東京音大附属民族音楽研究所 2016年度ガムラン講座 発表会に行ってきた!

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雑司ヶ谷で降りて東京音楽大学へ。
民族音楽研究所のガムラン講座の発表会があったのです。

歓迎の曲(開演前に演奏)「コド・ゴレ」(儀式曲)
第一部
合奏「バイト・カンダス」(器楽曲)
舞踊「ゴレ・マニス」(美しい仕草を描く女性舞踊)
合奏「ラハ・ボロ」(器楽曲)
合奏「フスボキワン」(古典曲)
合奏「スウェ・オラ・ジャム」(歌のある小曲)
舞踊「レトノ・ティナンディン」(凛々しい戦いの舞踊)
第二部
合奏「ゴンドマストゥティ」(古典曲)
合奏「スカルブランギ」(新作)
合奏「チャラン・ガントゥン〜コンジン・ミリン」(古典曲)
舞踊「ガンビラノム」(女性への愛を描く舞踊)


という2h30m越えの大ヴォリューム。
ジャワガムランの麗しい音色に脳波が滾々し、うとうとしながら気持ちええ~と聴き入りました。

舞踊も帯を使うのとか初めて知ったり、弓矢や剣の踊りや男装の女性の武将の踊りがあることを知れ、とっても良かったです。生で聴くと楽団の様々な地点から鳴っているのだと分かって愉しめますね。

何気に一番の収穫はガムランの演奏or舞踊を週1で1年間10万円で習えると知れたことかも。
ガムランの社会人講座、いつかやってみたい!

またガムランの楽曲は数字で出来ているとの説明の後、ワークショップで数字を挙げてつくられたオリジナル楽曲なんかも演奏され、非常に愉しい一日となりました◎

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# by wavesll | 2017-02-25 20:51 | Sound Gem | Comments(0)

Theme Of Premium Friday

DJ Kawasaki - Bright Like Light


羽田沖に街の灯が揺れた金曜の晩、いかがお過ごしでしょうか?
ちょっと空気が外れたバブリーな感覚でチャラ派手な、"華金"なんてのが蘇ったらそれはそれで楽しそう。みんながプレミアムフライデーの恩恵に預かれる世の中になったら一番いいなぁ。

ただプレミアムフライデー、月末最終金曜日のテーマ曲と言うと個人的にはコレかな。

Jeff Newmann And His Orchestra - Positive Force

# by wavesll | 2017-02-24 22:09 | 小ネタ | Comments(0)

Halo Orbit Japan Tour 2017 at 代官山Unit

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UnitにHalo OrbitのLIVEを観に行ってきました!

先ず前座のDE DE MOUSE + his drummerがすっごく良くて。

LITEの山本さんとの音は初端からバッキバキの打音!

そこからドボドボになって徐々にポーターロビンソン的な甘やかさが滲んでいって、そして前半ラストはツーバスの極限打音!

後半は2人ROVOみたいな宇宙の打音トランスからラスト、JPOP的な甘旨さとエクスペリメンタルな域のハイブリッドへ。とても良かったです。

そして転換の時にすぐ始まったのがSTUTS、何かこらえるような表情で手を軽く握ってMPCを叩くのが印象的でした。音もご機嫌で◎

そして愈々真打ち、Halo Orbit!!!!!!!

Halo Orbit - Halo Orbit


バッファロー・ドーターの辣腕ギタリスト、シュガー吉永と、マーズ・ヴォルタの凄腕ベーシスト、ホアン・アルデレッテ、そしてデヴィッド・ボウイの遺作『★』に参加して一躍世界中の注目を浴びた新世代ジャズ・ドラマーの若き旗手、マーク・ジュリアナによるコラボ・プロジェクト

3人とも凄かったけど特にホアン!あんなヘヴィで太くノイズなベース初めて聴いた!

またホアンのソロからシュガーがヴォーカルを加工しながら演った曲は今までで初めて聴く音像で昂奮しました。

3人ともソロ曲があったのですが、今夜壱ときめいた瞬間はやはりマークのドラムソロ!この人に自由に叩かせると魔術!

