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ピエール・アレシンスキー展 at Bunkamura ザ・ミュージアム

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Bunkamuraにピエール・アレシンスキー展へ行ってきました。

ベルギーの現代の巨匠。日本の書にも影響を受けた黒、一方で鮮烈なカラフルさ。コミックから着想を得たコマ割は古代遺跡の趣。それらが結実した『至る所から』はアレシンスキーならではの偉大な絵でした。直に見るとその巨大さにも驚きました。

芸術集団コブラ時代の『職業』シリーズ、漁師、美容師、自動車整備士、樵、神父、兵士、消防士、ファッション・デザイナー、音楽家という具体的人物キャラクターをイマジネイティヴに描く。この具象と抽象のバランスがいい。『ネオン』『太陽』『稲妻』『錬金術』は篆刻な感性。日本での書の体験を咀嚼した『移動』はROVO『MON』の様、『夜』と合わせ絵画と書のフュージョン。

『根と脇根』のコマ割、『ときには逆もある』や『無制限の責任』のマティスな感覚。『新聞雑報』の頃はポロックのアクションペインティングにも影響を受けたとか。『仮面の下の三人の声』はミロを感じます。

『誕生する緑』の色彩!水色・緑が躍る。『魔法にかけられた火山』の鮮やかな緑。『手探りで』のカリグラフィーはタギングを先取りしているのはPatrick Hartlの先祖ともいえるかも。『見張り』の黄緑、『中庭への窓』の赤。『見本』のパステルと黒。『写真に対抗して』などの下部挿画(プレデラ)という発想はコミックからきたそう。『肝心な森』で彩りとコマ割りが止揚。

『氷の目』の色味の綺麗と試みの面白さ。『ブータン』・『真上から見たニューデリー』のマヤやトンパの古代絵文字感。『ボキャブラリーI-VIII』はオランダのデリフトを想。

『間接税の会計』や『言葉であり、網目であり』、『神聖ローマ帝国裁判官』・『あなたの従僕』等の基から何かの用紙に絵を描く作品群や『メトロポリタンの口』、『イースト川』、『ローマの網』といったマンホールを紙に押し付けて描く手法がフィールドレコーディング的なブリコラージュの面白さがありました。

『プリズム』の綺麗さ。丁度いい密度が素晴らしい。『ヴォワラン印刷機の大地』と『ヴォワラン印刷機の黄色』、『モンタテールのヴォワラン印刷機』の2003年の新たなるスタンダード。今世紀に入っても未だ瑞々しさを失わない、重くなりすぎない溌剌さに驚嘆しました。『直線的な廊下』福田平八郎『漣』に比するデザイン性。『ぼた山 VII』のシンプルさ。『最終撹拌』等の丸キャンバス作品も。『のぞき穴 II』 『のぞき穴 III』 『のぞき穴 IV』は2015年の作品、生けるレジェンドの姿、最上の平衡感覚と新鮮な感性に惚れ惚れしました。

コミックのコマ割りを絵画に落とし込むのは立体を絵画に落とし込んだキュビズムにも似た平面表現だと感じました。今、もしこれらと同じレベルの試みをしようと想ったらゲームやアプリを絵画に落とし込むとか…??インタラクティヴ性を出すという意味では展覧会自体がメディア・アートとは言えるかもしれませんね。

展示は明日まで。1400円。19時までやっていて粒揃いかつ軽やかな展覧会なので仕事帰りでも快く観れると想います。
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by wavesll | 2016-12-07 20:41 | 展覧会 | Comments(0)

ヘンミモリ『メタモルフォシスと飽和』に於けるエレファントノイズカシマシとのライヴペインティング@Buena

大久保/新宿のArt Space Bar Buenaにて催されているヘンミモリ 個展 「メタモルフォシスと飽和」に行ってきました。
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蜜蝋で描かれた「染みでできた穴」、会社の灰皿から着想を得たそう。

