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Brodka Live @ポーランド祭 東欧の風を感じるStrangeな真中音楽

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Brodka - Granda


Brodka - Up In The Hill (Official Video)


Monika Brodka 'Granda' Full Album


Brodka - męskie granie Żywiec 2017 (1080p)


六本木ヒルズで行われたポーランド祭2017へ行ってきました。
目当てはBrodka.

本名モニカ・ブロトゥカ。1987年2月7日生まれ。ポーランド南部の山沿いにあるジヴィェツ 出身。6歳からバイオリンを始め、音楽に興味を持つ。2003年にポーランド版のオーディション番組「アイドル」第3シーズンに出場し、優勝を勝ち取る。同年にアルバム『Album』 でデビュー。2004年に2ndアルバム『Moje Piosenki』、2010年に3rdアルバム『Granda』を リリース。ポーランドのグラミー賞に当たるフレデリック賞では、これまでに17部門ノミネート4部門受賞という輝かしい経歴を持つ。『Granda』では、ポップとポーランド山岳民族音楽をミックスさせるという斬新なアイデアで、ポーランド国内の既存のポップ・イメージを革新し、称賛を浴びた。2012年に、ロサンゼルスでレコーディングした全編英詞のEP『LAX』を発表後、アーティスト活動から遠ざかっていたが、2015年に新作のレコーディングをスタート。Play It Again Sam Recordsと契約し、2016年5月リリースの ニュー・アルバム『Clashes』をもって、満を持して世界デビューを果たした。

最初、坊主頭でブルージーだったりシンフォニックな音像が続き、ハードな人なのかなとも思ったのですがMCではキュートさが零れ落ちる方でした。

東欧の音楽の、日本や英米ともまた違った風様がありながらすっくと成立しているその真芯を撃ち抜きつつもストレンジな感じ、戸川純なんか好きな人に刺さったりするかもとも思って。

POPからROCK、そしてNEW WAVEへ自在に飛び移るパフォーマンス、愉しませて頂けました。

明日もヒルズでのポーランド祭にて14:00からと18:00からライヴがあるそう。ポーランド祭ではポーランドのお酒と料理が楽しめるほか、雑貨の販売などもあり、中々に良かったですよ。会場がアリーナでないのでこじんまりとしていて近くで観れていい。ポーランド人っぽい方々も沢山いました◎

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by wavesll | 2017-10-14 22:02 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

LUCERNE FESTIVAL ARK NOVA 移動式コンサートホールにて『カルメン』楽曲を聴く

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ミッドタウンで膨らまされた移動式音楽ホール、アーク・ノヴァにてルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ2017 in 東京ミッドタウン スペシャル・コンサートを聴いて来ました。

ラインホルト・フリードリッヒ(tp), 竹沢絵里子(p), アンドレア・レッチェル(fl)による主に『カルメン』からの演奏。

ピアノのボディを弾いたのが印象的でフルートが心地いいシチェドリン「アルベニス風に」、波状的なメロディのピアノソロだったモシュコフスキ「ビゼーのオペラ『カルメン』から ジプシーの歌」が良くて。ビゼー(プロト編)「カルメン幻想曲」もトランペットが心に残りました。以前飛行機で『カルメン』を聴いて一度直に聴いてみたかったので良かった◎

磯崎新とアニッシュ・カプーアによって創られたこのアート建築プロジェクト。その発端は311の際にルツェルン・フェスティバル総裁ミヒャエル・ヘフリガーが安否を気遣う電話をかけて下さったことから。今まで松島、仙台そして福島にてコンサートが開かれてきたそうです。

空調音が気になったり、客席に傾斜がないため見づらさは感じましたが、全体的にとてもアットホームな心づかいを感じて、この特別な空間でのコンサートを楽しむことができました。

このアーク・ノヴァ、最初は外国の人が創ったのではないかと言う位日本人離れしたデザインに感じていたので日本人建築家設計というのに驚いて。ただ改めてみると速水御舟『翠苔緑芝』『名樹散椿』にも通じる自然の抽象デザインをみてとれる気も。興味深いトポスでした。

アーク・ノヴァの一般公開はもう終わっているのですが、10/4まで東京ミッドタウンに設置され、コンサートが開かれます。当日券はそれぞれの公演の1h前から売り出されるとのことでした。
by wavesll | 2017-10-03 04:31 | 街角 | Trackback | Comments(0)

