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池田学 ≪誕生≫ at ミズマアートギャラリー

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ミズマアートギャラリーに池田学の展示を観に行きました。

屋久杉のように逞しく成長する花樹。根元には波濤が押し寄せ、街の残骸がその木肌に絡まっています。破壊された街の欠片には48という看板や、アンコール・トムのような大仏頭なども。

登山のように巨木を歩む人々の姿も確認でき、咲き誇る華花に鳥たちは飛翔し、枝にかかるオーロラ?には魚が泳いで。しかし動物は全て白で描かれ、無機物と植物のみ色を持つ。

その可憐であると共に巨魁なうつくしさは、幽体が大樹の世界で遊ぶように見えて。解説を読むと、やはり311がきっかけとなって画かれた絵画だそうです。

カタストロフィの後でも地球はあり続ける。そして、それはあまりに美しい。そんな光の景色が顕れていました。

市ヶ谷・ミズマアートギャラリーでの展示は9日まで。そして9/27~10/9まで日本橋高島屋での展示は佐賀や金沢と同じく100点超の展覧会となるそうです。

cf.
池田学が明かす、桁外れな緻密さと圧倒的スケールで描く制作の裏側(CINRA.NET)

by wavesll | 2017-09-07 20:11 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

エレファントノイズカシマシ live at 法政大学

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致死量いくかという音裂。彼らは“最大の刺激音”を目指してる気がした。"最高の麻薬文"を目指し快楽をむさぼり肉体の限界に怖じ気づいた昔の己を想いだした。

ノイカシは遥かに上級だ。ビニールテープで結界を張り、日常のノイズでのフィールドレコーディングな導入をする。コンビニ入場音は異界へのエントリーを顕わしたか。ヴィヴィアンなどの服装も伝導率を上げていて。如何に自分の衝動を魅せるかよくよく練られているように感じた。

個人的には音楽におけるノイズは料理における辛味と相似して。辛味は厳密には味でなく痛みで。別のベクトルとして立体性をもたらす存在。この日のライヴは法政大学のPAの爆音もあり生硬な狂気はガツンと来た。トランペットのノイズとグロウル、缶での共鳴、野曝しの魂。

ノイズの轟きが時に瞑想的な静寂をもたらすのは赤子がTVの砂嵐を聴くと泣きやむことの漸近かもしれない。何でも子宮の音に近いと聴いた。我々はノイズの中で生まれ落ちた。

私自身、ここ数年フィールドレコーディングとノイズへ嵌っていて個人的には第二期に入っていて。ともすれば白灰黒で単調に塗りつぶされるようなこれらの音裂の中に様々なグラデーションのビート、グルーヴを感じて。そこでいうとノイカシの音裂には全体的にアンビエントな長さとR'N'Rを色濃く感じた。

ロックがポップに回収された今、ヒリヒリする様な音、ワルみを求めるとこの音になるのかもしれない。死地すれすれなロックなツラの熱情、そしてダンス。最上に危険だ。好いバンドサウンドに溺れた。

写真はギグの後の光景。

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ヘンミモリ『メタモルフォシスと飽和』に於けるエレファントノイズカシマシとのライヴペインティング@Buena
Godspeed You! Black Emperor's live at Shibuya DUO MUSIC EXCHANGE
七尾旅人/兵士A at 渋谷UPLINK 国家総力戦の苛烈とシンプルな私人の想い
MAD MAX 怒りのデス・ロード BLACK & CHROME at 川崎チネチッタ LIVE ZOUND
レディメイドな採音、日常音のサンプリング iPhone着信音RAPとPACHINKO MACHINE MUSIC
shotahirama + Masashi Okamoto live at 渋谷タワーレコード
nausea 3 - shotahirama chris watson Highrise -
Noisy 3 - 花電車, Jerzy Skolimowski / The Shout, Ametsub & shotahirama play @渋谷タワレコ
Phantasmagoria@代官山Unitで腰が砕けるほどのノイズ体験
Arto Lindsay live at WWW X
by wavesll | 2017-07-02 06:09 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

十月最終日 死者の日 in 日本@セルバンテス文化センターで心温まる

みなさん、ハロウィーンお疲れ様でした。
自分もハロウィンパーティーに仮装で参加したり、その足で渋谷へ行ってみたりしたのですが、昨日一番心温まる体験となったのは、市ヶ谷のセルバンテス文化センターで、在日メキシコ人協会のみんさんが行った『死者の日 in日本』というイベントでした。