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「かびが生えた表皮」

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「かくされていたものがみえる」

2年ぶりにみたヘンミモリの個展。この日は初日イベントとしてエレファントノイズカシマシのLIVEでのヘンミモリによるライヴペインティングとおやすみホログラフの8月ちゃんとのトークセッションがありました。8月ちゃんは写真NGかと想って撮らなかったけれどOKっぽかったなぁ、撮っておけば良かった><(Twitterで検索すると二人の2ショット引っかかります。)

されどエレファントノイズカシマシによるライヴがとても良くて。コンビニ入店音等の身近な音から拡大して行きクラマは青黒い宙へ離陸する様なサウンド。チャンバーなノイズって初めてで。心地よい眠気からバリバリの刺激まで気持ち良かったです。
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エレファントノイズカシマシ「GIG AT KIN-ZOKU」ELEPHANT NOIZ KASHIMASHI


それに呼応するヘンミモリのライヴペインティングも凄く良くて。というか、物凄くよかった、このヘンミモリXエレファントノイズカシマシ。流転する絵、金地に白で始めたのは釉薬を意識したそう。途中で応挙の雪松図屏風から、金地日本画による海の洞穴にみえ、ラストは濃溝の滝のような山景にみえて。あとで聞いてみると何でも人間がいるとのこと、そう聞くとそう見える。ライヴパフォーマンスとして次々に違ったイメージが想起されるように描いているそうです。
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このライヴペインティング、やー、面白かった!個展では煙になるスイカのポストカード耐水・貼ってはがせるアートシールの販売も。12/10(土)まで。入場FREE◎

cf.
nausea 3 - shotahirama chris watson Highrise -

Noisy 3 - 花電車, Jerzy Skolimowski / The Shout, Ametsub & shotahirama play @渋谷タワレコ
Phantasmagoria@代官山Unitで腰が砕けるほどのノイズ体験
八月ちゃん、初めての「聞き手」 12月4日(日) ヘンミモリさん個展「メタモルフォシスと飽和」@ART SPACE BAR BUENA(ヘンミモリ、八月ちゃん)(もしもし、そこの読者さま)
by wavesll | 2016-12-05 20:18 | 展覧会 | Comments(0)

クラーナハ展 & 国立西洋美術館常設展

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上野・国立西洋美術館へクラーナハ展―500年後の誘惑を観に行ってきました。

非常にいい展覧会。ドイツ・ルネサンスというのも初めて知る俄振だったのですが、クラーナハの画には時代を越えた感性を感じました。ルカス・クラーナハ(父)による『聖カタリナの殉教』のSFみたいな天変地異とデヴィッド・ボウイの様な銀金のスーツ。これが1508/09年頃の画とは思えない!

クラーナハ(父)による『正義の寓意(ユスティティア)』。一緒に行った子の“背景の黒のフォルムがとびきり”という言葉を聞きその通りだと想。この早筆で工房を率い絵画の大量生産を行った画家を素材にレイラ・バズーキが中国の複製画家達に6時間で描かせた複製現代アート『ルカス・クラーナハ(父)≪正義の寓意≫ 1537年による絵画コンペティション』も“ジャンプ漫画家達が描いた両さん”みたいで面白かったのですが、オリジナルは構図が頭抜けていて、その幼児体型もあいまってどぎまぎするような蠱惑で"正義"が描かれる非・バランスにやられました。

クラーナハの現代性は人物画の背景に顕著だと想います。父ナハの『ザクセン公女マリア』の水色、『フィリップ・フォン・ゾルムス=リッヒ伯の肖像習作』の黄色に浮かぶ首はSWANSのジャケの様。『ブラデンブルク=クルムバッハ辺境伯カジミール』の青緑もモダン、ゴッホの時代みたいな超越性。