マークのドラムは昨年の1/4にコットンクラブでみて以来だったのですが、今夜エクスペリメンタルなロックとしてマークのドラムを聴けたのが嬉しくて。

さらに言えばかちっとした楽曲の時よりインプロヴィゼーションっぽい時やソロの時が本当にMagicを起こしてました。

ベースとドラムと凄絶さに比べるとギターの音の超絶尖端性は控え目な気もしてましたが、最後インプロのギターは凄く良くて、そこからアニメのVJと共にOne Of These Days (feat. Del The Funky Homosapien)で本編〆。

そしてアンコールはギターXベースXドラムスの最高のバンドアンサンブルでした!これみれたのは嬉しかったな~!感謝◎!
# by wavesll | 2017-02-24 00:57 | Sound Gem | Comments(0)

Egberto Gismonti +

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Don Quixote, de Egberto Gismonti e Geraldo Carneiro


Palhaço, Egberto Gismonti e Alexandre Andrés


Loro, Egberto Gismonti


伯剌西爾音楽の巨星、エグベルト・ジスモンチと、ミナス新世代の雄、アレシャンドリ・アンドレスFestival Meio de Campoでのコラボ映像、こんなのがあったとは。素晴らしい。

私は幸せなことに、ジスモンチを生で二度見る機会を授かっていて。
2013年3月の渋谷ヒカリエでの息子さんとの公演2016年4月の練馬でのナナ・ヴァスコンセロス追悼コンサート

双方、夢のようなひとときだったのですが人間の舌と言うのはどこまでも肥えるもので、二度目のライヴは初見の衝撃を超えることはなかったというところもあって。勿論、本当に神業で何度見ても天上へ連れてかれるのですが。

そんな時にこの動画をみて。Alexandre AndrésもCDを持っているくらい好きなので期待感はあったのですがここまでとは。惚れ直しました。このメンバーで来日してくれたら何を差し置いても馳せ参じたい(我侭なものです><w)

このMeio de Campoというフェスのアカウントは他にもライヴやインタヴュー動画を上げていて。

例えばこのHermeto Pascoal e Rafael Macedo - Forró da Gotaなんか素晴らしい。年始にWWW XでみたHelmeto Pascoal E Grupoのライヴの高揚が蘇りました。



さて、本記事の最後に載せたいのが"Egberto Gismonti +"ということで他アーティストによるGismontiのカヴァーで。
様々なGismonti楽曲のカヴァーの中でもこれはかなりいいかと。

Trio Madeira Brasil | Loro (Egberto Gismonti) | Instrumental Sesc Brasil


Loroのクラシックギター&マンドリンカヴァー。朝に聴くにはぴったりな穏やかで優しい陽光の音。こういう音をかけながら朝食食べたら最高そう。

今日はこれをかけて朝の快いひとときをトマト・スクランブルエッグでもつくって過ごそうかと想います◎
# by wavesll | 2017-02-23 05:25 | Sound Gem | Comments(0)

春日大社 千年の至宝展 & 東博常設展

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春日大社展@東博に日曜行ってきました。
すっごいヴォリューミーな展示で楽しめました。国宝の鎧が四つ揃い踏みはこの日までということもあり、開館丁度食らいに着くと行列が出来ていました。

その国宝の鎧四領。

黒韋威伊予札胴丸は質実剛健な美、黒韋威胴丸はUに十文字の角が美しかった。
赤糸威大鎧(梅鶯飾)はクリーム色で、クワガタの様なVの角が勇壮。肩掛けがアシメ、梅飾はクロノグラフの如し。兜の獅子の睨みが凄い!赤糸威大鎧(竹虎雀飾)は一番カッコ良く、レッド。角はU字の月の様。虎や雀がボタニカルな装飾に躍る。またしても肩掛けはアシメ。

この四領揃い踏みは壮観でした。

そしてもう一つの目玉が国宝・金地螺鈿毛抜形太刀。ゴールデンボタニカルソード。金の竹林に猫が雀を追う装飾。華麗の極み。

この他にもこの展覧会は武具を始めとした国宝がわんさかあって。

『沃懸地獅子文毛抜形太刀』のシンプルな小気味良さ。『金銅柏文兵庫鎖太刀』、でかい!長太い!『菊造腰刀』は切れ味良さげ。梅花皮腰刀』はエイ皮がカッコ良かった。

『本宮御料古神宝類 鏑矢』や『本宮御料古神宝類 細身鉄鉾』、『若宮御料古神宝類 蒔絵弓(松喰鶴千鳥文)』、金の矢尻の『若宮御料古神宝類 金銅尖矢』、『若宮御料古神宝類 平身鉄棒』なども。