歌麿≪品川の月≫・≪吉原の花≫・≪深川の雪≫@岡田美術館, RockCorps, 異色肌ギャル#TOKYO道中

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強羅に。銀豆腐にてしゃくり豆腐。美味しい。
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箱根の朝。猫、緑茶。
この”箱根の森から”、甘くて美味くて。
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緑と白銀が入り交じった今の時季の仙石原も美しい。
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ここら辺のコンビニは焦茶で統一されていて。ローソンには第三新東京市コーナーもありました。
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そんなわけで朝一で箱根へ来た目的は岡田美術館で歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会―をみるためでした。
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喜多川歌麿の肉筆浮世絵の「雪月花」三部作、すなわち≪深川の雪≫、≪品川の月≫、≪吉原の花≫は日本から散逸していたのですが、≪深川の雪≫が発見されたことで、米国の美術館とコラボレーションし、3幅を同時に視る機会がこうして設けられたのです。

この内≪品川の月≫は門外不出とのことで高精細の複製画でしたが、≪吉原の花≫と≪深川の雪≫は本物。超大作の肉筆浮世絵に目を見張りました。

異なる時期に描かれたこの≪品川の月≫、≪吉原の花≫、≪深川の雪≫の遊女達。歌麿自身の画法の成熟も相まってそれぞれ若芽のような “走り”、咲誇る全盛の“旬”、円熟の“名残り”の女性の美を放っているように感じて。

そして実は岡田美術館、特筆すべきなのはこの特別展だけでない通常展示の素晴らしさで!
岡田さんが自分で”欲しい”と想ったのではないかと想わされる、”惹き”を持った作品たち!

特に1Fの中国・朝鮮の焼き物のコーナーのスウィートスポットを突いてくる感じがSTAR WARSのようなビッグバジェットで真正面から突き抜けた感があって。今回初めて意識して金の王朝時の焼き物を観ましたが、カラフルでいいですね。

日本美術も素晴らしくて。尾形乾山≪色絵竜田川文透彫反鉢≫や、横山大観、菱田春草、伊藤若冲、鏑木清隆、川合玉堂、速水御舟etc…もう錚々たるビッグネームの連なり。

ベストアルバム的な食い応えの重さがあった焼き物コレクションに対して企画展には打角の広がりも感じて。5Fの涅槃図に至るまで美の饗宴が其処に。

美術館の外には足湯が。そこから大壁画、福井江太郎≪風・刻≫がみられました。この超弩級の私設美術館、ART趣味の極み、2800円の入場料だったけど、期待に十二分に応えてくれる展覧会でした。これは箱根まで来る価値ありました。

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田むら銀かつ亭にて豆腐かつ煮。豆腐カツがこんなに美味いとは!豆腐と肉そぼろがカツレツされていて。豆腐は朝の銀豆腐を使ってるとのこと。強羅店は行列だそうですが小田原駅ビル店はさっと入れました。
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帰宅するとBS-TBSにてRockCorpsというフェスが流れていました。4時間のボランティアをすることで参画するフェス。アーティストもボランティアに参加するのがいいなと想いました。

福島や東京でのボランティアをみて、社会参画のいい入り口として素晴らしい取り組みだと想ったのですが、"ROCK"とつくなら"いい子ちゃん"よりちょっとワルい魅力があってもいいかもなとも想って。

そこにFifth Harmonyというヴォーカル・グループが出てきて。物凄くセクシーで。このフィフスハーモニーもボランティアに参加して。いい、こういう格好いい色気があるSTARがボランティアに参加するのは素晴らしい。

そしてそこから六本木アートナイトへ。目当ては異色肌ギャル
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蜷川実花プロデュースの"TOKYO道中"で、暗闇に綺羅綺羅と光る異色肌ギャル達が『攻殻機動隊』のダークな現代民謡な響きの中で妖艶にそしてPOPに魅力をかぐわせ現代の花魁と化していました。異色肌ギャルをモチーフとした浮世絵をみてみたい、miyakoさん等は笹紅色ボディともいえるし。

Twitterでみてみると義足の花魁の方や、小人症の花魁の方もいらしたみたいで、もっとちゃんとみれる位置だったらなぁ。各々の個性が原色・蛍光色が輝きを放つステージとなっていたのですね。闇に明滅する彩りは生命の燈。

女性の美のPOWERを滝のように浴びた一日となりました。
by wavesll | 2017-10-01 02:08 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

ジャコメッティ展 at 新美 ー魂を凝縮し削ぎ落された彫像群

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国立新美術館のジャコメッティ展をみてきました。

スイスに生まれ、パリにて才能を開花させた20世紀最大の彫刻家、ジャコメッティ。

見ているものを見えるようにつくると小さくなってしまった彼の彫像は、せめて1mの長さにしようと細長いフォルムになっています。

骨格と、肉と髪が、極限まで削ぎ落とした細長い人物彫像。卒塔婆のような、その人物の魂や人生が凝縮された静謐なる迫力。

彫刻は入れ換えなしだけど素描や絵画作品は前期後期があり、今日までの前期展示では画家だった父のコレクションらしき北斎の模写なんていう作品もありました。

彫像は人物がほぼ全てで、例外的に恐竜化石の生体展示のような『犬』と骨身になった魚のような『猫』がありました。

ただ、その他、エッチングや油絵なんかも展示してあって。その題材は人々のデッサンもありましたが、『真向かいの家』や『アレジア通り』などパリ街中や家の中、故郷スタンパの風景なんかも。ジャコメッティの流儀で街を造ったら、どうなるのだろう?

