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hr-Sinfonieorchester X Francesco Tristano X Moritz von Oswald による『Bolero』&『Strings of Life』

Music Discovery Project (hr-Sinfonieorchester Official Web Sight)
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Music Discovery Project 2017 ∙ Francesco Tristano ∙ Moritz von Oswald ∙ hr-Sinfonieorchester


去る29日午前4時(現地時間28日20時)からhr交響楽団とフランチェスコ・トリスターノ・シュリメ、そしてモーリッツ・フォン・オズワルドのライヴの生中継があるとTLで知り、実は3者とも良く知っていなかったのですが"これは良さそうだぞ"と。

宵を更かし、そして聴いてみると此れがとっても好い!hr-Sinfonieorchesterはドイツのフランクフルト市にあるヘッセン放送協会所属のオーケストラ。このオケが毎年やっているMusic Discovery Projectという外からミュージシャンを招いてコラボレーションするコンサートの2017年版がこのライヴ。

今年はルクセンブルクのピアニストFrancesco Tristanoと90年代テクノ・シーン黎明期から現在まで活躍するMoritz von Oswaldを招き、クラシックとテクノを縦断融合するライヴを魅せてくれました。

聴きどころは先ず20分辺りから始まるラヴェルのボレロ。美しく瑞々しいhr-Sinfonieorchesterのハーモニーに、Francesco Tristanoがピアノで、そしてMoritz von Oswaldがビートで共鳴していく。高まっていく『ボレロ』、その旋律がピアノの綺羅めきと、そして電子音に侵食され融け合い魅惑が爆ぜていきます。そしてノイズへ…!

Moritz von OswaldはCarl Craigと共にドイツ・グラモフォンのRecomposedシリーズでBoleroを再構築していますがこの夜のこの『Bolero』の輝きは円盤のさらに先にある恍惚が芽吹いていた気がしました。

そしてもう一つの目玉が終盤に演奏された『Strings of Life』!!!
Rhythim Is Rhythim名義のDerrick Mayのオリジナルも素晴らしいですが、木琴のビートで打ち鳴らされるこの曲も昂がる昂がる!

昨年凸版ホールでFreiburger Barockorchesterのコンサートを観たときや日曜朝に題名のない音楽会をみている時も想うのですが、オケの音って勿論重厚さを感じるけれども、本当にみずみずしくて。

華怜さとでもいうか、かぐわしさを楽しむような綺麗なオーケストレーションでテクノのソリッドな強度をあるアンセムをやるのが素晴らしい。今夜のライヴはJeff MillsがMontpelier Philharmonic Orchestraと組んだ『Blue Potential』をRhythm隊の面で凌駕していると想います。

『Strings of Life』は動画の1h47mから始まりますが、シークするより流れの中で聴くとより愉しいかと。

Derrick May - Strings of Life - ft. Francesco Tristano & L'Orchestre Lamoureux - 4Kなんて動画もありました。


2時間強のライヴが終幕したのは日本時間の朝6時。クラブで踊らずに音楽の祝祭で朝を迎える事なんかもあるんですね。素晴らしいコンサート、是非是非楽しまれていただけたら。
by wavesll | 2017-01-30 22:37 | Sound Gem | Comments(0)

ノードラッグ・ノーアルコールで爆発しよう。

Rom=Pari - Views [Full Album]


Twitterで教えていただいたこのアルバム。Amazonの商品説明だと
それぞれがJOSEPH NOTHINGとCOM.Aという名義でも活動する日本人の兄弟デュオ・ROM=PARIの1stアルバム。変則&高速ドラム、シンセ、サウンド・コラージュなど様々な要素が入り混じった作品。ヨーロッパからのリリース先は老舗のSUB ROSA。
とのこと。20世紀終わりから911後辺りまでの"終わらなかった終末期"のテンションが凄くて。

そしてこれ聴いてたら脳内麻薬の分泌が凄くて。ヤーヴァいっすね。『Doctor Strange』の映像体験があのペーパー・ドラッグ『ウルトラヘヴン』っぽいと聴いて食指が伸びかけていたのですが、これはこの音楽だけでも十分に脳内麻薬れるかも(というか小池佳一先生、次巻を首長族になりながらお待ちしております。