ぶつぶつが魅力的な平安時代の黒剣、『本宮御料古神宝類 黒漆平文飾剣(柄白鮫)』&『本宮御料古神宝類 黒漆平文飾剣(柄銀打鮫)』など、こんなにも数多な武具が国宝として祭られているとは知りませんでした。

春日大社の神様は様々な姿で現れます。

まずは鹿。『鹿島立神影図』神鹿と翁、そして月などが描かれたファンタジックな掛け軸群。『春日神鹿御正体』は銅製の神鹿像、五輪が美しい。『金銅鹿像』にアラビアを、木彫りの『白鹿』に北欧を、『鹿図屏風』に琳派を感じました。

神鹿以外にも様々な形で現れます。『春日地蔵曼荼羅』や『春日文殊曼荼羅』はそのカタチ。『春日赤童子像』てのも。『地蔵菩薩立像』は後光輪や足元の蓮と雲も良かったし、『文殊菩薩騎獅像および侍者立像』は水戸黄門御一行の如し。『十一面観音菩薩立像』も良かった。

また『春日宮曼荼羅』というものがあると初めて知りました。春日大社の全景を空から描くことで曼荼羅となるというもの。『春日大明神像・住吉大明神像』はキャラ立ちしてました。『春日龍珠箱』龍神の水の伝説を描いたこの箱、サントリー美術館でもみたけれど、やはりいい。

そんな春日大社には芸能も奉納されます。

『競馬図屏風』、くらべうまというのか。舞楽面では勇壮な『皇仁庭』、ピエロのような『新鳥蘇』、ペルシャ人顔の『納曽利』、新羅を破った祝いの『散手』、鯉のように口をすぼめた『貴徳鯉口』、霊鳥の『崑崙八仙』、怪しい笑いの『地久』等どれも良かった。

『打毬楽装束』や『散手装束』、『林歌装束』では布でできた兜が良かった。能面では庶民の翁の『三光尉』、竜神の『黒髭』が。『若宮御料古神宝類 笙』や『伎楽鼓』、超巨大な『鼉太鼓』といった古代の楽器もありました。

その他も逸品ぞろいで、『本宮御料古神宝類 蒔絵筝』蒔絵と螺鈿が麗しく、黒地が茶に移ろう時の流れがより美しくする。『黒漆平文根古志形鏡台』榊の形の鏡台。『古神宝類 瑞花双鳳八稜鏡』は歪みが良かった。『亀甲蒔絵手箱』は亀甲をモノグラムのようにデザインしたセンスが抜群。

書類・巻物も数多くありましたが黒地に金の『博物館不空羂索神咒心経』も良かったし、『御堂関白記 寛弘元年上』を書いたのはなんと藤原道長!道長の字は大学生みたいな悪筆でしたw

『四方殿舎利厨子』はこの展覧会で特A級に気に入った芸術品!仏教のキャラ達が扉に描かれ、青、赤、緑に描かれた厨子の奥には鹿のレリーフが美しかった。

『春日神鹿舎利厨子』は水晶が綺麗でした。『鹿座仏舎利および外容器』の白鹿も良かったし『獅子座火焔宝珠形舎利厨子』の焔水晶も美しく、『春日宮曼荼羅彩絵舎利厨子』は愛染明王、不動明王、四天王が描かれた美のある厨子でした。

また『春日大社丈尺之記』という大工の設計図や『獅子・狛犬』も。『瑠璃灯籠』は写真も撮れたりと、本当に量・質の両面で大満足な展覧会でした◎

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そして帰りに常設展に寄っていいのをFotoってきました。

初代宮川香山 / 褐釉蟹貼付台付鉢
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葛飾北斎 / 信州諏訪湖水氷渡
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歌川広重 / 亀戸小室井梅園
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鳥橋斎栄里 / 梅窓美人図
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高円宮根付コレクションのイクラと幽霊の根付
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鬼面文鬼瓦
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黒糸威二枚胴具足
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沃懸地和歌浦蒔絵脇指
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この他に刀剣では写真NGだったけれど『金銅昼巻太刀』と『鰐皮包打刀』が良かった。

白糸威胴丸具足
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紅白梅図屏風
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織部扇形向付
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土方稲嶺 / 寿老・牡丹に猫・芙蓉に猫図
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最後にもう一度宮川香山の蟹を。いやー、春日大社展と常設展合わせて3hはいたと想います。大変楽しい一日でした◎
# by wavesll | 2017-02-20 20:41 | 展覧会 | Comments(0)