そのhintとして、群像シリーズがありました。思い思いに逍遥する『3人の歩く男のグループI』、異界の知的生命体のような『森、広場、7人の人物とひとつの頭部』、ヒトが金属植物のように伸びていく『林間の空地、広場、9人の人物』と。ジャコメッティの彫像は、空間を描くことは関係を描くことなのだなと。

ジャコメッティの初期はキュビズムやシュルレアリズムに傾倒していました。

オーソドックスな彫像ともいえる初期(1917年)の『シモン・ベラールの頭部』、キュビズムを立体でつくった『キュビズム的コンポジションー男』と『コンポジション』、『キューブ』

シンプルなフォルムの『見つめる頭部』『横たわる女』、アフリカに影響を受けたようなピカソ的な『カップル』、西アフリカから影響を受けた『女=スプーン』、ニューギニアに影響を受けた『鼻』は展覧会全体の中でも白眉でした。

そこから『小像(男)』、白い『裸婦小立像』といった小像の部へ。

さらに展覧会は女性立像の部へ進みます。髪が光輪のようで、まるで一本の剣のような『大きな像(女:レオーニ)』、髪や胸のコアが表現された『髪を高く束ねた女』、1952年頃の『女性立像』は青銅器時代のフォルムのよう。

そこから群像群を挟んで、モデルを前にした制作へ。『男の胸像』、弟を創った『ディエゴの胸像』『石碑I』の胸のゴリゴリした部分がまた魅力的で。

マーグ家との交流の部や『ヤナイハラの頭部』などの、阪大文学部の矢内原伊作との交流作のコーナーも素敵で。特に青のボールペンでフランス・オプセルヴァトゥール紙特別号に描いた『幾つかの頭部』、レ・レットル・フランセーズ紙に描いた『頭部、人物像など』、パリ=ジュール氏に描いた『4人の人物』などが非常に洒落ていて好きでした。

そしてとりわけ印象的だったのが9体の『ヴィネツィアの女』

キャプションに記憶に基づく制作とあったのですが、あまりにそれぞれ個性と人生が沸き上がる出色の彫像群で、近くのスタッフに聴いたところ、やはり特定のモデルを記憶に基づいて作ったとのこと。素晴らしかった。

そしてチェース・マンハッタン銀行に飾られるはずだったプロジェクト『女性立像』『頭部』『歩く男』は撮影可能で、それぞれ古代、近未来、現代を顕わしているような気がしました。

ジャコメッティの絵は同時代の詩人たちの挿絵になることも。
ジャック・デュパン『ハイタカ』など、詩のイメージを膨らますジャコメッティの絵の魅力があふれてました。

そして最後は『終わりなきパリ』。OKコンピューターのジャケットのような抽象的なパリの風景。やっぱりこの感覚を立体化する様な都市の彫像、みてみたかった。

吸い込まれるような、哲学性も感じるような展覧会。とても良かったです。
by wavesll | 2017-07-17 19:03 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

エレクトロニコス・ファンタスティコス体験会にてブラウン管ガムラン、扇風機ギターetcをPLAYした!

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"Ei WADA" performance show in the Ibaraki-ken north area Part1 ブラウン管ガムラン


"Ei WADA" performance show in the Ibaraki-ken north area Part2 ボーダーシャツァイザー


"Ei WADA" performance show in the Ibaraki-ken north area Part3 扇風琴


エレクトロニコス・ファンタスティコス! ~日立通電編~


六本木アーク森タワー、Tech Shopにて開かれたニコス体験会へ行ってきました!

このエレクトロニコス・ファンタスティコスOPEN REEL ENSEMBLEとしても活躍する和田永さんを中心とするメンバーが役割を終えた古い家電を楽器化(妖怪化)させることを目的としたプロジェクト。

KENPOKU芸術祭で知ってTwitterをフォローしていてニコス体験会を知ったのでした。

実際に会場にあったブラウン管ガムランやボーダーシャツァイアイザー、そして扇風琴。その仕組みも説明してもらえて。

ブラウン管ガムランは静電気を身体を通して流す(ホットタッチの原理)ことで音を出す仕組み。ブラウン管の縞模様の本数で音の高さが変わるとのこと。最初は足でピックアップを踏んでいたそうですが、最終的にコイルを巻いたピックアップを身体に触れさせることで音を鳴らす形に。

