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Shai Maestro X 和梨 長月の宵を甘やかに楽しむ 第106回酒と小皿と音楽婚礼

Shai Maestro Trio - Treelogy (live @Bimhuis Amsterdam)


Shai Maestro Trio - Maya's Song (live @Bimhuis Amsterdam)


Shai Maestro Trio - Improvisatie (Live @Bimhuis Amsterdam)


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JTNC系の発信などから気になっていたイスラエル・ジャズ新世代の代表であるピアニストのシャイ・マエストロ。先日の東京JAZZへの出演を機に聴いてみたのですが、これはいいですね。

サウンドにも中東の響きがあると聞いたのですが、明瞭には聴き取れず。これは私が正統派ジャズをそんな聴かずに普段濃ゆいワールドミュージックばかり聞いてるからと想うと共に、そんな自分が面白く聴けている時点で既に音にエキゾチカが入っているのかもしれません。

さて、それに何をあわせようと想ったとき、冷蔵庫に幸水があったのを想いだしました。

秋の甘やかな潤いが口に広がって、Shai Maestroの音と共に透き通って柔らかい響きがとても美味しい、好いマリアージュとなりました。

さて、Shai Maestro。J-WAVE金曜深夜26:00~26:30のサラーム海上 ORIENTAL MUSIC SHOWに出演しライヴも披露するとのこと。RadikoはTime Free機能で1週間ならばいつでもCheckできるので、気になる方は是非10月6日回を御Checkを◎
by wavesll | 2017-09-08 20:18 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Jimi Hendrix入門としての『Valleys of Neptune』

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Jimi Hendrixといえば伝説のロックギタリスト。しかし何故か名盤とされるアルバムが私にはピンと来なくて。シンプルなROCKというよりどこかこっさりと感ぜられて。

しかし以前に機内で『Valleys of Neptune』を聴いて。これは遺された音源が纏められてリリースされたモノなのですが”アレ?此れとても耳に馴染んで聴こえる”と感銘を受けて。

そして今"Spotifyで聴けるかも"とサーチすると音源があって、改めて"この盤は好い"と思ったのでした。

一曲目の「Stone Free」から少し渋みを帯びたGuitarの音色に撃ち抜かれて。ビート感も物凄くSolidでROCK。二曲目の表題曲「Valleys of Neptune」がまたいい。ブルーズがRockと混じり合いなんとも滋味豊かでそして格好いい音像で。

三曲目の「Bleeding Heart」はRockとFunkの融け合った感覚。この中域からの音の抜け感が最高に気持ちいい。色濃いブルーズからのエクスプロージョンな「Hear My Train A Comin'」にR'N'Rな「Mr. Bad Luck」など黒さとソリッドさが双立するクールな楽曲が続いて。

「Sunshine of Your Love」のカッティング回廊とかホント至高。「Lover Man」の荒野に抜ける風のようなギターの鳴り。「Ships Passing Through The Night」の広大な空間を征くような莫大なサイズ感。そこからのリフとギターソロが炸裂する「Fire」、「Red House」の間と溜めに聴き惚れそして天の川銀河を越えていくような「Lullaby For The Summer」へ。

長尺のアルバムで終盤はちょっと刺激に慣れてゆく気がするのですが、最後の「Crying Blue Rain」のJAMがまたスパイスとなっていて大変気に入りました。

ジミヘン存命中のALにはちょっとモサっとした感覚があったのですが、この盤の演奏はテンションが高くて聴き惚れます。ほとんどの楽曲は1969年の演奏とのこと。2010年のセンスで選りすぐられたテイクだからか、今の感覚で聴いても真情に響くサウンドとなっていました。

そこから死後リリースされた「4枚目」と呼ばれる『First Rays of the New Rising Sun』を聴くと綺羅めく音が楽しく、どんどんJimi Hendrixサウンドの受容体が出来てきて。『Valleys of Neptune』と同時期の『Electric Ladyland』のSoulな處や宇宙感も心地よく感ぜられて。