父ナハ『ザクセン選帝侯フリードリヒ賢明公』の確かな筆致。この頃の貴族が着てる毛皮のジャケットが典雅でいい。父ナハ『夫婦の肖像(シュライニッツの夫婦?)』のしっかりした人間性を感じる描写力。父ナハ『神聖ローマ皇帝カール5世』、こんな顔だったのか!顎シャクレとるがな。

父ナハとゲオルグ・ペンツの『ザクセン選帝侯ヨハン・フリードリヒ寛大公』の二枚の顔がそっくりで本当にこの顔なんだなと。父ナハ『女性の肖像』の髪飾りと刺繍の美しさは子ラーナハ『ザクセン選帝侯アウグスト』『アンナ・フォン・デーネマルク』に通じ、この子ラーナハの二枚は序盤のピークの一つ。服飾の質感の美事さ。金糸刺繍や服の厚みの表現、素晴らしすぎました。

版画がとっても良くて。父ナハ『マグダラのマリアの法悦』、同じ題材をカラバッジョ展でみましたがより聖的で。マルティン・ショーガウアー『聖アントニウスの誘惑』の化物の良さ。父ナハの同題も化犬が可愛かった。あいつ五百羅漢図展にいたなwアルブレヒト・デューラー『龍と闘う大天使ミカエル』も見事。

父ナハ『聖ゲオルギウスと龍』なカッコ良さ。『聖ヨハネス・クリュソストモスの悔悛』の鹿の神々しさと植物の魔境感には舌を巻きました。父ナハ『ヴィーナスとキューピッド』『キューピッド』『ヴィーナス』の小悪魔な小娘の裸体の目の不健康な色気にやられました。父ナハ『パリスの審判』も魅力的な線で。『アダムとイヴ(堕罪)』の版画では輝かしいエデンが。絵画版『アダムとイヴ(堕罪)』では若い男女の悪い表情がロックな魅惑を放っていました。

父ナハの『ルクレティア』の狂った美人の美。透明なヴェールが艶めかしい。イスラエル・ファン・メッケネム『ルクレティアの自害』も伝統的で良かったのですが、デューラーといい、ちょっと正統派で押されすぎてクラーナハの革新性の引き立て役感がちょっとありました。

この展覧会ではクラーナハをテーマとした他の画家も展示してあって。マルセル・デュシャン『花嫁』も機械/器械での比喩表現は良。ジョン・カリン『スノ・ボ』はクラーナハ式の異様なS字身体で名カヴァーといった感じでかなり面白。

そしてこの展覧会の裏番がパブロ・ピカソが描いたクラーナハを基にした画で。『ヴィーナスとキューピッド(クラーナハにならって)II』のセンスの良さといったら!第1ステートと第2ステートがあるが白い方が好み。『ダヴィデとバテシバ(クラーナハにならって)』のサン・ラ感。ピカソの驚異的なディレクション感覚がクラーナハを媒介して伝わりました。

父ナハ『泉のニンフ』、これは凄い。男なぞ眼中にない野生の妖精の目、射ぬかれる。対する子ラーナハの『ディアナとアクタイオン』のアイドルとみまがう様なお色気もヤバかった。この2枚に『正義の寓意(ユスティティア)』の三枚が私的クラーナハ美人画三選でした。

“誘惑する絵-「女のちから」というテーマ系”コーナーの凄味。
父ナハ『不釣り合いなカップル』の若い娘の色香なやられる老人のみっともなさと金目当ての女。『ヘラクレスとオンファレ』のヘラクレスのだらしない顔wそしてオンファレがみつめるのは"こちら"。また『ロトとその娘たち』のビロードの描写とバックのソドムの滅亡描写をみれたのは嬉しいサプライズでした。

『洗礼者ヨハネの首を持つサロメ』の邪で得意気な笑み。『ホロフェルネスの首を持つユディト』、ポスターではクールネスを強く感じたが、実際にみると冷酷さというより正義を執行した“やってやったぞ”という紅潮が感じられとても印象的で、これは生でみれて僥倖でした。