映像ではコイルが巻かれた撥でブラウン管TVを大太鼓として演奏するパフォーマンスもみれました。

実際に今回集まった数十人で手をつないでガムランの「通電の儀」を行ったのですが、面白いのが皆が片足を上げると音が大きくなること!足から地面へ流れてしまう分の電気が割り増しされるから。電気に身体性をもたらしたみたいでコンピューターの中のエレクトロミュージックで収まりきらないところがすっごく魅力的でした。

この「走査線の縞の本数で音の高低が変わる」ことから作られたのがボーダーシャツをビデオカメラで読み取って音を出すボーダーシャツァイザー。これ、実際にボーダーシャツ着て私も"演奏"したのですが、カメラに近づく離れることで音の高低が変わり、ボーダーを揺らすとヴィブラートが効いて面白かったです!

そして「ジミヘンが扇風機を弾いたらどうなるのだろう?」という発想からクリエイトされた扇風琴。

扇風機の羽に穴をあけて、裏から電球で照らし、外から光学センサーのピックをかざして、羽根で遮られたり穴を通ったりする光量の変化で音を出す仕組み。

何でも最初は4音だったのが、こうしたプレゼン会で知り合ったオジサンが仕事ほっぽり出す位に嵌って参加してくれて8音出せるようになったとか。やーばいw

和田さんがすっごいいいキャラしていて、さらにニコスの活動を通して集まって来る楽器製作者・演奏者の面子も濃ゆくて濃ゆくてw今回もハンドスピナーやコーヒーメイカーの楽器を持ってきている兵の方々がいらっしゃいました。またいい音なるんだこれがw

この扇風琴、実際に弾いてみると本当に「来るゥうううWRYYYYYYYYYYY!!!!!」といった感じにディストーションヴィブラートがバリガン効いて!すっげー弾いてて楽しかった!自分は音楽好きな癖に楽器全然出来ないのですが楽しくて仕方ない!"これ嵌るかも!"と想ってしまいました。

会ではニコスの卵として参加者からアイディアを聴く時間もあって。ブラウン管ガムラン、手で叩くしミャンマーのサインワインみたいに円形に配置しても面白いかも。あと黒電話のダイヤルを楽器化出来たら楽しそうだなぁ!

和田さんの現在の目標は<古電楽器の祭ばやしで踊る!『電磁盆踊り大会』を開催したい!>というもの!Nicos Orhest-Labとして楽器製作者、楽器演奏者、そしてクラウドファンディングも募集しているとのことでした。

<旧くなった家電を楽器にして妖怪化させる>ってコンセプト、トリニダード・トバゴでドラム缶から作られたスティールパンみたいでいいなぁと想って。

そんな”役割を終えた最大の家電”である東京タワーで開かれるという電磁盆踊り、めっさ興味出ました。エレクトロニコス・ファンタスティコス、今後も追いかけていきたいナイス・プロジェクトでした。

cf.
スライムシンセサイザーはゲルVersionのテルミンなポテンシャルを秘めるか

東京音大附属民族音楽研究所 2016年度ガムラン講座 発表会に行ってきた!
芸能山城組ケチャ祭り2015レポ
大浦天主堂と伸びていく日に捧ぐ、常在夏場な楽曲群
by wavesll | 2017-07-03 06:25 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

N.S.ハルシャ展 チャーミングな旅

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「ここに演説をしに来て」
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「1,000の手と空」
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「時間の蜜のまわりを走って」
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「私たちは来て、私たちは食べ、私たちは眠る」
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「ヴィシュヴァルーパーアーディ・ナーラーヤナ」
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「ネイションズ(国家)」
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「消費の連鎖の中で」
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「さかりがついて」
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「人間的な未来」
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「無題」
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「罪なき市民を探せ」
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「不条理な花ばな」
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「神がみの創造」
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「ここでは皆がむさぼり食う」
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「未来」
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N・S・ハルシャ、ジョーン・グラウンズ『夢見るバングル』
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「宇宙の小枝の向こうに消えた料理人」
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「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」
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「宇宙情報処理センターでの名優」
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「探し求める者たちの楽園」
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「乳搾りの道が唯一の道だ」
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「宇宙のマサラを探して」
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「ピーチクパーチク」
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「この世でモー」
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「未知を示してくれる人たちはいた、いまもいる、この先もいるだろう」
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「タマシャ」
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返される眼差し
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森美術館で開かれたN.S.ハルシャ展 チャーミングな旅へ行ってきました。

現代人を描いた曼陀羅万葉といった趣。無料のオーディオガイドは細野晴臣さん。解説によると曼陀羅というよりインドの彫刻の反復からインスピレーションを受けたとのことでした。

