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本日から8日間ボリビアへ行ってきます。

LOS KJARKAS : MIX EXCLUSIVO DJ. CRIS 2013 ...!! (AUDIO)


前回南米へ足を踏み入れた時は日本に帰ってきてすぐに311が。そして今回の南米旅行は3月11日の直後。
何かが掴みとれたらいいなという気持ちと、気楽にワクワクドキドキして楽しめたらという気持ちその両方を携えてボリビアへ行ってきます。

映像はボリビアで人気のフォルクローレバンド。チャランゴが効いてます◎

帰りは23日の予定です。それでは一時 i Hasta la vista !

cf.
ボリビア・スクレの聖女 X Tyondai Braxton / Central Market 第21回音の貝合わせ

by wavesll | 2017-03-16 00:01 | 私信 | Comments(0)

yMusic ーBrooklyn発、Indie Classicalの俊英

Eleven


Son Lux: Beautiful Mechanical (yMusic)


TwitterやMikikiで八木皓平さんが推しているのを見掛けた「インディー・クラシック」というジャンル。

Pitchfolkにも2012年にMaking Overtures: The Emergence of Indie Classicalという記事がありました。ポスト・クラシカルがエレクトロニカやポストロックに影響を受けたクラシック的音楽とするとインディークラシックはもっと明るいポップスやインディーロック的な音楽との融合とのこと。

今年に入って雑誌LATINAで取り上げられたりして、愈々ブレイクかと想っていた處に成田佳洋さんのTwitterで紹介されていたyMusicというIndie Classicalのコレクティヴが素晴らしくて(今はバンドの事をコレクティヴって言うのですね)。

yMusicはブルックリンを拠点に活動する、管弦6人によるチェンバー・アンサンブル。NYP(ニューヨーク・フィルハーモニック)のメンバーを中心に、それぞれが多彩なキャリアと活動範囲を誇るリサイタリスト/編曲家集団である。インディー・ロックやジャズに至るジャンルを越えた先鋭的アーティストたちとの共演も多く、<インディー・クラシック>シーンの中核として多方面から注目を集めている。2011年作『Beautiful Mechanical』、2014年作『Balance Problems』はともに、タイム・アウト・ニューヨークが選ぶ<クラシック・レコード・オブ・ザ・イヤー>の第一位に選出。グループとしての共演歴を挙げるだけでも、ベン・フォールズ、アノーニ(アントニー&ザ・ジョンソンズ)、スフィアン・スティーブンス、ダーティー・プロジェクターズ、ホセ・ゴンザレス、ボン・イヴェール、マイ・ブライテスト・ダイアモンド…といった人気アーティストとの録音、ツアーでの共演も多数。2016年にはNYの殿堂カーネギー・ホールでもコンサートを敢行、ソールドアウト。いまやNYの幅広い音楽シーンにおける最注目グループのひとつといっても過言ではない。(NRT)
という音楽集団。

yMusic - Music In Circles (Official Video)


ギターのカッティングのような弦の響かせ方がRadiohead / Burn The Witchを彷彿とさせます。ここ数年私自身の関心もクラシックというか、オーケストラやチェンバー・ミュージックへ行っていたのもあり、面白い。

実は数年前から「インディークラシック」というジャンル名は見掛けていたのですが、Tyondai Braxton / Central Marketとかも含まれるとか、一時期の邦楽の「シティポップ」みたいにかなりざっくりした括りなんだなと想っていました。

そこにyMusicを認識し、Indie Classicalの真打と言うか、まさに名は体を表すコレクティヴが存在するのだなと。

彼らはBen Foldsと組んでアルバムを出したり、或いはPaul Simonと共にフェスに出たり。現在のブルックリンの先端のグループと言うのも頷けます。

Spotifyでも2011年の盤『Beautiful Mechanical』と2013年の『Year of the Dragon』が聴けます。NRTから今出ている『First』Soundcloud上にある『Balance Problems』と合わせて楽しみたい。個人的にはアルバムだと『Beautiful Mechanical』が好きです。

ジャンルの壁を越えたクラシックとして先日オペラシティで聴いたSteve Reich 80th Anniversary『Tehillim』に心臓を撃ち抜かれたのですが、今また新しい流儀で奏でられるクラシカル音楽の潮流に今後とも耳を澄まして行きたいです。

