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Emir Kusturica & The No Smoking Orchestra Live in Buenos Aires X Pale Ales 第105回酒と小皿と音楽婚礼

Emir Kusturica & The No Smoking Orchestra Live In Buenos Aires 2005.avi


最高に愉しいバルカン・サウンドを聴かせてくれるのはエミール・クストリッツァ / アンダーグラウンド - ユーゴスラビア民族叙事詩でも取り上げたクストリッツア率いるノー・スモーキング・オーケストラ!

実は9/2に9年ぶりの来日公演がZepp Tokyoであって、泣く泣く諦めたのですが、今朝未明に聴いたら最高すぎて!これね、真夜中の空間で聴くとトベますよ。

c0002171_16181061.jpgで、昼間にトボウとペールエールでドーピングしてみましたw最近はペールエールやIPAじゃないとビールの馨しさが感ぜられなくてw

Tiny Rabel Caliが今回飲んだ3本の中ではイチバンだったかな。(残りの2本はGO WEST! IPAとMazama Bremina)

このライヴ自体単独でも存分にトベルので、序盤は音で飛んで、ちょっと勢いが落ち着いた終盤でペールエールを加油して終盤でまたトブのが一番のお薦め。

「ウンザ!ウンザ!」とか「黒猫、白猫」とか、エミール・クストリッツァの映画を知ってると楽しみが倍増すると想います。『アンダーグラウンド』、mjd傑作でした!

欧州のトラディショナルな土の匂いのする響き、秋の豊饒さ、馨しさが華やぐ熱っぽいZoundに夢見心地になりました。

こーれほんとに生で味わったら最ッ高の奴じゃないか!ベッドルームで情熱と楽しさが炸裂!次にもしも来日があれば、是が非でも馳せ参じたいです★
by wavesll | 2017-09-03 16:25 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?

forever friends | REMEDIOS

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DAOKO × 米津玄師『打上花火』も話題のアニメ映画、『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』のオリジナル実写、今までそのキャッチーな題名は良く聴いていたのですが、いざTSUTAYAで借りてみて50分のTVドラマだったと知りました。

夏休みの或る花火の日、少女と少年の思春期の儚い一日が描かれていました。

同級生のはずの奥菜恵と山崎裕太、そして少年グループの役者間には年齢差も感じさせられましたが、映像効果も相まって、御伽噺的な抒情性の強い物語となっていました。

あの年頃は女の子の方が精神年齢が高くて恋愛を意識する一方、小学生の少年は男同士でつるむ方が楽しかったり恋愛なんて恥ずかしいと想っていたなぁとか、1993年発表のドラマ内ではスーファミのスーパーマリオが遊ばれていたり、丁度自分と同世代でノスタルジーに襲われて。

敢えて言えばインターネットに汚染されていなかった頃の少年少女の世界。例えば「花火は横から見たら丸く見えるか平べったくみえるか」なんか今は検索すればすぐわかってしまいます。

さらに大きいのは、昔は少年・少女だけの世界があったけれども、今はネットで”大人”にすぐ触れてしまう。それも罵詈雑言や大人の汚い所にも。

勿論、今の子どもたちならではの、例えばYoutuberみたいな世界が今もあることは分かっていても、三十路としてはついつい”あの頃、良かったなー”と想ってしまうなぁと。

”少年の目からみた少女”があまりに鮮やかに描かれていて、今の視点からすれば”この少女の描き方はあまりに男のファンタジーに過ぎるな”と想ったり。勿論現実にこういう神秘的な女の子もいるかもしれないけれど、”こんな少女妄想じゃねか”とw

そして、男は異性と付き合うことでしか精神的に成長できない領域があるなぁと。女の人のライフサイズな強さ、弱さを知ってからみた感想は多分小学生の時にこのドラマを観ても想えなかっただろうと思います。

物語のエモーショナルな鮮やかさ。時を経てまた新たな輝きを放つFantasicな名作でした。50分のドラマでちょっと時間余る位のボリュームの物語をアニメで90分でどう調理したのか気になります。

またいつかの8月にレンタルして観てみようと思います。8/31のロスタイムに夏休みの残り香を嗅ぎました。
by wavesll | 2017-09-01 01:34 | 映画 | Trackback | Comments(0)

山村浩二 『右目と左目でみる夢』@渋谷ユーロスペース

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山村浩二 右目と左目でみる夢 “怪物学抄” 予告編


山村浩二 右目と左目でみる夢 “サティの「パラード」"予告編


数々の映画賞を総なめにした『頭山』で著名な山村浩二さんのアートアニメ短編集、『右目と左目でみる夢』を渋谷ユーロスペースでみてきました。

終映後真っ先な感想は”あー楽しかった!”