そして、この脳内麻薬分泌が活性化してる原因に思い当たることがあって。
それはアルコールを抜いていること。最後に飲んだのはMAD MAX 怒りのデス・ロード BLACK & CHROME at 川崎チネチッタ LIVE ZOUNDの帰りだから、今日で断酒6日目。これだけ脳が活性化しているということは、今までアルコールにどれだけ毒されていたんだ…!とマクロビに嵌っちゃう人みたいなことを想ったりw

後、もう一つの理由が今ある古典の学術書を読んでいて。これが二重の意味で脳を大回転させておりまして。一つは脳の体力がぐったり消耗するくらい理力を動かすこと。これが良い脳の運動になっているのではと。新しい学習をするって活性化させてくる、スポーツのような快楽があります。

そしてもう一つは本を読むためには精神筋力を使わなくてはならないので、酒が飲めないw酒を飲まなくても面白いというのがありますし、酒飲んじゃうと本が進まなくて。これが音楽だとアルコールと一緒に愉しむとより楽しくなっちゃうので、そういう意味だと本ってカラダにいいですね◎

140文字呟きのさざれ石なStreamを泳ぐのも面白いのですが、Hugeな巖を噛み砕き、よじ登っていくのもまた別個の身体の使い方で。ウォーキングでは筋力増強はしないなんて話も思い出しつつ、いいプライヴェート・ライフサイクルをつくれればと想います。

そうそう、アルコールも、あんまり飲まな過ぎると耐性が落ちて、偶に飲むと一気に弱くなるので、ちょこちょこ飲もうかとは思ってます。でも酒を断っても楽しいのがわかったから飲酒量は減るかも。
by wavesll | 2017-01-29 17:38 | 私信 | Comments(0)

中村佳穂 / リピー塔がたつ とんでもないピアノシンガー

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口うつしロマンス:中村佳穂 (soundcloud link)


いつものように渋谷タワレコ6F奥のカツオさんコーナーへ行くと目に入ったのがこのPOP。"へぇ~FUJIROCK出てて、くるりの岸田も褒めてるのか、どれ聴いてみようか"と試聴ボタンを押すと一気に心臓鷲掴みにされるような音!こーれはめっけものだぞと。

上のYOUTUBEはかなりノイズが入っちゃってるんで、"熱"だけでも伝わればなと。soundcludもいいですが、出来ればCDを聴いてほしい。なんでもメジャーどころだとタワレコ限定発売だとか。


FUJIROCK'16に出てる動画も上がってました。
CD Shopっぽいコピーを考えるなら「aiko meets 矢野顕子な新世代ピアノシンガー」とでもいいましょうか。サンクラにあがってるあんたがたどこさもいいし、奇妙礼太郎とか好きな人にも響くんじゃないかなぁ。

まぁ何しろ歌が強くて美しい!『リピー塔がたつ』の1曲目<リピー塔がたつ(intro)>から2曲目<POiNT>への怒涛の展開の惹きが凄くて!ここをね、是非ともタワレコ渋谷6Fカツオコーナーに試聴が昨日(1/27)の時点ではあったので聴いてほしい!

3曲目の台詞付きの<辞める辞めない押し問答>はちょっと椎名林檎っぽい。4曲目<通学>の音遊びは現代JAZZ/ELECTRONICA/POST CLASSICALな感覚もあるPOP楽曲で。ここでも唄の強さがサウンドに負けてない。5曲目の<悪口>はクラシカルなピアノ弾き語り+アルファ(パーカス、チェロ、ボイパ)なチェンバー・ポップ。これはceroのLIVEなんかが好きな人なんかも"おっ!"と想うかも。

詞もよくて。「文字をあつめて 評論家気取り 無難にまとめて 人を殴っている ~ 人をあつめて 神様のそぶり 冷たい仕打ちに 熱くなっている ~ 僕は船を編む ここで溺れてしまわぬように ぼんやりあおむけ もうすぐ夏が来るよ」中村さんの詞は短いのに思索が拡がるいい詩だと想います。

そして6曲目<口うつしロマンス>は中盤のクラマ。このみずみずしさ、綺麗だ。楽曲終盤でスクラッチが鳴りながらブレイクダウンするところなんか最高。

7曲目<72億人分のあのひと(もう74億だね ver.)>はNHK Eテレ『シャキーン!』で活躍する岩見十夢さんとの共作。岩見さんの弾き語り動画もありました。

8曲目<my blue>はピアノバラード。荒井由実「翳りゆく部屋」や椎名林檎「同じ夜」、入江陽「JERA」級のDrama性を感じる。9曲目の<どこまで>は冒頭で子供たちが「みんな死ぬ」といい、本編自体もちょっと童謡っぽいところが最初"不穏な感じでいきたいのかな?"と想ったのだけれど、聴き終わると寧ろエレファントカシマシ「コールアンドレスポンス」のような"どうせ死ぬからこそ生きる"って感覚を得ました。