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by wavesll | 2017-03-15 06:37 | Sound Gem | Comments(0)

Grand Budapest Hotel Original Soundtrack

The Grand Budapest Hotel Original Soundtrack #32 Traditional Arrangement 'Moonshine' OST BSO


The Grand Budapest Hotel Original Soundtrack #31 Kamarinskaya OST BSO


Grand Budapest Hotel ost


ウェス・アンダーソン監督による『グランド・ブタペスト・ホテル』をみました。
御伽の国のような可愛らしく洒脱な映像で繰り広げられるコンシェルジュの冒険譚、大変楽しめました。

ここ2・3年の嵌りゴトなのですが、映画音楽に惹かれる様になりまして。
この映画もエンドロールを始めとして、中欧・東欧のエキゾ・ヨーロピアン音楽がとても愉しくて。

YoutubeにO.S.T.があがっていて今聴いているのですが、やはり最高。

この西欧と中東が融け合った狭間の音はどこの国の音なのだろう?とWebを回遊してみると、
音楽もユニークな『グランド・ブダペスト・ホテル』(Figaro.jp)
という記事が。

曰く
アンダーソン監督とスタッフは、東ヨーロッパを旅して歴史あるホテルを多々取材し、最終的には使われていなかった百貨店をアンダーソン監督特有の色遣いやエッセンスを加味して改装(中略)音楽に関しても時間をかけて独創性に富んだ音楽を研究し、自ら命名した"ズブロウキアン・ミュージック"を完成させ

たとのこと。

映画のプレスリリースによれば、作曲を依頼されたアレクサンドル・デスプラは従来のオーケストラ用の楽器を一切使わず、バラライカ(三角形の本体に3本の弦を張ったロシア産のマンドリンの一種)やツィンバロン(ピアノの原形で、弦をハンマーで叩いて音を出す打楽器ハンマー・ダルシマーの一種)などを取り入れたそう。彼の言葉を引用すると、「中部ヨーロッパのイメージにするために、モルダビア人のシンバロンからアルペンホルン、ヨーデルや修道士の歌、バラライカまで様々な音を使った」、「魂のこもった、いつまでも耳に残る音を組み合わせ、明るい気持ちから暗い気持ちまで様々な感情を網羅した。キャラクターの過去や将来、心に秘めた思いを表現するために、プロとして一度もやったことのない実験的な音楽を作曲した」とのこと。アルペンホルンとはアルプホルンとも呼ばれ、離れて位置する村と村とのコミュニケーション手段として活躍してきた金管楽器のことです。サウンドトラックでは全32曲中、彼が28曲を手掛け

たそうです。

ツィンバロムというと、1月1日に漱ぐ 清冽なイランのサントゥールで取り上げたイランの楽器サントゥールがその原型。ここら辺から"ちょっと中東の香りがする"と想ったのかもしれません。

フィガロのページには
アンダーソン監督が、「私とランドール・ポスターが発見し、この映画の音楽を作り上げる際にヒントにした音楽の一部を下記に列記しておく。これらの音楽は、いずれも作品に独特の色合いを与えている」と
記したオンガクの動画も載っていて、いい記事でした。

お洒落泥棒サンだけでなくミュージックラヴァー達にも『グランド・ブタペスト・ホテル』、お薦めです。

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cf.
◆長谷川等伯『松林図屏風』X Silence (Original Motion Picture Soundtrack) 第27回音の貝合わせ

◆霧中行 American Beauty Original Soundtrack by Thomas Newman
◆『新幹線大爆破』 劇は世につれ男の色気は挑みにつれ
◆第十回 酒と小皿と音楽婚礼 - セルゲイ・パラジャーノフ / アシク・ケリブ & 余市12年 WOODY & VANILLIC
by wavesll | 2017-03-14 21:18 | Sound Gem | Comments(0)

ラルンガル・ゴンパ 天空の“宗教都市”~チベット仏教・紅の信仰の世界~をみて

NHKBSプレミアムでセルタン・ラルン五明仏学院(ラルンガル・ゴンパ)への取材がされていました。
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世界最大の仏教僧院。斜面にひしめいているのは1万を超える修行僧の小屋。
仏の教えに生涯をささげる修業が行われているチベット仏教都市。