アートスタイルが埋没的でないから多様なヴァリエーションでも一貫性があって、それでいてきっちり“楽しい”のがいい。高尚だけど退屈なのとは違ってエンタメとしての分かり易さの匙加減がハオでした。

予告編が公開されている『怪物学抄』や『サティの「パラード」』もそうですが、音楽にも感性を感じるのが好い。ジブリなんかもそうですが、名作には名曲がありますから。

そして勿論映像が素晴らしい。アニメって実写と違って描いたものしか写らなくて。だから抽象表現でも面白味の意図が出やすくて、そこで如何に偶然的なファンタジーを達成するかが腕の見せ所なのでしょう。

石川九楊氏が『書は筆遣いの軌跡、書する姿が立ち上がる』と映像的な楽しみを話してくださっていたけれど、山村さんのアニメはまさに筆のアニマというか、描書の姿が立ち昇る感覚で。

線と線の"間"が絶妙。短編には古事記や俵屋宗達などを題材としたものも。温故知新というか、本当にユニバーサルな価値は時の流れに淘汰され残ったものに在るのかもしれません。

盆の時期、私には認知症の祖母がいるのですが、祖母の妹であるおばさんが昨年亡くなってしまって。眠る祖母を訪ねると、目を開けて「今妹と話しているから」。心霊といいますが、霊魂というのは心の現象として実在しているのではないかと想ったり。私も昔の知己が夢見に出ることがあります。

imaginationが, REMの事象としてでなく、目が覚めている状態でめくるめく映像体験。真っ暗な劇場は現と夢の間にある空間なのかもしれません。

すっくと立ったARTとしてのフィルムを大変愉しく拝見しました。
by wavesll | 2017-08-14 17:33 | 映画 | Trackback | Comments(0)

『Particle Fever』”神の粒子”の意味を伝える、ニュースの裏の真実を映したドキュメンタリー・フィルム

PARTICLE FEVER - Official Trailer (2014) HD


BSプレミアムで放送されたのをHDに録っておいてみなかったままだった映画『パーティクル・フィーバー』を漸く観ました。

ヒッグス粒子を確認したCERN(欧州原子核研究機構)のLHC(大型ハドロン衝突型加速器)での実験を通した数年に渡るドキュメンタリー。

コメンタリーによると、この映画を企画したのはCERNの科学者で、だからこそ完全協力によってその内幕が赤裸々に映されていました。

ともすれば変人、あるいはお堅い白衣の人々と想われがちな科学者。この映画ではCERNの人達が人間臭く、そして遊び心を持ちながら、しかし真摯にこのプロジェクトにチャレンジする姿が描かれていました。

ヒッグス粒子が発見されて、ノーベル賞を獲得したというニュースはみていたけれども、こうしてそれに関わった人々の姿を知ると、ただのニュースが実際的な物語として伝わります。

そして、人間ドラマというだけでなく、ヒッグス粒子発見がいかに人間の歴史の中で位置づけられるかの「意味」が描かれていたのが大きくて。

この世界を成り立たせる素粒子。まだ未発見の素粒子の中で存在が予見されていたヒッグス粒子が実在することを証明できたことは勿論それだけで偉大な業績なのですが、実はヒッグス粒子の「重さ」が重要で。

と、いうのも物理学者の中で、この宇宙の成り立ちについて、2つの大きな視座が近年唱えられていて、どちらが正しいかがヒッグス粒子の質量によって示されるだろう、ということがあったのです。

一つは「この世界は超対称性によって美しくデザインされている」という視座。これは重力、電磁力、弱い力、強い力の統一理論にもつながる物理学者が追い求める、「世界は何故こうなっているかにはワケがある、それを解き明かしたい」という視座。

もう一つは「宇宙自体が無数にあって、こうしたマルチバースの中で、この宇宙はたまたま成り立ったものにすぎない」という視座。これは宇宙定数の不可解さからも予測されるところですが、完全な偶然、完全なカオスを認めなければならないことになる視座です。

ホモ・サピエンスという種が宗教という大きな物語を得たのは太古の昔ですが、ニーチェが「神は死んだ」といってから数百年、今心の底から信じられる大きな物語は"科学"であろうと私は思います。

人間の愚かさは数千年前から大して変わらなくても、科学は進んできた。そして宇宙を解明してきました。それは云わば神の御業を解き明かしてきた軌跡ではないか、私はそう想うのです。

神は自然を美しく創ったはずである、こうした予見は多くの物理学者に通ずるドグマだと思います。しかし、もしマルチバースだとしたら、この宇宙は偶然こうなったにすぎず、幾らでも他の宇宙は成り立ち、物理法則ですら”絶対的なもの”ではなくなる。そしてヒッグス粒子の実験は、この試みを左右する実験だったのです。

ヒッグス粒子が115GeV(GeV=ギガ電子ボルト)だったら超対称性理論で予測されていた数値、逆に140GeVだったらマルチバース理論が予測する数値。

HLCでの実験で得られたデータ分析から、当初「140GeVの結果が出ている」との報が洩れ聴こえてきました。しかし段々データが集まってくるとそれは有意な結論ではないと判明してきて。

そして、いよいよ実験報告の場。そこで明らかにされたヒッグス粒子の質量は約125GeVとのことでした。"自然"は超対称性とマルチバース、どちらの道も明確には示さなかった。科学の徒の径は、いまだ未知の荒野を進んで行く。

LHCでの実験で、一度大規模な破損が出たり、人生をこれにかけたポスドク、また自分の人生を丸ごと捧げた理論が正しいかどうかが審判が下される教授たち、これらのドラマ、さらに上に述べたような宇宙全体の真理、人類存在の意味すらがこの"神の粒子"の実験にかかっていたとは…!全然知らなかった!