クラーナハの描く赤ん坊は僧侶のような悟った目付きというか不気味さを感じて。父ナハ『聖母子と幼き洗礼者ヨハネ』・『幼児キリストを礼拝する幼き洗礼者ヨハネ』、『聖母の教育』、しまいにはダンシングベイビーのよな『メランコリー』、野性動物のような意志疎通の難しい生物としての子どもを感じたのは私自身が子供との付き合いが下手なのがあるからかもしれません。

ラストの部屋のテーマはルター。
クラーナハはルターの肖像画を目にした人も多いのでは。ルターの友人である父ナハによる『マルティン・ルター』の黄緑の背景に若々しいルター。聖職者でありながら妻を娶ったルター。父ナハ『マルティン・ルターとカタリナ・フォン・ボラ』これこれ!これみたことある!父ナハの挿し絵によるルター翻訳『新訳聖書(9月聖書)』は宗教改革の記念碑的書物、宇宙と芸術展でみた『種の起源』などの名著の初版を想起しました。

見どころの多い好い展覧会。来年1月15日迄。

常設展もみてきました。

スケッジャ / スザンナ伝
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聖ヴェロニカ
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聖ミカエルと龍
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アンドレアス・リッツォス / イコン:神の御座を伴うキリスト昇天
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シモン・ヴーエ / アレクサンドリアの聖カタリナ
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ジュゼペ・デ・リベーラ / 哲学者クラテース
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ペーテル・パウル・ルーベンス / 豊穣
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エドワールド・コリール / ヴァニタス-書物と髑髏のある静物
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エヴァリスト・バスケニス / 楽器のある静物
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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール / 聖トマス
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アレッサンドロ・マニャスコ / 羊飼いのいる風景
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ニコラ・ランクレ / 眠る羊飼女
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カルロ・ドルチ / 悲しみの聖母
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アリ・シェフェール / 戦いの中、聖母の加護を願うギリシャの乙女たち
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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー / ナポリの浜の思い出
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ジャン=フランソワ・ミレー / 春(ダフニスとクロエ)
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ギュスターヴ・ドレ / ラ・シエスタ、スペインの思い出
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オノレ・ドーミエ / マグダラのマリア
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ギュスターヴ・クールベ / 波
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エドゥアール・マネ / 花の中の子供(ジャック・オシュデ)
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カミーユ・ピサロ / 立ち話
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クロード・モネ / 舟遊び
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クロード・モネ / しゃくやくの花園
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クロード・モネ / ウォータールー橋、ロンドン
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モーリス・ドニ / 雌鶏と少女
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モーリス・ドニ / ≪雌鶏と少女≫のためのスケッチ
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モーリス・ドニ / 「フィレンツェの宵」より《カンタータ》のための習作(?)
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モーリス・ドニ / 「黄金時代」より《浜辺》のための習作
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モーリス・ドニ / 久我夫妻の肖像
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モーリス・ドニ / 久我太郎の肖像
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モーリス・ドニ / ジャンヌ・ロネー
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モーリス・ドニ / レマン湖畔、トノン
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モーリス・ドニ / 池のある屋敷
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モーリス・ドニ / 《フィエーゾレの受胎告知》のための習作
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モーリス・ドニ / サン・ポール聖堂ステンドグラス《聖ジャンヌ・ド・シャンタル》のための習作
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モーリス・ドニ / 『エロア』のための習作
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ポール・ゴーガン / 海辺に立つブルターニュの少女たち
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ポール・ゴーガン / 水浴の女たち
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アドルフ=ジョセフ=トマ・モンティセリ / カシスの港
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ジョン・エヴァリット・ミレイ / あひるの子
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ポール・セリュジェ / 森の中の四人のブルターニュの少女
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エミール・ベルナール / 吟遊詩人に扮した自画像
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ポール・ランソン / ジギタリス
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ピエール・ボナール / 座る娘と兎
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エドゥアール・ヴュイヤール / 縫いものをするヴュイヤール夫人
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モーリス・ドニ / シエナの聖カテリーナ
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ジョルジュ・デヴァリエール / 聖母の訪問
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ピエール・ボナール / 働く人々
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フランク・ブラングィン / しけの日
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レオン・オーギュスタン・レルミット / 落穂拾い
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ヴィルヘルム・ハンマースカイ / ピアノを弾く妻イーダのいる室内
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アンリ=ギヨーム・マルタン / 縫い物をする女
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ピエール=オーギュスト・ルノアール / 帽子の女
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アンドレ・ドラン / ジャン・ルノアール夫人(カトリーヌ・へスリング)
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ヨーハン・ハインリヒ・フュースリ / グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ
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ロヒール・ファン・デル・ウェイデン(派) / ある男の肖像
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ジョヴァンニ・ドメニコ・ティエポロ / 聖母子と三聖人
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ジョヴァンニ・セガンティーニ / 風笛を吹くブリアンツァの男たち
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アンリ・ルバスク / ハンモック
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ロジェ・ビシエール / 花を持つ婦人
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アンドレ・ボージャン / アルクマール運河、オランダ
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フェルナン・レジェ / 赤い鶏と青い空
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サム・フランシス / ホワイト・ペインティング
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ジャン・デュビュッツェ / 美しい尾の牝牛
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ジョルジュ・ブラック / 静物
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モーリス・ド・ヴラマンク / 町役場
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シャイム・スーティン / 心を病む女
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ジョルジュ・ルオー / 道化師
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ジョルジュ・ルオー / リュリュ(道化の顔)
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ピエール・ボナール / 花
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レオナルド・ビストルフィ / 死の花嫁たち
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cf.
レオナルド・ダ・ヴィンチ展*カラヴァッジョ展*国立西洋美常設展