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死者の日(Día de Muertos)というのは、メヒコに於いて先コロンブス期から行われていた祖先信仰と、キリスト教の聖人の日が融合し、10/31、11/1、11/2に行われる、日本でいう所のお盆のような祭日らしいです。

会場にも、オフレンダと呼ばれる祭壇が飾られていました。髑髏は砂糖製だそうです。
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また死者の日のキャラクター、"ラ・カトリーナ"と呼ばれる骸骨貴婦人をテーマにした写真が展示されており、髑髏の百花繚乱というか、非常にこれが良かった。この写真を撮った3人の写真家たちもいらっしゃっていて、特に入墨が刺激的な美人さんに拙いスペ語で Yo gusta ellos fotosとか言ってみましたwマトリックスのトリニティみたいな美人さんだったなぁ◎

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その後、OPの後にアルフォンソ・ガルドゥニヨ・アルサベ教授による、メキシコで信仰されている死後の世界、ミクトランについての解説がありました。
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ミクトランは何層にもわかれており、日本でいう地獄と似ていますが、もっと自然を感じさせるものでした。最初は美しい川が流れるところから始まり、どんどん自然条件が厳しくなってナイフのような風が吹きすさぶ層や、飢えた獣が跋扈する層もありますが、最後には永久の休息の地に辿り着けるという説明がありました。とはいっても解説は全てスペ語だったので、展示のパネルを見ての理解でしたがwと、いうかこのイベント、参加者の半分以上メキシコ人っぽい人たちで、なかなかにディープな処に来てしまったなとwkwkさせられましたw

その後、長谷川ルミさんとオマル・リオスさんによるメキシコ伝統舞踊が。
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戦士に扮したオマルさんが脚につけていた木製の楽器、いつかWWWでみたマリアナ・バラフさんもつけてたなぁ、あっちではメジャーな楽器なのかも。このイベント、けたたましさがなく落ち着いていて、派手さはないけどいい感じ。会場にはラ・カトリーナに扮した婦人もいらっしゃいました。
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この後会場では子供たちの為の紙飾り作りやイベントがあるとのこと。私は友人と合流するため一旦半蔵門駅へ歩きました。ここら辺、市ヶ谷や麹町、半蔵門なんかは徒歩圏の位置関係なのですね。フレッシュネスバーガーで昼食べたら飴ちゃん貰えましたw

さて、再びセルバンテス文化センターに戻り、テキーラでカンパイ。挨拶にMAZDAの人が出てきて、酒の席に車メーカーとは何故w?と想ったのですが、MAZDAの工場がグアナファトにできたそうでその繋がりだそう。最近のMAZDAデザインはかなり好きなので、こんな繋がりも嬉しいですね。死者の日にアフラ・マズダが訊ねに来た、なんてねw

その後、短編CGアニメを鑑賞した後で、マヌエル・アビレスさんによるラ・カトリーナの起源と解説がありました。
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ラ・カトリーナは20世紀初頭に漫画かであり映画監督だったホセ・グアダルーペ・ポサダに作られ、それを1947年に画家ディエゴ・リベラがリバイバルし、世に広まったそう。(ちょっとここら辺うろ覚えですが)。この後アニメがあったのですが、我々はここで会場を後にしました。

ポサダが描き、ディエゴがリヴァイヴァルし、そして今こうしてアートフォトが撮られている。この感じがちょっと琳派を感じました。
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これなんか東村アキ子が描きそうな感じですねw
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セルバンテス文化センターを後にした後、神保町で本屋巡りをして、銀座で海老名の発泡SAKEを飲み、大阪のアンテナショップでごぶごぶ見ながらたこ焼き食べて、新橋でランボルギーニの大群に遭い、ハロウィンパーティーという名の異業種交流会に隅っこ族として参加し、Shibuyaへ。

どんどん祭りがインフレーションしていった十月最終日でしたが、一番精神性と温かみがあった、死者の日in日本が、いいホームパーティに参加できたようでとても良かったです。去年の渋谷ハロウィンは結構楽しかった思い出がありましたが、こんな混んでは楽しむも楽しまないもないなぁ、来年は渋谷にはいかず、川崎や池袋に行くかもしれません。個人的には十月最終日の先端には死者の日を推しますね。ちょっと変わった神無月を過ごしたい方には、是非。11/2gが死者の日の本祭でメキシコ大使館でイベントがあるそうなのでお薦めです^^

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by wavesll | 2015-11-01 15:41 | 小ネタ | Trackback | Comments(0)