うるさ型のジミヘン・マニアに言わせるとまずはスタジオ正規盤の3枚からジミヘン・リスニングは入るべきとのことですが、私は寧ろこの『Valleys of Neptune』から聴き始めるとすらっと聴道へ入っていけると自分の体験から薦める次第でした。

cf.
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by wavesll | 2017-09-06 21:31 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

これはヴァーチャルでない、人生の味がする選曲演奏ーECD IN THE PLACE TO BE:21世紀のECD on DOMMUNE

ECDの一夜。まさに私はDOMMUNEに釘付けになり、数時間に渡る"目撃"を体験しました。

私は熱心な日本語ラップのリスナーではないのですが、学生時代のある日下北のユニオンでECDとillicit tsuboiさんのライヴ盤『session impossible』を一聴惚れして買って。”なんかもうこのRealな感じ最高に渋くてがつんとくる”と衝撃を受けて。それからちょくちょくWebでECDさんのことを拝見して。近年は病魔との闘いをしていることも伝え聞いていました。

とはいえ正直なところこの夜に初めて「石田さんだからECD」なのを知る位の浅さなのですが、あの『session impossible』の「Buddha Brand以外にもこんなにも心身に響くラップがあるのか、なんてソリッドで直接日本語が鳴らされてるんだ」という衝撃に貫かれた音楽好きの一人だと勝手に想っています。

この日のライヴはスチャダラがECDにフックアップされたきっかけだという「スチャダラパーのテーマ PT.1 」からの「今夜はブギーバック」で開始して。

スチャのブギーバックは近年何度か見る機会があって、こういう決め曲は、勿論色んなステージそれぞれでプロとして本意気でやっているのだろうけれども、魂の込め方が群を抜く舞台が稀にあって。この夜のアニの歌唱からあふれるものにぐっと来て。

そして田我流。彼は今まで「やべ〜勢いですげー盛り上がる」くらいしか知らなかったのだけど、トチリも含めて己の舌で口腔でライム紡いでるのが伝わって、その身体性にRealを感じて。「言うこと聞かせる番だ俺たちが」

K-DUBの「ロンリーガール」も良かったし、YOU THE ROCKの「証言」からの迫力、音塊の圧は初めて高校生ラップ選手権でMCニガリをみたときのようなマッシヴな魅力がありました。DJ YASさんの無修正ブッダ等のレア・ヴァイナル回しも最高で。

そしてECD自身のRAP LIVEが。繰り出される硬質でPUNXなリリック。あの初めて聴いたライヴ盤と双肩を為す、全然衰えてないパワフルさ。なんと新譜に収録の新曲だそう。最高。リベラルなアティチュードが、楽曲だけでなく実際に官邸前デモで叫んでいたことからも覚悟が座っていて。

想うにDOMMUNEという場をWebで体験することは、生の現場の劣化版ではなくて、TLに流れるオーディエンスの呟き群や、本当はかなり狭いけれど全然それを感じさせないカメラ割りで、DOMMUNEという場が創造されていて。

創造と想像、或いは仮想はそれぞれ共通するところを持ちながら別個に物理現象の上に現実としてレイヤーを成していて。古代なんかは演劇がヴァーチャル・リアリティー芸術であったように、芸術家は社会の固定化されたシステムから遊離した存在として、その流動性がポリティカルな先端で機能するのだと想います。

しかしそれ故に「口先のレイヤーでしかない、所詮情報に過ぎないじゃないか」、そんな揶揄に、ECDはまさにリアルな身体の運動性を持って、社会性・経済性の赤裸々なボムを持ってリアリズムを貫いた。だからこそ彼の言葉は上滑りせずに芯を食うのだと思います。

最近の北朝鮮からの脅威も、どこかTVショーのような非現実感があって。

そこで想起するのがロングランし続けている『この世界の片隅に』。すずさんも破壊に合うまで半ばヴァーチャルな戦争体験な日常生活だったのではということ。だから先日のミサイルの黒塗り警告画面は“気付け”に良かったと個人的には想いました。現実に起きている事だから。