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝&国立西洋美術館常設展foto shots
by wavesll | 2016-12-04 17:47 | 展覧会 | Comments(0)

長崎 みかわち焼展 at 渋谷ヒカリエ

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渋谷ヒカリエ8/CUBEにて長崎 みかわち焼展 江戸の技、明治の細工、現代の匠へ行ってきました。透かし香炉、菊透かし彫香炉は観るのは初めてでした。
名知聡子「Good-bye and thank you for everything.」と一緒に楽しむのもアリかもしれません◎
by wavesll | 2016-12-02 00:24 | 展覧会 | Comments(0)

名知聡子「Good-bye and thank you for everything.」at渋谷ヒカリエ

渋谷ヒカリエのTomio Koyama Galleryにて名知聡子「Good-bye and thank you for everything.」をみてきました。

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とても良かった。人物画でこういう点描のものは私は初めてで。様々な色が鏤められていて、非常に印象に残る画でした。点描の彩、カメラでは上手く写せなかったのでこれは是非生でみてほしい。8日・9日には名知さんが在廊されるそうです。この他にも綺麗な絵も展示されていて、入場無料。ヒカリエ8Fで19日迄。
by wavesll | 2016-12-01 20:15 | 展覧会 | Comments(0)

三浦大知 at 川崎ラゾーナ、Night Wave at 由比ガ浜、スカート at 新宿タワレコ

三浦大知 (Daichi Miura) / Look what you did -Choreo Video-

ラゾーナに三浦大知視にいってきました。
ダンス、素人目でもキレが凄かったです。ぐにょと止めが素晴らしくて。跳躍が印象的でした。そしてある意味それ以上に黄色い歓声が凄くて。音は2Fからみたのでそこまでではなかったのですが、Youtubeでこうしてみるとトロピカルハウスで格好良いですね。ダンスミュージックの流行の日本化はAVEXの真骨頂。第一線のショービズの活気に触れられたのは楽しかったな◎

そして由比ガ浜で行われているNight Waveへ行きました。
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蛍烏賊のよう。海辺が夜光に波めいて。壮大なプールバーのようでした。これ、どうやってるのだろうと想ったら青い電燈で白波を照らしてたのですね。アイディアだなぁ。面白いアート・プロジェクトでした。

