個人的目玉だった≪ナイアガラ瀑布 米国シリーズ≫も清流の瀑布と言った感じで良かったし、≪ユングフラウ山 欧州シリーズ≫の豪壮さ、≪ウェテホルン 欧州シリーズ≫の勇壮で剛健な山姿に惚れ惚れしました。

≪大天井岳より 日本アルプス十二題≫の美しく凸っとした山並み。≪五色原 日本アルプス十二題≫の浮世絵を通ったような日本人ならではのファンタジックな光景画。≪立山別山 日本アルプス十二題≫の具象と抽象の上手さ。≪鎗ヶ岳 日本アルプス十二題≫は正に魔の山だし、≪雷鳥とこま草 日本アルプス十二題≫は大変可愛らしかった◎

また≪隅田川 東京拾二題≫・≪隅田川 夕 東京拾二題≫・≪隅田川 霧 東京拾二題≫も光の遷移がきれいで。

≪堀切の志ようぶ 東京拾二題≫のデザイン性や≪中里之雪 東京拾二題≫の水墨画を版画化したような彫り。≪神樂坂通 雨後の夜 東京拾二題≫の夜景浮世絵も良かった。

そして≪駒ヶ岳山頂より 日本南アルプス集≫の龍神のように美しい雲、≪雨後の八ヶ岳(駒ヶ岳石室より)日本南アルプス集≫の取材に基づいたであろうリアルな雲、≪雲表 日本南アルプス集≫の淡い雲の美しさ。そして≪間の岳農鳥岳 日本南アルプス≫の赤紫の山麗。

≪アジヤンタ 印度と東南アジア≫≪マデュラの神殿 印度と東南アジア≫をみると、吉田氏がペトラ遺跡を描いたらどんなに素晴らしかっただろうとか思ってしまいました。

≪川越之櫻 櫻八題≫≪鐘樓 櫻八題≫≪花盛り 櫻八題≫には日本の綺麗を、≪昌慶宮 北朝鮮・韓国・旧満州シリーズ≫には朝鮮の美を、≪奉天大南門 北朝鮮・韓国・旧満州シリーズ≫には中国の美を感じました。

日本人にしか描けない洋画を追い求めた吉田博。100年前の日本の洋画、黒田清輝は歴史の風格というか、ちょっと古色も感じるのに対し、吉田博の瑞々しさは凄い。新領域を拓き、独立したオリジナリティと普遍性を持った表現はいつまでもGreenで時代を越えます。吉田博の新版画は100年以上はフロントラインにいる地力があったという感覚がありました。

彼の優れた絵画は今なお先進性を持っていると改めて感じました。と、同時に初見と比べると衝撃が落ちるのは観客の我儘の為す處。しかしそれでも≪渓流≫のその迫力と流麗さには何度見ても心奪われて。この美術館には本展ではじめて来たのですが、素晴らしい展覧会を企画してくれたことに感謝。
by wavesll | 2017-08-26 22:00 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

IU(아이유) _ Palette(팔레트) (Feat. G-DRAGON)

IU(아이유) _ Palette(팔레트) (Feat. G-DRAGON)


関ジャムでtofubeatsが今年の上半期Best5に挙げていたIUの本曲。これは…本当にいいじゃないか…!

ヴォーカルの透明感とトラックの粒子感が素晴らしい。
우효(OOHYO) _ 청춘(Youth) (DAY)といい、K-POPもいいのが出てきてちょっと脅威的に感じました。いいものはいいと認めざるを得ないクオリティ。

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Albumの方も貼っておきます◎1曲目もいいけどやっぱりBest Songは「Palette」かな。

[FULL ALBUM] IU(아이유) _Palette(팔레트)

by wavesll | 2017-08-25 22:31 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

朱炎に捧ぐ流麗な3盤+Alpha

今年は初夏からかなり暑い日々が続いたのに対し8月はぐでっとした天気でしたが、今週からようやく夏が本領を発揮してきましたね。ほぼ夏フェスシーズンは終わってしまいましたがw

そんな朱炎に捧ぐ流麗な3盤を選んでみました。

Skymark - Primeiras impressões LP / 2013 (Album preview, trailer)
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リオ・デ・ジャネイロを拠点に活動するDJ /プロデューサー/鍵盤奏者のスカイマークが奏でるブラジリアン・メロウ・エレクトロニクス・グルーヴ。

エレピの気持ちよさ。暮れ行く夏の夕凪にこんなのがかかったら最高だなぁと一年が廻るたびに想います。このSoundcloud音源はアルバム・トレイラーなのですが、曲の繋ぎがスクラッチ風で面白く、ぎゅっと纏まっている13分34秒で、寧ろアルバム本体よりも好きかもw