10曲目<makes me crazy>はなんとスチャダラのBoseが参加するラップ曲。SSWのアルバムに普通にHIPHOPが入るのはラブリーサマーちゃん「202 feat. 泉まくら」もそうだし、ラブサマちゃんやDAOKOといい、ほんと良い新世代女性アーティストどんどん出てきてるなと。

そして11曲目<リピー塔がたつ(answer)>。鮮やかなラスト。あっという間の37分強で、まだ聴きたくなってリピートしてしまう。や~、いい円盤でした◎

渋谷タワレコでインストアライヴもあったのか~><と凹んだのですが、かなりライヴスケジュールもあるみたいで。一回みてみたいです。
by wavesll | 2017-01-28 21:44 | Sound Gem | Comments(0)

新しいこと学び始めた奴 脳 Good Night

Steve Kimock & Friends feat. Jeff Chimenti - full show - 8-26-16 Nedfest Nederland, CO SBD HD tripod


ルーティンから外れ、古典と格闘してもうぐったり。久々に使った脳の部位にぐろっと来てDopeに眠いwそんな時でも聴けるデッド・ファミリーの凄さ。あと、『カルテット』は週初めに流すドラマじゃないと想。けど面白い。

とまぁ書いていて想い起したのは「ヒトは自分が耐えられる最大の不快さまでが"刺激的"になる」という言葉。誰かが言ってたけれど思い出せないのはTwitterで流し見たものだからかもしれません。

疲れてるときは重いものは味わうのも骨だし、逆に疲れてないときは脳を動かすことがストレス解消になり、歯応えがなさすぎると退屈になって酒でまぎらわしちゃったり。

脳をわざと消耗させるって酒だけではなく、映画や報道なんかもあると想います。歯応えのある情報を流し見で消費する感じ。逆に言うと今の朝のニュースの文化芸能だらけの編成はみんな本当に仕事でストレスと疲弊をしきっている証左なのやもしれません。

今夜は難解書でぐったりして、刺激的凄る音楽は聴けなくて。しかし退屈な音楽はつまらないし。と言ったときにスポっと嵌ったのがスティーヴ・キモックの音。

穏やかではあるのだけれど、魂が籠ってる。単なるSmoothとは一味違って噛み応えがあるから丁度いい刺激。

そうするうちに精神力が回復してきて、また読み進めて。普段使ってない脳の部位を動かしたからかスイッチが入り旅の初日の夜みたいに脳汁が出まくってます。

昨年末の台湾旅行で足つぼマッサージで疲労が取り除かれて帰りの足で新宿タワレコにDOTAMAのインストアライヴ観に行ったのですが、丁度いい刺激で老廃物を取り除くと気脈が充実しますね◎ぐったりしていた脳が昂揚してしまって眠れないw

Set 1, STEVE KIMOCK BAND live in Yokohama 2017/01/15

by wavesll | 2017-01-25 21:46 | Sound Gem | Comments(0)

MAD MAX 怒りのデス・ロード BLACK & CHROME at 川崎チネチッタ LIVE ZOUND

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川崎チネチッタにて『マッドマックス 怒りのデス・ロード BLACK&CHROME EDITION』を観てきました。

一昨年にオリジナル版を4DXでみてから、1,2をみて。すっかり『MAD MAX』シリーズ自体のファンになりながらも、『怒りのデス・ロード』の真価を理解しきれないまま見てしまったなという思いがありました。

刺激だけを求めて観たら案外"刺激"という面ではそこまでではなくて…さらにWebで解説を読み込むとこの映画は男と女についての洞察のある映画であるという。"あぁ、それを知った上で観たら深味をしれたのに…!!!"と想いながらも、2回目をせっかく見るなら立川でやってる爆音でみたい、しかし横浜から立川は遠い…。とこれまで2度目を観る機会がなかったのです。

そこに『BLACK&CHROME』。白黒でミラー監督自らが"これがBESTだ"というエディション。さらに川崎のチネチッタがLIVE ZOUNDという轟音上映をやってると聴き、さらにはその評判もいいと!これはみるしかないと馳せ参じたのでした。