みたまに響く音 ーゆうき(オオルタイチ&YTAMO)インストアライヴat渋谷タワーレコード

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ゆうき / あたえられたもの (mv version)


渋谷タワレコにてゆうき(オオルタイチ&YTAMO)のインストアライヴをみてきました。
いっや~◎純粋な調べに心洗われるライヴでした◎

オオルタイチさんは最初Beshabyを始めとするソロの奇天烈音楽映像で知って、そこからウリチパン郡も大好きになって。

そんな経緯から最初ゆうきの音を聴いたときは”ほう…”と想ったのですが、実際に生で聞いてみるとオオルタイチさんとYTAMOさんの声や音の重なり、調べのチャレンジにとても感銘を受けて。

単純にいいライヴだったし魂というか“みたま”に響く音、なーんていったらふみカス的にヤバくなっちゃうかもしれないけれどwいやいや、とびきりな音の目茶目茶良いライヴでした。

なんとアンコールも演ってくれて小一時間のインストアライヴ!アルバムに入ってないというアンコールの歌も力強くて良かったなぁ。カツオさんの熱い音ライヴは毎回期待を裏切らないですね。素晴らしいライヴに感謝多謝!

1stフルアルバム『あたえられたもの』を引っ提げての二人の今後のLIVEの予定だと2/23(木)に恵比寿のBATICAでMikikiのイベントがあるそう。なんと前売りは1500円とのこと。この値段は破格だなぁ。興味がある方は是非是非◎
# by wavesll | 2017-02-19 18:04 | Sound Gem | Comments(0)

Altanative FolkとしてのFlamenco ―Silvia Perez Cruz

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Silvia Perez Cruz - Smile and run (Domus)


ディスクユニオンのTweetで知ったSilvia Pérez Cruz。
2000年代に頭角を現し、ハヴィエル・コリーナとの共演でも好評を博す。情感溢れる歌声でスペインの民衆を魅了する女性ヴォーカリスト
とのことですが、いわゆる”フラメンコ!!”といった激しい音ではなくて、チェンバーな質感に情念を香らせていて、大変気に入りました。

Silvia Perez Cruz - Domus (full album)


このアルバム『Domus』は彼女が主演した映画Cerca de tu casaのサントラに当たる盤だそう。

Youtubeを廻るとハンドパン奏者と組んだ楽曲があったり、オルタナ・フォークとしても聴ける素晴らしい音楽だと感じました。

"Luna" by Silvia Perez Cruz and Ravid Goldsmidtch


Silvia Perez Cruz & Ravid Goldschmidt - Niña


個人的には
Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE mid-10'sに放たれた越境する先端の音

中村佳穂 / リピー塔がたつ とんでもないピアノシンガー
といい、瑞々しい音像を歌う女性シンガーに2017年は出逢う年だなと感じていて。こうして"王道"がまた新しく磨かれていくのかな、とてもワクワクしています。

cf.
特集:ボーダレス化するジャズと世界の新世代アーティストたち(ディスクユニオン新宿ラテン・ブラジル館)

# by wavesll | 2017-02-18 19:46 | Sound Gem | Comments(0)

Quantic - Arthur Verocai - Jameszoo:地球儀的音楽コネクション

Quantic and His Combo Barbaro / Tradition in Transition


昨日のエントリ:Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE mid-10'sに放たれた越境する先端の音を書く際に高橋健太郎氏のライナーを参考にしたのですが、その中でコロムビアから新しい音楽が聴こえてくることは少ないという一文に"え?"となって。

確かに球数は少ないかもしれませんが、このQuanticが2009年に放った円盤は<コロンビア版Buena Vista Social Club>な弩級の一枚だろう!と。

中でもThe Dreaming Mind Pt 1など、夢蒸す南米の熱を浴びるような名曲だし、その後にOndatrópicaに繋がっていく流れも含め、コロンビアは音楽砂漠というより宝石が眠る地という表現に値すると想います。

そしてAmazonの『Tradition in Transition』のページをみていた際、気になる名前を発見しまして。

それが
エリス・レジーナの作品でプロデュースやアレンジ、ソングライティングなどを手掛けてたブラジル人アーティスト、Arthur Verocai(アルトゥール・ヴェロカイ
丁度先日に8年ぶりの新譜が出ていて名前を見かけたというのもあったのですが、その前にブレインフィーダーから出たJameszooのアルバム『Fool』に参加していて試聴していいなと想っていたのです。

Jameszoo - 'Flu feat. Arthur Verocai'(soundcloud)