The Congos - Heart Of The Congos (Álbum Completo)


CEDRIC MYTONとROY “ASHANTI” JOHNSONによるルーツ・コーラス・デュオ, コンゴスの1977年にリリースされたデビュー・アルバム。

ルーツ・ロック・レゲエの涼やかなサウンドが夏にうってつけ。プロデュースはLEE PERRYでLEEが保有した伝説のスタジオBLACK ARKで1976~77年に掛けて制作されたそうです。超心地よすぎるMIXに蕩けます。

Various ‎– Aloha Got Soul (Soul, AOR & Disco in Hawaii 1979-1985) Full Album Compilation


3枚目はハワイアン。それもただのハワイアン・ミュージックでなくてAloha Got Soulが、UKの名門Strutとハワイ産の激レアなソウル~AOR~ディスコを選りすぐったコンピレーションを。

これはYoutubeだと雰囲気位は通じるかもしれないですが、CDの音が極上なので、是非そちらで味わっていただきたいです。爽やかで円やかに愉しいHawaiiの風が体験できます。

いかがでしたでしょうか。終わっていく夏の日々に捧げる3盤、楽しんで頂けたら幸いです。
最後におまけを。最近NHKノーナレで「町工場 X テクノ」なんかも話題になりましたが、こちらは『夏っぽい物の音だけ』で作られた動画。


こういうフィールドレコーディング的サウンドコラージュがPOPフィールドでも流行ったら面白いですね。これが好きだったらYosi Horikawaもお薦めです。
by wavesll | 2017-08-24 07:01 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

Kero Kero Bonito Live at Daikanyama Space Odd

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Kero Kero Bonito live beim PULS Festival 2016 (Full Concert)


ケロ・ケロ・ボニトのフリーリリパに行ってきました。

ケロ・ケロ・ボニト (Kero Kero Bonito) は、イングランドの音楽集団である。構成員はSarah Midori Perry、Gus Lobban、Jamie Bulledの3名。南ロンドンを拠点に活動する。歌詞は英語と日本語を織り交ぜている。『Stereogum』に「Tumblr時代のチボ・マット」と評された。(wikipedia)

という日英ハーフのサラを擁する逆輸入日本語ラップグループ。クリィミーマミみたいな格好が可愛いすぎるサラは普通に日本語しゃべれるのですが、天真爛漫さが良かった。感覚としてはきゃりーなヴィジュアルのローラがDA・YO・NEを歌ってる感じw

DJの二人もドラムパッドを叩いたりトイ楽器?で遊んだり面白くて、トラックの低音の効きが良くて。

日本語の素のイントネーションが面白がられてるのが一種の海外の反応的楽しさもありました。J-POP的なメロディの曲もあり、日本の音の面白味を再発見したみたいな感覚があって。

KOHHもそうですが、変に英語訛りにするより日本語そのままのフロウが逆にInternationalとなるのだなと。TRAPというか早口でないテンポが流行りなのだなとも思いました。

そしてハコのSpace Oddの音が良くて!ここの音で色々聴いてみたい!また通いたい場所が出来ました◎
by wavesll | 2017-08-22 22:44 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

RHYMESTERのKING OF STAGEなPerformance, Buddha Brand, CAKE-Kに沸く@B-BOY PARK+Alpha

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RHYMESTER 『ONCE AGAIN』


中目で降りて川端龍子展 at 山種美術館を経由して代々木公園のB-BOY PARKに行ってきました。

毎年ダンスバトルをやってるのを観たりしてたのですが20回目となる今回がファイナルとのこと。数多なパフォーマンスが演っていました。

ただ”ちょっと音小さすぎない?”って感じで。テントでゆるゆる聴いていると「大怪我!」の声が!おわ!!!!Buddhaじゃねぇか!一気にステージに駆け寄りました。

柏まつり以来のブッダ、Don't Test Da Masterも嬉しかったし、何より『人間発電所』のシンガロング!まさにアンセムでした。

そして次に出てきたCAKE-Kさんもラップのスピリッツ、HIPHOPへの愛が感じられるアクトで良かったです。

そして愈々RHYMESTER! 一発目は『ONCE AGAIN』!!!!ライムスターのライヴを直にみたのは実はこれが初めてだったのですが、ラップは勿論のことボディ・パフォーマンスで魅せる魅せる!「正直出音小っちゃいとか関係なく人力の力で盛り上がろうぜ」!流石w一気に引き込まれてプチャヘンザして人差し指掲げました。宇多丸はラップの仕方をCAKE-Kさんから学んだとのMCも。

その後新譜の曲とかやって、「ラストにこの代々木公園で撮ったあの曲やるから」と。これはフィナーレも観なければ!