中心にある大経堂で僧に話を聴くと"チベット仏教の話はしたい、しかしそれ以外の話は何もしたくない"、と。
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止語(私語禁止)の、お堂の中で唱えられるお経は、JVCのワールドミュージックシリーズとは異なり、寧ろ南太平洋の島国の歌のような柔らかなハーモニーがありました。
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ケンポ・ジグメ・プンツォ師が何もなかった土地に粗末な小屋を建てて修業をはじめたラルンガル・ゴンパ。"他者を害することなく自己を律しろ"という遺言は固く守られているそう。
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お堂の前では"問答"の修業が行われていました。
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『例えば花瓶の存在を考える 花瓶が"生滅変化する形成物"でない「苦」であるならそれは"生滅変化する形成仏"ではないのか?』
『同意する』
『ではその同意の意味は何ぞや?』
『同意したでしょう』

チベット仏教ではあらゆるものが如何に存在するか厳密な論理があり、それを理解するために問答の修業が重視されているそうです。
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女性もジョモ(尼僧)という修行者がいて、結婚することなく仏の教えに生涯をささげています。

修行者も建物も統一されている紅の赤は、世俗を離れ仏門の世界に入った神聖な色。
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山の上のギトゥル・ラカン(幻化堂)にはチベット人だけでなく漢族も各地からやってきてマニ車を回していました。
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手足を投げ出し仏に祈る"五体投地"という礼拝もされていました。
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"善い来世のため"に北京から祈りに来る女性もいました。
"輪廻転生"から解脱し極楽浄土の世界へ行くための地。

番組ではツェテン・トゥンドゥプさんという31歳の僧侶に取材します。
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肉は一切食べず、毎朝真言を7000回唱える。

もう17年も世俗の社会から離れ、悟りの境地、解脱に達して将来この世のすべての命、衆生を救うために修業を重ねています。
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「世俗の行いに時間を費やすべきではありません」と語るツェテンさん。31才、私と同世代の彼の言葉に衝撃が沁みてきました。

彼らの生活は家族からの送金や一般信者からのお布施で賄われています。
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この地では宗教で悟りを目指すことが価値ある姿だと認められ、社会の中で尊ばれている。

先ほどの問答もそうですが、世俗にいる私の眼から見ると、言葉は言葉であり、身体的な行為の実装を伴わなければ実行力がないと。

アダム・スミスが『国富論』で語ったように、宗教の社会的な価値は余った財で貧困な人々を食わせる事だと考えていたのでした。

そこに『人生は幻』、命は今のこの世だけでなく輪廻転生する、この世で功徳を積み、来世へ繋ぐことを信じる彼らの人生観は、"人はパンのみにして生きるにあらず"を超えて、世俗的価値観、より富を高めていくこととは違う精神世界がこの星で成り立っているのだと。

先ほどの問答もそうですが、仏教を一つの学問を究める道だとすれば、"チベット仏教の話はしたい、しかしそれ以外の話は何もしたくない"、と言う言葉も分かります。

学問の道を究めることは一つ世俗とは離れる處がある、そう思います。

それでも、現金収入を得るために中国企業で働くチベット人が増加し、子供への教育も中国語で行われ、中国化がここチベットでも進んでいます。

利便性・物質的な豊かさの誘惑と、伝統的な文化の独立性・精神的な豊かさの対立が、ここでも起きているのか…と想っていると、ある僧侶の部屋にはリンカーンとオバマのポスターが張られていました。

曰く、「(平等な)社会を作るための貢献をし、彼らの言葉は仏教の言葉に似ている、社会の問題を解決したから貼っている」と。
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現代社会の矛盾を大きく孕む合衆国に、古来の伝統を大切に守るチベット僧が共感を得ているというのは本質的な自由さとは何かを考える上では面白いと想うと共に、それでも多く食える人が増えることは幸せなことだし、"何が価値なのか"をみていて逡巡しました。

競争や争いが人間の本能に組み込まれたものだとしたら。殺生を禁じる宗教は貴いけれども、現実の権力闘争は精神的な行いでは止められていない。

自分を守るための矛がなければ、他者を害することなく自己を律すことすら無理なのではないか?
欲望を利用し"理想"を試みるバーリトゥードな相手と対峙しなければならないのだから…。

そう感じながら番組をみていると、中国共産党がラルンガル・ゴンパに仕掛けてきました。
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山の中腹に掲げられた<プンツォ様 私たちをお守りください>というチベット文字の横に中国語で<共産党と心をひとつにし"中国の夢"を築こう>というスローガンが掲げられている。