報道メディアは賤業というか、無関係者への見世物として心のない"客観的なニュース情報"を日々届けます。それは毎日毎日新しい情報を矢継ぎ早に出さなくてはいけない”News(新聞)”が抱える構造的な問題でもあります。しかしその数分のニュースの内実にはこんなにも重要なドラマがある。

それをこうして半ばインサイダーから届けられるドキュメンタリーが補完するのは素晴らしいなと想いました。アーカイヴとして意識した”作品”であることも大きくて。

これを流したBSプレミアムでは、副音声として東京大学数物連携宇宙研究機構の機構長の村山斉先生と東大物理同期のNHKプロデューサー井手真也の解説があって。"放送"でありながら録画(アーカイヴ化)を前提としたつくりは、ネットでオンデマンド配信もしているNHKならでは。

この映画は、現在はNHKでは配信されていませんが、Netflixで「粒子への熱い想い」というタイトルで配信されるようになったそうです。私はNetflixは契約していないので確認はしていないのですが、もし良ければ。

また英語のリスニングが出来る方はYoutubeにフィルムがまるまる上がっているので、是非是非どうぞ◎

Particle Fever (Documentary Filmz 2013)

by wavesll | 2017-08-10 21:28 | 映画 | Trackback | Comments(0)

Hans Zimmer Live at Coachella2017にみるフェスでの劇伴音楽奏演のエクスクルーシヴな可能性

Hans Zimmer - Inception - Live at Coachella 2017 Sunday, April 16th


Hans Zimmer - Pirates - Live at Coachella 2017 Sunday, April 16th


Hans Zimmer - Lion King // Coachella 2017 Weekend 1


Hans zimmer live at coachella 2017 music from the gladiator


Hans Zimmer - The Dark Knight - Live at Coachella 2017 Sunday, April 16th


Youtubeで放送されたCoachella2017、3日間とも早起き・夜更かし・寝落ちしながら愉しみました。

巻き戻しが可能だったため、初日のThe Lemon Twigs, Bonobo, Samphaのどれも好演を楽しめたし、Mac Demarco、Grass Animals辺りはこのライヴで好きになって。

ただどうにも時代の波とあってない人間なのかThe XXとBon Iver、Kendrick Lamar、Keytranadaも良さは分かるんだけどGrouploveLocal Natives、そしてかなりの掘り出し物だったJack Garrattなんかが良くて。Future Islandのおっちゃんは最高だったし、自分はロックが好きなんだなぁと。けれどもLady Gagaはチト古く感じて。逆にNew Orderの方が良かったり。

スムースエレクトロとでもいえばいいのかアレ系は若干食傷気味だったのですが、Francis and The Lightsは初日のベストアクトクラスに良かったし、exEDMのPorter Robinson & Madeonは琴線に触れました。

しかしそれらを素っ飛ばす断然トップに良かったのがHans Zimmer!!!!
上に掲載した『インセプション』の出だしでインディクラシカルをBeyondしたSteve Reich『Tehillim』並みのクラシカル・ミクスチャーをガツンと鳴らし、そこからの『パイレーツオブカリビアン』のチェロのお姉さんの熱演!更には『ライオンキング』の生歌!これにはテンション昂!

そしてあれよあれよという間にファレルまで出てきて反則技的な豪華さ!最後はハンス爺自らピアノも。素晴らしすぎたライヴでした。このライヴを観たという人とはゆくゆくまで美味い酒が飲めそう◎

映画音楽畑の人がフェスに参加するというのはスペシャルな感覚がありました。日本でもフジロックやTaico、RSR、荒吐等が川井憲次とか鷲津詩郎光田康典植松伸夫辺りをオーケストラ・セットで招いても面白い。一番可能性がありそうなのは東京JAZZだけど、ロックフェスの時空間でみてみたいなー。

映画音楽自体にも最近面白味を感じていて。劇伴という制約が寧ろ音楽の創造性を上げていて。以前DOMMUNEでエンニオ・モリコーネ特集とかやっていたけれど映画音楽縛りのクラブイヴェントとかあったら是非行ってみたいし、ハンス・ジマーが来日公演やるときは絶対馳せ参じたいなと想った次第でした。

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cf.
◆長谷川等伯『松林図屏風』X Silence (Original Motion Picture Soundtrack) 第27回音の貝合わせ

◆霧中行 American Beauty Original Soundtrack by Thomas Newman
◆『新幹線大爆破』 劇は世につれ男の色気は挑みにつれ
◆第十回 酒と小皿と音楽婚礼 - セルゲイ・パラジャーノフ / アシク・ケリブ & 余市12年 WOODY & VANILLIC
◆Grand Budapest Hotel Original Soundtrack
by wavesll | 2017-04-18 07:13 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