K DUB SHINEがECDコールアンドレスポンスをしたり、代々木公園で同時開催してたアフリカフェスティバルでのジャンベのヤバみを感じたのち、フィナーレへ。

B-BOY'sアンセム『B-Boyイズム』が歌いあげられ、宇田丸グラサン外した!そこからアクロバティックなブレイクダンスへ!最高潮!

アンコールはB-BOY PARKへのアンコール!また会おう!という声、高揚感の中サミュエルアダムス飲みながら帰路に着きました。

RHYMESTER - B-BOYイズム


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by wavesll | 2017-08-21 04:17 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

川端龍子展 at 山種美術館

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Twitterで本日迄だと知り、前から行きたかった【特別展】没後50年記念 川端龍子 ―超ド級の日本画― - 山種美術館へ赴きました。

まずいの一番に目に飛び込んでくる「鶴鼎図」がいい。川端龍子は洋画の技法も習熟している日本画家で、ちょっと普通の日本画とは異なるテクスチャーとフォルムな感覚が面白かったです。

そして小千谷で開催されている祭りを描いた「角突之巻(越後二十村行事)」も迫力ある筆致。龍子は20代で新聞や雑誌の挿絵画家だったこともあり、絵画のモチーフにジャーナリスティックさというか取材力を感じます。

また「華曲」に描かれた灰緑の鬣の獅子の可愛らしいこと。『少女の友』第10巻1号付録の「花鳥双六」も大変Kawaii出来で好きでした。

さて、展示はここからダイナミックな作品へ。
当時、繊細巧緻な画風が主流であった院展において、大胆な発想と筆致で構成された大画面の龍子の作品は「会場芸術」と批判されたことや院展内の軋轢もあり、脱退にいたります。そして、1929(昭和4)年、自ら主宰する「青龍社」を創立、戦時中も展覧会を開催するなど精力的な活動のなか、一貫して大衆のための作品を発表し続けた龍子、上に載せた「鳴門」等の海の迫力が描かれた作品が見事で。特にトビウオが描かれた「黒潮」が好きでした。

また平安時代の装飾経、紺紙金泥経に着想を得た「草の実」や飛行する胴体が透明な戦闘機が描かれた「香炉峰」も独自の作風で。戦争関連だと庭に落ちた爆風で吹き飛ばされてる野菜を描いた「爆弾散華」なんていう作品も。

象がやってきたことに喜ぶ子供たちが可愛い「百子図」や南洋・ヤップ島の娘を描いた「羽衣」なんてCuteな作品もあったり、桜の下で黄桜宜しくカッパが酒を呑む「花下独酌」や鯉に月が重なる「月鱗」なんて作品もあったり。

そう想えば棺に眠るミイラとそこから飛び立つ蛾達が描かれた「夢」なんて作品もあったり、黄金の草叢が描かれた「土」も美しかったし、PCで画かれたデジタル描線のような「月光」なんて作品もあったり色々な引き出しがありました。

大きな作品だとちょっと大味さも感じられる龍子ですが、小品は密度がぎゅっとしていて良くて。カッコいい「千里虎」や干支が描かれた「年賀状(十二支)」、また数々の俳句が描かれた短冊達もみごとでした。最後の部屋にあった「松竹梅のうち「竹(物語)」」も良かった。ダイナミックなラージ絵画も凝縮サイズだと更に魅力を増す気がしましたが、巨大作品の持つ抜け感は逆に2017年モードな日本画な気もしました。
by wavesll | 2017-08-20 22:03 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

Shobaleader One Live at SONICMANIA2017 が凄凄凄かった+Alpha

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Shobaleader One - Live at The Echoplex 12/16/2016


Squarepusherの楽曲を生演奏する地球外生命体グループ、Shobaleader One.