ラルンガル・ゴンパから人が消え、皆が小屋の中でひっそりとしました。

"他者を害することなく自己を律しろ"という教えは、信仰は本来個人的に高みへ達する事であり、他者に強いるものではないことを示しています。

本来は思想や主義もそう、完全に自由な中で意思決定がなされるのが理想。

しかしこの世の中には"他者を意のままに巻き込みたい"とする勢力がいて。

そして様々な組織、個人が人の上に立とうと争い続けている中、"自分だけが世界とは関係なく解脱を目指す"ことが不可能に近くあると共に、自慰的な行為なのではないか?人を治める世俗的な指導者がいないと、理想は空転してしまうのではないか?そう想いながらみていました。

その上で、世俗的・物質的に"人々が生命活動を行うことができる"上で、"どう生きるべきか"という精神的な問いが必要になってくると想ったのです。

ラルンガル・ゴンパでは十年間の仏教理論の学習が求められます。
毎年”問い方”と"答え方"の試験が行われます。
難解な知識の理解が15分の問答試験で行われ、その後3時間の筆記試験が。
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この"問い方"を求められることがいいなと。

大学教育における卒業論文もそうであるように本来学びの道にいる者には"良い答える"だけでなく"良い問いを生み出すこと"が求められるし、それは聖俗関係なく必要な能力だと想ったからです。

"情報"の価値がインターネットによって完全に破壊されてしまった現代、単純に情報量があるだけでは、もう価値がない今、"情報の身体性"はつまるところ"良い問いを生み出すこと"と"良い解を出すこと"。

古来からの学問のシンプルなセオリーですが、何かをインプットするときは、"問いと解"を意識しなければならない。単なる情報の羅列では価値は生まれない、そして知識・知恵に溺れることなく、"善い人間であろうとする心"を持たないと、全ては虚ろなものになってしまう、そう改めて思いました。

番組終盤、チベット仏教で行われる"鳥葬"が取り上げられました。
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人が死を迎えたとき、魂はその肉体から分離し、この世で漂い始める。ジョモ(尼僧)の真言は魂を慈悲深く供養すると信じられている。その後49日をかけ魂から人間的な感覚が失われ、次の再生の世界へ向かう。

亡骸が鳥葬場に運ばれ、閻魔の衣装を纏った鳥葬師によって、ハゲタカに捧げられる。
ハゲタカは魂を天界に運ぶ女神、"空行母"と信じられていて、ハゲタカに食べられることで、ハゲタカは腹いっぱいになれば他の動物を襲わず、別の命が救われる。

善き生まれ変わりになるための最後の功徳が鳥葬。

鳥葬師に輪廻転生の話を聴かせてほしいと頼むと、彼は「そのような質問に答えたこともないし、答える言葉も持ち合わせていない」と断った。

その代わり、お経を唱え始めたのです。

"この世に我も他者も存在しない 神も悪魔も存在しない
全ては無であり 悪も善もない 苦も楽もない 世俗も解脱もない
私の躰は供物として 鳥である空行母い献じます"
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まるでジョン・レノンの『イマジン』にような歌詞じゃないか。
"ポワ(魂の移転)"のお経だそうです。ポワってオウム真理教によって穢されてしまったけれど、本来はこんなにもロックな、身も蓋もない真実を言い放つ詩だったのか。

ボブ・ディランがノーベル文学賞を獲ったのも記憶に新しいですが、ロックミュージックの真価は真実を歌うことで社会に風穴を開けることで、だからこそ宗教指導者のような凄味を持っていたのだなと、ラルンガルの光景からそんなことを想起しました。

最後にツェテンさんのチベット語の読み書きを教える学校での活動と、2017年1月にツェテンさんの妹のユシィちゃんを訪ねた映像が。

"自分の故郷をどう思う?"という問いに応えたユシィちゃんの笑顔が眩しかったです。
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cf.
コーカサスに想う敬虔な質実さと都会の華美さのあいだ

by wavesll | 2017-03-13 21:01 | 私信 | Comments(0)

中島健太初期作品 X 飛龍高校 和太鼓部 - 第2回全国高校生太鼓甲子園 最優秀賞 第28回音の貝合わせ

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飛龍高校 和太鼓部 - 第2回全国高校生太鼓甲子園 最優秀賞


火の心迸るMusicとArt.