森美術館は22時まで開いているのがいいですね(火曜は17:00まで)。
一人プレフラきめることができました◎このあっさりしつつもおいしい南インドの絵画たちは生でみるとまた一味違ったものがありました。森美術館で明日まで。このチケットで展望台&マーベル展もみれる。夜景お薦めです。
by wavesll | 2017-06-10 06:33 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

Mucha展@新美 ヒトが形創る歴史、その中での美しさ、存在感

国立新美術館にミュシャ展を観に行きました。
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故郷チェコ語での発音はムハ。
パリで名声を得、チェコへ戻った彼が晩年の16年を掛けて描いた大作『スラヴ叙事詩』、そのヴォリューム、壮大さはキャパを越えました。スラヴ民族の神話、戦争、信仰、文化、迫害、理想が描かれていましたが、それら全て『人が形創る歴史』なのだと。人々の存在が胸に、目に響きました。優美な筆致で描かれる荘厳な民族史、恐れ入りました。

『原故郷のスラヴ民族 トゥーラニア族の鞭とゴート族の剣の間に』の点描の星空、会場に入ってまず目に広がりその大きさに「おおお…!」と声が洩れてしまった『ルヤーナ島でのスヴァントヴィート祭 神々が戦いにあるとき、救済は諸芸術の中にある』、そしてスラヴ民族の象徴としての少年が印象的な『スラヴ式典礼の導入 汝の母国語で主をたたえよ』、碧の光が麗しい『聖アトス山 正教会のヴァティカン』、そして『スラヴ民族の参加 スラヴ民族は人類のために』が好きでした。

ミュシャというとアールヌーヴォーの時代がPOPな魅力が著名で、この『スラヴ叙事詩』の筆致は発表の1920年代、キュビズムなどモダニズムの時代には「古い絵」と捉えられてしまった向きもあったようです。

事前に特集番組の映像を通してみた時はこちらを見据える厳しい目線にスラヴ民族の苦難をみましたが、生で見るとその柔らかな筆致が非常に美しかったのが印象的でした。

まるで草間彌生展 わが永遠の魂@新美での『連作「わが永遠の魂」』の巨大空間とザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900@三菱一号館美術館の優美な筆遣いが融合したかのような絵画鑑賞体験となり、今の私には新しい刺激として『スラヴ叙事詩』は感じました。

そして従来のアールヌーヴォーな作品もその後に展示してあって。ミュシャの代名詞『ジスモンダ』、『四つの花「カーネーション」「ユリ」「バラ」「アイリス」』、『四芸術「詩」「ダンス」「絵画」「音楽」』という擬人化作品の可愛らしさ、自由の女神のような頭飾りの『メディア』とその女性が身に着けていたものを立体化した『蛇のブレスレットと指輪』の水色も鮮やかでした。

複製作品でミュシャはデザインに関わっただけですが『1900年パリ万国博覧会「人類館」のデザイン案』の曲線的なパヴィリオンのヴィジュアルは魅力的で。そして『1900年万国博覧会「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ館」壁画の下絵』は『スラヴ叙事詩』のきっかけになった作品とのこと。

チェコへ戻ってもアールヌーヴォー的な女性のポスターをムハは描いていて。『ヒヤシンス姫』などもそう。ただ、フランスの女性のたおやかさより、意志の強さを感じさせる表情や丸顔な所がスラヴの女性を感じました。

ムハが手掛けたチェコの切手やコルナ紙幣のデザインなども展示してありました。

最後には習作も展示してあって、『スラヴ民族衣装を着た少女』が可愛かったです。

クライマックスはやはり冒頭の『スラヴ叙事詩』。この絵画にでてくる人物たちは実際に近所に住む人たちにポーズを取ってもらったということ。だからこそ『ヒトが造る歴史、その中での美しさや存在感』が響いていたと得心…!

神話、戦争、文明、宗教という大きな物語が意識されがちな『歴史』という事象ですが、それらは一人一人の人間が創るものである、そのムハのまなざしに深い叡智と情熱を感じる、胸からあふれる絵画体験でした。

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by wavesll | 2017-05-24 20:07 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)

菅原小春の舞踏 at TOKYO M.A.P.S

Quickstyle x Sinostage Opening Ceremony - Koharu Sugawara (Live performance)


GWの六本木ヒルズといえば毎年J-WAVEが開いているFREE LIVEイヴェント、TOKYO M.A.P.S。

今年の個人的な目玉はStevie Wonderとの共演CMからこちら八面六臂に魅了される菅原小春さん。彼女のダンスパフォーマンスがみたくて欅坂広場へ向かいました。

かなり良かった!3部構成で、第1部は表情も豊かにダンスの表現でベッドルームで目覚める様が。冒頭に映像を載せたコレオグラフィーの赤い衣装でヴァイオリンで女性3人で踊る第2部がとてつもなくカッコ良くて、男女2人ドラムで踊る第3部に“シンクロ、コンビネーション”の素晴らしさを。