そしてだからこそあの映画ですずさんが身をもって示したように、国家につき合って、付き合って、大きな犠牲を払ってまで付き合った上に、梯子を外されて裏切られてから怒っても、遅い。

言うことをきかせられるのではなく、言うことを言う姿勢こそがヴァーチャルでないリアルな態度だと思ったのでした。

さらに、実はこれらのライヴの前に演ったECDのDJ PLAYこそがこの夜の音楽的なピークで。あんなにも心を打つDJはなかった。

誰しも知っている邦楽のオールディーズの、豊饒な音楽の山野から採りだされたとっておきのカヴァー。そしてエスプリの聴いた洋楽。みそ汁のように馴染むソウルフードな名曲群でありながら、それでいて気っ風の良さというか、ユーモアはあるんだけど全然臭くなくて。

良質で驚きの隠された日常の中の宝玉達のような楽曲群に、人生という最大のリアルの中で出逢う様々な味を感ぜさせる、そんなDJ演奏でした。ECDさん、いいものをありがとうございました。

この素晴らしい一夜は1000円で販売されていてその全てが石田さんの為に寄付されるそうです。あの伝説の夜を見逃した方は、是非とも。私はあの一夜の思い出を記憶の中で鮮やかに焼き付けるかどうするか今は逡巡しているのですが、何よりドネーションだし、観てない人に見せるために購入するのありだなと想っています。販売期間は10日間程とのことです。
by wavesll | 2017-09-05 23:13 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

Emir Kusturica & The No Smoking Orchestra Live in Buenos Aires X Pale Ales 第105回酒と小皿と音楽婚礼

Emir Kusturica & The No Smoking Orchestra Live In Buenos Aires 2005.avi


最高に愉しいバルカン・サウンドを聴かせてくれるのはエミール・クストリッツァ / アンダーグラウンド - ユーゴスラビア民族叙事詩でも取り上げたクストリッツア率いるノー・スモーキング・オーケストラ!

実は9/2に9年ぶりの来日公演がZepp Tokyoであって、泣く泣く諦めたのですが、今朝未明に聴いたら最高すぎて!これね、真夜中の空間で聴くとトベますよ。

c0002171_16181061.jpgで、昼間にトボウとペールエールでドーピングしてみましたw最近はペールエールやIPAじゃないとビールの馨しさが感ぜられなくてw

Tiny Rabel Caliが今回飲んだ3本の中ではイチバンだったかな。(残りの2本はGO WEST! IPAとMazama Bremina)

このライヴ自体単独でも存分にトベルので、序盤は音で飛んで、ちょっと勢いが落ち着いた終盤でペールエールを加油して終盤でまたトブのが一番のお薦め。

「ウンザ!ウンザ!」とか「黒猫、白猫」とか、エミール・クストリッツァの映画を知ってると楽しみが倍増すると想います。『アンダーグラウンド』、mjd傑作でした!

欧州のトラディショナルな土の匂いのする響き、秋の豊饒さ、馨しさが華やぐ熱っぽいZoundに夢見心地になりました。

こーれほんとに生で味わったら最ッ高の奴じゃないか!ベッドルームで情熱と楽しさが炸裂!次にもしも来日があれば、是が非でも馳せ参じたいです★
by wavesll | 2017-09-03 16:25 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Afro Begue live at 東京JAZZ2017でセネガルの音塊を浴びてきた!

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Afro begue 1st アルバム "BEGUE"  リリースパーティー5/23@渋谷


東京国際フォーラムから渋谷エリアに移った東京JAZZ、代々木公園欅並木にAfro Begueをみにいきました!

ちょっと前から気になっていたこのバンド。Begue(ベゲ)とはセネガル語で"楽しむ"とのこと。セネガルのダイナミズムあふるるビートが最ッ高で★最ッ高のセネガル・サウンド!ジェンべのオマールが最早核弾頭クラスの爆発力!最ッ高でした!!!