ヨアキム・トリアー『母の残像』 ペルソナが剥がれる"本当の瞬間"の家族の肖像

「母の残像」予告編


c0002171_5375750.jpg伊勢佐木町のジャック&ベティでヨアキム・トリアー監督による『母の残像』をみました。大変に心揺さぶられました。

交通事故で死んだ戦場写真家の母と、残された父兄弟の物語。この三人それぞれに私自身を観た思いで。『カルテット』『人間の値打ち』等、昨今の人間ドラマの傑作群にこの作品も連なると想います。

何しろ役者たちの演技が上手い。イザベル・ユペールのキャリア・ウーマン然とした不敵な笑み、ジェシー・アイゼンバーグの賢く好感度の良い青年然とした顔、そして何より名演だったデヴィン・ドイルドの"難しい年頃の少年"の顔。「まさにどんぴしゃの顔つきをしてる」と惚れ惚れしてました。

しかし劇の終盤“それらはペルソナだったのかも”と想って。ペルソナが剥がされた顔。何とも名付けられない、粗く素の顔。それが映されます。

そんなものはみせずに済むならそれでいいだろうし見せたくないものでしょう。少なくとも社会生活を送る上では。ある意味一番ギャップがなかったガブリエル・バーン演じる役者の父親は職務を引退していました。

単なる"本音"とも違うペルソナが剝がされた"本当の瞬間"、それが印象的で。

半ばぶっちゃけというか隠し事なく話をする父、彼とギクシャクする弟。私自身弟とは上手くコミュニケーションが取れない人間で、「こういう奴あるある」とみてました。

しかし、好きな女の子に長文の告白録を渡そうとしたりとか、自分に一種の靈力があると想ったりとかをみてると「こいつは俺でもあったのかもしれない」と想って。そういった意味では世渡りが上手そうな兄が一番遠いのかも。

そして、女の子が自分の中での崇高な存在でないことを受け容れて、エゴを押し付けるだけから相手とコミュニケーションの度量を持つ、男へのステップを上るシーンも良かった。女の子の側にも純な良さがあったのも。

失った人からの残像は、自分の心が生み出した共に生きる想像。仲違いした人を夢見することもあるなと想ったり。人が生きていく上で溜まっていく精神的な残骸たち。そういうものを人間ドラマはデフラグしてくれます。心をさらってくれる、素晴らしいフィルムでした。
by wavesll | 2017-04-17 05:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)

LEGOムービー -レゴの楽しさとアウトプットの得意な人不得意な人双方向の理解の物語

The LEGO® Movie - Official Main Trailer [HD]


レゴランドのオープンに合わせて映画天国で流れた『LEGOムービー』。これがめちゃくちゃよくできていて。

主人公のノリとか、重苦しくなく終始みていて明るい感じがするとか、何より本物のレゴを使ったかのような映像などこどもが大好きになりそうな空気感に包まれながらも大人がみても面白い名作でした。

主人公はマニュアル人間で、作中で自由自在にレゴを組み立てるレゴの達人たちから「駄目な奴だ」とみられるのですが、その"普通の人間"という特性を生かしたハックで活躍します。

この映画はマニュアルに頼ってばかりの人間が自分の頭で考えられるようになるというドラマと、自在に活躍できている人達が自分たちがそれに驕っていることに気づき、普通の人の価値を尊ぶというドラマ、その双方向の理解が描かれているのが素晴らしく感じました。

どんな人たちも、生きる営みを積み重ねていて。すべての面ですべての人を凌駕している人はいなくて。個人個人それぞれでこの世界を航海している。ヒトは全知全能ではないからこそ、互いに貴ぶことができる。これは年を重ねるごとにその想いを感じます。

昨日の記事で「Webに何も書かずにROMるだけでフリーライドしてる人」についての複雑な気持ちを書きましたが、自己表現であったりアウトプットをしていない人でも、その内面には豊かな世界が広がっていることは自明で。逆に上手く話を引き出す技を習得出来たら私なんかは一皮むけるのになと常々想っているところです。

宮崎駿は作品として取り組むことにゴーを出すためには三つの条件がある、というようなことを言っていた。「それはつくられるべきものか」「それはつくるべきものか」「それは売れるか」という三つの問いにパスすることという言葉があったと聴いたことがありますが、この映画はまさにそういう感覚を与えてくれる『LEGOムービー』。


またレゴがメタ的にもレゴなところがいい。子どもも、かつて子どもだった大人も、そして大きなお友達も満足できる映画。これをみてちょっとレゴランドにも行ってみたくなりました◎

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by wavesll | 2017-04-13 06:11 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ウユニ旅行記 6日目・最終日 リマの太平洋、『人間の値打ち』

1日目・2日目 南米の空 成田→LA→リマ→フリアカ→ラパス
3日目 UYUNIの町景、鏡雲、夕輝、宙星
4日目 パステルな暁・ウユニ塩原探索・塩のホテル
ウユニ旅記 5日目 ラパス 海を探すとき
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ラパスの朝。遂に観光最終日。高山病の頭痛は杞憂で、念のためコカ・キャンディーを舐める。