漫画『昴』以来、ダンスの持つ意識の魔術的拡大を求め、シルヴィ・ギエムのボレロ 於 東京バレエ団創立50周年 祝祭ガラCompagnie Marie Chouinard 『春の祭典』そしてヤン・リーピンのシャングリラなど観てきたのですが、菅原小春さんのダンスはそれこそアートに持つ幼い頃の原初体験からぐんぐん大人へ進化していく様をみるような、プリミティヴで真っ直ぐな舞踏表現に昂りました。

ヒューマンビートボックスに振付を付けるのもカッコよかったし、あのドラムのコレオグラフィーをみるとMark GuilianaのDrum Soloを身体表現で魅せて欲しい、どっかの企業がCM企画出してくれんかなーとか妄想が拡がりましたw Nonverbalな體と音の炸裂は宇宙人にともコミュニケートできるような伝達表現。やー、いいものみれたなぁ。
by wavesll | 2017-05-07 04:14 | 舞台 | Trackback | Comments(0)

草間彌生展 わが永遠の魂@新美

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草間彌生展、ドチャクソヤバかった。くらくらした。富士山からの“21世紀の草間彌生”にガガガツーン喰らって。そして初期からの画のその情念、(男根を打ち出してるから敢えていうけど)女には敵わねえなあと。そして『天上よりの啓示』、こんな蠢く生命の構造体初めて見た。文句なし。お勧めです。

と直後にTweetしたのですが、これだけでも情熱は伝わるかも(笑)

新美に着くとなんと平日にしてチケット売り場に行列が。流石ミュシャ&草間は凄い。10分ほど並んでチケットを買えば中での並びはなかったです。

草間彌生展、最初の展示は『生命は限りもなく、宇宙に燃え上がっていく時』という富士山の絵画。これは浮世絵の原画で、その浮世絵展にも行っていたので感慨深かったです。ってかこんなにデカい原画だったのか…!

そして次の広間が一気に開けてドガーンと作品の焔がExplosionしている『連作「わが永遠の魂」』。これがもの凄い熱量。公式Webサイトに特設ページがあり、撮影可だったので後で写真載せますが、このグワワワワとくる炎のような熱源は現場で体感してこそだと想います。

私は
『星のすみか』『初恋』『人間達の営み』『行こう、空の彼方へ』『私に愛を与えて』『開花の季節に涙するわたし』『永遠の美』『恋は呼んでいる』『人間愛の果て』『悲しみの日々を超えて』『心のすべて』『空の一隅』『天空の祭り』『生きる喜び』『ふるさとへ帰りたい』『原爆の足跡』『宇宙の足跡』『祭りの中の群衆』『死が訪れた瞬間』
が好きでした。いや、全部で130点あるというヴォリュームで。水玉の連弾にはアボリジニのアートのような鮮烈なスピリチュアルを感じたのですがスタッフの方に聴くと特にアボリジニアートへの参照はないとのこと。彼女にとっては水玉はまさしく世界がそう捉えられるという表現。

さて、第二部に入ると白黒の線画でやはり水玉のぽつぽつがある人物画『(無題)』等の初期作品が。

繰り返される水玉は姿を変えてNY時代は「YAYOI KUSAMA」が羅列され貼られる『文字の集積』、「VIA AIR MAIL」が繰り返し貼られる『Airmail Stickers』、数々の顔写真のコラージュをアリの巣のような線がうねり貫く『顔の集積No.2』へと変幻していきます。

そして『The Man』という作品を始め男根がうにょうにょ生える作品が勃発。男根を顕わすであろう突起物の作品群をみていると、水玉というか斑点に関しても性的なモチーフなのかもしれないという想いに駆られました。

アボリジニの話でいうと、ウルルには女陰とされる部分があったりもして。ただどちらかというと水玉/斑点は性病の湿疹というか、鈴木其一の点苔のような自然から生まれる不気味な生命力を感じました。

『自己消滅』『自己消滅#2』ではポップアートのようなヌードを伴う作品をみせ、『Kusama's Self-Obliteration 草間の自己消滅』というビデオ作品ではハプニングというパフォーマンスアートの様子も。

また文学作品では"自殺"、"陰茎斬り"、"男娼"、"心中"、"精神病院"といったキーワードが並び此のおどろおどろしさが後に『連作「わが永遠の魂」』のような原色の明快さにネガポジ反転するのだなと。