東京JAZZは昨日・本日・明日と開催。欅並木の”Street”ステージ等フリーのステージも多数、朝にはJAZZ YOGAなんかも。またライヴはNHK FMが中継してます。あと例年通りだとBSで放送もされるはず。今宵はらじるらじるで楽しもうと想います◎

cf.
AFRICA HIBIYA FESTIVALに行ってきた!

by wavesll | 2017-09-02 19:14 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

ようこそジャパリパークへ / どうぶつビスケッツ×PPP & 動物の謝肉祭 / Saint-Saëns

TVアニメ『けものフレンズ』主題歌「ようこそジャパリパークへ / どうぶつビスケッツ×PPP」


今期のテレ東は深夜でおそ松さんの再放送、そして夏休みの子ども達向けに朝の時間にけものフレンズを連日再放送していて、話題作を後追いでチェックしていました。

元芸人が脚本を書いたというおそ松さんはイヤミのお笑い論回とかですぐ面白さが分かったのですが、けものフレンズは「このアンビエントみたいな薄味のどこが面白いんだ???確かに実写パートとか可愛いし声の演技は濃いけれども」と物語の起伏のなさに戸惑って。

しかしあれよあれよという間に結局みちゃって、ミサイル騒動の中放送された最終話なんか涙ぐんじゃってwやっぱり制作陣はやっぱり上手かったのだなと思います。

けものフレンズを実際に見て「すっごーい」のイントネーションがようやく分かったのも収穫でしたが、何より収穫というか気に入ったのはこのOPナンバーでした。

ヲタ界隈から生まれる楽曲は強いメロのパワーチューンが多くて、古くはOVA 炎の転校生 OP (島本和彦&日高のり子 フルバージョン)とかMOSAIC.WAVの作品群とか、異様なテンションで好きな楽曲も多くて。この「ようこそジャパリパークへ」もその連峰に成る一曲だなと感じ、「ピンポン」以来久々にTVアニメを愉しみました。

さて、「どうぶつ」にかこつけて紹介したいのがサン=サーンスの『動物の謝肉祭』。

Saint-Saëns - The Carnival of the Animals (Argerich & more)


近年、飛行機で帰る時なんかはJAL名人会かクラシックchを聴くのが専らなのですが、この楽曲もそんな中で聴いた一曲で。クラシックの面白い所は、楽曲を意識して聞いたことはなくてもCMやらBGMやらで良く知っているフレーズが出てくるところ。

9:24からの『水族館』とか"あ、ここ聴いたことがある"という箇所が鏤められていて、楽しい組曲で好きでした。

この楽曲はそれぞれに動物の名前などが付けられた14曲の小品からなる組曲で。けものフレンズのノリでたつき監督に"ピアニストちゃん"がフレンズと旅する短編アニメ集とかつくってほしいwというかそういう同人誌つくってコミケとかに参加してみたいですw←お前云うだけ番長でやらねーだろ。

それにしても、クラシック聴くようになったのもそうですが、年を重ねると身体的にも変わってきますね。6時前に自然と起きるようになったのもそうだし、子どもの頃は母がドラマで泣いてるのをバカ受けしてた自分が今けものフレンズ最終回で泣く位涙脆くなってしまいましたw

だから『僕(私)血も涙もないのかな』と悩んでる中高生がいたら『年を食えば勝手に泣けるようになるから安心し』といいたいです。昔は「Don't trust Over30」と想っていて、実際になってみると大人のバイオリズムを身勝手に子どもに押し付けがちなところも感じるけれども、案外オトナもいいもんだなとか想う8月の終わりでした。
by wavesll | 2017-08-31 06:21 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

太陽肛門スパパーン インストアライヴ@HMV record shop shibuya

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太陽肛門スパパーン - 青春!夢!仏教徒!


太陽肛門スパパーン-女子高生組曲


太陽肛門スパパーン - Viva! USA


ミサイル発射、Jアラートで戦争突入みたいな脅威が煽られた昨日、いかがお過ごしでしたでしょうか?