これがコカキャンディーとウユニのホテルに置いてあったコカの葉。
ボリビアではどこでもコカ茶が飲めるし、高山病にも効き味も緑茶みたいで悪くない。こうしたハーブ文化がアメリカ大陸の下地にあるのだなと彼我の政策を想。
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ただ昨晩から腹の調子が悪くて何度もトイレへ。水にあたったのだろうか?調べてみるとコカの摂りすぎも腹の調子を悪くさせるとか。正露丸を持ってきて良かった。
コカキャンディーとかはリマまでは持ち込めるけれどLAで見つかったら厄介なことになるので、入念に荷物をチェックして入っていないことを確認し、バスでエルアルトの空港へ。
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空港で塩チョコレートを買って飛行機を待っているとおじさんが寄ってきた。日本人の観光ツアー客で、なんでもこの後ヴェネズエラ&コロンビアに行くとか。鶴の折り紙を貰った。

俺自身は嬉しかったのだけれど、同じツアーの女の人が「あぁいう折り紙おじさん、鶴を白人の可愛い女性に渡したがるし、ありがた迷惑なとこもある」と。

自分自身を顧みるとスペ語のフレーズを知っていたことから結構連発して好意的な反応に喜んでいたのだけれど、もしかしたら現地の人もちょっとアレだったのかなと想った。

ただ、そんな時にガイドのノリコさんがメアドを呉れて。日本に6才までいたノリコさん。初見ではすっかりボリビアの人だと想っていた。"プラクティカしよう"とスペ語で話しかけてくれて嬉しかった。ちょっと単語だけでも話せると仲良くなれるから嬉しい。旅は道連れ、縁は異なもの味なもの。
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そして機上の人へ
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眼下にはティティカカ湖
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ところで飛行機から雲海を眺めて"あ、ウユニ行かなくてもこれでいいじゃん"って想ったことないですか?ただこういうのはウユニとは違うんですよ。下に雲が映ってたら上にも雲がないといけない。
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だから寧ろこういう光景の方がモノホンのウユニっぽい感じ。実効性が薄いトリビアとなりますがご査収ください。
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LANTAM航空の機内誌に載っていた路線図。ラパスとリマの位地はこんな感じ。北米のNEW YORKがNUEVA YORKになっているのが何気にポイント高し。
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グルビかと想ったらMARCERO CACERESという人のイラストレーションだった。
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リマ着。数日前まで大雨・洪水だったリマ。傷痕を残しながらも、此の日は晴れて、普段の生活が営まれていた。
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この花は結構咲いていた。酔っ払いの木というそう。
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リマのモナリザ
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街中には日本のパチンコみたいな感じでカジノがある。
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昼食会場はスポーツ施設と一緒にあるレストラン。なんかスカッシュみたいな競技が行われていた
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櫃は中華バイキング。
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南米に初めて行ったときペルー料理の美味さにかなり嵌ったので、"えぇ~中華かよ~"って感じだったけれど、ありました。セビーチェとピスコサワー。

スパイシーな魚介のマリネのセビーチェと、葡萄の蒸留酒のピスコを卵白で泡立てレモンかライムを絞ったピスコサワー。これこれぇ!これぞペルーに来たって感じ!
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バス停?のラジオ番組の広告に「ホモ野郎」の落書きが。ペルーはまだ結構そういう空気のある國なのかなーとか想った。
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日本人ペルー移住資料館へ。日本人移民の苦難の歴史。先達は本当に良く頑張ったのだと知る。日本だとユーモアの一つも言えなけりゃという空気があるけれども、偉い人が真面目に働いて、そしてそれが評価される真っ当な空気を感じた。
横浜港から船が出たらしく、横浜とリマは姉妹都市で、この女の子の像は横浜にもあるとか。
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街中にはペルーの歴史を描いたっぽい壁画が。
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新市街から旧市街へ。道路でアクロバティックなパフォーマンスをしてチップを稼ぐ青年が。凄かった。(バスだし金銭は払えないから写真は撮らなかった)
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サンフランシスコ教会へ。真ん中の黒い花崗岩のところのみオリジナルで、他は後世の再築のモノだとか。蝶々のオモチャの路上売りに遭遇。
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そこから歩いてペルー文学館へ。ステンドグラスが美しい。図書館みたいな感じで普通に使われているのが良かった。ふとみるとバルガス・リョサの名が!あぁ『緑の家』の!ペルーの人だったんだなぁ。
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大統領官邸を横目に歩く。
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アルマス広場。大聖堂には南米を蹂躙したピサロが眠っているとか。
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ペルーの国旗、真ん中の部分が描かれているモノは政府関係が掲げているもので、一般の人たちは真ん中の絵のないものを掲げるそう。
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政府の建物の前には洪水の被災者の方々が配給を受けていた。
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ガイドさんに「西洋の征服者の建物が世界遺産として保持されているのは正直ペルーの人としてはどんな気持ちを持たれますか?」と聴くと、「リマの人たちは混血が進んでいるから色々あるけれど、地方の先住民の血が濃いところはやっぱり考えが違って」ということだった。民族・血・文化の問題は非常に難しい。
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獅子のレリーフ。郵便局だそう。
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教会にてバスを待つ
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バスにて移動。新市街へ。
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海岸線。崖に当たった上昇気流に乗ってパラグライダーが飛んでる。20分7000円だとか。最高だな。夏の終わりの夕方のリマではピクニックを楽しむ人たちが沢山。湘南がもっとホットになった感じ。
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土産物屋へ。ピスコにも色々と種類があるのだな。
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土産物屋のそばのグラフィティ
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太平洋に夕陽が沈みゆく
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知覚のショッピングモールに来た
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飛び切り美しい夕陽。リマはめったに雨が降らないが、海岸では霧が立ち込めるそうで夕陽を観れたのはラッキーだったとか。
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ショッピングモールでのフリーライヴ。Lordのカヴァー等を歌っていた。
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スケボー・キッズとローラースケートガール。サーフだなw
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レストランへ。結構渋滞していた。こちらにヒトは運転が急で冷や冷やものだが、こういうのは中国で慣れたw
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ディナーはペルー料理店。最後のディナーでの話が盛り上がりすぎてメインの牛肉トマトを撮れなかったw