中島健太さんは先日BS Fujiプライムマルシェで知ったとてもリアルな筆致の方で、番組では肖像画を描く権利をTVショッピングしていて。

番組では美術が生業と覚悟を決める前の、我が出た絵として紹介された大学時代のこの絵がとても気に入りました。

この情熱的な画に何を掛け合わせようかと想った時に思いついたのが和太鼓。
富士山太鼓まつりで披露された高校生たちの熱情あふるる好演が気合入っていいなと。
ほぼ打音のみと言うのがLee Gambleのようなハードコア・ビート感覚も。

全力、120%、200%と焔を昂る姿は、寧ろ生業ではないからこその凝縮なのかもしれませんね。

cf.
ホキ美術館 3つの個性―表現の可能性を探る― に行ってきた

by wavesll | 2017-03-09 05:45 | La Musique Mariage | Comments(0)

YMO集団弾き逃げ -公共の楽器という概念

コジマ電気で「東風」を集団弾き逃げ


ベスト電器で「ライディーン」を集団弾き逃げ


コジマ電気で「千のナイフ」を集団弾き逃げ


弾き逃げなる行為、音楽のゲリラ活動でYMOっぽさある。
ドキュメント72時間「宮崎 路上ピアノが奏でる音は」でも感じたけれど、"公共の楽器"って概念自体が眩しい。スポーツでもそうだけど、"鑑賞"と"実演"の間にある壁を取っ払うのはアート行為だと想。
by wavesll | 2017-03-08 03:19 | Sound Gem | Comments(0)

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール/ Killing Time X くるみ 第88回酒と小皿と音楽婚礼

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール/ Killing Time


土曜夜、ゴールデン街で飲んでいた時にバーのお姉さんとペペ・トルメント・アスカラールの話になって。

菊地さんはチャゼル監督とまたビーフをやっているようで。今夜はペペのブルーノート公演日でもあり、中々にタイムリーかなと想ってYoutubeで聴いていたらとても良くて。

私は所謂あるあるコースというか、大学の頃にDCPRGや東京ザヴィヌルバッハを"刺激的だ"とレンタルし、菊地さんのラジオで"この人面白いな!"と想って愛聴し、そして段々衒学性とか狙いすぎとか感じて気が離れていって。

ただ、DCPRGが大雨の日比谷野音で復活したライヴを現場でみて抜群に楽しかったのが明確にあって。曲名とか、言語的な魅力抜きに音が物凄く好きだ、と再到達しまた菊地さんの音楽にポジティヴになっていきました。

最近の作品だとMobile Suit Gundam Thunderbolt OST - 17. RONALD REAGAN OTHER SIDEなんかも好みなのですが、上に載せたペペ・トルメントの楽曲もタンゴを咀嚼し色気漂うチューンで非常に好きです。

さて、ブルーノート東京では菊地さんがセレクトするボルドーを日替わりで、またアルゼンチン最古のワイナリー"コロメ"のワインも用意されたそうですが、Bar鴎庵ではモアリーズナブルな奴をw
c0002171_20262514.jpgこのなとり・くるみはカリフォルニア産の胡桃を食塩や塩を使わずにそのままパックしてある一品。これ、最近の大ヒットで常備しているのです◎

余計な味付けがされてない素材そのままの味だから何にでも合うし、ちょっと贅沢感も。

ペペ・トルメントみたいな”夜”を感じさせる音楽にも非常にマッチしているなぁと想うのでした。

最後に『ラ・ラ・ランド』トリビアを。
"このタイトル、ダサくね?"と呟きポポポリスにタタ逮捕されかけたのですが、『La La Land』という言葉自体が
〈米俗〉〔麻薬や酒に酔ったときに味わう〕陶酔境、恍惚、我を忘れた境地◆La-La Landとも表記される。
〈米俗〉ハリウッド、ロサンゼルス◆ロサンゼルス全体を指すこともあるが、特にハリウッドについて使われる場合が多い。
という意味を持っているそうです。しらなんだ。

cf.
蒸夏夜- dCprG / Franz Kafka's South Amerika X SanktGallen 第64回酒と小皿と音楽婚礼


『セッション!』、倒錯した現代の写し絵か。痛みと闘争心の果てに師弟関係を考えさせられる
by wavesll | 2017-03-06 20:18 | La Musique Mariage | Comments(0)