この電子音ジャズにフィーチャーされる尖り方は格好いい。オランダのクラブ・ジャズという意味ではJazzinvadersにも繋がる高品位でマットな質感を感じます。

さて、その上でこうなるとArthur Verocai御大の代表作を聴いてみたいところ。で、Youtubeにやっぱりありました。

Arthur Verocai - Arthur Verocai (1972)


エクスペリメンタル・サイケデリック・フォーク。例えばPedro Santos / Krishnandaほど派手でなく、Paêbirú - Album Completo - Lula Côrtes e Zé Ramalhoほど闇のような沼ではない。けれどそのセンスの妙が存分に発揮されて、日常に輝照を与えてくれるような音でした。

コロンビアとオランダがブラジルを介して繋がる。さらに言えばQuanticことウィル・ホランドは英国人だし、ブレインフィーダーを主宰するFlying Lotusはファイナルファンタジーの音をサンプリングしたりする。正に地球儀を回転させるようなトランスナショナル且つ濃ゆい繋がりが音楽界にはありますね。

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その中でもArthur Verocaiというヴェテランが若手と絡むのがいいなあ平成28年のListening ExperienceでもDavid BowieがMark Guilianaと組んだりPaul SimonがClap! Clap!をフィーチャーするなんて流れがいいなぁと想い、年を重ねても尚先端を生き続ける巨匠達とそれとがっぷりよつする若手に心弾みました。

cf.
Arthur Verocai - No Voo Do Urubu (ele-king)

# by wavesll | 2017-02-17 20:58 | Sound Gem | Comments(0)

Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE mid-10'sに放たれた越境する先端の音

Isis Giraldo {aka.chiquita} / PADRE
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今年に入って渋谷UPLINKでみた七尾旅人/兵士A川崎チネチッタでみたMAD MAX 怒りのデス・ロード BLACK & CHROMEは格別な音楽体験だったのですが、双方元々は2015年のライヴ/作品だったという共通点がありました。

そしてこのイシス・ヒラルド女史の作品も、2015年に高橋健太郎氏がbandcampから見出したもの。mid-10'sの文化潮流は2015年に何かしらのブレイクスルーがあったのかもしれません。

このアルバムのとびきりさは一曲目「He Vivido」にも顕著に現れていますが、ジャズでありながらクラシックの声楽的な美しい響きがある處。

Egberto Gismontiを始めとして南米ではジャズとクラシックが混然一体となっている風土があります。

コロンビアの首都ボゴタで生まれ、10歳の時にカナダへ移住しArcade Fireも出たモントリオールのマギル大学へ入学したイシスさんにも越境的な感性が息づいているのだと感じました。

『PADRE』に収録されている歌の詩はイシスさんの父親によるものだそう。ラテン・アメリカの西班牙語の独特の侘しい美しさがあり、愛や自然、人生についての根源的なテーマが歌われていました。

このアルバムは冒頭のlink先でBandcamp音源として売られているのですが、2016年にJazz The New Chapterのレーベルから第一弾作品としてCDが発売されました(現地でもごく少数プレスはされていたそうです。)

JTNCや高橋さんということで実は少し気構えしながら聴いたのですが、茅乃舎の出汁のような旨みがあって寧ろ「よくぞこれをDigした!」と嬉しくなる音でした。

Antonio Loureiroとの同時代性や、このアルバム以後エレクトロへ行く感じなんか入江陽とも繋がる現代若手音楽家達の呼応を感じました。

少年少女の頃に『フィフス・エレメント』のコズミック・オペラに心躍らせた方も気に入りそうな先進的なJAZZ, お薦めです。

cf.
Quantic - Arthur Verocai - Jameszoo:地球儀的音楽コネクション

Altanative FolkとしてのFlamenco ―Silvia Perez Cruz
特集:ボーダレス化するジャズと世界の新世代アーティストたち(ディスクユニオン新宿ラテン・ブラジル館)
# by wavesll | 2017-02-16 05:04 | Sound Gem | Comments(0)

笑点だけじゃない、テツandトモ 顔芸動画

笑点




ルパン三世のテーマ(3:43~)


踊る大捜査線


あまちゃんのテーマ


あまちゃんなんかもやってたんですね。渡鬼とか古畑とか、どこかでやってないかなぁ。顔芸だけでDVD出してほしいw
# by wavesll | 2017-02-15 19:12 | 小ネタ | Comments(0)