LIVE ZOUND版MADMAX、神話、鋼鐵の神話。立川の極爆は体験してないから比較できないけれど4DXより全然良い!砂嵐の音の圧で揺れる!初見時は"ロック推しは今やる意味ではないかもしれない"と想ったのですが"ロック=旧来の男社会の象徴"だったと。最早ノイズの域にも達する轟音は音楽体験としても比類なき感覚刺激でした。

LIVE ZOUND、本編が始まる前のCM枠の時は"あれ??バランス悪いか?"と想ったのですが其の位ガツンと来る爆音がMAD MAXにはうってつけ!LIVE ZOUNDで音楽LIVE映画や爆音系のライヴヴューイングがあるなら絶対選びたい!

鋼鐵の神話と書いたのは車両と銃弾とガソリンと水の映画であり、AIやインターネットな“ヴァーチャルな魔法”がないことで寧ろ神話性を強烈に高めている。"魔術なき神話"というのが現代ならでは。さらに白黒になったことで異次元感が増し、“ありえない名画”となっていました。

男と女、男が造る社会と女が造る社会。男の社会の中の女と、女の社会の中の男。汚い處も綺麗な處も描き切ったプロットは見事。その上でBoy meets Girlが"社会システムのもたらす幻想"への狂信から目覚めさせるのが美しかった。恋愛は日常に対して垂直に立つといったのは中島らもだったか。

アクションシーンが早回しみたいな速さだったり、モノクロで瞳輝が増してたり、ワイヴスが銃弾を詰めるシーンにバトルロワイヤル、ラストシーンの"新たな救世主"にナウシカ漫画版を想ったり。

そしてBLACK&CHROME最大のポイントはEDテーマ。絶対これでなくては。革命を遂げた時は“造り、治めることへの畏れ”が鳴らないと。最高のMAD MAX FURY ROAD体験でした。

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by wavesll | 2017-01-24 00:38 | 映画 | Comments(0)

Bruno Mars Carpool Karaoke 『24K Magic』のBestプレゼンテーション。 楽しくいかしてるクルマX音楽番組

Bruno Mars Carpool Karaoke


来日してスッキリやMステでパフォーマンスをみせてるブルーノ・マーズ。「来年には日本でライヴするよ」とのことで"みてぇなー!"とwkwkしてしまいます。

それで「これいいよ」と薦められてめっちゃ良かったのがこのCarpool Karaoke.
米国CBSで1995年から続く深夜のトークバラエティ番組「The Late Late Show」の1コーナーで、番組MCのJames Cordenとゲスト歌手がクルマの中でカラオケするという企画。

これがすっごく楽しくて。クルマでわちゃわちゃするのが「気分は上々」的な感覚というか”ドライヴしてるときって歌っちゃうよなー!”と楽しいw

TV的なコミカルさというか、スターがしょうもないことするというフォーマットが上手く機能していて。シンプルな作りなのにゲストがAdeleSiaRHCPGagaなどバリバリのスターばかりだから全然貧乏臭くないのが凄い。

そして中でもBruno Marsの回が良くて。最近のブルーノの"バリバリイケテル俺YEAH"なバカ明るくゴージャスでファンキーなノリがこの企画にうってつけだと想います。冬の横浜のしばれる中でみるとアメリカあったかそうで陽気で好いなとw正直『24K Magic』はEXILEみたいなブルーノの中では凡曲だなと想っていたのですが、湿っぽくないし、この企画だと映える!この曲のベストプレゼンテーションやも◎

日本でもフォーマット買ってザキヤマ斉藤さん森三中の黒沢辺りにMCさせてこの企画やって欲しい気もするし、こういうノリの独自企画とかもやってほしいなぁ。鼻歌というと風呂場とか?アイドルやミュージシャンが風呂場でシャワー浴びたり銭湯で湯船浸かりながらカラオケとかどうでしょうかw?水音が交ってフィールドレコーディング的にも面白い企画になるやもw

Bruno Mars - 24K Magic (Full Album)
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改めてアルバムを日曜のこの時間に聴くとこのハイでグラマーな感じが楽しい週末が終わっていくセンチメンタルさに共鳴していいですね。この企画を機に聴けて良かった。2018年にあるという公演が楽しみです。
by wavesll | 2017-01-22 22:16 | Sound Gem | Comments(0)