だってお婆さんとその娘さん、105ヵ国行ったことあるとかw!クルーズ旅行もお手の物。ウズベキスタン、バルト3国、カリブもケニアも行ってるしw!欧州は小国を2つ残してすべて行ったとか。ヨルダンは結構体力いるらしい。まさかサマルカンドリトアニアの十字架の丘の話ができるとはw後ナマクワランドのツアーなんてのもあるのを知った。チベット青蔵鉄道は高山病がかなりきついらしい、

代わりに此処の店のピスコ蒸留装置とピスコサワーをぱしゃり。ピスコサワーはパッションフルーツフレイヴァーだった。
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そして帰路。LAまでは『カルメン』等クラシックを聴いていた。『カルメン』、かなり良かった。
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LAではかなりの大型犬に荷物を嗅がれてびびったが、何事もなく通れた。

そして愈々成田へ。

映画『人間の値打ち』予告編

JALでみたイタリア映画『人間の値打ち』が大傑作で。
ひき逃げ事故をめぐって交錯する3組の家族の人間模様を描き、イタリアのアカデミー賞といわれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の7部門で受賞したサスペンス。『見わたすかぎり人生』などのパオロ・ヴィルズィ監督が、登場人物の欲望が複雑に絡み合うさまを通して、金と人間の関係について問い掛ける。キャストには『ふたりの5つの分かれ路』などのヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、『ブルーノのしあわせガイド』などのファブリッツィオ・ベンティヴォリオらが集結。


金を求める人間、芸術にすがる人間、そして愛を求める人間。人間の業が緻密に描かれた名作。『カルテット』が好きな人なんかには激お薦め。経済観念という線が入ることで物語が立体的になっていて。

特にディーノの卑屈さとルサンチマンは、適度な誇りは大切なのだと想ったり、カルラの"生きる実感のなさ"にはしっかりとした"言葉"と"仕事"の大事さを。また純粋な少年は今だってロックを聴いてるのだなと想ったり。心に感じ入った。

その他グラストンベリーを観たり、JAL名人会で講談とか聴きながら過ごした。ちょっと想ったのは音楽chにTechnoチャンネルとかあればいいのにということ。深夜機内が暗い中テクノ聴きたい人いると想うんだけどなぁ。
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そして旅のお別れ。添乗員さんやツアーの同行の方々に別れを告げ、成田を後にした。

人は何故旅をするのだろう?ある尊敬する先輩が以前「日常が楽しければ旅をする必要はない。自分は旅の価値がわからない」と言っていて。聴いた当時は衝撃を受けた。

確かに、以前よりも旅に人生をかける感じは俺自身も減った。その昔は旅をしている時だけが"生きている感覚"があった。其処は今もツアーとかよりも主体的に関わる方が"旅感"を感じる。

ただ“『武勇伝』って相手からすると迷惑だよね”と聴いて大人しく金を落とす貴さも知った。ライヴがダイヴやモッシュ目当てに行くことから音をじっくり聞くことにシフトしつつあることとも近いかもしれない。ある意味サーヴィスを堪能するというか。

とは言え、自由と主体性こそが旅が旅である所以だと想う。その意味で日常生活で自由と主体性がいかんなく発揮されていれば、かの先輩がいうこともそうかもしれない。

ただ、その上で、普段の自分の日常とは違う天地、違うルール、違う社会、違う自然に身を曝して味わう旅の化学反応は格別だ。素晴らしい地への冒険。

未知は魅力、人でも旅でも音楽でも、仕事でも。理解しきっているものが退屈なだけとは言わないけれど、未知は心踊る。未踏をゆくのは体力精神力がいるけれど、既知に引き篭るのは気脈が澱む気がして。新しさは、貴い。