にせんねんもんだいをオープニングアクトにした春の東京公演は即完で、その超絶さへの称賛を伝え聞いて今年のSONIC MANIAには行きたかったのですが、"ショバリーダーだけに12000は高いなぁ、リアムと被ってるし><"と。

二の足を踏んでいたのですが、このライヴ動画を通しでがっつり見ている内に”これは良すぎるから無理してでも行った方がいい”と当日券を発券して海浜幕張へ向かいました。

幕張に乾杯。メトロを乗り継ぐと渋谷から海浜幕張へ400円台で行けるとは知らなかった。これは何気に収穫かも。やっぱ幕張入りするとうきうきしてきますね!
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一発目はPANDAS。中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES) + TK(凛として時雨)のバンド。彼ら二人はラップトップを操り、ダブルドラムを引き連れてのライヴ。これがとてもよかった。

エモーショナルで、シンフォニックにバッキバキでアガりました。初手から早くもかなり跳んでしまったw
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そして次はPerfumeを一曲目の「FLASH」だけ。前に昼の超満員のマリンでスタンドからみたパフュームは豆粒が動いてるくらいにしかみえなくて面白くなかったのですが、クリスタルマウンテンでは後方でも姿が良く見えて。ダンスなかなか良かった。

そしてJUSTICE!!!!!!これがかなり好い出来で!聖打音の福音、何度も畳みかけられるクライマックスにやられました。セットも凄いの入れてきて演出としても良かったし、クラマの一つでタメがあったのですが、溜める溜めるw 80年代的な優しいメロディー・サウンドはフランスのDNAなのかもしれません。最後はクラウドの上を歩いてみせて!サービス精神満点なアクトでした。
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ここでドリンクチケットを麦酒に変えました。公式ビールがプレモルなのがいい。
そしてLiam Gallagherをチラ見。なんと「モーニンググローリー」歌ってました。声もいいし、最高!しかし俺はどうしても、どうしてもあのバンドをみたいんだ…!

愈々本望、Shobaleader One!!!!!!!
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もうね、鬼神の如き演奏!愕然とするくらい凄凄凄すぎました!
超絶技巧異次元に生涯で初めて無意識でヘッドバンキングしてしまいました!これは去年のArca@WOMBを凌駕するほどに驚異的なライヴ。こんなのみたらもう後はおまけでいいやレベル。

しかも凄いのが実はショバリーダーの機材がロスバケして北京にあって、普段はカスタマイズされた楽器を使っているところを緊急編成で此のLIVEをやりきったという化け物さ。

あれで借り物の機材なのかよ…ショバリーダーワン…!確かに最初はドラムは異様な打音だけど他はそこまでと思ったり、ギターが聴こえづらかったけれど、2曲目のベースで度肝抜かれて。なんなんだあのチューニングはw!キーボードもヤヴァかった!

中盤以降なんかほぼイカレっぱなしの臨界点越えたパフォーマンスでした。私のLIVE人生の中でも飛び抜けてるGreat Levelのギグでした。本当に、心から見れて良かった…!

イオンウォーターで補給し向かったはKASABIAN. これがまたかなり良くて!LIVEが音源より全然いい!最初の方はショバリーダーで放心状態で腰を下ろしながら後方で見ていたのですが、ノリの好い強いメロディのソングライティングと横綱級のバンドサウンドの鳴らせ方に興奮しました。

一回捌けてからのシンガロングからのアンコールも感動的でした。何でもバンドキャリア全体を掴んだ最強のセトリだったそうです。ホント観れて良かった!こりゃ確かにヘッドライナーだ!
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電気の快いサウンドを感じながらフードエリアへ。サマソニの愉しみと言えばヘネシー、今年のお薦め、ヘネシーフローズングアバがとても美味くて。喉が潤いました。
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Orbitalを後方で半ば死人化して眺めた後、気力でソニックのLIDOへ。
YoutubeでチェックしたときはDJ系かなと思ったのですが、なんと360°に配置されたドラムも叩くはキーボードも弾くはさらに歌うわで、James Blake X Jacob Collierと言った感じで新しい音で気に入りました。これ、最後まで見ても良かったなぁ。
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Lido - Live at Skyline Festival, LA 5/20/2017


最後は再びオービタルでまったり。ENの「Chime」で踊って朝を迎えて。外は途中かなり降ったらしいですが明け方にメッセから出ると雨は上がっていました。
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やー!こんなに楽しめるとは!何気にカサビアンもかなり良かったし、ショバリーダー以外もかなり充実してました。

最後にサマソニ本編とホステスクラブオールナイターでメッセに行かれる方のためのTipsを。

マウンテンはカサビアンの音は悪かったけれどオービタルは良かったです。レインボーはPA前でパンダズみたら音良く感じました。ソニックは音が若干小さい?のでPA真ん前より少し前の位置がスウィートスポットだとショバリーダーで感じました。

それでは良き夏の日を!しっかしショバリーダーは、時空間からして違う感じだったなぁw
by wavesll | 2017-08-19 11:28 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)