そんなネガポジ反転の象徴がカボチャ。銀紫金の『南瓜』の輝きが素晴らしくPOPで。美術館の外にも巨大な『南瓜』がありました。

また『生命の輝きに満ちて』は1965年の『無限の鏡の間』にプロトタイプを持つ、電飾と鏡の無限空間作品。時空に放り出された気持ちになりました。

帰国後の作品1970-2000では蛾や蝶が飛び交う『自画像』や、『闇に埋れる我青春』、『みどり色の死』、『魂のをきどころ』、『暁の蕾』、『戦争の津波』、『無名戦士の墓』、『戦争』、『自殺した私』『水に映った蔭』といった一連の作品の陰鬱な情念に降参。草間彌生には敵わないし、女性の情念の前では男の陰鬱なんてなんと甘っちょろいものなのだろうと想わされました。

そして次の部屋がこの展覧会の最大の輝きで。

水玉の連関はネクストレヴェルへ行き、おたまじゃくしの『魂を燃やす閃光A.B.Q』、草間彌生流のエネルギッシュなボタニカル作品『一億年の星屑』、瀧のような、幹のようなモノクロ作品『よみがえる魂』、ちんぽこちんな突起物が可愛い無限に上下に伸びる梯子の『我ひとり逝く』に加え、『天上よりの啓示』、この蠢く赤、黄緑の小丸、草間彌生の作品からは常に生命の蠢動を感じますが、これほど生命力にあふれた絵画は稀有で、ほとんどありえないくらいのエナジーを感じました。これは生で見て欲しい。

最後の部屋では黄色と黒の触手・樹枝の『黄樹』、"実家の商売からだというけれど草間さんはカボチャに出逢えて良かったなぁ"と思わせる『かぼちゃ』、そしてその発展形『黄樹リビングルーム2017』も"草間彌生の世界に住む"といった感じで感銘を受けました。

さて、そうしてまた『連作「わが永遠の魂」』の間へ。写真撮りまくってしまいました。これ、ネタバレになってしまうかもしれないし、せっかく本物を観れるチャンスが今あるのだからこのインパクトは変に先入観なく現場で先に見て欲しいです。と、いうわけで、もう見たという方向けとして写真を載せます。

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会場外では観客が水玉のシールを貼って完成させる作品『オブリタレーションルーム』が。最後の最後まで楽しませてくれる素晴らしい展覧会でした。

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おまけ(5/9追記)
GINZA SIXの白赤南瓜、上から見るか、横から見るか、下から見るか
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by wavesll | 2017-04-14 17:42 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)

宇宙と芸術展 at 森美

宇宙と芸術展をみに六本木ヒルズ、森美術館に行ってきました。

このメインヴィジュアル、直にみると水墨画のような色味でそそられます。
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初端の北山善夫『この世界の全死者に捧ぐ』の黒白の宇宙の綺麗。『グヒヤサマージャ立体マンダラ』のレゴ感は砂曼陀羅がにょきにょき生えた様。『ヤマーンタカ・マンダラ』のZ旗の様な鮮やかな四色は見れてよかったものの一つ。『十二天像』は焔(閻)魔天と羅刹天がツラが良かった。『伏羲女媧図』に藤崎竜『封神演義』のが頭をよぎりました。

向山喜章『Sanmon GCC - yupotanjyu + nupotanje』は金剛界曼陀羅を大円に、小円を丸く配置し胎蔵界曼陀羅を顕すミニマリズムが佳い作品。北脇昇『竜安寺の石庭ベクトル構造』は空中から庭を眺める趣が面白い。

そしてめっけものが国友藤兵衛重恭の『月面観測図』『太陽黒点観測図』。理科的筆致が掛け軸に描かれているのがギャップがあって好い。国友の『反射望遠鏡 銘一貫斎眠龍能当』の複製も展示してありました。

王致遠『淳祐天文図』の宝貝盤古幡感。『天地明察』の渋川春海による『天文分野之図』も好。『竹取物語絵巻』に高畑勲『かぐや姫の物語』はこの筆捌を出そうとしたのではと。隕石で造られた岡吉国宗『流星刀』もありました。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ『アトランティコ手塙』も。本展覧会のみどころとなっているのが自然科学の名著の初版本。プトレマイオス『アルマゲスト』、ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』、アイザック・ニュートン『自然哲学の数学的原理(プリンピキア)』、ヨハネス・ケプラー『新天文学』、ニコラウス・コペルニクス『天球の回転について』、チャールズ・ダーウィン『種の起源』など。

本は情報こそ本体ですが、知識が焼き付けられた本物の物体はモノとしてのコレ性がありあました。
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宇宙観測用具も。伝エウスタキオ・ディヴィーニ『望遠鏡』のアナコンダの如き太さ大きさがインパクトありました。ジム&ローダ・モリス『ガリレオ望遠鏡』の複製は金紋が美しい筒。マンフレッド・セッターラ『プトレマイオス天球儀』や大野規行『渾天儀』から古代の星の運航を夢想。