80sを中心とした女性シティポップ/Vaporwave & Future Funk的な を貼ってくエントリ

きっかけはtatatumblrさんで見たこの動画でした。

Kaoru Akimoto (薫秋元) - Dress Down (1986)


Kaoru Akimoto - Cologne (1986) [Full Album]
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一体この音楽は何たるか!すっげーいいな!と検索すると詳細に解説が書かれていたサイトさんがありました。
秋元薫 - Cologne(Vapor Drawings)
1980年代に活動していたシンガー、秋元薫さん。こんなキラーな楽曲があったとは。マクロスMACROSS 82-99のRemixで音楽好きの間ではもうだいぶ前からメガレア盤として有名だったそうで、やっぱ世界は広くて面白い。

こんな凄い人いたんだなぁと想っていたらYoutubeが続けて流したこのアルバムも素晴らしくて。

Junko Yagami (八神純子) - Full Moon


モノッスゴイ円盤。音づくりのゴージャスさも凄いし日本語の綺麗なメロへの乗り方と引っかかり方が素晴らしすぎる。朴訥というか、純な新鮮さ。八神さんてみずいろの雨の人ですよね。こんな音もやられていたとは。

Daft Punk / Random Access Memoriesからこの方80s的なエッセンスが大きな潮流でブラックミュージックが隆盛ですが、95-05年に青春を過ごした自分は80年代が鬼門で。寧ろ70年代の方が好きでした。

ただなんか、この80年代邦楽は凄く好きになれそうで。70-90と来て10年代の流行、Vaporwave/Future FunkならJOJOとDIOの血統がジョルノ・ジョバァーナで融け合った様にめちゃくちゃ好きになれるかも。私の中で愈々そういう時分になったのかもしれぬと一人盛り上がり、Youtube漁ってました。

というわけで”本家のCity Pop"で、良かったの、貼ってきます。このエントリは更新するたびに一番上にしてくかもしれません。この鉱脈はザックザクぽいし。

佐藤奈々子 - サブタレニアン二人ぼっち (1977)

慶應義塾大学の学生時代、まだ世に出ていなかった佐野元春と共作したデビュー・アルバム『Funny Walkin'』('77年)の収録曲で、大野雄二をアレンジャーに迎えた楽曲。
早くも看板と違うんだけどシティポップ名曲だからw
Joice / Femininaのような風貌で声もハスキー・ウィスパーでサウダージ的なものを感じる。五つ星。

MIki Matsubara - 真夜中のドア / Stay with me

松原みきのデビューシングル。作曲・編曲林哲司。こういうのって華やかで"トレンディー"が笑われない頃の東京の空気を伝えてくれる。

亜蘭知子 浮遊空間 Midnight Pretenders

織田哲郎作曲。亜蘭さんはBeingの創設に参加した初期所属アーティストの一人。自分より年上の人が自分より年下の時に作った歌を聴くってなんか可笑しい気持ちになりますね。

阿川泰子 / Skindo-le-le

須永辰緒によるRemixも素晴らしかったブラジリアンフュージョンのカヴァー。原曲は、クラウディオ・アマラルとジェイ・ワーグナーを中心とするサンフランシスコ出身のバンド、Viva Brasilの『Viva Brasil』(1980年)に収録。

まだこれくらいなのですが、やっぱり秋元さんのが一番好きかなぁ。
今のところのエントリの終わりに今年解散してしまうEspeciaのアンセムを。

Especia「海辺のサティ(Vexation Edit)」VJ MIX MV


超絶曲。解散は本当に惜しいけれど、Especiaは語り継がれるアイドルだと想うなぁ。
このエントリもちょこちょこメンテしながらIdol Musiqueを聴かない理由があるとすれば演歌から日本における語り/ラップの海潮 <艶歌四人姫、JAMAAS、俵星玄蕃、キラーボール adult ver.>みたいなテイストのある特集記事に動的に伸ばしていければと想います。

cf.
つかみどころがないVaporwaveとかいうジャンル(心の耳で聴け)

今週の何か 〜Future Funk入門〜(週刊ねこ通信)
日本語が死滅した「未来」からやってきたかも知れない謎の無法音楽「Future Funk(Japaaan)
by wavesll | 2017-01-20 01:00 | Sound Gem | Comments(0)

Lake Street Dive live@渋谷タワレコ→GROOVISIONS 5X27→エマーソン北村 live@渋谷タワレコ

渋谷タワーレコードにてLake Street Diveをみてきました。
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Lake Street Dive Plays "I Want You Back" On a Boston Sidewalk