雛祭りはThe Books "A Cold Freezin' Night"

The Books "A Cold Freezin' Night" Video


音楽歳時記、ひな祭りに挙げたいのがThe Booksの"A Cold Freezin' Night".
"私が男の子だったらいいのに"って想うような女の子の為にひな祭りに音楽が鳴らされたっていい、そんな子に捧げたい。

ミュージック・コラージュの雄・The Booksはもう解散してしまいましたが、また再結成とかしたら後追いの私は嬉しくなって馳せ参じてしまうと想います。
おもちゃ箱がひっくり返ったようなサウンドに童心が刺激されます。

彼らのALだと私は日本の音声がサンプリングされたこの円盤が一番好きです。
ひな祭りにレモンパイなんてのも、甘酸っぱい思い出になりそうですね。

The Books - The Lemon of Pink (full album)

by wavesll | 2017-03-03 20:16 | Sound Gem | Comments(0)

Steve Reich 80th Anniversary『Tehillim』at 東京オペラシティ

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初台の東京オペラシティホールにスティーヴ・ライヒの『テヒリーム』を観に行きました。

ニコニコ動画で『Tehillim I II III IV』を聴いて矢も楯もたまらず馳せ参じたのですが、魔法の域な一夜でした。

始まりは『クラッピング・ミュージック』(1972)。第一奏者と第二奏者が手拍子を重ねる。題名のない音楽会の挿入曲ですね。この帽子のおじさんがライヒだと謎のインタビューの時に気づくニワカだったのですが、手拍子と言うミニマルの極致は現代性がありながら時空を越えた普遍的感覚を想わせました。

次の『マレット・カルテット』(2009)はヴィブラフォン2台と5オクターヴ・マリンバ2台によるアコースティックエレクトロニカ。
ポストクラシカルってこういうことなのかな?現代音楽のコンサートは初めて来たのですが、こんなにも快いとは。

また東京オペラシティのホールも美麗な上、音も良くて。
『4分33秒』の意味が分かるというか、ホールの中での観客の呼吸自体が一つのレイヤーとして重なっているイメージ。

『カルテット』(2013)。2台のピアノと2人の打楽器奏者によるカルテット。最後の生命の躍動に有機体の力を感じました。昨今インディークラシックとか新たな芽が出てきていますが既にこんな樹があったとは…!

そして『テヒリーム』(1981)、完全にやられてしまった!
1981年作曲!?その時点で音楽はこんなにも進んでいたなんて…!クラシック器楽と声楽と、テクノの打音をアコースティックで…口あんぐりしすぎてエクトプラズム出そうになりました。

『テヒリーム』はヘブライ語で「詩篇」を意味し、女声4(ハイ・ソプラノ1、リリック・ソプラノ2、アルト1)、ピッコロ、フルート、オーボエ、コーラングレ、クラリネット2、パーカッション6(シンバルなしの調律された小タンブリン、手拍子、マラカス、マリンバ、ヴィブラフォン、アンティーク・シンバル)、エレクトリック・オルガン2、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの編成。

音楽に酒とか合わせる企画やっているのですが、もはや水すら飲まなくていい位。『テヒリーム』の途中で音波のエナジーが鍾乳洞のように上へ伸びる幻影をみて、なんじゃこりゃ!!生だと臨場感とリズムが真に浸透してきて…至高の一時。

帰りにも水すら飲まず、余韻に浸っていました。エレキギターやエレキベースをフィーチャーした楽曲もあるとか。もうライヒの楽曲全部聴きたい!

NHKのカメラも入っていて、4/14(金)午前5:00~5:55にBSプレミアムで放送されるそうです。これはお薦めです。生だと音の重なりの分離がはっきりと聴き取れ、まざまざと感じられて。放送ではどうなるかが今から楽しみです。

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cf.
hr-Sinfonieorchester X Francesco Tristano X Moritz von Oswald による『Bolero』&『Strings of Life』

by wavesll | 2017-03-03 08:38 | Sound Gem | Comments(0)

ZAZEN BOYS & ムッシュかまやつ - ゴロワーズを吸ったことがあるかい

ZAZEN BOYS & ムッシュかまやつ - ゴロワーズを吸ったことがあるかい

by wavesll | 2017-03-02 07:48 | Sound Gem | Comments(0)