宇宙に着想を得た平面美術。18世紀初頭のアンドレアス・セラリウス『セラリウスのキリスト教天球儀』に星座をみて、21世紀初頭のアンドレアス・グルスキー『カミオカンデ』にニュートリノをみました。右下に浮かぶ舟が失われた神殿のような風雅さが。

立体作品も。メビウスの輪がさらに捻じれたような森万里子『エキピロティック ストリング II』は超弦理論やプレーン宇宙論にインスピレーションを得たそう。ビョーン・ダーレム『ブラックホール(M-領域)』は多元宇宙がモチーフ。『プラネタリー・ツリー』には中東神術を想起。
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コンラッド・ショウクロス『タイムピース』は機械仕掛けの神を思わせる時を刻むメカニカルな作品。セミコンダクター『ブリリアント・ノイズ』は太陽の画像を元にした映像に電磁波を変換した音を響かす作品。
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杉本博司『石炭記』は太古の海のウミウリのジオラマを写した作品。数年前グルスキー展見た際も感じたのですが“写真のような絵”ならぬ“絵のような写真”が今面白い。
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ローラン・グロッソ『古の異邦人(エイリアン)』は国宝展でみた『仮面の女神』をもとにしている立像。この土偶のガチャ、持ってますw
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雑誌に描かれた宇宙人の想像の姿の展示。火星人、異星人教授、水星人、土星人、金星人、冥王星人、海王星人、木星の衛星カリスト星人、木星の衛星ガニメデ星人、宇宙戦争の表紙。
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今回の展示の一番の話題作『常陸国鹿島郡京舎ヶ濱漂流船のかわら版ずり』『うつろ舟の蛮女』『小笠原越中守知行所着舟』。江戸の昔のUFO騒ぎ、銀魂感ある世界観。実録か東スポ的フォークロアか!?
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パトリシア・ピッチニーニ『ザ・ルーキー』はヘンテコな生物。オッサンな顔がツボ。ヴァンサン・フルニエ『ロボット・クラゲ・ドローン(キアネア・マキナ)』のサイバネティックな宇宙船感や良し。
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空山基『セクシーロボット』!これをみにきた◎
金属の艶。エアロスミスの"Jaded"世代には堪らないものがあります。
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ヴァンサン・フルニエ『火星砂漠研究基地 #11、火星教会、サン・ラファエル・スウェル、ユタ州、アメリカ、2008年』のポール・オースター『ムーン・パレス』感。
『ソコルKV2宇宙服、ソユーズ・ロケットのカズベック・シート、倉庫、ロンドン、イギリス、2009年』の揺り籠感。
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これがみれるとは!
『アポロ11号任務記録(月着陸交信記録)』
“これは人間にとっては小さな一歩だが, 人類にとっては大きな飛躍である”
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ロケット理論開発、宇宙旅行の父、コンスタンチン・ツィオルコフスキーの手塙
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トム・サックス『ザ・クローラー』はチャレンジャー号の模型。野村仁『“moon'score:ISS Commander - Listening to it on Mars, now.』は月のクレーターを音符に変換した音楽と写真の作品。
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ネリ・オックスマン『カマール:月を彷徨う人』(橙)と『ズハル:土星を彷徨う人』(黄緑)
未来の宇宙服とか、そんな感じのプレゼンテーションでした。
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サーチ/クラウズ・アオ『マーズ・アイス・ハウス』。NASAの火星住居コンペで賞獲ったものだとか。
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チームラボ『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく-Light in Space』
これも目玉でしょう。かなーり楽しくて計4回みたw!床と壁4面がスクリーンだから三半規管揺らすアトラクション!Real VR.こうなると天井もやってほしくなる。こんな映像体験でROVOを聴いたら気絶するかもw!ROVOもBjorkみたいなVR作品創って欲しい!


やー、かなり楽しかったです、宇宙と芸術展。
ポップさと知的刺激と現代美術性が鼎立していました。
科学と美術の関わりだけでなく、例えば音楽が音量によって体験そのものが変わるように、チームラボの展示のような空間に入り込む作品や世界史的初版本の持つモノの魅力によって、質的体験の認識宇宙が高められた気がしました。これで1600円なら満足満足~(←室井滋の声で。)。この隕鉄製の稀少な日本刀《流星刀》を、ファイナルファンタジー等のキャラクターデザインを手掛けた天野喜孝氏が擬人化し、描き下ろしたビジュアルを11/23(水・祝)より森美術館内にて特別公開するそうですよ。お薦めです★

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cf.
野尻抱影 『星と伝説』

世界が死んだ後、人はオルタナティヴな世界を生きられるのか -杉本博司 ロスト・ヒューマン展をみて
by wavesll | 2016-11-16 23:33 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)