Lake Street Dive: NPR Music Tiny Desk

ソウルのある歌声、小気味いいタンバリン、ギターの人はトランペットも。そしてウッドベースが魅力的で。演奏する指に魅いられました。あっという間の楽しい時間でした。

その後青山スパイラルへ歩いてGROOVOSIONS 5X27展へ。
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Chappieってこの人たちの作品なのかと初めて知って。自分の知ってるプロダクトのデザインも数多く手がけているのを知り感嘆しました。

中でも映像作品が良くて。透明な道路の下からみた映像図なんかは大和絵の逆で面白い。図形化された鉄道の映像作品はジュリアン・オピー展@外苑前MAHO KUBOTA GALLERYにも通じるずっとみれる感。この明るさと記号性は時代を創っているなとかこんな映像が自動生成されるアプリが出来たらヤバイなと想ったり。いいものみれました。

そして再び渋谷タワレコに戻ってエマーソン北村さんのインストアライヴを聴きました。
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帰り道の本 / エマーソン北村

エマーソン北村「ロックンロールのはじまりは」第3弾動画「スピニング・ホイール」

emerson kitamura live @ pyung2 biyori takutaku kyoto, 20120204 short.mov

初めてみる"エマソロ"。Diggin' the Carts的な感性での再発見と言うか、"こんなBGMのスーファミソフトなら名作ゲー間違いなし"というような温かみのある音がとってもよくて。

『スピニング・ホイール』のカヴァーも素晴らしかったし、アンコールまで!キーボードの打音や「へっ!」という掛け声が聞こえるくらい間近で演奏を観られる貴重な機会。すっごく好い時間を過ごせました。
by wavesll | 2017-01-16 06:58 | Sound Gem | Comments(0)

毛玉の毛玉7 「しあわせの魔法」リリースパーティー@渋谷7th Floor

昨年度の楽曲Best3なインパクトだった『ビバ!』を創った毛玉のレコ発ライヴへ行ってきました!
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(写真はkitajimanさんのご厚意で使わせていただいております。)

毛玉 - ビバ!


オープニングアクトはhikaru yamada and the librarians .

山田光さんがラップトップと機材からエナジーのある極彩の音を奏で、Voの穴迫楓さんが北欧エレクトロニカ的な美唱を重ねる形。電話の着信音が使われたり"おっ"と想わせる音遣いなのですが"やっぱりライヴだとCDJとかより楽器演奏の方が絵になる感はあるなぁ"と想っていたら山田さんがサックスも吹いて!これがカッコよかった!

さらにMCで楽曲のサウンドは既存のアーティスト(例えば東京女子流)の音源から作ったものとのこと。おぉ!アヴァランチーズ的音づくりじゃないか!?と知るほどにどんどん好きになっていったユニットでした◎soundclud音源も素晴らしい。めっけものだったなぁ^^

そして愈々、毛玉の登場!
『船』から。最高の幕開け。フォーキーで穏やかな歌から一気に轟音が炸裂する構成が本当に好き。上野さんのギターのうなりはライヴ全編通して最高でした!露木さんのドラムもベースの石黒さんもいい仕事してたなぁ。

そして『ビバ!』

この曲は本当に私の好きなモノどんぴしゃで。
元々毛玉は1stが出たときに横浜タワレコ試聴機で聴いて「フィールドレコーディングを取り入れたチェンバーポップでいい新人バンド出てきたな」と想ったのですが、この『ビバ!』、私的2014年ベスト楽曲、森は生きている - 煙夜の夢 a,香水壜と少女 b,空虚な肖像画 c,煙夜の夢(夜が固まる前)にこれまた大好きな南米音楽の感覚が掛け合わされたかのような質感の超名曲(勿論オリジナリティにあふれてるのがまた大名曲な所以で!)。個人的には2017年の幕開けをエルメート・パスコアールと毛玉で迎えられたのがとても嬉しかったのです。

今夜はゲストに引き続きの出演となる山田光(A.Sax)さん、岸真由子(Chor.) さん、 池田若菜(Fl.) さん、 福岡宏紀(T.Sax)さんを招きフル編成!この音楽はこんな軆を持っていたのかとただただ感動しました。祝祭が此処に鳴らされていました。金管の玄妙でマッシヴな音、いい。