ウユニ塩湖は浄土のような天地だった。やっぱり俺は、旅が好きだ。旅が好きな人が好きだ。ただ、人間の値打ちは旅だけでは、或いは愛だけでは、そして金だけではなくて、仕事だけでもなくて。すべてを統べたものなのだと想。

今まで旅先でTwitterとかやるのは旅気分が削がれることから避けていたが、今回はホテルのWifiでTweetもLINEもした。徐々に、旅が日常と融合しつつある気がしている。

「憧れは理解から最も遠い感情」というフレーズを何処かで聴いた。段々と、旅自体が己の中で血肉化されてきているのかもしれない。また新しいフェーズに入ったと感じると共に、さらに大きな人生と言う名の旅に還ってきている。
by wavesll | 2017-03-29 06:40 | | Trackback | Comments(0)

ウユニ旅行記 1日目・2日目 南米の空 成田→LA→リマ→フリアカ→ラパス

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ボリビア/ペルー旅行に行って参りました!

これからちょこちょこ旅記を綴りたいと存じます。上の写真はペルーのフリアカという街の空港から陸路でボリビアへ向かう際にみた青空。”これが南米の空か”と心動かされました。

La La Land (2016 Movie) Official Trailer – 'Dreamers'


『LA LA LAND』をみながら到着したLAのイミグレーションが時間かかりすぎて危うく乗れないところだった。手荷物検査の黒人係員が俺のフィッシュマンズTに書いてある“I'm Fish”をみて“こいつクレイジーだぜ”と一言。海外でバンドTは気をつけねば。

その『LA LA LAND』。スクリーン向きの映画かも。飛行機の画面ではそこまで感動はせず。LA、スクリーンの向こう側の街の内幕の泥臭いとこ描いてたのはよかった。

渋谷や新橋だとTVの取材クルーがいて、ある意味スクリーンの向こう側を歩くことになるのだけれど、そのダイヤモンド効果の向こう側は案外"日常"で。

何度もオーディションに挑戦したり、弾きたくない曲を金のために弾いたり。"夢の舞台"の裏の色褪せ方に共鳴して。

菊地さんが気に入らないのは、まぁわかる感じ。でもそのダサさがこの物語の肝だろうと。

逆にその後で観た『逃げ恥』は、メディアが熱狂を巻き起こして二人が国民的カップルになっていく感じがLA LA LANDよりララランドしてた気がした。

LAのイミグレーション待ちの列で前の台湾の学生と話す。日本の統治の話も出て。こういう時自分が“日本人”としてみられるんだなーと想。横須賀にて軍艦をみてきたそう。台北、北投温泉の図書館はクールだと話をした。トランジットで焦ってて、スタッフに呼ばれガッと会話を打ち切ってしまったのが心残り。旅の縁っぽくはあった。

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LAで乗ったLANTAM航空の機内では中南米の音楽も充実していて。Spinetta / Obras Cumbres、名盤だった。またCamila SilvaのALも素晴らしかった。ペルーのビール飲みながら楽しんだ。

ほぼ24時間近くかけて深夜にリマ着。この日は空港から徒歩で数分のホテルで就寝。

数時間の睡眠で起床。モーニングはバイキング。ペルーは飯が美味いイメージあったけれど機内食の辺りから自分で塩とか調整する感じだった。びっくりしたのが"シュガーフリージュース"。なんと全然味がしないwこれはなかなかにコアな食品だったw
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朝一番にリマから国内線に乗りフリアカという街へ。ここからバスでボリビアへ向かう。
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この空、アンドレス・ベエウサエルトのジャケのよう。南米に来たんだなぁ、俺。(バスの窓のおかげでちょっと青黒く空が写っています。)
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落書きしてある建物や壁が多い。このKEIKOというのは恐らくフジモリ大統領の娘で大統領選に出たケイコさんを指すのだろう。かなりそこら中に在った。
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フリアカからの道では三輪トラックを大量に見かけた。愛すべきフォルム且つカッコイイ感じ。
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町を抜けていく。
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真っ青に抜ける空をたっぷりと。
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郊外へ行くとレンガ造りの建物たちが。どこか馴染みがあると想ったら四川旅行でもこういう感じあったなと。やはり政治系グラフィティが多い。PKKというのはきゃりーぱみゅぱみゅっぽいけれどケイコ・フジモリの対抗馬で現在の大統領の略称とのこと。
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ティティカカ湖がみえてきた。ティティはピューマ、カカは岩の意味。琵琶湖の十倍の湖が3800m越えにあるとは。軽い高山病をコカキャンディーで緩めて、ツアーにライドオンだが旅っぽくなってきた。
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畑仕事をしていたり休憩しているペルーの人たちが美しかった。走行する車内からは中々撮れなかったけれど、特に女性たちの原色の服装が素晴らしい。帽子もお洒落だった。
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現地ガイドのおじさんに"Muy Bien (Very Good)"、"Que Linda (What a Beautiful)"というと"Amigo"といってくれた◎
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羊がよく放牧されていて。全然動かなくて、石か何かのオブジェの様な質感だった。
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スピネッタや、ジスモンチとかのあの複雑でロックしてるのに爽やかな風が根底にあるのは、南米の大地が為せる技なのかもしれない。
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ペルー・ボリビア国境の町へ。ペルーからボリビアに移ると一気に人々の服装の色が落ち着く感じ。この日は出店市場が開かれていた。
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途中の丘で天体観測。満天の星空!あんな夜空人生で初めてだった!南十字星も天の川もはっきりと!スマホじゃ写せなかったけど掛け替えのない体験だった。
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ラパス着。4000mでのトイレ休憩はなかなかにきつく、臭いもMalo Baño (Bad Toilet)だった。ここボリビアではトイレを利用するのに料金がかかるのが多い。大体1ボリビアーノ。
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ラパスは坂の街。上の方は4000m越えだけれども、本日泊まるのは下の方の高級住宅街にあるホテル。ウェルカムドリンクを飲み、早々に就寝。明日のモーニングコールは4:15。飛行機でいよいよウユニへ。愉しみだ!
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3日目 UYUNIの町、鏡雲、夕陽、宙星
4日目 パステルな暁・ウユニ塩原探索・塩のホテル
5日目 ラパス 海を探すとき
6日目・最終日 リマの太平洋、『人間の値打ち』
by wavesll | 2017-03-25 18:40 | | Trackback | Comments(0)