そしてその足で向かったのがスカートのインストアライヴ@新宿タワレコ。

スカート - おばけのピアノ @ 月刊ウォンブ! Vol.2


サニーデイとかスピッツの影響をまざまざと感じる音像だけどちゃんと仏に魂が入ってて、演奏する彼らの周りに漫画の効果線がみえるみたいなライヴ体験になりました。

"新しいこと"と"POP/ROCKであること"の重なりと差異を最近良く考えていて。

サニーデイやスピッツがこういう音楽を発明したわけではないけれど、自分の中で"この席"が埋まってしまっている感覚があり、でも新しいバンドをそのシュミラークルとするのは違うと感じていて。
実際スカートのギンギンの音に生でこの距離で見れるのは今ならではだと思ったし、"新しい/新しくない"みたいなことと"本当に好きな音楽"ってまた違うのではないかとも想うのです。いつ食べても炒飯は美味いし、炒飯に変わり種はあまり求めません。音楽はどうなのだろう?

"新しさの魅力"はすぐ塗り替えられてしまいます。ただ、帰りに手に取ったクラシックのFREE冊子くるりの岸田がオーケストラ向けの交響曲を書き、来月初演されるという記事が載っていて、そこは"流石だ…!"と思わざるを得ませんでした。グッド・リスナーとしての理想的な姿をみた気がしました。

個人的にはアルチザンとしても、シンプルにいい音楽をやるという意味でも、身体性という意味でもいいバンドはタイムレスに最近は感じていて。新しさ/実験性と普遍的な魅力の両立をうねうね考えるよりも音をガン!と鳴らすが易しなのかもしれない、キャッチコピーよりも鳴らす環境の向上の方が効果的なのかも。そんなことも想うこの頃です。

cf.
米国のミレニアル世代の間でクラシック楽団を部屋に呼んでパーティを開くのが流行っている(WIRED)

湯川潮音と音楽隊が限定10組の自宅へ、Xmasイブの訪問ライブ(ナタリー)
by wavesll | 2016-11-24 05:51 | 小ネタ | Comments(0)

速水御舟の全貌-日本画の破壊と創造- in 山種美術館

先日、山種美術館に速水御舟の全貌-日本画の破壊と創造-を観に行きました。
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好い展覧会でした。この『炎舞』、31歳の時の作品なのに驚愕。闇の中の焔、その煙る光の拡散や空気の渦、空間を日本画で描ききる。とてつもない。初期から『炎舞』、そしてその後もアグレッシヴに画業を極める姿勢に心打たれました。

御舟は色がいい。『富士』の山頂の尖んがる黒、『山科秋』の橙点はモネ展でみた『印象、日の出』に匹敵する蛍光な鮮やかさ。そして質感。『洛北修学院村』の青深緑は真しく日本の山の空気の色。『白磁の皿に柘榴』の柘榴のリアルな質感と金地の彩そして『鍋島の皿に柘榴』の叩くとキーンとなりそうな皿の質感。

さらに御舟の筆の格好良さに惚れ惚れしました。『日向葵』の流麗な線は前知識がなくみれて嬉しかった。ヒマワリをこんなカタチで描くとは。『菊花図』の江戸菊の造形は丁度三溪園菊花展でみてきたばかりで本物を知ってるだけにまじまじとみました。『墨竹図』のポストモダン的な格好良さ。『牡丹(写生画巻)』の花の淡さ・捨象の見事さはさながらゾーンに入ったかのよう。『沙魚図』のハゼの班紋、『樹木』の軽井沢のブナに宿る野生の樹の逞しさ。『翠苔緑芝』はデジタルアートの先取りというかWindowsの画面の如。描かれていた兎は実際に飼っていたようです。『名樹散椿』はMacというか、撒きつぶしのマットな金に昆陽山地蔵院にあった秀吉が寄進した椿をモデルに鏤められた椿の彩密さとそして地に散った花弁の配置が絶妙に格好いい!これは生でみる価値あり。この頃『炎舞』も描いているとは凄すぎる…!