『船』から『プラネテス』までの円盤通りの流れから1st楽曲を交えたライヴを聴きながら『音楽の拠り代』を考えました。黒澤さんの、起伏が穏やかな歌があの好奇心をくすぐられるサウンドを召喚させるような感覚というか。『シャーマンキング』に出てくる“オーバーソウル”とでもいうか、楽器を媒介にとてつもないものを呼び起こすというか。楽器演奏の肉体性と音楽の魔法性に心動かされました。

本編ラストは観客も巻き込んでの『ダンス・ダンス・ダンス』の"らららら"コーラス。そしてアンコールは新曲も。幸せな時間でした。

そして今、帰宅し、予約特典CDで『キジバト』の弾き語りを聴くと、あのとびきり素晴らしいサウンド無しでも、歌そのもの、メロディそのものに温かい素晴らしさがあるのだなと沁みました。『ビバ!』には南米的な音を感じたけど、黒澤さんの唄にも南米の空気を感じる気がしてきた…!

師走にヘンミモリさんの個展でみたエレファントノイズカシマシといい、本当にわくわくさせられる若手のバンドが続々出てきているのが嬉しい限り。今年も色んなバンドをみていきたいです◎
by wavesll | 2017-01-15 00:25 | Sound Gem | Comments(0)

演歌から日本における語り/ラップの海潮 <艶歌四人姫、JAMAAS、俵星玄蕃、ゲスそしてぼくりり>

2147 ♪ 北島三郎 名曲コラボメドレー ☆ 北島三郎&演歌四人姫 ◇ 160319


3304 SC ♪ 命くれない ☆ 瀬川瑛子・藤あや子・坂本冬美 ◇ 160709


3305 SC ♪ 舟唄 ☆ 八代亜紀・伍代夏子・香西かおり ◇ 160709


睦月が始まって早2週間。あっという間に2017年の1/25が過ぎてしまいました。
年末年始の音楽番組で何気に掘り出し物だったのがBSフジの艶歌四人姫。

坂本冬美、伍代夏子、藤あや子、香西かおりという演歌界を代表する"艶歌四人姫"がゲストたちと繰り広げる歌とトークの番組で。丁度3時間の総集編SPが流れたのです。

一番上に挙げた北島三郎メドレー(北の漁場→函館の女→帰ろかな→夫婦一生→風雪ながれ旅→まつり)なんか聴くと「サブちゃんRSRに出てくれねぇかなー!サンステージで『まつり』とか最高じゃん!」と想ったり、「瀬川瑛子ってこんな歌上手かったのか!?」と吃驚したり、「やっぱ八代亜紀の唄はブルーズ、沁みる」とすっかり魅了されてしまいました。

古臭い歌謡と想っていた演歌も、英米以外のワールド音楽も聴くようになるとフラットに好い音だなぁと。ヨナ抜きはやっぱり琴線に響くものがあります。

そんな演歌、韓国のトロットとの相互関係があったり、Asiaの調べとしての性質を持つこの音楽の新たな試みで、八代さんの新曲の「JAMAAS」があります。

JAMAAS(ジャマース) 真実はふたつ / 八代亜紀


これはモンゴルの英雄・革命家であるドグミド・ソソルバラム氏の歌う「JAMAAS」に日本語詩をつけたもので、モンゴルの草原で演歌コンサートを開いた様子が昨秋BS日テレで放送されてこれがまた素晴らしかった。
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原曲から追加された浪曲パートなんかも良くて。や~自分、三波春夫の「俵星玄蕃」なんか大好きなんです。

三波春夫~俵星玄蕃フルバージョン~


初詣で寒川神社にてお祓いをしてもらったのですが、その時も祝詞の詠唱が長崎・生月島のオラショと同じく"複数のラップが同時平行で謡われている!?"とかなり興味深いものがありました。念仏・声明から今ではゲスの極み乙女、そしてぼくのりりっくのぼうよみまでの日本におけるラップ/語りの連綿たる流れの一つとして浪曲はDig甲斐がありそう。確か「エリス」でジャパニーズ・ヒップホップの連載があった筈だけど、非HIPHOPに於ける"語り歌"の文化史は自由研究してみたいなと想いました。

Gesu no kiwami Otome「Killer Ball」adult ver.


ぼくのりりっくのぼうよみ - 「Be Noble」

by wavesll | 2017-01-13 22:08 | Sound Gem | Comments(0)