私は太陽肛門スパパーンの渋谷HMV record shopでのインストアライヴに行ってきました。

フジロックで「反日 反核 反五輪」の旗を掲げて練り歩いたとか聴いていたのですが、ソウルフラワーユニオンですら生温く感じる極左パフォーマンスは私には毒が強すぎました。

男根をモチーフにした聖火トーチを手に行進で入場し、黄ばんだブリーフ一丁でイッチャってる目でダンスしながら展開される演奏、幕間には生ケツを出して肛門みせながら尻をドラミング、安倍・昭代・小池・トランプetcを徹底的に馬鹿にしながら男男女女男で水を口から口へぶちまけるとか下品なパフォーマンスをやるのは露悪的で、MCも色々と濃すぎるし、今こうして書くだけでも消耗。

ただ、左翼な方がいい音楽をやる体感はあるのです。プログレッシヴ歌謡ビッグバンドで組曲的に展開される音は良かった。ヒメジョオンという別編成のフォークグループの歌も良かった。が、ぐったりw

ミュージシャンの音は好きだけれど、政治思想には差異がある場合、音だけを楽しむのは失礼なやり方な気もします。自分はどちらかと言えばリベラルかと想ってたけど極左の原液みたいな太陽肛門スパパーンのライヴにはきついものを感じ、"オルグはされたくねぇな"と想ったのも事実。

ただ、絶対的な位置間関係で俯瞰すれば、少なくとも音楽として興味を持つのはバンドにとって少しでもプラスに働くことだし、こと左翼は自分の主張への信心から妥協を許さないイメージがあるけれど、無関心よりかはマシかなと自分の中で折り合いをつけました。

ミサイルなんかで戦争が身近になると、精神の余裕は削られます。不真面目なことが許されない感じ。例えば“フェスに『参戦』”とかの平和ボケした表現を、浅はかだと実感する感じ。

けれど、こんな時こそそういう"遊び"をいとおしく私は想います。ヒトラーは抽象画等を退廃芸術と弾圧しました。過激性的表現に投獄されても挑んだマルキドサドのように、不謹慎表現は社会の自由の表れだと想うのです。

礼文の桃岩荘的な"カッコ悪いことはなんてカッコイイんだろう"的なアティチュードを闇鍋的に煮込んだような濃ゆすぎるパフォーマンスに精神力を苛烈に奪われて昨日はバタンQだったのですが、政治的で下品で過激で二郎並みにマシマシなステージ(これは否定的な意図ではありません)に、"やっぱ北朝鮮や中共と違って表現の自由あるわ、この国"と笑えてミサイルでふさぎこんでいたとこを打破してもらった感がありました。

それにしても体力使ったなと思ったらなんと全編で2hにも及ぶインストアライヴw HMVの攻めの姿勢は大変評価したいw 色々と感慨深いライヴ体験となりました。
by wavesll | 2017-08-30 05:52 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

yorosz / Ambient Thug Mix 002 -A Stranger- X 原酒 三岳 で処暑に味わう31時 第104回酒と小皿と音楽婚礼

Ambient Thug Mix 002 -A Stranger- by yorosz
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処暑の風の中、24hTVの真夜中帯を越えて、だらだらと起き抜け、少し寝て、何を為すこともなく半日を経過し、オーディナリーミュージックの笹口騒音オーケストラをRadiko Time Freeで聴くなどすると、自分のカイロスが29時にゆくような気がします。

静かな、深い時間を得るには、何かの景気がないと難しくて。本当は何でもないことなのに、情報奔流過多の現代を生きる者にとって本質的なChillの先へ行くには特殊な状況が必用となる現状があると私は感じます。

そこからSparks - "Dick Around"で一拍置いて聴きしはTwitterで交流のあるyoroszさんのMIX、 Ambient Thug Mix 002 -A Strangerへ。 これ、親しいとか関係なしにとてもいいです。

虫の音のようなノイズが入る序盤から水中で爆ぜるようなGuitarの音が響く中盤がハイライトで、そこから氷棒を叩くような後半、そしてアンビエントへ解けていく終盤と、玄妙な音の連なりが続く構成は坂本教授のasyncを輪郭線を誇張して表現したようにも響きました(これは坂本龍一を比較に出すほど良かったという意味です)