海外にも御舟は渡っていてフィレンツェの街並みを描いたりエジプト人を描いてるのですが、この人は人物画より自然の画がいいなぁと想います。『豆花』のにょろりとした茎、『芥子』の爽やかな美。『暗香』の夜花の匂い、『あけぼの春の宵』はシンプルにハイレベルな綺麗。

パキっとした格好良い線と艶やかな色。様々なスタイルを挑戦した速水御舟。
“梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから降りてきて、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い”
彼の画業の全貌、最後の間では『牡丹花(墨牡丹)』、『桔梗』、『秋茄子』と黒の表現に。ポロックも最後は黒へ挑んでいたなぁと想。『盆梅図(未完)』、『三本松(写生)』はSF的な境地に。そして絶筆となる『円かなる月』。これがパキっとした線、黒、そして緑の淡滲む色艶、御舟の画業のすべての到達点に感じて、深い感動、鳥肌に襲われました。この展覧会、良かった。

僅か40年の、正に駆け抜ける様に画家の道を生きた速水御舟。そのエナジーが端麗な絵として焼き付けられる。素晴らしい画、その挑戦は永遠の命を宿す。最後にまた一段上へ翔けた彼の人生に思いを馳せました。
by wavesll | 2016-11-22 22:12 | 展覧会 | Comments(0)

三溪園菊花展

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by wavesll | 2016-11-22 05:34 | 街角 | Comments(0)

Adam Silverman 「Blue」 展 at ヒカリエ8/TOMIO KOYAMA GALLERY

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by wavesll | 2016-11-21 21:05 | 展覧会 | Comments(0)

Patrick Hartl Solo Exhibition"Still just writing my name" at 神宮前 Block House

神宮前のBlock HouseへPatrick Hartl Solo Exhibition "Still just writing my name"を観に行きました。
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アーバン・カリグラフィーの先駆者の一人として知られるドイツ人アーティストPatrick Hartl(パトリック・ハルトル)の展示。ノイズ感覚のある水墨画のような妙がありました。魅力的な都市の山水画。

在廊していたパトリックさんに“ストリートから着想を得ているのですか?”と尋ねると実際にあるグラフィティのコラージュと自分自身のカリグラフィーを合わせてる、みたいなことを(判った範囲では)英語で話してくれた。"街の色に似ていますね"と伝えると“その通りで、僕は普通、モノクロの他に色は一色しか入れないんだ”とにこやかに話してくれた。

パトリックさん、8年前、4年前に続き3度目の来日で、是非仕事で来たかったとのこと。日本の街の事情を話した。グラフィティがイリーガルだけれども、日本の人たちのポリッシュさが素晴らしいとのこと。

またパトリックさんは日本の都市の中に不意に神社があるところが好きだと言っていて。このBlock Houseというビルもかなり面白い形をしている雰囲気のある場所だったので、“このプレイスも一種シュラインのような空気がある”と伝えた◎

”この絵のこの線は隣の絵のこの線に繋がっているようにみえますね"と聴くと、"これらは元は大きな絵で、それをカットしたんだよ"と教えてくれた。路上のグラフィティとコラージュするといい面白い手法だなぁ。グラフィティといえばということで"昔は横浜の桜木町の高架下にグラフィティの聖地があった"と伝えておきました^^

パトリックさん、とてもキラキラした目をした方だった。客が私一人で「今回は13時~20時だけど次やるときは16時~22時にするよ」と。お陰でじっくり話が聞けた(笑)いい時間を過ごせました◎
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展覧会はBlock House 4Fで20日(SUN)まで。オススメです。

cf.
teebs展【Ante Vos】@KATA 4/18 & 4/19

by wavesll | 2016-11-18 18:21 | 展覧会 | Comments(0)