Grand Budapest Hotel Original Soundtrack

The Grand Budapest Hotel Original Soundtrack #32 Traditional Arrangement 'Moonshine' OST BSO


The Grand Budapest Hotel Original Soundtrack #31 Kamarinskaya OST BSO


Grand Budapest Hotel ost


ウェス・アンダーソン監督による『グランド・ブタペスト・ホテル』をみました。
御伽の国のような可愛らしく洒脱な映像で繰り広げられるコンシェルジュの冒険譚、大変楽しめました。

ここ2・3年の嵌りゴトなのですが、映画音楽に惹かれる様になりまして。
この映画もエンドロールを始めとして、中欧・東欧のエキゾ・ヨーロピアン音楽がとても愉しくて。

YoutubeにO.S.T.があがっていて今聴いているのですが、やはり最高。

この西欧と中東が融け合った狭間の音はどこの国の音なのだろう?とWebを回遊してみると、
音楽もユニークな『グランド・ブダペスト・ホテル』(Figaro.jp)
という記事が。

曰く
アンダーソン監督とスタッフは、東ヨーロッパを旅して歴史あるホテルを多々取材し、最終的には使われていなかった百貨店をアンダーソン監督特有の色遣いやエッセンスを加味して改装(中略)音楽に関しても時間をかけて独創性に富んだ音楽を研究し、自ら命名した"ズブロウキアン・ミュージック"を完成させ

たとのこと。

映画のプレスリリースによれば、作曲を依頼されたアレクサンドル・デスプラは従来のオーケストラ用の楽器を一切使わず、バラライカ(三角形の本体に3本の弦を張ったロシア産のマンドリンの一種)やツィンバロン(ピアノの原形で、弦をハンマーで叩いて音を出す打楽器ハンマー・ダルシマーの一種)などを取り入れたそう。彼の言葉を引用すると、「中部ヨーロッパのイメージにするために、モルダビア人のシンバロンからアルペンホルン、ヨーデルや修道士の歌、バラライカまで様々な音を使った」、「魂のこもった、いつまでも耳に残る音を組み合わせ、明るい気持ちから暗い気持ちまで様々な感情を網羅した。キャラクターの過去や将来、心に秘めた思いを表現するために、プロとして一度もやったことのない実験的な音楽を作曲した」とのこと。アルペンホルンとはアルプホルンとも呼ばれ、離れて位置する村と村とのコミュニケーション手段として活躍してきた金管楽器のことです。サウンドトラックでは全32曲中、彼が28曲を手掛け

たそうです。

ツィンバロムというと、1月1日に漱ぐ 清冽なイランのサントゥールで取り上げたイランの楽器サントゥールがその原型。ここら辺から"ちょっと中東の香りがする"と想ったのかもしれません。

フィガロのページには
アンダーソン監督が、「私とランドール・ポスターが発見し、この映画の音楽を作り上げる際にヒントにした音楽の一部を下記に列記しておく。これらの音楽は、いずれも作品に独特の色合いを与えている」と
記したオンガクの動画も載っていて、いい記事でした。

お洒落泥棒サンだけでなくミュージックラヴァー達にも『グランド・ブタペスト・ホテル』、お薦めです。

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cf.
◆長谷川等伯『松林図屏風』X Silence (Original Motion Picture Soundtrack) 第27回音の貝合わせ

◆霧中行 American Beauty Original Soundtrack by Thomas Newman
◆『新幹線大爆破』 劇は世につれ男の色気は挑みにつれ
◆第十回 酒と小皿と音楽婚礼 - セルゲイ・パラジャーノフ / アシク・ケリブ & 余市12年 WOODY & VANILLIC
by wavesll | 2017-03-14 21:18 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)