大変気に入ったこのMIXTAPEに厚みを加えたのが原酒 三岳。屋久島の三岳の原酒Versionである本酒は、ノーマルの三岳よりも円やかで、ベース音が効いていて。このAmbient Thug Mix 002 -A Strangerと合わせると低音部分を補完してくれました。

音を聴くだけでも27時へ飛ぶような感覚がありますが、原酒 三岳の援けを借りるとそのカイロスの深みが30時、31時へいくような、まどろみの末に在るサンクチュアリへ持ってかれるような心持になりました。
by wavesll | 2017-08-27 21:20 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

IU(아이유) _ Palette(팔레트) (Feat. G-DRAGON)

IU(아이유) _ Palette(팔레트) (Feat. G-DRAGON)


関ジャムでtofubeatsが今年の上半期Best5に挙げていたIUの本曲。これは…本当にいいじゃないか…!

ヴォーカルの透明感とトラックの粒子感が素晴らしい。
우효(OOHYO) _ 청춘(Youth) (DAY)といい、K-POPもいいのが出てきてちょっと脅威的に感じました。いいものはいいと認めざるを得ないクオリティ。

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Albumの方も貼っておきます◎1曲目もいいけどやっぱりBest Songは「Palette」かな。

[FULL ALBUM] IU(아이유) _Palette(팔레트)

by wavesll | 2017-08-25 22:31 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

朱炎に捧ぐ流麗な3盤+Alpha

今年は初夏からかなり暑い日々が続いたのに対し8月はぐでっとした天気でしたが、今週からようやく夏が本領を発揮してきましたね。ほぼ夏フェスシーズンは終わってしまいましたがw

そんな朱炎に捧ぐ流麗な3盤を選んでみました。

Skymark - Primeiras impressões LP / 2013 (Album preview, trailer)
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リオ・デ・ジャネイロを拠点に活動するDJ /プロデューサー/鍵盤奏者のスカイマークが奏でるブラジリアン・メロウ・エレクトロニクス・グルーヴ。

エレピの気持ちよさ。暮れ行く夏の夕凪にこんなのがかかったら最高だなぁと一年が廻るたびに想います。このSoundcloud音源はアルバム・トレイラーなのですが、曲の繋ぎがスクラッチ風で面白く、ぎゅっと纏まっている13分34秒で、寧ろアルバム本体よりも好きかもw

The Congos - Heart Of The Congos (Álbum Completo)


CEDRIC MYTONとROY “ASHANTI” JOHNSONによるルーツ・コーラス・デュオ, コンゴスの1977年にリリースされたデビュー・アルバム。

ルーツ・ロック・レゲエの涼やかなサウンドが夏にうってつけ。プロデュースはLEE PERRYでLEEが保有した伝説のスタジオBLACK ARKで1976~77年に掛けて制作されたそうです。超心地よすぎるMIXに蕩けます。

Various ‎– Aloha Got Soul (Soul, AOR & Disco in Hawaii 1979-1985) Full Album Compilation


3枚目はハワイアン。それもただのハワイアン・ミュージックでなくてAloha Got Soulが、UKの名門Strutとハワイ産の激レアなソウル~AOR~ディスコを選りすぐったコンピレーションを。

これはYoutubeだと雰囲気位は通じるかもしれないですが、CDの音が極上なので、是非そちらで味わっていただきたいです。爽やかで円やかに愉しいHawaiiの風が体験できます。

いかがでしたでしょうか。終わっていく夏の日々に捧げる3盤、楽しんで頂けたら幸いです。
最後におまけを。最近NHKノーナレで「町工場 X テクノ」なんかも話題になりましたが、こちらは『夏っぽい物の音だけ』で作られた動画。


こういうフィールドレコーディング的サウンドコラージュがPOPフィールドでも流行ったら面白いですね。これが好きだったらYosi Horikawaもお薦めです。
by wavesll | 2017-08-24 07:01 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)